【ST 赤と白の捜査ファイル】あらすじ・相関図・キャスト・ネタバレまとめ

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警察

ST 赤と白の捜査ファイル とは

多くの反響を呼んだ、スペシャルドラマ『ST 警視庁科学捜査班』。それから一年。

藤原竜也・岡田将生を中心とする豪華キャスト達が最高の難事件とともに連続ドラマとして帰ってきました!原作は、今野敏。

「天才だけどオレ様な分析官」藤原竜也×「気弱なエリート」岡田将生のクセになるコンビです。キャリア組としてエリートコースを進んできたが、ある日「ST」という「能力はトリプルAだがはみ出しものの変人揃い」なチームの統括を任されることになった百合根警部。STメンバー達に振り回されながらも成長していき、そして彼のまっすぐな心は頑なだった赤城の心も溶かしていく。

歩んできた道も考え方も全く違う二人。しかし正反対な二人だからこそ、一人では考えられないアイデアが生まれ、互いに自分にない部分に尊敬と憧れを抱く。ぶつかり合いながらも、そこに生まれる最高の化学反応がかつてない痛快刑事ドラマを生み出す!

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「ST 赤と白の捜査ファイル」各話のあらすじとネタバレ

第1話

法医学のスペシャリスト・赤城左門(藤原竜也)を筆頭に、警視庁科学捜査研究所の優秀な研究員5名に特別捜査権を与えて結成されたサイエンティフィック・タスクフォースこと、通称“ST”。

キャリアの警部だった百合根友久(岡田将生)が彼らの管理を任されてから1年、ろくな実績を挙げることが出来ず、また三枝俊郎(渡部篤郎)参事官という後ろ盾も失った。さらに後任としてついたのがSTを敵対視する松戸紫織(瀬戸朝香)理事官。

それにより、ますますSTは存続の危機にあった。そんな中、2つの殺人事件が発生。しかもそのうち1人の被害者は、遺体がゾンビのように動き出したらしい。百合根は不思議がるが、STのリーダーである赤城は、フグが持っているような毒を使えばありうると告げる。

赤城・百合根に加え、青山翔(志田未来)、結城翠(芦名星)、黒崎勇治(窪田正孝)、山吹才蔵(三宅弘城)という科学捜査のスペシャリストたちで構成されたSTだが、変わり者揃いとあって警視庁内で疎まれていた。さらに青山が余計な挑発をしたことで捜査本部から締め出されたため、STは独自で捜査を開始。

被害者は2人ともモデルの八神秋子(加藤夏希)に付きまとっていたことを知る。捜査すればするほど秋子への疑いが深まるが、それが真犯人の狙いではないかと赤城は考え…。

公式ホームページより引用
http://www1.ntv.co.jp/st/story/story01.html

第1話から、赤城をはじめSTのメンバー、かなりの変人ですね。警察組織の秩序もルールも無視。人と関わるのは大の苦手。

しかし天才なのも間違いないようです!常人では考えられない知識が大量に出てきます。化学だけでなく心理学など幅広い知識を使って事件を解決します。

今回は毒物によって遺体がゾンビのように動き出すという摩訶不思議な事件でした。

事件は解決できましたが、人の心は読めない赤城。そんな赤木を見捨てたりあしらったりせず、真っ直ぐ向き合うキャップ・百合根刑事の姿には心を打たれますね。そんな姿が、赤城の心にも響くのだろうと思います。変わっていくみんなの姿が楽しみ!

第2話 

三ヶ月前から昼夜を問わず突然、通行人が殴り倒される事件が続発する。しかも犯人は「スデナグリ」というハンドルネームを使い、犯行の一部を動画サイトにアップし、まるでゲームの様に楽しんでいた。

そしてサイトの閲覧数が増加した為、犯行がエスカレートし遂に山田修という青年が殺される。 しかし、遺体を調べた赤城左門(藤原竜也)は、山田の殺害はスデナグリではなく、別の犯人だと見抜く。

百合根友久(岡田将生)は被害者・山田が生前あるマンションに通っていたことを突き止め、赤城と共に部屋を捜査したところ、血痕を発見する。そう山田はこの部屋で殺害されたのである。そして部屋の所有者であるライトノベル作家・広塚章太(忍成修吾)を任意同行で事情聴取することに。青山翔(志田未来)のプロファイリングをもとに百合根は広塚が自分のゴーストライターである山田の独立をめぐり2人が対立し、殺害に至ったのではないかと詰め寄る。

