【スキャンダル専門弁護士QUEEN】あらすじ・相関図・キャスト・ネタバレまとめ

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法廷

スキャンダル専門弁護士QUEEN とは

「スキャンダル専門弁護士QUEEN」とはフジテレビ系で2019年の1月10日から同年の3月14日の間放送されていたドラマになります。主演は竹内結子、ともに働く同僚を水川あさみ、中川大志、斉藤由貴、事務所の上司をバカリズムが演じています。

これは情報を操作して裏で社会を動かす”スピン・ドクター”を題材にした日本初のドラマです。竹内結子演じる氷見は、法廷ではなく、様々なジャンルのスキャンダルや社会的トラブルの裏側を専門に扱う危機管理専門の弁護士です。『危機にある女性の最後の砦』という信念の下、どんな逆境におかれてもあらゆる手段を講じてスキャンダルによってダメージを受けて苦しんでいる女性を救います。

竹内結子のいたずらっ子みたいな小悪魔的表情と、苦しむ依頼人にしっかりと向き合う正義感いっぱいの表情をたくさん見ることが出来るドラマです。

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「スキャンダル専門弁護士QUEEN」各話のあらすじとネタバレ

第1話「国民的人気グループに殺害予告!?リークされた熱愛写真解散騒動に隠れた嘘」

危機管理が専門の弁護士・氷見(竹内結子)が、トラブルの渦中にいる人を救い出すべく奔走する。

パフォーマンス中に起きたトラブルがきっかけで、アイドルグループ・フォレストに殺害予告が届く。

事態を収めるため謝罪会見を開くことを決めたテレビ局から、氷見が勤める法律事務所に依頼が入る。

*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000949867/

謝罪に追い込まれた4人組アイドルグループ。グループの不仲説もあったが、実は会社にも言えない大きな秘密を抱えていた。グループは仲間を守るためにお互い画策するが、結局スキャンダルとなり謝罪に追い込まれたのだ。

アイドルグループの秘密に気づいた氷見(竹内結子)が、4人に『ほとんどが世の中のイメージに合わせて自分を偽りながら生きている。そんな人たちのために、ありのままの自分で生きていく未来!を後押しする』と彼女たちにある提案をする。

主演の竹内結子と相方の水川あさみとのガールズトークもこのドラマの魅力の一つ。

第2話「契約社員VS大企業のセクハラ騒動嘘か真か暴露本の罠」

大手広告代理店の人気クリエーティブディレクターのセクハラ疑惑が、週刊誌に掲載される。

被害者が立場の弱い契約社員だったことから、世間を巻き込む大騒動に発展。疑惑を否定する広告代理店は、鈴木法律事務所に事態の沈静化を依頼。

氷見(竹内結子)は、依頼人を守るため調査を始める。

*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000949867/

疑惑を否定する広告代理店はセクハラ疑惑よりも大きな秘密を抱えている。その秘密をさぐるため氷見と与田は広告代理店社員と合コンをする。藤枝(中川大志)は担当人事の藤原(国生さゆり)から情報をさぐる。そして謎多き女、事務員の真野(斉藤由貴)がその秘密に気づく。真野はあのラッセンと付き合っていたのか?

会社は業績を追求するために過剰なノルマを課していた。そのためクリエイターは外国のデザインを盗用していた。そのことに会社は気づいていたのだ。さらにセクハラ疑惑の渦中の2人にも意外な真相が・・

氷見の『セクハラがあったことは事実です。でもそれを利用して他人を巻き込み振り回す必要があるのか』これには考えさせられた。

そして、氷見の危機管理専門弁護士になる前の過去も少しずつ明かされていく。

第3話「メダリストが殺人?疑惑の採点と空白のアリバイの謎」

フィギュアスケートの金メダリスト・紀子の婚約者が、何者かに殺害される事件が発生。

第一発見者の紀子は動転して凶器に触ってしまい、重要参考人となる。紀子から依頼を受けた氷見(竹内結子)らは、不利な状況を打開するため調査を開始。

すると、婚約者が紀子のライバルと浮気していた可能性が浮上する。

*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000949867/

金メダリストの依頼人が、恋人を殺されその容疑として逮捕された為に危篤状態の母親にも会いに行けない状況でいったい何を隠しているのか。彼女を金メダルの呪縛から介抱することが出来るのか?

