【ジェネラル・ルージュの凱旋】あらすじ・相関図・キャスト・ネタバレまとめ【チーム・バチスタシリーズ2作目】

スポンサーリンク
医療

フジテレビ系連続ドラマ「ジェネラル・ルージュの凱旋」とは

「ジェネラル・ルージュの凱旋」とは、フジテレビ系列で、2010年4月6日の毎週火曜22時~同年6月22日まで放送されていたドラマです。

前作のチーム・バチスタの栄光に続き、チーム・バチスタシリーズの2作品目となっており、前作よりも、より強力なメンバーとともにミステリー要素たっぷりなドラマとなっています。

出演者は前作に引き続き、主要人物として伊藤淳史、仲村トオルなどであり、その他、西島秀俊、白石美帆なども出演します。

スポンサーリンク

「ジェネラル・ルージュの凱旋」のストーリー

収賄疑惑を物語の主軸としながらも、原作・映画版とは異なり、まさに医療ドラマのすべての要素が詰め込まれている。田口と白鳥の協力関係も以前に増して強力になっている。前作に引き続き、ひと味違う“メディカルエンターテインメントドラマ”

「ジェネラル・ルージュの凱旋」各話のあらすじとネタバレ

第1話「失神」

ある日、東城医大病院・救命救急センターでは、医師の佐藤伸一(木下隆行)ら救命チームが次々と運び込まれてくる重症患者の対応に追われていた。そんな中、キャビンアテンダント・杉山沙希(田畑智子)を搬送したいとの連絡が入る。満床だと断ろうとする佐藤。ところが、センター部長の速水晃一(西島秀俊)が強引に沙希の受け入れを決めてしまう。

速水の指示を受け、テキパキと病室の確保に動く救命医の和泉遥(加藤あい)と看護師長の花房美和(白石美帆)。「いつかウチはパンクしますよ」とこぼす救命医の長谷川崇(戸次重幸)を、佐藤が「速水先生だからしょうがない」となだめる。

沙希の症状を勝手に診断し始める傍若無人な男がいた。「白鳥さん、なんで?」と声をあげる田口…。まもなくそこに現れた速水に白鳥は、『チーム・バチスタ』の事件以来、厚労省が定期的に行っている抜き打ち監査で、今回の監査対象が救命救急センターになったと告げる。

https://www.fujitv.co.jp/

 沙希は心療内科特別愁訴外来で診察を受けた記録があり、田口が呼ばれます。沙希は、内科的な異常はないのですが、彼氏に振られたり、母親を胃がんで亡くしてから発作が起きていることから、田口は原因は他の疾患ではないかと考えます。

 そんな中、自分も母親と同じ胃がんだと疑う沙希が自暴自棄になり、自殺しようとします。そして急な心停止。原因は、頚動脈洞反射でした。カテーテル手術で沙希は助かります。白鳥は、メディカルアソート社のカテーテルを使った手術が多いことに疑問を抱き、速水を問い詰めますが、関係ないと言われるのでした。

 白鳥と速水のやりとりが面白かったです。速水は患者に対しては受け入れ万全ですが、田口のように優しい対応をするわけではないので、白鳥と速水はなんとなく似ている印象があります。まだミステリー要素をそこまで感じないので、これからでしょうか。

第2話「集団過呼吸」

救命救急センターに“集団過呼吸”を起こした若い女性たちが運び込まれた。ミスコンテストのためにレッスンを受けていた青木恵理(藤井美菜)を筆頭に、突然過呼吸を起こしたことからほかにパニックが伝染したという。

恵理は足もとがふらつき、手に麻痺があるが、レッスンを休むわけにはいかないと入院を拒否。

病室を訪ねた田口らに、恵理は「早く退院させて」と懇願。そんな折、恵理の婚約者・菅原誠(金井勇太)が心配して駆けつけるが、恵理は面会を拒否。花房に「一生隠し続けるつもりの秘密を隠し続けるのが苦しくなったら、あなたならどうする?」と謎めいた言葉を投げかける。田口は、恵理が無理なダイエットをしていたことを聞く。