だが広塚は山田とコンビだったことは認めたが、殺害は否定する。一方、青山による地理的プロファイリングをもとにスデナグリの次の犯行現場を張り込みする菊川吾郎(田中哲司)。

しかし現れた複数のスデナグリから集団リンチに遭ってしまう。果たして菊川は無事なのか!?広塚は真実を語っているのか!?2つの事件が錯綜し、迷走する捜査。赤城は隠された真実を見つけられることはできるのか―。

公式ホームページより引用
http://www1.ntv.co.jp/st/story/story02.html

今回は連続暴行犯が登場。プロファイリングを使えば、犯人の特徴や性格、行動範囲から住む場所などまで特定でき、なんと次の犯行場所まで当てることができる。

しかも、よく殺人事件などで耳にする「模倣犯」もすぐに見破ってしまいました。プロファイリングの凄さを実感。面白いなあと思いました。

でもどんな人間でもミスをする、そしてまた努力するからこそ天才は磨かれていくのですね。

毎度毎度ですが、STのトップでありながら、まっすぐで純粋、メンバーに振り回されまくりのキャップ、可愛くてなんだか憎めません(笑)

そして、不器用揃いのSTですが、お互いを思い合い、尊敬しあっていることが伝わってきましたね。

第3話 

黒崎勇治(窪田正孝)の親友で俳優の卵・内藤茂太(石垣佑磨)はインターネットを使った詐欺に引っかかる。黒崎は茂太が騙されたエレガンス企画が暴力団「極央組」関連だと突き止める。そこで警察への相談を勧めるが、茂太は「警察なんかアテにならない。相手を騙し返して自分で金を取り返す!」と息巻く。

同じ頃、付近のあるビルで火災が発生する。そしてマリという女性が遺体となって発見される。STは捜査に加わり、犬並みの嗅覚をもつ黒崎が出火原因を突き止めようとしたが、においが無いため分析できずにいた。

そんな中、不謹慎にも赤城左門(藤原竜也)は自分にふさわしい難事件だと喜ぶのであった。 早速、赤城と百合根友久(岡田将生)はまずは被害者マリが勤めていた高級クラブに聞き込みに行くことに。そこでホステスたちに囲まれ顔面蒼白になる赤城を傍らに、聞き込みをしている百合根が驚愕な出来事を見てしまう。百合根の視線の先にはなんと!黒崎がママの肩を抱き寄せて見つめ合っているのである!?

一方、火災のあったビルは茂太が騙された暴力団「極央組」の所有物だとわかる。極央組は近年台頭して来た暴力団「夏目会」と揉めており、連続して起きた原因不明の火災は2つの暴力団の縄張り内で起きていた事が判明?「原因不明の火災」「暴力団」「詐欺」「ホステス」様々なキーワードが重なり合い、1つになったとき事件の真相が…。

公式ホームページより引用
http://www1.ntv.co.jp/st/story/story03.html

今回の主役は黒崎でした。無愛想で、山吹にしか話さないような掴めない黒崎ですが、仲間思い・友達思いなまっすぐな一面が見られました。自分を悪者にしてまで友達の意思を尊重し守ろうとします。しかもめちゃくちゃ強い。シンプルに窪田正孝さんかっこいいです。

暴力団がらみの今回の事件、今回もSTは大活躍でした。そしてキャップも大活躍。あの黒崎がキャップに「助けて欲しい」と頼みます。

キャップはなんだかんだそのまっすぐな姿を、みんなに認めてもらってるのですね。少しずつ近くなるみんなの距離に胸が熱くないrますね。

第4話 

とあるマンションの一室で男女4人の遺体が発見される。七輪を使った一酸化炭素中毒による集団自殺の線が濃厚だと報告する菊川吾郎(田中哲司)。

しかし、現場の状態から自殺と判断するには不自然な点が多い事に気づいた赤城左門(藤原竜也)は他殺あるいは自殺ほう助の可能性が高いと告げる。亡くなった4人は苦楽苑という宗教法人の信者だった。

