イチケイのカラス とは
「イチケイのカラス」は2021年4月5日から月曜日9時の時間帯にフジテレビ系列で放送しているドラマになります。いわゆる「月9」の作品です。
吸えんは竹野内豊が務めており、今まで民放のドラマで焦点があてられることのなかった裁判官の物語になります。「東京地方裁判所第3支部第1刑事部」つまり「イチケイ」を舞台に、自由奔放で型破りな裁判官と、それに振り回される同じイチケイのメンバーの活躍を描いた作品です。
漫画が原作のドラマですが、今回のドラマ化にあたり原作者の了承のもと、主人公が本来脇役であった入間みちおに変更されたり、その入間みちおの設定が小太りのメガネを掛けた中堅裁判官から、おしゃれな髭を蓄えたイケメン裁判官に変更されていたりなどします。
「イチケイのカラス」の見逃し配信はFODで今だけ無料トライアル!
- 「イチケイのカラス」各話のあらすじとネタバレ
- 【イチケイのカラス】 第1話「型破りの裁判官VS堅物エリート裁判官!バディ誕生」
- 【イチケイのカラス】 第2話「幼きわが子を虐待!SNSで人気の母親に下す判決」
- 【イチケイのカラス】 第3話 「伝説の裁判官が暴走凶悪犯の愛」
- 【イチケイのカラス】 第4話 「17歳の少年が5千万円を強奪」
- 【イチケイのカラス】 第5話 「初恋のバレリーナが容疑者…」
- 【イチケイのカラス】 第6話 「令和の大泥棒が法廷に登場!」
- 【イチケイのカラス】 第7話 「司法VS型破り裁判官決戦のとき」
- 【イチケイのカラス】 第8話 「万引き犯VS万引き犯真実は!?」
- 【イチケイのカラス】 第9話 「いったいどうなる!?裁判員裁判」
- 【イチケイのカラス】 第10話 「最終回につづく物語切ない真実」
- 【イチケイのカラス】 第11話 「型破り裁判官最後の裁判!?真実を翻ろうする黒幕…さよなら、入間みちお」
- 【イチケイのカラス】人物相関図
- 【イチケイのカラス】の登場人物&キャスト紹介
- 【イチケイのカラス】の主題歌は?
- 【イチケイのカラス】の見逃し配信はFODで今なら無料!
「イチケイのカラス」各話のあらすじとネタバレ
【イチケイのカラス】 第1話「型破りの裁判官VS堅物エリート裁判官!バディ誕生」
異端な刑事裁判官・入間みちお(竹野内豊)が主人公のリーガルドラマ。元弁護士という異色の経歴を持ち、緩い空気をまとう入間は、東京地方裁判所第3支部第1刑事部、通称“イチケイ”の刑事裁判官。そこへ若くして特例判事補になった千鶴(黒木華)が赴任する。部長の駒沢(小日向文世)は入間と千鶴を組ませる。
*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000994954/1/
主人公の入間みちおは、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の刑事裁判官であり、元は弁護士だったいう異例を経歴を持ちます。
そんな経歴に負けず劣らず彼自身も変わり者であり、髭を生やし、カジュアルな服装に身を包み、どこかつかみどころがない発言をするといった、いわうる裁判官のイメージとは真逆をいくような存在です。ただ先入観に捉われず、自由な観察眼を持つ彼は事件を徹底的に追求するので、弁護士団からも検察官からも恐れられている存在になります。
またその探究心ゆえに1つ1つの事件に時間を掛けすぎてしまうことが多く、イチケイは会社なら倒産レベルの赤字状態といえるほどに事件の処理件数が少ない問題部署として認識されているのでした。
そんなイチケイを立て直すために現れたのが、THE裁判官といった感じの堅物の若手裁判官坂間千鶴(黒木華)であり、最初から全力で入間みちおなどにぶつかって行くが、のらりくらりとあしらわれてしまい、最終的には駒沢義男(小日向文世)の判断でバディを組まされてしまうことに。
早速担当することになった事件は傷害事件。事件の背景に興味を持った入間はそもそも傷害事件の加害者と被害者を結ぶ加害者の父親の死の真相を知る必要があるということで、捜査権を発動する。
基本的には発動されることの少ない捜査権に対して当然坂間は噛み付いていくが、聞く耳を持たない入間はどんどん捜査を進めていってしまいます。
そして最終的にはその捜査の先に、被害者の父親の死の真実へと辿りつく入間たち。
といった形で裁判は終わりを迎え、今後の入間と坂間がどうなっていくのか大変興味深い1話でした。
【イチケイのカラス】 第2話「幼きわが子を虐待!SNSで人気の母親に下す判決」
東大進学による再建案が採用された龍海学園に東大進学を目指す特別クラス・東大専科が設立され娘に虐待し大けがをさせたとして、料理研究家の深瀬瑤子(前田敦子)が送検される。
世間からたたかれる瑤子に、傷害罪で2年6カ月の有罪判決が下る。
1年後、千鶴(黒木華)が日高(草刈民代)から、入間(竹野内豊)に問題行動があれば報告するよう監視を任される中、瑤子の差し戻し公判が行われる。
*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000994954/2/
場面はいきなり野球場からはじまります。
地検チーム対イチケイチームでの野球の試合ということで、甲子園出場経験もある井出(山崎育三郎)が大活躍。2打席連続でランニングホームランを打った後に迎える第3打席。坂間は投手のみちおに敬遠をするように主張するのですが、みちおを0.1%でも可能性があるなら勝負がしたいと言い、ボールを投げます。・・・結果はデッドボールでした!