『あなたにとって一番大事なものは何ですか。私の仕事はクライアントの一番大事なものを守ること、一番大事なものを気づかせることです』

『母親への一番の復讐は、母親の呪縛から介抱されてあなた自身があなたらしく幸せになること』

このセリフが胸に突き刺さった。

そして今回真野に息子がいることが判明。さらに新しい男性関係も判明。真野さん(もうあえて真野さん)がいったい何者なのか知りたい。

第4話「殺人未遂!?悪化するママ友いじめ親子が隠す過去の罪」

タワーマンションに住む主婦・京子が、落書きや誹謗中傷のビラ、ごみのばらまきなどのご近所トラブルに悩み、危機管理部に解決を依頼。

氷見(竹内結子)と与田(水川あさみ)は、ママ友同士のお茶会に潜入し、調査を開始する。

すると、京子が何者かに歩道橋から突き落とされ、トラブルが殺人未遂事件へと発展する。

*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000949867/

ママ友同志のお茶会で、依頼人だけSNSグループに入っていないなんて、トラブルというよりもういじめだよ。そして嫌がらせの犯人は誰なのか?原因は何なのか?

子供の幸せを願う母の想いと、自分を理解してくれる友達との別れに苦しむ子供の想い。

依頼人の子供は発達障害だった。親は子供の為なら何をしてもいいのか?本当に戦う相手は誰なのか。

今回は藤枝の『人と違うことは悪いことじゃない、それが個性だ。みんなの変なところを認め合ってるから居心地がいいんだ』のセリフにグッときた。

そして、真野さんの息子の名前が「だいご」と判明。教師3人と関係もって停学スレスレってどんな高校生なんだ?真野さんの過去がますます謎だ。

第5話「No.1夫婦がドロ沼離婚とW不倫!?DV騒ぎに潜む愛?」

経済評論家の木村よう子が、離婚したいという相談で鈴木法律事務所を訪れる。

氷見(竹内結子)は離婚専門の弁護士への依頼を勧めるが、よう子は裁判や調停を避けたいと言い、かたくなに危機管理部での解決を希望。

そして夫でタレントの中山昌平からDV被害に遭っていることを打ち明け、あざを見せる。

*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000949867/

依頼人の木村(遠野なぎ子)は、「おがみ屋」神田に洗脳された夫を取り戻すために氷見が立てた計画を実行します。これこそ、スピンドクターの手腕ってやつですね。副所長の鈴木(バカリズム)も『氷見さんらしい作戦だったねー』って言ってました。

最後の依頼人木村の『運がいいんだか、悪いんだか、自分の全てをなくしても一緒にいたいと思う人に出会った』という、このセリフ。個人的に、周りに何と言われようともそんな人に出会えたら間違いなく幸せでしょう。

謎多き女真野さんは、今回依頼人のタブレットのパスワードをサクサクっと解除し、詐欺師さえもダマしてしまいます。

第6話「有名作家のパワハラ&財産争い!?作品に潜む嘘と愛?」

ベストセラー作家・千代子が、元秘書たちからパワハラを告発される。

3人のベテラン秘書が千代子の元を去り、残ったのは若手で容姿端麗、千代子に文才も認められている礼二のみだった。

千代子はパワハラの事実を認めるが、訴訟や示談を避けて、騒動を解決してほしいと氷見(竹内結子)らに依頼する。

*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000949867/

ベストセラー作家・千代子(真野響子)は若い秘書若月礼二(杉野遥亮)が千代子をダマすために出版社に雇われ近づいてきたことを知っていた。千代子はダマされている事を分かった上で秘書として近くに置いた。

『あの子のおかげで残りの人生を刺激的に生きている。目的のために必死に生きて、時には野心の為にズルくもなれる。あの子を女として、作家としても惚れている』と語る千代子がとても格好よかった。

今回も氷見が立てた計画で、千代子の望み通り礼二を作家へと導く。

『誰でもない世間の声に左右されるか、先生の言葉を信じるか』氷見の言葉は現代社会につきささる。

第7話「電子マネー詐欺行為&マタハラ!?女性社員の名誉守れ」

ある電子決済サービスで、クレジットカードの不正利用が発覚。

セキュリティーの不備が疑われる中、開発の責任者・江梨子がやり玉に挙げられ、個人情報も流出。与田(水川あさみ)は、江梨子が大学の先輩だったことから危機管理を申し出る。

サービス開始時に育休中だった江梨子は、経理に異動させられていた。

*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000949867/

出だしの、クレジットカード不正利用のニュースに動揺する藤枝(中川大志)。おいしいだけのキャンペーンにのっかってダマされる危機管理専門弁護士って大丈夫なの?バリバリ仕事をする氷見、与田に対して藤枝のダメダメっぷりが楽しい。

今回の話は、会社のマタハラがテーマです。子育てと仕事の両立『好きな仕事を続けたい。両方頑張りたい。好きな自分を諦めたくない』のために氷見と与田が依頼人を救います。

氷見の過去、吾妻代議士(山本耕史)との関係に少しづく近づいてきた。

真野さんの話にちょくちょく出てくるアルパカ。彼氏にプレゼントされたことあるんだ。やはり謎だ。ついでに真野さん作成の『クレジットカード不正利用の全容』説明資料とっても分かりやすかった。お金の事にもIT・セキュリティーにも詳しい真野さんみたいな人と友達になりたい。

第8話「大発明か?ねつ造か!?白い巨塔と戦う女性研究員救え」

医療ベンチャーの代表・純菜に、論文の不正疑惑が持ち上がる。

純菜は知り合いの鈴木(バカリズム)に相談し、氷見(竹内結子)らの元へ。不正を否定し、研究を実用化させるため会社を守ってほしいと訴える。

純菜によると、在籍している大学は男尊女卑の考えが色濃く、大学が研究をつぶそうとしているという。

*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000949867/

依頼人は昔ながらの古い女性に対する差別と戦っていました。女性の活躍を疎ましく思う社会は特に閉鎖的な業界等では色濃く残っているのでしょう。学長の『女の医者や研究者は求めてない。女性には子宮があるでしょ、子供を生むためです。男にはない。働くためです。女は出産や育児ですぐに仕事を辞める』発言に与田が怒った。依頼人はそんな閉鎖的な社会を替えていくために戦っていた。そんな大学にまさにスピンドクターの氷見がメスを入れる。

最後のシーンで氷見の『女性が切り拓いていく時代、始めてくださいね』の言葉に元気をもらいます。

今回の真野さんは学長室に潜入して、学校全体で行っていた不正入試の証言を取ってきます。真野さんのペン型・モップ型ボイスレコーダーも凄い。

第9話「疑惑の死亡事故は殺人?鍵は政界プリンスと不倫騒動」

衆議院議員の吾妻(山本耕史)が政治資金の不正献金と、氷見(竹内結子)との不倫疑惑を報じられる。

吾妻は総務大臣の林(山田明郷)と共に、氷見が辞めた危機管理部を訪れる。スキャンダルをつぶすよう依頼を受け、与田(水川あさみ)が中心となり対策を練る。

吾妻は不倫疑惑を晴らすため、会見を開くことに。

*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000949867/

とうとう氷見の過去に迫る。吾妻議員の政策秘書をしていた氷見は、ある現場に居合わせ、警察で事情をきかれる。そんな氷見を迎えに来たのが鈴木(バカリズム)だった。2人は長い付き合いだったことがわかった。

突然氷見が事務所をやめてしまい、与田は裏切られた気持ちになる。そんな折吾妻から依頼があり、与田は氷見と敵対することになる。裏切られた悔しさもあってか、与田が氷見さん張りに張り切り事務所を仕切っている場面は面白い。

やっぱり氷見を倒せるのは与田なのか。与田の攻撃も全て氷見の計画のうちなのか?そうであって欲しい。そんなシーンが見たいと願ってしまう。

氷見が突然男に襲われるシーンがあったが、それを目撃していた周囲の人間が助けることもなく携帯片手に撮影していたシーンが印象的だった。現実のことと受け取れない現代人への警鐘の意味も込められているのだろう。

第10話「国を敵にした悪女!疑惑の死…最後の大逆転の一手」

氷見(竹内結子)は、吾妻(山本耕史)の政策秘書を務めていた5年前に、フェイクニュースを流していたとして公職選挙法違反の疑いを掛けられる。

与田(水川あさみ)は、氷見がシンクタンクから個人情報を買っていた証拠を基に、吾妻が所属する明時党に氷見をたたくための特別調査会を開くことを提案する。

*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000949867/

よかったー。特別聴衆会で氷見と与田がにらみ合いの後、にーっと笑ったシーンにはやったーです。やっぱり2人は敵ではなくバディーだった。

『スピンドクターの仕事はずーっと先の手を読むことです。5年間ずっと機会を伺っていました』自分がスキャンダルに巻き込まれることも全て計画だった。敵を油断させてチャンスを狙っていた。

たくさんの弁護士ドラマがあるが、スピンドクター・危機管理専門の弁護士ドラマはこの作品だけだ。法廷での法律論争などはないが、全ては日常の中で傷ついた人をスキャンダルの中から救い出し、未来へ1歩踏み出させるそんなドラマだった。

そして、事務員の真野さん。事務員としてのスキルのみならず、調査から潜入までこなすスーパーウーマンだ。真野さんなくしてこのドラマは成立しない。真野さんのスピンオフ作成してほしい。

【スキャンダル専門弁護士QUEEN】人物相関図

【スキャンダル専門弁護士QUEEN】の登場人物&キャスト紹介

氷見江(竹内結子)

パワハラやセクハラをしていた事実を世間に公表されるなどし、困っている依頼者を救うやり手のスピン・ドクター。依頼者のプラスになる情報を意図的にリークするなど、陰で火消しに走り、トラブルを解決する。

仕事に対しては厳しさを持つが、それもこれも困った依頼者への優しさゆえ。

仕事に対しては天才的だが、発言がコロコロ変わる気分屋の一面もある。

与田智恵(水川あさみ)

氷見と同じく危機管理を専門にする弁護士で、氷見にとって右腕的な存在であり、女友達のような関係。

冷静沈着かつ完膚なきまでに論理的で竹を割ったような性格ながら、一度怒りに火がつくと氷見でも止められない顔を持ち合わせる一方、たまに言葉の節々で恋愛至上主義者であることを匂わせる。

藤枝修二(中川大志)

氷見の同僚で同じく危機管理を専門にする駆け出しの弁護士。

容姿端麗で、アメリカの最難関ロースクール出身という華やかな経歴を持つ一方、どこか抜けている。

しかし困っている人を助けたいという思いは人一倍強く、氷見の仕事に圧倒されながらも懸命に付いていこうとする。

真野聖子(斉藤由貴)

氷見が勤務する大手事務所の事務員。バツイチ子持ちで、何を考えているのか、喜怒哀楽をほとんど見せない。

マイペースに事務作業をこなす一方で、高度なハッキング技術を持ち、氷見から要望があればフェイクニュースを作り上げ、世間をあっという間に混乱させることもできる凄腕事務員。

鈴木太郎(バカリズム)

氷見たちが勤める大手法律事務所の副所長。

父親が所長であり、生粋のお坊ちゃま。

舞い込んできた仕事は氷見たちに丸投げし、「ブラック企業」と氷見たちに攻撃されようとひょうひょうとやり過ごす一方、氷見たちをハッとさせる鋭い洞察力もある。

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*こちらの情報は2021年6月26日現在の情報になります。

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