赤城と百合根友久(岡田将生)、山吹才蔵(三宅弘城)は早速苦楽苑を訪ね、事件が起きた部屋の所有者でもある教祖の阿久津昇観(松田悟志)に話を聞く。そして現場となった部屋には普段、鍵が掛けられていたことや、阿久津と意見が対立した一番弟子の篠崎雄介(鈴木一真)が苦楽苑から独立しようとしていたことが判明する。

続いて赤城たちは亡くなった4人と一緒に修行していた町田智子(須藤理彩)を訪ねる。警戒していた町田だったが僧籍を持つ山吹には心を開き、篠崎が自殺を肯定しかねない思想を持っていたことを話してくれる。

しかし当の篠崎はその場で思いついたことを言ったまでだと主張。また部屋の鍵は郵便受けに置いており、信者が自由に使えるようにしていたと話す。阿久津と篠崎の言うことが微妙に食い違っているなど、捜査はなかなか進展しない中、百合根はとある喫茶店で山吹が町田と楽しそうに話をしているのを目にし…。

人間の《欲》を描いた第4話。不動心の男・山吹が遂に動き出すー。

公式ホームページより引用
http://www1.ntv.co.jp/st/story/story04.html

今回は山吹がピックアップされていました。STは人格的には変わっています。しかし純粋に彼らの能力を信じるキャップの彼らを思う姿、上司にも流されず、それらを信じる姿には感動でした!

そして今回の主題ですが、あらすじにもあるとおり、人間の『欲』『感情』について考えさせられるとても切ない回でした。人間には必ず、欲があるものなのですね。そして愛されたり愛したりする感情も大切なのだと思いました。嫉妬・恋愛感情。

それは人を大きくするのと同時に人を狂わせてしまうものなんだなあと考えさせられました。深い。切なそうな山吹も見ていられませんでした・・・。

誰よりも落ち着いて見える人こそ、誰よりも激しい感情を抱えている・・・真理なのかもしれません。

第5話

心霊番組のプロデューサー・細田康夫が首を折って死んだ。現場には首の切れた紙人形が落ちていた。プロファイラー青山翔(志田未来)は霊の祟りかもしれないと言い出すが、あくまでも事故だと菊川吾郎(田中哲司)は主張。

赤城左門(藤原竜也)は不自然な点を挙げ、「菊川にほえ面かかせてやる!」と息巻く。捜査を始めたSTのメンバーは番組出演者やスタッフに聞き込みを開始。関係者の様子を見た青山は、全員がそれぞれ嘘を付いていることを見抜く。

しかし百合根友久(岡田将生)は事故死ではないかと主張したところ、赤城は現場の部屋を使ってある実験を行うことに。そして他殺であることを確証したSTメンバーは犯人を追い詰めるため、次の作戦へ―。

果たして、事件の真相を暴くため関係者全員の嘘を見破る事は出来るのか!? 騙し合いの第5話、真実の先に見えるものとは―?そして、プロファイラー青山の隠された秘密が明らかに!?

公式ホームページより引用
http://www1.ntv.co.jp/st/story/story05.html

今回もS T大活躍!赤城は見事、菊川にほえ面をかかせることに成功?!しました笑

今回はかなりオカルトチックな内容に思えましたが、見事なトリックがありました。心霊現象を科学で起こす、興味深い内容でしたね。

そして青山の秘密が明らかになりました。なかなか自分を変えられない青山、そのままでいいというキャップの言葉に救われたようでした。

彼のまっすぐな言動は、知らず知らずのうちにみんなの心を救っているのかもしれませんね。

第6話

8月7日正午。女性が監禁されている映像が警視庁に送りつけられた。犯人の要求は「48時間以内に武藤嘉和の死の真相を明らかにせよ。さもなければこの女を断罪に処す」とのこと。

しかし3時間経ってもなお、武藤嘉和及び人質女性の情報を得られずにいた。

そこでSTの出番となり、天才・赤城左門(藤原竜也)の推理力が発揮される。赤城の推理をもとに捜査したところ、人質女性は政和大学病院の研修医・小山あずさ(岩田さゆり)だと判明。さらに武藤嘉和は政和大学病院の医療ミスによって命を落としたことも発覚。そこで百合根友久(岡田将生)と筒井桃子(柴本幸)は患者を装い政和大学病院に潜入することに。そして武藤嘉和の担当医・平戸憲弘(柏原収史)に接触することに成功するが早々に病室を追い出されてしまう。

