【チーム・バチスタの栄光】あらすじ・相関図・キャスト・ネタバレまとめ

スポンサーリンク
医療

チーム・バチスタの栄光 とは

「チーム・バチスタの栄光」とは、フジテレビ系列で、2008年10月14日の毎週火曜22時~同年12月23日まで放送されていたドラマです。

原作は、海堂尊の「チーム・バチスタの栄光」(宝島社)であり、300万部を超えるベストセラー(単行本、文庫本累計)となりました。

出演者は、伊藤淳史、仲村トオル、城田優、釈由美子などであり、その他豪華キャストも勢ぞろいです。

ストーリー

東城大学医学部付属病院における、心臓手術・成功率100%“チーム・バチスタ”。

しかし、3例立て続けに術中死が発生。果たしてそれは、医療過誤か、殺人か?

原作とは異なるオリジナルの結末を用意し、ミステリー要素もあり・医療ドラマでもあり、ひと味違う“メディカルエンターテインメントドラマ”

スポンサーリンク

「チーム・バチスタの栄光」各話のあらすじとネタバレ

第1話「謎」

東城大学医学部付属病院の心臓血管外科では、バチスタ手術—拡張型心筋症を心臓移植ではなく、肥大した心臓を切り取り小さく作り直すことで治療する極めて難度の高い手術—が行われていた。執刀医の桐生(伊原剛志)を中心とする7人の「チーム・バチスタ」は、その手術で成功率100%を誇っていたが、ある時から3例立て続けに患者がオペ中に死亡する「術中死」が起きてしまう。

病院長の高階(林隆三)は田口(伊藤淳史)に術中死の原因を探ってほしいという。

チーム・バチスタのメンバーは桐生の他に麻酔科医の氷室(城田優)、第一助手の垣谷(鶴見辰吾)、第二助手で田口と同期の酒井(鈴木裕樹)、臨床工学技師の羽場(戸田昌宏)、病理医の鳴海(宮川大輔)、器械出しの直美(釈由美子)。

直美は隙を見てそっと田口に「患者を殺したのは私」と謎の言葉を残す。

チーム・バチスタの次の手術対象は由紀子(朝加真由美)というやり手の社長。そしてオペ当日。手術室に運ばれる由紀子は、田口にある頼みごとをする。

(引用:フジテレビ,https://www.fujitv.co.jp/)

田口と白鳥、病院長の高階は観覧室からオペを見守ります。一度止まった心臓の鼓動が元に戻るハズだったのですが、そのまま鼓動は元に戻らずに由紀子は死んでしまいます。つまりは、4件続けて術中死が起きてしまったということです。垣谷は直美がメンバーに入ってから事件が起きていると疑い、直美も自分を疑います。

一方白鳥はミスではなく、殺人では…と疑います。

手術の際に執刀・あるいは立ち会っていて怪しいのは、執刀医の桐生、第一助手の垣谷、第二助手の酒井、病理医の鳴海、麻酔科医の氷室、臨床工学技士の羽場でしょうか…ここで直美が疑われているのであれば、直美は犯人ではなさそうです。また、桐生が自分の責任だと考えて辞職しようとしますので、これが自作自演でないとしたならば、桐生も犯人ではなさそうです。

第2話「噂」

チーム・バチスタを調査することになった田口(伊藤淳史)は、直美(釈由美子)を呼び出し話を聞く。4件立て続けに手術が失敗したのは自分の器械出しのリズムが遅いからだと言う直美に、田口は桐生(伊原剛志)が優秀な看護師だと話していたことを告げる。

東城医大には、アフリカの内戦で被弾した少年ゲリラ兵士・アガピが搬送されてきた。

一方、白鳥(仲村トオル)医療関連死を調査するため、チーム全員と面談することにした直美に手術の失敗は自分の責任だと思わないかと切り出し直美を泣かせ、さらに桐生の足手まといで下手同士の傷の舐め合いと切り捨てられた酒井は激怒。白鳥は面談で収穫があったと納得顔だ。そして桐生に向かって、手術の失敗は事故ではなく殺人だと断言する。