そんなとき、恵理が病室から逃亡し…

https://www.fujitv.co.jp/

 恵理は身体に異常がなく田口も退院させてもいいのではと思うのですが、速水は「まだ何かある」と言って退院させません。恵理は早く退院したいがため、病院を抜け出しますが、視界が歪んで階段から転落して骨折し、手術をします。恵理の状態の根本的な原因は、極度のダイエットにより体内のビタミン12が極度に低下し、脊髄神経の障害を起こしていたことでした。以前中絶手術をしたときの、笑気ガスも原因だったみたいです。

 一方、白鳥は速水とメディカルアソート社との関係を探ったところ、15年ほど前、速水がデパートの大規模火災で多くのケガ人を救い、“ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)”と呼ばれるようになったころからメディカル・アソート社と深くかかわるようになったということがわかります。

 1,2話とも、精神的疾患が大きく関係しているものでしたね。田口の出演頻度をあげるためでしょうか?田口の活躍が目に見える形なので、わかりやすくて良いとは思います。前回の時は、田口は仕事を放り投げて捜査ばかりしていましたからね。

 速水と白鳥の関係と、メディカルアソート社との関係はまだわからないですが、このあたりが今後ミステリー要素を深めつつの話題になっていくのではと思います。

第3話「人格変貌」

腹を刺された塚田康史(渡辺哲)が救命救急センターに搬送されてきた。目撃証言によれば、塚田は大声をあげながらチンピラ風の男に殴りかかり、反撃に出た男にナイフで刺されたらしい。警察は、酔っぱらい同士のケンカと判断。

塚田の妻・基子(根本りつ子)は、おとなしい性格の塚田がケンカなどするわけがないと信じられない様子。塚田の体からアルコールは検出されず、飲酒の形跡はなかった。

翌日、田口(伊藤淳史)がICUの塚田を訪ねると、昨夜とは別人のように穏やかな様子。塚田は現場近くの心療内科に通っていたことを告白。

田口は塚田が通っていた心療内科を訪れ、担当の医師に話を聞いていた。塚田は、ときどき自分が自分でないような気がする、眠りも浅く、不安を覚えるといった症状を訴えていたという。医師は人生の後半に差し掛かった中高年が自己喪失感や不安に襲われる“ミッドエイジクライシス”と診断し、精神安定剤を処方したというのだが…。

https://www.fujitv.co.jp/

 入院し大人しくなったと思った塚田は、急に暴れ出し酔ったような状態で「おまえらじゃ話にならねえんだよ!」と暴言を吐き、水差しから水を飲んで失神します。最初は水中毒の可能性を考えましたが、飲む量が少なかったため、速水はそれだけではないと否定します。そして何らかの腫瘍の可能性を示唆します。塚田が働いていた場所でアスベストが使われていることを知り、肺を徹底的に調べると、早期のガンが見つかるのでした。

 水中毒の症状は、心因性によるものが大きいのですが、塚田は家出した息子を気にしており、それが要因だったようです。

 田口が塚田と息子との関係を取り持ちます。田口らしい仕事ですね。まだ今回のストーリーは医療がメインのドラマという感じですね。田口の役割が際立っていてこれはこれで面白いですが。

 そして速水の病気への洞察力が半端ないです。この人がいなかったらかなり多くの原因不明の病気になっていそうです。

第4話「心筋梗塞」

フリージャーナリスト・目黒(嶋田久作)の容態が急変し、目黒は心停止に陥る。退院も近いと聞かされていた妻の光子は、夫の体に何が起こったのかと取り乱す。

急変の原因は心筋梗塞だった。しかし、設備の整ったカテーテル室に空きがない。そこで速水は初療室でカテーテル治療を行うと言い出す。リスクが高すぎると佐藤(木下隆行)や長谷川(戸次重幸)らは反対するが、ほかに方法はないと速水に押し切られる。

速水の無謀な決断を和泉(加藤あい)から聞き、驚いた田口(伊藤淳史)は初療室へ。そのとき一瞬目を見開いた目黒が、「光子に『函館』と伝えて欲しい」とつぶやき、再び意識を失う。

そんななか、白鳥は田口に速水への疑いを漏らす。「助けるためのカテーテル? 殺すためのカテーテル?」という白鳥の言葉に田口は絶句する。

https://www.fujitv.co.jp/

 光子は助からないなら楽にさせて欲しいと訴えますが、速水は諦めません。その速水に引っ張られるようにして、診療室でのリスクがあるカテーテル手術を承諾します。手術は無事に成功し、光子と目黒の夫婦関係も修復したのでした。