百合根が腹を立てながら病院内をうろついていると、物陰に隠れコソコソしている赤城を発見する。赤城は病院スタッフに聞き込みをしようとしているのだが、対人恐怖症が邪魔をして声を掛けられずにいた。

そんな時に赤城の前に主任教授・大越隆太郎(長谷川初範)と平戸医師が現れる。そして大越教授は赤城が政和大学病院に勤めていた時に犯した罪を掘り返し、追い詰めようとする。

果たして七年前、赤城の身に何が起きたのか!?

さらに対人恐怖症に落ち入った原因が明らかに!? 赤城左門の隠された過去が明かされる第6話。そして赤城は過去から立ち直り、人質になっている小山あずさを救出することは出来るのか!?

公式ホームページより引用
http://www1.ntv.co.jp/st/story/story06.html

今回はなんと、赤城の医者時代の過去も明かされました。彼が対人恐怖症になったきっかけでもあったようです。みんなそれぞれいろんな過去、思いを抱えているんだなあと感じさせられました。

自作自演の誘拐で病院の悪事を訴える看護師の女性の話でした。しかし彼女はやり方を間違えてしまいました。「医者なら何があっても患者の命を救え、それが医者の存在価値だ」もと医者の赤城の言葉、かなり心に響きました。

不器用で無鉄砲ですが、自分の信念と本当に大切なところは変わらない、そんな赤城の魅力が見えた気がしました。

そんな赤城、STのメンバーを信じるキャップのまっすぐな思いも見られました。感動の第6話でした。

第7話

結城翠(芦名星)がSTを辞めると、突然言い出した。百合根友久(岡田将生)は松戸理事官(瀬戸朝香)が唆したのではと疑うが、翠は自らの意志で異動願いを出したとのことだった。

そんな中、翠は松戸理事官や菊川吾郎(田中哲司)と、国際的バイオリニスト・柚木響子(黒坂真美)の演奏会に行くことに。しかし開演を待つ間に殺人事件が発生する―。被害者は響子の恩師である東都音楽大学の教授・小松貞夫。小松が死亡していたのは演奏会に備えて響子が使っていたストラディバリウスが展示してある特別室。部屋はオートロックになっており、遺体発見時は中からチェーンも掛けられていた。

百合根は密室殺人だと騒ぐが、菊川は事故だと否定。しかし赤城左門(藤原竜也)は殺人事件だと断言した。さらに赤城の暴言で松戸理事官の逆鱗にふれ、百合根は「解決できなければSTを解散する!」と無謀な約束をしてしまう。響子に聴取したところ、亡くなった小松がなぜ特別室にいたのか不明だという。

しかし翠は声の調子から彼女が嘘を付いていると気づく。事件当日、特別室にいる響子を訪れたのは音楽プロデューサーの大野伸一郎(羽場裕一)、後輩の福島玲子(関めぐみ)、大学職員の辛島秋仁(姜暢雄)であることが判明。いずれも小松殺害の動機があり、殺害するチャンスもあった人物たちだ。

果たして、赤城は密室トリックを解明し、犯人を見つけ出す事は出来るのか!? そしてST存続の危機を守る事はできるのか!?

公式ホームページより引用
http://www1.ntv.co.jp/st/story/story07.html

STを辞めると言い出した翠。またも必死なキャップでした。みんなも気持ち悪いと口では言っていますが、STを思う彼の気持ちは、少しずつ伝わっているようですね。

彼はまっすぐにメンバーを思い、自分にできることを全力でします。辞めると言った翠の今後について、徹夜で100パターンも考える姿には胸が熱くなりました。本当に人を思う気持ちと行動は、人の心を変えるんだと感じさせられます。