少年兵のアガピは心を閉ざし、田口が話しかけても無反応を続けていた。子供の心を取り戻してもらおうと、田口は、凧を飛ばしたりして、アガピの関心を引こうとする。

一方、直美がチーム・バチスタを辞めるという噂が聞こえてくる。

(引用:フジテレビ,https://www.fujitv.co.jp/)

白鳥はメンバーと面談して、尋問してボロをださせようとします。田口は失礼な物言いをする白鳥を毛嫌いします。

一方、直美は自分のせいだと感じてメンバーを抜けようとしますが、田口がそれを止めます。田口はアガピのそばにいて支えようとします。言葉がわからない田口は白鳥に通訳を頼みながらコミュニケーションを取ります。その後、アガピの手術は無事に成功するのでした。

アガピの手術は成功しましたね。桐生はホッとしたと思います。田口はまた泣いていましたね。手術室で泣くのはちょっと医師としてどうかなとも思いますが、それほど優しい心の持ち主なんですね。次回以降、手術は成功するのでしょうか。

第3話「絆」

チーム・バチスタの連続術死について、医療事故の原因究明と再発防止を目的とし、院内の代表によって構成されるリスクマネジメント委員会が招集された。しかし心臓外科教授の黒崎(榎木孝明)は、不安な点はないと調査を強引に打ち切ろうとする。 

田口(伊藤淳史)と白鳥(仲村トオル)は、チーム・バチスタの臨床工学技士である羽場(戸田昌宏)から、オペ室では月に20件程度、リスクマネジメント委員会に報告すべき出来事が起こるが、実際に報告するのは1割程度だと聞く。しかしチーム・バチスタに関しては報告が1件もないという。

リスクマネジメント委員会は黒崎の派閥が多く、田口はすっかり高階派と見られ、院内での風当たりが強くなる。 一方、白鳥は記録映像をチェックし始めるが、席を外した隙に、映像の1本が何者かに盗まれてしまう。白鳥は廊下ですれ違った鳴海(宮川大輔)を疑う。その頃、映像「ケース29」の書類を調べていた白鳥はある大きな事実に気づく…。

(引用:フジテレビ,https://www.fujitv.co.jp/)

なんとなくですが、臨床工学技士の羽場も犯人ではなさそうな感じもしました。雰囲気が…といったら甘い考えですが、キャラクター的に違うかなという印象です。
田口は、周りの医師を説得してもっと調べていくことを訴えますが、周囲から心療内科なのに口出しするなと言われ、黒崎は断固として調査継続を拒否します。そこを桐生が頼み込み、なんとか調査が続くのでした。

そして安心した束の間、田口の元に「まだ事件は続く」という怪文書が届くのでした。

桐生が頼んだ時に頭を下げたのは、田口、直美、羽場、氷室でした。そして、一瞬でしたが、調査継続に対して動揺したのが垣谷でしたね。垣谷が怪しいと思いました。そして、白鳥は鳴海を疑います。鳴海はバチスタチームなのに、調査継続に積極的ではないのが怪しいです。でも、あからさまに協力しないというのも露骨なので、鳴海は何かを知っていたとしても直接的な犯人ではない気がします。

第4話「望」

「術死は続く、これからも。これは、完璧に仕組まれた、犯罪である」—田口(伊藤淳史)に届いた怪文書の報告を受けた白鳥(仲村トオル)は、一連の術死が殺人だと確信を深める。そしてチーム・バチスタのミーティングに出向き、記録映像が盗まれた「ケース29」だけ他の手術より心臓の切除範囲が大きいことを指摘。

だが桐生(伊原剛志)は、患者の心臓が拡張していればいるほど切除範囲も大きくなるだけのことだと説明し、鳴海の診断には全幅の信頼を寄せているとその疑いを退ける。

白鳥はそんな桐生と鳴海(宮川大輔)の関係をいぶかしむ。白鳥は2人の過去を調査。2人はアメリカでは桐生と共に外科の研修をしていた。だが手術で混乱した際に、桐生のメスが鳴海の右手の腱を切る事故が発生。治療は成功したものの、鳴海の指はオペで繊細な動きを要求されると動かなくなってしまい、病理医に転向したのだった。桐生の影を自認する鳴海だが、本当は桐生を憎んでいて、手術を失敗に導いているのではないかと迫るが…。