 長谷川は、目黒の心筋梗塞は自分のせいだとして辞表を書きますが、速水が簡単に破り捨てます。

 まぁもし成功しなかったら大変なことになってましたね。まず速水は責任を取らされたでしょうし、訴訟ものですよね。そして白鳥は、速水に「どうだ厚労省!」みたいな態度を取られ、白鳥は何も言えません。確かに白鳥って何もしませんよね。文句だけ言っているような…そして白鳥の推理って外れていることも多いですし。

第5話「劇症型肺炎」

人気歌手の真山香苗(岩田さゆり)がレコーディング中に倒れた。だが母親でマネジャーのみどり(森口瑤子)は、1カ月後に全国ツアーを控えた香苗の入院を長引かせるわけにはいかないと速水(西島秀俊)に詰め寄って騒ぎ立て、救命チームの手を焼かせる。

翌日、香苗が若年層に多いマイコプラズマ病原体が原因の軽い肺炎を起こしていたとわかった。症状が軽いため入院は長引かないと田口がみどりに説明すると、みどりは「早くそう言ってよ」とそそくさと去っていく。

だが、まもなくして香苗の全身に発疹が現れ始めた。そして香苗の入院から3日後、香苗の炎症が肺の隅々まで広がり、回復するどころか急激に悪化していたのだ。抗生剤がまったく効いていないことにがく然となる救命チーム。知らせを受けた田口も医局に駆けつけるが…。

https://www.fujitv.co.jp/

 香苗は治るどころかどんどん症状が悪化していきます。ついには自発呼吸も困難となり、人工呼吸器をつけることになります。みどりは今にも死にそうな娘を見て、「助けて」と懇願します。実は、みどりと香苗には血のつながりがなかったのですが、香苗はステロイドを常用しており、更に麻疹の予防注射をしていませんでした。そのため、子供から感染してしまい、更にステロイドで免疫が弱まったところ、巨細胞性肺炎になってしまったのでした。

 ただの肺炎が、ここまでてこずることになるとは思ってもいませんでしたね。予防注射の重要性を知った回でもありました。母子手帳って大事ですね!

 また、白鳥の情報によると、速水だけでなく、相当な数の医者がメディカル・アソートから金をもらっているようでした。単なる収賄ではないみたいですね。

第6話「後遺症」

メディカル・アソート社が大規模な医療施設“MAH”の建設を計画していると知った白鳥(仲村トオル)と田口(伊藤淳史)。計画書にはセンター長として速水(西島秀俊)が名を連ねていた。白鳥は、本人に真相を確かめようと田口を連れて速水の部屋に乗り込む。

そんな折、意識を失った女性・山崎智子(大路恵美)が救命救急センターに運ばれてきた。付き添ってきた車いすの少年は、息子の健人(桜田通)だった。健人が速水に直接電話をかけ、搬送を依頼してきたという。健人は速水が「命の恩人」だと話す。5年前、健人は事故で瀕死の重傷を負ったが、速水の処置で命を救われたというのだ。

智子は過労による軽い貧血と判明。すぐに回復すると佐藤(木下隆行)から説明を受けていた健人の前に速水が現れた。自分のことを覚えているかとたずねる健人。だが速水は記憶にないとそっけなく答え、命を救った患者のことは退院すればすぐに忘れてしまうと突き放す。

https://www.fujitv.co.jp/

「救ったなんて言うな!」と健人は医療用のハサミで速水に襲いかかります。以前、速水に命を助けてもらった健人でしたが、下半身に麻痺が残ってしまい母親に苦労をかけているのを気に病んでいたのでした。興奮した健人は急にけいれん発作を起こします。以前起こした頭部外傷の後遺症によるもので、速水の検査により正常圧水頭症であることがわかりました。きちんと検査をすれば治る可能性はあると速水は説明しますが、健人は「人生を諦めている」といいます。

 健人の悲観的な発言は、まさに田口の出番でした!!「苦労と不幸は違うよ」

「君がいるからお母さんは頑張れる」「君が人生を諦めても、そうさせてくれない人はたくさんいる」と多くの名言を言ってくれます。これらの言葉に健人は素直になります。

 まさに、身体は速水が助けて、心は田口が助けたという感じです。

第7話「中毒」

勅使河原聖也という源氏名でホストクラブに勤める鈴木浩(八神蓮)が接客中に意識を失った。血中アルコール濃度が高かったことから、和泉(加藤あい)らは急性アルコール中毒と診断。だが、聖也に付き添ってきた客の下村理沙子(末永遥)は、酔い潰れるほど酒は飲んでいなかったはずだと不審がる。

そんなとき、事務長の三船大介(利重剛)が白鳥に、速水(西島秀俊)の不正を暴く証拠は見つかったのかと声をかけてきた。速水の排除を目論む三船は、重篤な患者を扱う“三次救急”を廃止するつもりだと断言。

一方、聖也は順調に回復し、理沙子に付き添われて退院。ところが、自宅マンションに戻ると突然錯乱状態に陥り、理沙子の制止を振り切ってベランダから飛び降りようとする異常な行動を示し…

https://www.fujitv.co.jp/

 速水はすでに満床なのにまた患者を入れようとしており、さすがの佐藤も怒ります。ですが、そんな佐藤を無視するのでした。憤った佐藤は 熱発して倒れてしまいます。佐藤は体調が悪くて、ついきつい言葉を言ってしまったようです。

 聖也が倒れた理由は、聖也の母が送ってきた、ゴボウに見える朝鮮朝顔の根が原因でした。朝鮮朝顔には毒があって、時には死に至ることもあるとのこと。聖也は理沙子にやられた!と思っていたのですが、原因は別にあることを知り反省します。

 速水に対して怪文書が届いていたのですが、それは一体誰の仕業でしょうか。速水は患者を優先したいがために、スタッフを置き去りにして一人でなんでもやろうとしてしまう傾向にあります。そこは改善していかなくてはいけないですよね。他スタッフが速水を信頼しているのでついてきてくれていますが…

第8話「宣告」

田口(伊藤淳史)の提案で倫理委員会が招集され、ついに速水(西島秀俊)の収賄疑惑が追及されることに。和泉(加藤あい)は怪文書を書いたのは自分だったことを田口に告白。

そんな折、腰痛でICUに入院している寺内(でんでん)が末期ガンに冒されていたことが判明。娘の坂崎裕美子(渋谷琴乃)が病院に駆けつけるが、寺内は金の無心に来たと決めつけて罵倒し、面会を拒む。寺内とは絶縁状態。初めて孫の顔を見た寺内は、裕美子の面会を受け入れる。

ようやく委員会が始まった。議長である田口は三船に送られた怪文書と、救命救急センターでのメディカル・アソート社のカテーテル使用頻度を示した資料をもとに、怪文書に書かれていた不正は事実なのかと速水を追及。すると速水は賄賂を受け取っていたことを平然と認め、一同を騒然とさせる。

https://www.fujitv.co.jp/

 怪文書は、実は和泉が一度書いて破り捨てていたはずですが、それと同じものがなぜがでてきました。実は、それは速水の仕業でした。あえて自らを告発する怪文書を出していたんです。公にすることで、今の現状をトップに理解してもらおうとしたんですね。ちなみに、収賄で得た金はすべて救命の費用として使っていました。

 入院していた寺内が原因不明の心停止となってしまいます。

 寺内はガンだったはずですが、そんな急な状態変化があるような身体ではなかったですよね。このまま死亡してしまうのでしょうか。

 そして怪文書に関しては、途中から速水の自作自演だったとは、速水も患者だけでなく病院のことやスタッフのことも考えてくれていたんでしょうか。自分が辞職することでケリをつけるということでしたが、それまで落ち着くのでしょうか。

第9話「医療ミス」

病棟の廊下で倒れていた寺内(でんでん)の呼吸はすでに停止していた。佐藤(木下隆行)は手を貸そうとする速水(西島秀俊)を遮り、和泉(加藤あい)、長谷川(戸次重幸)ら救命チームのメンバーだけで蘇生させようとする。しかし、懸命な救命処置も空しく、寺内は息を引き取ってしまう。

白鳥(仲村トオル)は寺内の死因に疑問を呈する。そんな中、田口(伊藤淳史)が点滴装置に異常を発見。短時間で大量に注入すれば呼吸停止の危険もある鎮痛剤が、規定の10倍もの量で投与されるよう設定されていたのだ。

そして、誰がミスをしたのかを巡る“犯人探し”が始まった。花房(白石美帆)は寺内に付き添っていた弥生(浅見れいな)に、長谷川は点滴の用意をした和泉に疑惑を向け、救命チームは殺伐とした空気に包まれる。寺内が鴨志田(本田博太郎)に関する重要なことを打ち明けようとしていたことから、不審な死には鴨志田が絡んでいるとにらんでいた。

https://www.fujitv.co.jp/

 佐藤は娘の裕美子に医療ミスの疑惑を隠します。ですが、不審を抱いた裕美子が寺内の遺体を渡せと騒ぎ出します。田口が裕美子をなんとか説得し、AI検査をすることになります。すると、寺内は窒息させられていることがわかったのです。

 寺内は鴨志田の後援会の人間だったため、白鳥は速水を疑います。何も言わない速水ですが、立ち眩みがするなど、身体に異変があるように見えます。

 寺内はやはり殺されていましたね。これは娘からしてみれば大変なことですよね。かなり大々的に報道・調査が入ってもおかしくないハズです。速水と鴨志田との関係も怪しいですし、まだ速水は何かを隠している感じがします。そして、速水…なんか体調悪そうに見えました。何かしら病気があったりするのでしょうか。

第10話「病巣」

寺内(でんでん)の死因は医療ミスではなく、事故に見せかけて殺されていたことが発覚。警察による捜査が始まった。

バチスタ事件の再来を予感させる状況に、田口(伊藤淳史)は「救命チームを疑って、真相を解明していくことが仲間を守ることになる」と疑惑解明へ意欲をみせる。そんな田口に白鳥は、病院の外部にも怪しい人物はいると告げる。白鳥は事件当時、救命センターを訪れていた佐々木(堀部圭亮)の姿を目撃していたのだ。

寺内は、鴨志田(本田博太郎)の秘密を白鳥と田口に明かそうとした矢先に殺害された。鴨志田と繋がりのある佐々木が事件に関する重要な事実を知っている可能性は高い。事件が発覚したタイミングで姿をくらました佐々木に、白鳥はますます疑念を深める。

https://www.fujitv.co.jp/

 寺内の自宅を調査したところ、自宅周辺の土がPCB(ポリ塩化ビフェニル)という毒性が強い物質に汚染されていたことがわかります。汚染された土地は鴨志田が国に買い取らせていました。寺内は、それは善意での買取ではなく、買い取った土地にメディカルアソートホスピタルを建てようとしていたことを知り、白鳥に全てを告発しようとしていたのです。そして、佐々木が告発を止めようとして寺内を殺害していたのでした。

 佐々木が犯人とわかったところで、佐々木は何者かにナイフで刺されて死亡してしまいます。そのとき速水も一緒にいましたが、速水は気絶しています。よくある展開ですね!!佐々木は駒だっただけで、真犯人は別にいるということですが、それはやはり病院内の誰かでしょうか。いよいよ最終話に近くなってきました。真相がわかるのも、もうまもなくです。

第11話「記憶喪失」

意識不明の状態で発見され、東城医大に運び込まれた速水(西島秀俊)と佐々木(堀部圭亮)に騒然となる救命チーム。まもなく速水は意識を取り戻したが、佐々木はナイフで胸を刺される致命傷を負い、すでに死亡していた。速水は、佐々木から寺内(でんでん)に大量の鎮痛剤を投与したと告白されたことを明かしたが、それ以外覚えていないという。

その夜、速水は佐々木からナイフを奪ったことを思い出し、「佐々木を殺したのは俺かもしれない」とつぶやく。そんな折、ビルから落下した看板の下敷きになり、頭部を打撲した女性が救命救急センターに搬送されてきた。その患者は、鴨志田(本田博太郎)や佐々木が通っていたクラブのママ・彩子(麻生祐未)だった。

https://www.fujitv.co.jp/

 速水は悪性のリンパ腫であることが検査でわかります。これ以降速水の容体は急速に悪い方向に進むようです。

 警察は、速水が佐々木を殺したのではないかと疑います。現場には、花房もいたようなのですが、自分が犯人だと主張する速水は、花房をかばっているような感じもします。

 ラスト前で、なんと速水の病気がわかってしまいました。やはり思った通り病気でしたね。事件解決後、すっきりして速水は亡くなる…とかの展開でしょうか。それは嫌ですね。事件解決しても速水には生き残って欲しいです。次回ラスト!どうなるのでしょうか!

最終話「危篤」

血を吐いて倒れた速水(西島秀俊)は心不全に陥っていた。速水の悪性リンパ腫が、脳だけではなく心臓までむしばみ始めているとすれば、心不全の進行は止めようがなく、絶望する佐藤ら救命チームのメンバー。

一方、速水がかばおうとする人物の犯行だとにらむ白鳥は、花房(白石美帆)に疑惑を。だが田口は、花房が倒れている速水を見捨てて現場を立ち去るはずはないと反論。2人は、速水の嘘を検証しようと犯行現場の城東デパート跡地に向かい事件現場を調べると、そこで意外な事実を知る。

翌日、白鳥と田口は花房を連れて再び現場へ。佐々木が殺された夜、ここで速水が花房の姿を見たと話していると嘘をついてかまをかけると、花房は激しく動揺。やはり花房は、現場で速水が倒れていたことを知らなかったのだ。

https://www.fujitv.co.jp/

 白鳥は花房を怪しみますが、花房は「速水先生を守りたかった」と言います。すでに自分が行ったら佐々木は死んでいたとのこと。花房は現場でベータブロッカー薬を拾っています。速水が飲んでいる物ではないので、誰か別の人物がその場にいたことになります。

 一方白鳥はMAHのパーティに行きます。すると、鴨志田の秘書がベータ―ブロッカーの薬を鴨志田に手渡していたのでした。犯人は岡田だということがわかり、事件は解決します。

 秘書の岡田は、鴨志田のためにやったということでしたが、結局誰のためでもないですよね。でも薬が落ちていたとか、なぜ警察気づかない!?前回のストーリーでも思いましたが、証拠に気づかなさすぎじゃないでしょうか。

 速水は脳にできたものは腫瘍ではなく膿瘍だったことから、免疫低下によるものだということがわかります。そのため、化学療法で回復します。速水は死ななくて済みましたね!ホント良かったです。

【ジェネラル・ルージュの凱旋】の登場人物&キャスト紹介

田口公平(伊藤淳史)

心療内科医・特別愁訴外来責任者。救急精神医療責任者も兼任する。真面目で患者に対して真摯に向き合う好青年。患者の死に敏感で感傷的になりやすい。

白鳥圭輔(仲村トオル)

厚生労働省大臣官房秘書課付技官、保険局特別監査室室長代理。言葉は辛辣で言いたいことははっきり言う。仕事には徹底的に取り組み妥協しない。田口とタッグを組む。

速水晃一(西島秀俊)

救命救急センター部長。「ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)」の異名を持つ天才救命医。第一外科(心臓血管外科)出身で血管内治療を専門とする。表情の変化が少なく、冷静沈着。患者を一番に想っている熱い志を持った医師。

花房美和(白石美帆)

救命救急センター看護師長。35歳と若いが、師長をまかされるほど優秀な看護師。速水のサポート役。速水を誰よりも信じており、好意を寄せている。「女房気取り」と非難されることも。

和泉遥(加藤あい)

同センター救命医で、紅一点的存在。だが、周りにいる男性に負けじと男勝りで気が強い。自分が想ったこともはっきりと表現する性格で、きつい物言いで周囲から引かれることも。速水のことを信頼している。

【ジェネラル・ルージュの凱旋】を観るならU-NEXT

\ 今なら31間無料!/
スポンサーリンク

オススメのVODサービス3選を比較!

サービス無料期間作品数月額料金
(税込)

FODプレミアム
2週間6万本以上976円

hulu
2週間7万本以上1,026円

U-NEXT
31日間21万本以上2,189円

各サービスのおすすめポイントは?

サービスおすすめポイント

FOD
プレミアム
月9などフジテレビ系の過去ドラマや電子書籍が利用可能!地上波放送のスピンオフドラマやオリジナル作品にも良作が多い!詳しくはこちら

hulu
日テレ系列のバラエティやドラマ、アニメが視聴可能!海外ドラマも充実!プレミアムでは独占の海外ドラマ作品も多し!詳しくはこちら

U-NEXT
とにかく作品数がダントツNO.1!料金は高めだがポイント還元で最新作のレンタルなど、コスパはかなり良い!

医療
スポンサーリンク
シェアする
おうちでエンタメ備忘録

コメント

タイトルとURLをコピーしました