さて、今回の事件ですが、地獄耳である翠の「耳」が大活躍です。バイオリンの音を聞き分けられるとは、流石、恐ろしい聴力です。

それぞれの得意分野を活かし事件を解決するST。今後も目が離せません。

第8話

ある朝、公園で男性の遺体が発見された。殺害された田所は7年前、酒に酔った勢いで当時21歳だった大崎に暴行を加えた。そのまま放置された大崎は脳挫傷が原因で死亡。

しかし、田所は未成年だった為、たった一年で出所。そのため殺害された大崎の両親による復讐の線も考えられたが、2人には揺るぎないアリバイがあった。早速、赤城左門(藤原竜也)と百合根友久(岡田将生)は大崎の母親・佳子(宮地雅子)に会いに行く。佳子は未だに息子の死から立ち直ることができずにいた。

そんな佳子が漏らした本音「誰なのかしらね?田所を殺してくれたのは」—————。

翌日、新たな男性の遺体が発見される。殺害されたのは、小林栄太。彼は田所同様、過去に犯罪を犯していた人物だった。4年前、小林は当時18歳だった新島優名をストーキングし殺害した容疑をかけられていたが、殺害に関しては証拠不十分のため不起訴に。2件の事件は殺害方法・殺害場所が酷似しており、さらに最大の共通点が“被害者が過去に恨みを買った人間”であるとプロファイリングする青山(志田未来)。

捜査が錯綜する中、菊川刑事(田中哲司)がエリート部署・警務部人事課に異動することに。動揺する筒井桃子(柴本幸)はやる気が空回りする。そんな桃子と共に赤城と百合根は新島優名の父親であり犯罪心理学者の新島泰弘(西岡德馬)に聞き込みへ。

赤城はアリバイのない泰弘を追い詰めようと4年前に殺害された娘の話題を出すが、冷静に切り返されてしまう。

一方、妻・春名(高橋ひとみ)は娘を殺した犯人は勿論、犯人を逮捕できずにいる警察を恨み続けていた。

しかし犯行時刻、春名には鉄壁のアリバイが。果たして、天才・赤城左門は子どもを失った母親の気持ちに寄り添い、その先にみえる事件の真相を見つけ出すことは出来るのか!?

公式ホームページより引用
http://www1.ntv.co.jp/st/story/story08.html

今回は交換殺人の話でした。娘・息子を殺された親の苦しみは本当に計り知れないものなのだと痛感しました。そんな犯人に、キャップは「どれだけ辛くても、復讐は復讐を生むだけ」「被害者だったあなたは新たな被害者をうんだ、ただの犯罪者だ」といい放ちます。

いつもは、頼りないキャップですが、ビシッと決める姿、かっこよかったです。

そして、なんだか、三枝さんが気になりました。三枝さんだけは、信じ続けたい・・・ちょっと怖いですね。

第9話

百合根友久(岡田将生)はSTの功績が認められ警察庁刑事局特殊犯罪対策室の室長に抜擢となり、異動は一週間後だと命じられる。新たなSTのキャップとして就任するのは池田管理官(林遣都)。百合根がSTを抜ける事に赤城左門(藤原竜也)があっさり承諾したため、百合根は激怒。

翌日も文句を言い続けるが、赤城は我関せずとばかりに先日起きた事件の現場写真に見入る。直後、新たな遺体が発見される。先日起きた事件と同様に被害者の背中には“モモタロウ”の刻印が彫られていた。現場に到着した赤城は犯人が残した次の殺人現場のヒントを見つけ、第三の現場に急ぐ。

その頃、都内の高級スポーツジムでは立てこもり事件が発生。立てこもり犯の要求は赤城左門を5分以内に連れてくること。

しかし、赤城が立てこもり現場に5分で向かうのは不可能。そこで赤城は青山翔(志田未来)にすべてを任せる。青山の指示のもと、池田は赤城になりすまし立てこもり現場へ。第三の現場に辿り着いた赤城たちは、第一、第二の遺体同様“モモタロウ”の刻印が彫られた遺体を発見する。

赤城は「一連の連続殺人は一つの思想でまとまったグループによる組織的犯行」だと推理。そして、その裏には三枝(渡部篤郎)の影が!? 果たして、赤城はこの連続殺人を止める事は出来るのか!?