(引用:フジテレビ,https://www.fujitv.co.jp/)

鳴海は白鳥に猛烈におちょくられます。手が治っているのに手術ができない。影のように白鳥にくっついていると言われ、静かに切れてしまいます。

そして、全部自分がやったと告白します。ですが、桐生は「あいつはそんなことしない」とかばいます。鳴海は桐生に「なぜあんなことを言ったのか」と問い詰められますが、「あながち間違っていない。自分は兄ちゃんに復讐したいんだ」と言うのでした。

鳴海と桐生は何か深い関りがあるような感じがします。今回自白したのも、白鳥にそそのかされたような感じでしたが、桐生も鳴海も今のところは白…?だと思います。かなり最初の方から、犯人から外れていく人が多いような気もします。今のところあまり関与していない垣谷はやはり怪しいですね。

第5話「恋」

次のバチスタ手術の患者は蔵田(田村元治)という76歳の男性。白鳥(仲村トオル)はそのオペまでに、あと4日で必ず犯人を見つけると公言。それを受けて、羽場(戸田昌宏)が田口(伊藤淳史)に一連の術死は予告殺人で、患者が亡くなる前には、ガラスに詰められたバラがオペ前室の手洗い場に置かれていると告げる。バラを前室に置いたのは直美(釈由美子)だと知った田口は、その真意を直美に問うと、直美は深く傷ついてしまう。 

田口は直美の件を気に病み、白鳥に人のことを分かったつもりになっているだけで、本当に他人を知るということは最悪な部分まで見ることだと田口を非難する。何も答えられない田口に、助手をクビにすると言い渡す。

翌日、チーム・バチスタのミーティングで、桐生は蔵田に万が一発作が起きた場合は緊急手術を行うことを再確認し、もし手術が失敗したらチームを解散すると宣言する…。

(引用:フジテレビ,https://www.fujitv.co.jp/)

田口は直美に謝ります。バラに関しては、最初のケース27のときに、弔いのために直美が置いたのですが、それ以降は誰が置いたかはわからないとのこと。氷室はそのことを知っていたのですが、それを隠していたのでした。

一方、白鳥は亡くなった患者の血液検査の結果から、毒物ではないと判断します。

そんな中、緊急オペが開始になります。またバラが置かれているのでした。田口や白鳥はオペを止めようとしますが、無情にも始まってしまいます。

氷室が少し怪しくなってきました。オペする前にも、ニヤリと笑います。田口は氷室が怪文書の犯人では疑いますが、氷室は肯定も否定もしません。氷室は一体なんなんでしょうか…。でもやはり一連の事件の主犯ではない気がしますね。また、城田さん自身がミステリアスなので、余計に疑ってしまいますね。

第6話「オペ室の完全犯罪…犯人はお前だ」

容体が急変した蔵田(田村元治)へのバチスタ手術を阻止しようとするが、鳴海(宮川大輔)や警備員たちに押さえつけられてしまう。田口から電話を受けた白鳥(仲村トオル)も東城医大へとタクシーを飛ばすが、蔵田へのバチスタ手術は始まってしまった。病院長の高階(林隆三)に連絡を取ろうとするもつかまらない。

オペ室に入室さえもできなかった田口が観覧室から手術を見守るしかない中、蔵田へのバチスタ手術は進められる。いったん心臓を止め、肥大した心筋を切除・切片の検査、そして再び心筋を縫合する作業は滞りなく進んでいく。最後に心血流を再開し、鼓動が再開すれば手術は成功する。全員が祈るような気持ちで手術台の上の蔵田を見守っていた。

しかし…。3分が経過するも再鼓動せず、氷室(城田優)が強心剤を打つ光景を見ていられなくなる田口。

(引用:フジテレビ,https://www.fujitv.co.jp/)

蔵田の心臓は結局鼓動せず、そのまま死んでしまいました。そんな手術室の中に、白鳥が乗り込み「閉じた心臓をもう一度開け!」と命令します。それは解剖扱いになるからできないと言われたため、家族に許可を取ってくるといい白鳥は家族に土下座して頼み、もう一度心臓をチェックすることになるのでした。ですが、結局何も見つかりません。