その夜、坂間が最高裁判所判事で司法修習所時代の上席共感でもある日高(草刈民代)に呼び出され、最高裁事務局の事務総長を紹介され、最後にみちおの問題行動に対しての処分の判断をするようにと日高から指示を受ける。
そんな折、部長の駒沢が持ってきた案件は1審で有罪判決が下された、料理研究家による虐待事件であった。傷害罪で2年6ヶ月という有罪判決を受けていたが、その判決を不服として控訴。それを受けて地裁に差し戻された案件でした。
当然一筋縄でいくような事件ではなく、1審で裁判長を務めたのが最高裁事務局事務総長の息子であるという取り扱い注意な案件ということが判明。
今回もみちおは捜査権を発動し、自分たちで調べ出します。今後の自身の評価に関わることを心配して坂間は最初外してほしいと言いますが、徐々に真実がみえてくると、そのようなことは言わないくなっていきます。
そして最終的に今回の事件は、1審の判決が誤りであり、赤ちゃんを死なせてしまったのは母親ではなく、診察を行なった医師であったこと、そしてその事実がわかったときに1審の裁判長から強く口止めされていたことが明るみになりました。
徐々に坂間がみちおイズムに毒されている感じがとても良いです。また今回母親役で出ていた前田敦子も良い演技をする女優さんになられたなーと感心しながらみていました。
事件に取り組む姿勢はもちろんのこと、みちおの過去や、坂間がどのように影響されていくかなど楽しみが多いドラマですね。
【イチケイのカラス】 第3話 「伝説の裁判官が暴走凶悪犯の愛」
ガラス工房で働いていた被告が市役所の職員を口論の末に死なせ、遺体を燃やしたという案件がイチケイに舞い込む。
被告人の藤代(岡田義徳)は、入廷した駒沢(小日向文世)を見て驚く。
藤代はかつて駒沢に裁かれた過去があった。
入間(竹野内豊)は証拠資料を穴が開くほど見直し、実況見分の写真に違和感を覚える。
*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000994954/3/
「どうしたらなれるか、アインシュタインに」
ある日みちをがいきなり坂間たちイチケイのメンバーにこの質問をしました。ヒントは裁判官にも大事なことだということなのですが、誰もわかりません。
そんなとき起訴状を手にしていた部長の駒沢から合議制で扱いたい案件があると告げれます。その案件は重過失致死および死体損壊の事件で、今回の被告人はガラス工房で働く藤代省吾(岡田義徳)、被害者は市役所職員の野上哲司(成松修)でした。
藤代が勤めるガラス工房には野上の14歳の娘野上碧が通っており、その娘を迎えにきた母親野上奈緒に一方的な好意をいただいた藤代がストーカーのような行為をし、それに気づいた野上と口論の末つかみ合いになり、最終的に逃げようとした藤代の自転車に衝突した衝撃で後頭部を地面に強く打ち付けてしまい野上が命を落としてしまったという事件とのこと。
第1回公判、入廷してきた駒沢の姿をみた藤代は驚きます。なんと駒沢は18年前に裁判長として藤代を裁いていたのです。
藤代は振込詐欺のリーダーを強盗致死させた罪で裁判にかけられていたが、駒沢は最終的に減刑の判決を下しました。
最初は駒沢が感情的になっているのではないかと疑う坂間でしたが、みちおが捜査資料に疑念点をみつけ、そこから事件の真相が明るみなっていくことになります。
なんと実は犯人は野上の娘の碧でした。藤代はその場に居合わせ、碧をかばうために遺体を自身の工房に移動させ罪を被ろうとしたのです。当然奈緒は止めるのですが、自分は病気で長く生きられないからということで藤代が罪を被ることに納得させたのです。
悪者を成敗するというようなスッキリとした結末にはならなかった今回の事件ですが、駒沢の熱さがみれたりと裁判官の正義というかイチケイの正義いうものが少し見えた回だったのではないかと思いました。
ちなみに最初の答えは「疑うこと」
疑ってかかることで真実に近づいていくんですね!