一方、立てこもり現場に向かった池田の運命は!? さらに三枝が警察を去った“真の目的”が明らかとなる―。

公式ホームページより引用
http://www1.ntv.co.jp/st/story/story09.html

まさかの、キャップが大出世!?不器用なみんなですが、本当はキャップがいなくなるのがみんなさみしいんですね・・・あの赤城が黒崎に、本音を伝えていたシーンはうるっときました。

別れが辛すぎて言えない、絶交して悲しみを和らげる、なんて子供か!という感じですが、赤城らしいです。みんなキャップのことが大好きなのが伝わりました。

そして今回は池田管理官も大活躍。堅物ですが、伊達に出世してない池田。立て篭もりの犯人を説得し、突入してきた特殊部隊から犯人を身を呈して守ります。さて、キャップ移動前最後の事件。遺体の背中に「モモタロウ」の文字が刻印された不可解な連続殺人が発生。

どうやら世間的に悪人とされる人間を殺しているようです。次々に起こる殺人に、赤城もなかなか謎を解けずにいます。しかもその組織のトップには、なんと三枝さんがいます。最終回、ついに三枝さんの過去が明かされます。

第10話

桃太郎の鬼退治と称して正義の味方を気取った連続殺人事件が発生する。

被害者はいずれも世間的に悪人とされる人物であり、一連の事件は警察に代わって悪を裁こうとする組織が起こしたものだった。犯人グループの一人、三枝俊郎(渡部篤郎)は大胆にも赤城左門(藤原竜也)を呼び出し、「次に狙われるのは百合根友久(岡田将生)か赤城」と、ヒントを与える。

赤城は次のターゲットが百合根だと推理し、焦り始める一方で自分の中で芽生え始めた“人を殺す気持ちが知りたい”という葛藤に悩み苦しむ——。ラボに戻り、青山翔(志田未来)にプロファイリングを聞くと、犯人グループは社会に正義をアピールしたいという一方で自殺願望があるという。

また赤城は犯人グループが被害者を拉致した場所に残す“五芒星”の意味を推理し、名前のどこかに「土」「水」「火」「金」「木」が付く人物が順番に殺されていることを解き明かす。そして次は「木」が付く名前の人物。赤城は次のターゲットが百合根だと改めて確信し、三枝に接触を試みるが時すでに遅く、三枝は百合根を呼び出していた。カフェ3に行った百合根は拳銃を突きつけられ…そして悲劇は起きる―。

果たして赤城は百合根を救うことは出来るのか!? そして赤城はもう一人の自分の暴走を止める事は出来るのか!? 最後にたどり着く答えとは―。

公式ホームページより引用
http://www1.ntv.co.jp/st/story/

ついに最終回。「正義と正義の激突」三枝元参事官の謎が明かされます。赤城は最後のターゲットが、自分か百合根だと三枝に聞き、必死に百合根を守ろうとします。しかし謎を解く直前に百合根は拉致され、大ピンチ!必死に彼を助けようとSTが必死になる姿は、みんなのキャップへの思いを表していました。

「モモタロウ」連続殺人事件のきっかけは、三枝さんの大切な同僚の命が卑劣なレイプ殺人によって奪われた三年前の事件でした。しかし、黒幕は三枝さんではありませんでした。真犯人は三枝さんの親友。三枝さんは犯人グループに潜り込み、犯行を止めようとしていたのでした。良かった・・・

何より感動したのは、百合根とキャップの友情でした。百合根は、真犯人に向かって、「赤城さんは怪物なんかじゃない!人間だ。俺の大事な友達だ!俺史上最高の最高の大親友だ!」と怒鳴ります。赤城は人のために、みんなが喜ぶ顔を見るために謎を解いているとキャップはいうのです。さすが、赤城のことをわかっているんだなあ・・・と感動・・・。

そして赤城。キャップの言葉で自分の本当の姿にも気が付けます。そして、ありがとう、とキャップにお礼を言います。

変人だけど天才揃いのSTと、純粋でまっすぐなキャップ。チグハグなような組み合わせですが、お互いを理解し、信頼し合い助け合う姿はいつの間にか相性ピッタリのように見えました。ちょっと笑えて時に感動する。「謎が解けてしまった・・・」という赤城左門・藤原竜也さんの熱い名演技にも注目です!笑

【ST 赤と白の捜査ファイル】人物相関図

【ST 赤と白の捜査ファイル】の登場人物&キャスト紹介

赤城左門(藤原竜也)

STの法医学担当。

京和大学の医学部を卒業しているが、対人恐怖症という医師としては致命的な問題を抱えていたため、法医学の道に進む。現在は対人恐怖症を克服しているものの、その名残として女性恐怖症である。彫の深い顔立ちで無精ひげを生やしているが、不潔というわけではなく、むしろ男の色気を感じさせるとのこと。

本人は一匹狼を気取っており、事あるごとにそれを口にもするが、本人の主張に反して人を惹きつける天性の才能を持っており、STメンバーからは「リーダー」として信頼されている。

百合根 友久(岡田将生)

STを任されたキャリアの警部。

シリーズ開始時30歳。理数系ではないため、STメンバーの思考や言動についていけないところがある。協調性が皆無で性格的にも癖のあるSTメンバーを束ねるために四苦八苦していたが、STを率いて捜査に携わるうちにSTへ愛着のようなものを持ち始める。当初は意見や指示をしても相手にされないこともあったが、メンバーからは「キャップ」と呼ばれ、徐々に信頼されるようになる。

キャリア組ではあるものの、捜査に関しては経験が皆無であることを自覚しており、その点では捜査一課のベテラン刑事である菊川に助けられているが、しばらくは彼に対して気後れのようなものを感じていた。また、人を惹きつける才能のある赤城に対しては、密かに羨ましいと思っている。

黒崎 勇治(窪田正孝)

STの第一化学担当。

人間ガスクロ(ガスクロマトグラフィー)と呼ばれるほどに発達した嗅覚を持っており、毒物などの臭いをすぐさま嗅ぎ取れる。さらに人間の体臭なども敏感に嗅ぎ取ることから、翠と共に「人間嘘発見器」とも呼ばれている。極端に無口な性格で、必要最低限の事柄しか口にしない。

趣味は武道の修練(さまざまな武道・武術に精通)。先端恐怖症で、それが武術の優秀さにも繋がっている、と百合根は考えている。

山吹 才蔵(三宅弘城)

STの第二化学担当。警視庁に勤務してはいるが、僧籍を持った本物の僧侶でもある。そのため、事件現場に駆けつけた際には被害者へ経を読むこともある。僧侶ということもあって宗教全般にも詳しく、それがきっかけで事件を解決に導いたこともある。

STの中では、かなりまともな部類に入る人間で、メンバーとの関わり方に困惑する百合根をさりげなくサポートする・メンバーの一見不可解な行動や言動をさりげなくフォロー・無口な黒崎の通訳、など、役割は多い。

結城 翠(芦名星)

STの物理学担当。絶対音感と超人的に発達した聴覚を持っており、部屋の外の会話や普通の人間の可聴領域を超えた音域まで聴き取れる。人間の心音を聴き取り、黒崎と共に「人間嘘発見器」として活躍することもある。

本来は潜水艦のソナー員になりたかったが、潜水艦の乗組員は女性には狭き門であるうえ、閉所恐怖症という潜水艦乗りには致命的な問題を抱えていたため、断念した。閉所恐怖症の影響で飛行機などでの長距離の移動は苦手であり、常に開放的で露出度の高い服を着ている(豊満な身体を大胆なほどに晒しすぎる服装のため、周囲が困惑することも多い)。

青山 翔(志田未来)

STの文書鑑定担当。専門は筆跡鑑定、ポリグラフ、プロファイリングなど。人間離れした美貌を持つ青年。自分の興味をそそること以外には基本的に無関心であり、捜査にもあまり積極的ではないことが多い。しかし、捜査が進んでくるにつれて興味が湧くと、プロファイラーならではの意見で捜査の助言をする。口癖は「もう帰っていい?」。

雑然とした空間を好む秩序恐怖症であり、整頓された場所を嫌う。そのため、自分のデスクは常に驚くほど散らかっている。本人曰く、過剰な潔癖症の1つの現れなのだという。

趣味はクラシック音楽の鑑賞で、同じ趣味を持つ菊川とはその話題に限って意気投合する。

また、同著者が手掛ける別シリーズ安積班シリーズの短編集『陽炎』に収録されている「科学捜査」にシリーズを超えた形で登場している。

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*この記事の情報は2021年7月1日のものになります。

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