更なる調査のため、 傷をつけないで解剖する方法を考え、白鳥は遺体をMRIにかけることを提案します。遺体をMRIにかけた結果、右心房に異常があることがわかります。

犯人はスワンガンツカテーテルに異常な電流が通るように、ピンポイントで攻撃できるように改造していたのでした。切り開くのは左心房だったので気づかなかったんですね。子供が死ななかったのは、子供にはスワンガンツカテーテルを使わなかったからでした。白鳥の問い詰めに氷室が罪を認めます。

え、本当に氷室が犯人ですか!??というか、最後に「全員を自分がやったわけじゃない」とか言い出します!この瞬間は怖かったですね。でも、もしそうだとしても、普通もう一人の犯人は氷室が捕まったのを見て、しばらく手を出すのは控えようと思いますよね…そして、なんと氷室、逃げてしまいます。もしかしたら氷室は何か事情があってやむなく殺人をしたとか!?でしょうか。次回楽しみですね。

第7話「真犯人登場」

氷室(城田優)が犯行を認め、東城医大から逃走した。警察の捜査により、スワンガンツカテーテルの改造されたジェネレーター内部から指紋が発見され、氷室の犯行が立証される。白鳥(仲村トオル)は氷室が言い残した「犯人は他にもいる」という言葉に注目するが、田口(伊藤淳史)は他にも患者を殺すような医師がいるとは信じたくない。 

チーム・バチスタのメンバーは1人ずつ、刑事の青木(眞島秀和)によって事情聴取を受ける。プライベートでの付き合いに言及された直美(釈由美子)は、2人きりで食事をしたことはないかと聞かれ、ためらいつつも、1度もないと答えてしまう。一方、田口は依然として氷室の携帯に電話をかけていた。何回かけても応答せず諦めたその時、氷室の携帯につながった…。

(引用:フジテレビ,https://www.fujitv.co.jp/)

逃げた氷室は自殺しようとするのですが、何度も田口から電話がきたため出てしまいます。氷室は、手術中は人じゃなくて物だと感じるというのですが、田口は氷室はそんな人じゃないと言われ動揺します。何とかして自殺を食い止め、殺人の理由を聞き出そうとします。そして氷室から現在地を聞き出してそこに向かう田口でしたが、田口が到着した時には氷室は屋上から飛び降りて死んでいるのでした。

氷室は田口を待っている様子でしたし、明らかに後ろからゆっくり近づいている人物がいました。氷室は突き落とされたんですね。そばに「N」のようなダイイングメッセージのようなものもあったので、もう一人の犯人は別にいそうです。

犯人死亡として調査が終了しそうですが、白鳥はまだあきらめないような気がします。ミステリー感が深まってきて更に面白くなってきましたね。でもその時間帯に外出して屋上にいた人物が犯人なので、本当は警察が本腰入れて捜査すればこの時点で解決だと思うんですけどね。 

第8話「震えるメス」

桐生(伊原剛志)はチーム・バチスタを解散して、オペはしないと宣言。現在、村本カナ(金澤美穂)という14歳の少女が手術を待っているが、桐生の意志は固かった。

一方、田口(伊藤淳史)と白鳥(仲村トオル)は氷室(城田優)が遺したメッセージを頼りにケース27について調べ始める。すると、医療器具は研修医でなく羽場(戸田昌宏)が準備していたことが判明するが、羽場は器具への細工を否定。一方、白鳥に氷室が死ぬ前にかけてきた電話について聞かれた直美(釈由美子)は、少しためらった後、メッセージは残っていなかったと答える。さらに垣谷(鶴見辰吾)もやたらと不運が重なったケースだったと証言する。

チームが解散すると聞いた田口が桐生のもとを訪れると、桐生はカナの手術も断ると言う。苦しんでいる患者を目の前に自らが執刀しないことに悩み苦しむ桐生はその後、部屋に入ってきた鳴海にアメリカに帰りたければ帰ってもいいと、ペアの解消を言い渡すが…。

(引用:フジテレビ,https://www.fujitv.co.jp/)