【イチケイのカラス】 第4話 「17歳の少年が5千万円を強奪」
官舎の坂間(黒木華)の部屋に、妹の絵真が突然訪れる。
意気投合した入間(竹野内豊)の勧めで、絵真は坂間の裁判を傍聴することに。
坂間の裁判は傍聴マニアから「面白くない」と不評で、絵真は姉がばかにされていると腹を立てる。
そこへ17歳の少年が金を盗み、ビルの屋上から現金をばらまいた事件の裁判が舞い込む。
*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000994954/4/
今回は坂間千鶴の妹が登場。
傍聴マニアに姉がバカにされて腹をたてるところなどは非常に可愛らしかったですね。
事件自体は少年がレジャー施設からお金を盗んだというものであるが、第一回公判中被告人の少年望月博人は完全黙秘を貫きます。この事件の背景に何かあると考えた千鶴は裁判所主導の捜査を行うために「職権を発動します」と宣言します。
1話のころの千鶴を考えると、まさか彼女が職権を発動するなんて驚きですね。それだけ入間の影響が大きいといことなのでしょうか。
背景にあったのは、当初事故だと思われていたレジャー施設の事故が偶発的なものではなかったことを知ったことにありました。兄弟のように仲が良く将来ピアニストを目指している女の子「美希」とそのレジャー施設の事故に巻き込まれてしまい彼女に怪我をさせてしまった博人は、その真相を知って、その手術代を盗むことを計画し、もう一人の兄弟のような存在の陸と実行したというものだった。
最後の判決は非常にリアリティがあり、その判決を千鶴の姿は間違いなく立派な裁判官でした。
【イチケイのカラス】 第5話 「初恋のバレリーナが容疑者…」
バレエ団の経営者兼振付師が元トレーナーの男性と口論となり、傷害事件が発生。
石倉(新田真剣佑)は、片思いをしていた同級生のバレリーナ・恭子がそのバレエ団に所属しているため心配する。
そんな中、入間(竹野内豊)は同時刻に同エリアで起きた別の事件との併合審理を提案し、坂間(黒木華)らを驚かせる。
*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000994954/5/
今回の主役は石倉でしたね。
事件自体はよくあるものというか、何かを隠そうとして、それを弱みに強請られてしまい最終的にはもみ合いになった末の事件というもの。
入間が担当していた食い逃げ事件の犯人がもみ合っている姿を目撃したという証言をしたことから、坂間に対して併合審理をしたいと入間は持ちかけるのだった。
そして裁判で食い逃げ犯である元木が、もみ合っていたのはバレエ教室の代表である牧原ではなく恭子であると証言。証言の食い違いがあるということで、いつも通り職権が発動されることに。
石倉は書記官としての自分と、同級生を守りたい自分のどちらを選べばいいか迷っていたが、4回目の公判当日石倉は証言席へ座ることに。
彼の証言もあり、事件の真実が明らかになり、裁判は終了。
最後もうバレエができなくなった恭子からさよならと告げられる石倉。
高校時代恭子も石倉を好きだったことは胸にしまったままに。
【イチケイのカラス】 第6話 「令和の大泥棒が法廷に登場!」
会計事務所の所長宅で現金を盗んだ男性の公判が始まる。
被害者の所長は、12年前に日高(草刈民代)が判決を出した殺人事件と関係する人物で、その裁判が入間(竹野内豊)の弁護士時代の最後の案件だった。
そんな中、事件を調べていた新聞記者が何者かに襲われる。
入間は改めて、裁判所主導で捜査を行う。
*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000994954/6/
今回は被告人にバカリズム。
今回の役は非常にはまってましたねー。人をくったような態度や得体のしれない感じなど、まさにはまり役という感じでした。
裁判所での入間と岸田(バカリズム)の駆け引きも非常に面白く、若干の中だるみを感じていた前回とは打って変わって、面白いと素直に褒めることができますね。
いやーにしても検察内部に裏切り者がいると、その真相を暴くのは非常に困難になってしまうんですね。実際もそうなんだろうから、怖い限りです。
そしてここから12年前の入間の因縁の事件の掘り起こしがはじまるわけですね。入間VS日高から目が離せませんね!そしてそのとき坂間はどう動くのか・・・も楽しみです。
【イチケイのカラス】 第7話 「司法VS型破り裁判官決戦のとき」
坂間(黒木華)が、12年前に無期懲役に処された被告人の妹・由貴(臼田あさ美)と会う。
坂間は弁護士時代の入間(竹野内豊)が担当した事件の真実を明らかにするため、由貴に再審請求を勧める。
入間の元同僚の弁護士・青山(板谷由夏)は記者に、要求が認められるのは年に1件ほどしかない“開かずの扉”だと語る。
*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000994954/7/
最後の最後に日高さん(草刈民代)が大どんでん返しをやってくれましたね。
このドラマのラスボス的な存在なんだろうなーと思っていた日高がこのタイミングであっさり退場ってのは意外でしたね。
今回検察の井出も男気を感じられる捨て身の行動は立派でしたね。ドラマの冒頭に自身の上司である城島にカッコ良いところを見せられて、自分のハートにも火がついたのかもしれませんね。
この先どこまでの上が出てくるのか怖いところもでもありますが、イチケイの結束はかなり固まってきましたし、見えてるところからの圧力は一旦は乗り越えたことになると思うので、ここから先がどのようになっていくのか楽しみですね。
【イチケイのカラス】 第8話 「万引き犯VS万引き犯真実は!?」
書記官・川添(中村梅雀)が、痴漢の犯人と疑われる。証拠がなく身柄は解放されたが、どことなく仲間から疑われて過ごすように。
そんな中、イチケイでは万引の常習犯が保釈中に別の万引を発見して傷害事件に発展したという事例を扱う。
入間(竹野内豊)は「先入観を捨てよう」と事件をフラットに見つめる。
*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000994954/8/
今回のテーマは先入観でしたね。
いつもの甥っ子トークは、子供の絵の中の太陽が赤い色なのは、周りの大人が先入観を与えているからだ。例えば信号も青くないけど、子供の絵だと青で描かれる的な話をしておりましたね。
事件は万引きが見つかった人が、万引きを見つけた人を後日殴ってしまったって話でして、普通に考えれば逆恨みでの犯行かと先入観を持つと思うのですが、そのような事件ではありませんでした。
最初に万引きが見つかった女性と、見つけた女性は元々は教え子と教師の関係であり、逆恨みなんてしていないとのことでした。
【イチケイのカラス】 第9話 「いったいどうなる!?裁判員裁判」
豪邸のバルコニーから女性が転落死した事件の裁判員裁判が行われる。
抽選で決まった裁判員たちは、駒沢(小日向文世)や坂間(黒木華)に裁判について教わり入廷。
女性を突き飛ばしたとされる元家政婦・梓(春木みさよ)は、入間(竹野内豊)の起訴事実確認を否認。
裁判員たちは監視カメラの映像を見て、驚く。
*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000994954/9
今まで多くの法廷を舞台にしたドラマがあった中でも、なかなか手を出してこなかった「裁判員裁判」に焦点をあてるとは、さすがですね。
事件自体は単純なようで入り組んでおり、割と複雑だったように思えたのですが、時間軸を入れ替えるといった演出や、普段より賑やかな裁判員のおかげで、マンネリ感などはなかったように思います!
あと1話から出ていた「みちおファンクラブ」がいい感じで活躍してて嬉しかったですね。
最後の方は坂間さんとみちおもいい感じだったし、こっちの進展にも期待しながら次回を待ちたいと思います。
【イチケイのカラス】 第10話 「最終回につづく物語切ない真実」
入間(竹野内豊)が、氏名、住所、職業が不詳の被告人による傷害事件を裁く。
弁護人はなぜか企業法務のスペシャリスト・青山(板谷由夏)で、被告人の男性は河川敷で当時17歳の少年を殴打したという。
被告人に細かく質問して何者かを探る入間に対し、青山は氏名不詳と事件に関連性はなく「無実」だと主張する。
今回は「嘘」がキーワードでしたね。
職権を発動前の導入が坂間だったのは意外でしたねー甥っ子じゃなくて妹の話なんだなーって。
肝心の事件に関しては、偶然の連鎖で各々が嘘をついてたわけなのですが、まあ一番の嘘は無資格医ってことで、資格がないのに医療行為をしたこと自体は悪いことだけど、いまの日本の場合、べらぼうに頭がいいか、お金持ちの家に生まれなきゃなれないから、なんとなく同情する部分もあるよなー実際金持ちのボンボンが適当な志しで医者になっている事実を考えるとどうにかならんものかなーなんて思う時もあったりなかったり。
昔の村での医療行為は時効だったわけだから、この被害者の子が変な嘘つかなければ誰も不幸にならなかったのでは。。。
板尾さんは味のある演技をするし、イチケイのメンバーは今回も最高だったけど、話の内容に関してはなんだかなーって感じでした。
【イチケイのカラス】 第11話 「型破り裁判官最後の裁判!?真実を翻ろうする黒幕…さよなら、入間みちお」
入間(竹野内豊)と青山(板谷由夏)の写真が週刊誌に載り、裁判官と弁護士の癒着が報じられる。
坂間(黒木華)は、入間が裁判官を首になるのではと心配する。現在、入間の担当は、大学生が起こした自転車事故による重過失致傷事件のみ。
坂間は、事件に何らかの政治的な事件が絡んでいると踏んで入間を手伝う。
国VSイチケイという構図でしたね、今回は。
中盤にみちおの過去の話をした時点で、国などの大きな権力との戦いになるだろうとは思っていましたが、国のやり方が圧力をかけるという通り一辺倒の方法だったのは少し残念でしたね。
なので、本筋の事件自体は最終回のものとしては面白みにかける印象でしたねー子どもが亡き父親のことを証言する姿に心打たれて、圧力かけられていた人間が味方になるというのも王道というかありきたりのパターンでしたし、いまいち「子どもが証言する姿=感動」という図式に感情移入しがたいものがありましたね。
でもそのあとのみちおのクビ撤回を求めていくシーンはよかったですね。
自分が知らないところでみちおに守られていた坂間。さすが粋な男ですよねーみちおは。
またそのあと出てくる野球部・・・じゃなくてチームイチケイの面々。野球の格好でくるっていうのがまた良きですね。
最後は抗議の甲斐もあり、みちおのクビは撤回され、僻地へ飛ばされることに。
めでたしめでたしって感じですかね!
全体を通して、非常に面白いドラマでしたね。最後の盛り上がりにはかけてしまった感もありますが、裁判官という今までにないテーマを描いたドラマとしては数字・内容ともに立派だと思います。
【イチケイのカラス】人物相関図
https://www.fujitv.co.jp/ichikei/chart/index.html
【イチケイのカラス】の登場人物&キャスト紹介
入間みちお … 竹野内豊
東京地方裁判所第3支部第1刑事部…(通称:イチケイ)の刑事裁判官。
自らの足で現場に赴き捜査を行うことで事件の真相を追求していくという変わった裁判官。
おしゃれなヒゲをはやし、カジュアルな服装でとぼけた発言をするその姿はお堅いイメージの裁判官とは異なります。
実は元弁護士であったりなど異色の経歴を持っており、彼が裁判官になった背景にはとある事件がかかわっているとのことです。
坂間千鶴 … 黒木華
東京大学法学部出身の将来を約束されたエリート裁判官。
冗談が通じない堅物な性格をしており、効率やスピードを大事にしている。
最初はみちおにことあるごとに反発していたが、関わるうちにみちおの信念に気づくこととなる。
駒沢義男 … 小日向文世
任官してから30年以上刑事裁判官一筋のベテラン裁判官。
いつもニコニコしており、非常に温厚な人物。
マイペースなみちおを優しく見守り、それに反発する坂間を諭し導く役目をしている。
30件あまりの無罪判決に関わっている伝説の裁判官でもある。
日高亜紀 … 草刈民代
最高裁判所判事で、女性初となる最高裁判所長官に最も近いといわれている人物。
みちおとは浅からぬ因縁があるようで、みちおが弁護士をやめるきっかけとなった裁判で裁判長を務めていた人物。
【イチケイのカラス】の主題歌は?
主題歌:Starlight/WGB(和楽器バンド)
詳しい情報や他のドラマの主題歌が気になる方は下をチェック!
コメント