カナは緊急手術となり、桐生は手術することにします。手術は成功します。

直美は氷室からのメッセージを受け取っていました。そこには、ケース27に関して重要な内容を言っており、最初は田口に告白しようとしていたのですが、途中で思い直して最後まで教えようとしません。直美が思い直した裏には、酒井が関係していそうです。

今回のストーリーは、事件解決の糸口にそこまで深く関わっている回ではなかったので少し物足りなかった感じがします。ケース27が怪しいということと、直美が何か隠していること、氷室と鳴海の関係が悪くなりつつある、ということが気になるところでしょうか。

第9話「偽アリバイと致命的ミス」

氷室(城田優)が遺したメッセージから「ケース27」を調べようと資料庫にいた田口(伊藤淳史)と白鳥(仲村トオル)は、桐生(伊原剛志)が鳴海(宮川大輔)に詰め寄っているところを目撃。桐生は氷室の死について鳴海を疑っていること、鳴海は桐生を追って日本に来たのでなく、桐生に懇願されて日本に来たことがわかる。田口と白鳥が話を聞くと桐生は、氷室が死んだ夜、鳴海と一緒にいたというアリバイは嘘で、それぞれ自室にいたと話す。

診療室に戻った田口と白鳥は、藤原(名取裕子)から再び怪文書が届いたことを聞かされる、ケース27の映像を見直す。しかし、ある点に着目していた白鳥は、それが別のケースとすり替わっていることに気づく。さらにケース27と最新の手術の2回に共通していたのは。

警備員は鳴海が慌ててタクシーで病院を飛び出して行き、その時刻は氷室が死ぬ少し前だったというが…。

(引用:フジテレビ,https://www.fujitv.co.jp/)

氷室の自宅を調べた田口は、カレンダーを見て数字の27がダイイングメッセージと同じ形だということに気が付きます。そして、二人でケース27に関して再調査することにするのでした。ケース27は何者かにすり替えられていました。ケース27とカナの手術には共通点があって、どちらも鳴海がおらず手術中に桐生の手が止まったということでした。

一方、鳴海は氷室が亡くなった日に、田口に先回りして氷室のもとへ行っていました。鳴海は屋上に誰かがいたのを見ています。それは酒井でした。更に屋上には酒井が使ってた糸の一部が落ちているのを田口が発見します。

田口はずっと捜査みたいにあちこち動いていますが、本業の方は一体どうなっているんでしょうね。

酒井は氷室を殺した理由が、バチスタをめちゃくちゃにしたからという理由でした。自分の父親に認められるのが、バチスタしかなかったからといって、殺すのはお門違いですよね。田口がめちゃくちゃ悲しんでますが、その気持ちもわかります。でも正直…屋上をざっと見ただけで犯人の証拠があったので、警察が気づかないわけないと思うのですが…

第10話「最後の謎解き…医療トリックはコレだ!!」

田口(伊藤淳史)と白鳥(仲村トオル)はチーム・バチスタのメンバーを集めて「ケース27」の映像を見直す。直美(釈由美子)は初めてのバチスタで緊張しており、酒井(鈴木裕樹)も動脈ラインが取れずに慌てていた。さらに予定外の緊急オペだったため鳴海(宮川大輔)は外出しており、到着した時は心筋切除が終わったところだった。患者の心臓は再鼓動せず、オペは失敗に終わったが、手術に問題はなく、鳴海は桐生(伊原剛志)に「オペはパーフェクトだったよ」と言葉をかけた…というのが全員の共通した証言だった。

だが白鳥は、「ケース27」の術死の原因について驚くべき推理を披露、改めて映像を再生し手が止まった場面を指摘する。そしてその時、田口の予想外の行動がメンバーを衝撃の展開へと導いてゆき…!?

ケース27でのミスは、実は桐生のせいでした。脳に腫瘍ができているため、両目の視野半分が見えなくなっているのでした。極度の緊張で血圧があがると、視界がまったく見えなくなることがあり、鳴海の腕の腱を切ったのもそのせいでした。鳴海の事故以降、鳴海が桐生の目の代わりをしていたのでした。ケース27では、桐生のミスに鳴海は気づいていましたが、完璧な手術だったと嘘をつきます。

氷室は直美に桐生の病気を伝えていたのでした。また、それを全員が知っているという事実も酒井から聞かされます。

ケース27のときには鳴海がいなかったのもあり、機械出しも別の人間、色々なイレギュラーが重なったため、白鳥はそのせいでペースが狂ったんですね。バチスタメンバーはみんなして桐生をかばおうとします。つまりは全員が共犯ということになりますね。


ですが、すべてを自分のせいにして皆をかばおうとする桐生は最後は潔かったです。あれ、でもこれ最終話じゃないんですよね…もしかすると、桐生の事件には続きがあるのでしょうか。

最終話「真犯人は誰だ!?最も危険なオペが今、始まる」

桐生(伊原剛志)は「ケース27」の術死は、自分の医療ミスによるものだと認め、容態の急変により急遽行われることになった次のバチスタ手術は、垣谷(鶴見辰吾)が初執刀することになる。しかし、オペ直前で垣谷が失踪、騒然となるオペ室。

その頃、田口(伊藤淳史)は医局で偶然、ある写真を見つけて驚愕する。それは小学生ぐらいの女の子の写真。このマーク、どこかで見たような…? すると背後から何者かに写真を取り上げられ…?

『全てはサザンクロス病院から始まっていた』—互いの情報を持ち寄り、確信した田口と白鳥(仲村トオル)。改めて手術映像を見直したとき、見えてきた衝撃の真実とは—? そして、オペ室では前代未聞の事態が展開しようとしていた—!!

白鳥は、心筋切除の際に間違ったのは誰かに仕組まれたものだったと言います。確かに、桐生ほどの腕前なら、場所の間違えはしなさそうですよね。

実は、心臓をつりあげるターニケットが長くなっており、必要以上に吊り上げられ回転していたのです。そのせいで桐生は切る場所を間違ってしまいます。その犯人は垣谷でした。 桐生はアメリカで垣谷の娘の心臓手術を執刀していました。手術は成功し、娘は拒絶反応で亡くなったのですが、垣谷は、娘の手術の時には桐生の目はすでに見えなかったのではないかと疑い、わざと桐生を試すようなことをしたのでした。

つまりは、桐生のミスであることは間違いないんですが、それをわざと起こすように仕組んだのは垣谷だったというわけですね。ですが結局は、桐生が目のことを隠していたのがすべての原因です。ミスが続いてしまった時点で、なぜやめようと思わなかったのかが疑問です…。垣谷はもっと悪いやつだと思っていたのですが、違いましたね。ちなみに垣谷の娘の手術の時は、桐生の目は問題ありませんでした。

いや~面白かったですね!医療というよりかは殺人、ミステリー寄りな物語だったと思います。

【チーム・バチスタの栄光】人物相関図

【チーム・バチスタの栄光】の登場人物&キャスト紹介

田口公平(伊藤淳史)

心療内科医・特別愁訴外来責任者。

真面目で患者に対して真摯に向き合う好青年。お人好しで他人を疑うことを嫌う。他者の死にすぐに泣いてしまい、他医師からも指摘される。

白鳥圭輔(仲村トオル)

厚生労働省・医療過誤死関連・中立的第三者機関設置推進準備室室長。

自分以外の全てを疑い、言葉も辛辣で相手のことを思いやらない。仕事には徹底的に取り組み妥協しない。田口を勝手に相棒としており、「ぐっち~」と呼んでいる。

桐生恭一(伊原剛志)

心臓血管外科医で執刀医。

実はある秘密を抱えている。寡黙で淡々と仕事をこなす。表情の変化は少ないが、オペの技術はかなり高度なもので、他医師や患者からもとてつもない信頼を得ている。

大友直美(釈由美子)

看護師で器械出し。

自分を責めやすい性格だが、大事なことは隠していたりと、したたかな性格も持ち合わせている。

氷室貢一郎(城田優)

ミステリアスな雰囲気を醸し出しているイケメン麻酔科医。

多忙なためまともな食事を取れていない。麻酔科医を「オペ室の奴隷」と称する。

【チーム・バチスタの栄光】を観るならhuluで!

hulu

*この記事の情報は2021年6月29日現在のものとなります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました