【海の上の診療所】あらすじ・相関図・キャスト・ネタバレまとめ【主演松田翔太が演じる独身の若手外科医】

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ヒューマン

フジテレビ系連続ドラマ「海の上の診療所」とは

『海の上の診療所』は2013年10月14日から12月23日まで毎週月曜日21:00~21:54にフジテレビ系で放送されました。主演の松田翔太が演じるのは北海道出身で独身の若手外科医・瀬崎航太。

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「海の上の診療所」のストーリー

診察などで出会った美しい独身の女性にすぐ惚れたり、他人からおだてられるとすぐ調子に乗ったりする性格のせいで、医師としての資質に疑念を持たれる。巡回先の島でマドンナに出会うたびに彼女を取り巻く医療・健康問題を解決するために奔走。医師としての知識や腕前を駆使することによって、患者の病気や怪我ばかりか「心の傷」も次々と治していく物語です。

「海の上の診療所」各話のあらすじとネタバレ

第1話「瀬戸内海の美しい島々を巡る 病院船の物語が今始まる瀬戸内海の美しい島々を巡る 病院船の物語が今始まる」

『海診丸』は、瀬戸内海の無医島を巡り、医療サービスを提供する診療船。医師やスタッフたちは、病院並みの設備を持つこの船で共同生活を送りながら、島々を回っている。そんなある日、海診丸にひとりの医師がやってくることになった。その男の名は瀬崎航太(松田翔太)。北海道出身のフリーランスの総合診療医だ。

元ヤンキーだというウワサもある看護師の戸神眞子(武井咲)、内科医の内村葵(藤原紀香)、看護師の三崎昇(福士蒼汰)、事務員で葵の夫でもある日内晃(荒川良々)、船長兼料理長の海藤剛(寺島進)ら海診丸のスタッフは、航太の歓迎会を準備していた。が、約束の時間より大幅に遅れてやってきた航太は、風呂上がりの眞子に出くわし、不審者に間違われて彼女に蹴り飛ばされてしまう。

あくる朝、改めてスタッフたちに自己紹介をした航太は、さっそく実務に就いた。今回、海診丸が訪れたのは千登勢島だ。午前中、航太は集まってきた島民たちの診察をした。しかし眞子は、胃の痛みが取れないという患者に炭酸飲料を飲むよう勧めるなど、いい加減とも思える航太の診察ぶりに半ばあきれていた。午後、航太は眞子とともに往診に出かける。明日は島の祭りがあるらしく、太鼓の練習をしている男・宮脇拓也(高橋努)の姿もあった。往診の帰り、航太は墓石の前で涙を流していた女性・村上美月(加藤あい)に気づき、その美しい姿に心を奪われる。美月は、この島で造船業を営む道則(片岡鶴太郎)の娘だった。廃業し、家を売ろうとしている道則と、亡き母の思い出が残る家を守りたいという思いからそれに反対している美月が衝突していることを知った航太は、美月と結婚して道則の後を継ごうと決意。眞子たち海診丸のスタッフに「明日で船を降りる」と宣言するが…。

https://www.fujitv.co.jp/b_hp/uminoueno_shinryojo/backnumber/213000008-1.html

『海診丸』は瀬戸内海の無医島をめぐり医療サービスを提供する診療船。ある日、松田翔太演じる瀬崎航太という北海道出身の総合診療医がやってくることになった。海診丸のスタッフは、航太の歓迎会の準備をするが約束の時間に大幅に遅れてやってきてしまい、おまけにスタッフ眞子(武井咲)のふろ上がりに出くわし、不審者扱いされ眞子から蹴飛ばされてしまう。あくる日の午後は眞子と共に往診へ出かけ村上美月(加藤あい)という女性に出会う。その美しい姿に心奪われた航太は、その父で造船業を営む道則(片岡鶴太郎)の診察をしながら、美月と結婚をして道則の後を継ごうと決意する。その日の夜海診丸にやって来たのは腕が痛むとやって来た拓也だった。拓也の事を「拓兄」と慕う美月を見た航太は、美月の兄弟だと勘違いし懸命に治療を行う。海診丸で手術を行い、無事手術に成功した航太だったが、実は二人は恋人同士だという事が分かり、一旦舟を降りて島に留まると決めた航太だったが、すぐ海診丸に戻る羽目となる。

第2話「ちいさな島の小学校・たった1人の生徒と先生の絆」

海診丸では、朝から騒動が持ち上がっていた。航太(松田翔太)が、冷蔵庫にあった眞子(武井咲)のプリンを勝手に食べてしまったのだ。それを知った葵(藤原紀香)や昇(福士蒼汰)、日内(荒川良々)は、眞子の反応を恐れ、航太を厳しく非難する。以前も同じようなことがあり、大きなトラブルになったというのだ。

一方、船長の海藤(寺島進)は、航海士のカルロス(植野行雄)と機関長の前島(土屋裕一)を怒鳴りつけていた。カルロスたちが、海藤のブログ『戦う船長の船上レシピ』のアクセスランキングを上げるために、何度もアクセスしていたことがばれたからだった。

そんな中、海診丸は人口150人ほどの小さな島・美沖島を訪れる。そこで航太の前に現れたのが、健康検診のために児童を連れてやってきた立花薫(篠田麻里子)だった。

薫は、この島にある美沖小中学校の教師。といっても、中学校は生徒がいないため休校になっており、現在は島でたったひとりの子ども、10歳の片山遼(高木星来)が通っているだけだった。実は薫は、以前、本土で教師をしていたが、持病のぜんそくが悪化し、教師を止めるべきかと悩んでいたところ、美沖島の役場に勤める増田潔(八十田勇一)に声をかけられてこの島に来たのだという。しかし、空気がキレイなこの島に来てからも病気はひどくなる一方で、授業や学校行事を休まなければならないことが続いているらしい。村長で、遼の祖父でもある憲造(勝部演之)は、そんな薫に見切りをつけ、別の教師を探すよう増田に命じていた。

海診丸の待合室でも発作を起こして倒れた薫は、明日行われる予定だった遠足も憲造の反対で中止になるのでは、と心配していた。薫にひと目ぼれしてしまった航太は、自分も遠足に同行する、と言って何とか憲造の了解を得ると、眞子たち海診丸のスタッフに、これからは薫の永久主治医になるから明日で船を降りる、と宣言する。

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海診丸に健康診断のために児童を連れて来ていた立花薫(篠田麻里子)に航太はまたもや恋をしてしまう。薫の勤める小学校の児童は片山遼1人だった。遼の祖父憲造はこの村の村長で、薫が教師を務めることに反対していた。薫はこの島にやってきて持病のぜんそくが酷くなる一方で授業や学校行事を休まなければならないことが多い。明日行われる遠足も中止になるのではと心配していた薫だったが、航太が遠足について行くと張り切った。遠足当日、島の役場に勤める増田も遠足に同行し不思議に思う航太。目的地に到着し一休みしていると、遼と薫の姿がない。薫は姿が見えない遼を探していたのだった。遼はケガをして動けなくなっていた。ぜんそくで辛い中、薫はケガをした涼を、海診丸までおぶって連れて来ていた。駆けつけた憲造は、やはり薫に任せたのがいけなかったと怒鳴るが、それを見ていた眞子は、ここまで薫がぜんそくで苦しい中おんぶをして連れて来てくれた事を説明する。考えなおした憲造は薫にずっとこの島にいることを承諾した。その隣で役場の増田さんが涙ながらに良かったと薫に近づく。増田と薫は想い合っていた仲だったと知り、航太はまたもやフラれてしまう。

第3話「瀬戸の花嫁」

航太(松田翔太)ら海診丸の面々は、人口が80人にも満たない小さな島・浮之島を訪れる。航太や海藤(寺島進)らがラジオから流れる「瀬戸の花嫁」の話で盛り上がっていると、昇(福士蒼汰)が慌てた様子で飛び込んできた。葵(藤原紀香)と日内(荒川良々)の夫婦ゲンカが勃発したという。葵が結婚記念日を忘れていたのが原因らしい。日内は、スーツケースを用意し、船を降りると言い出す。が、葵は、日内にはそんな気がないことはお見通しで日内の行動を冷めた目で見守るのだった…。

そんな中、航太と眞子(武井咲)は、去年大腸ガンの手術を受けていたが外来にこなかった塩見千鶴(いしだあゆみ)の家に往診に行く。そこで航太が出会ったのが、千鶴の娘・里花(夏帆)だった。航太たちは、千鶴が認知症を発症していることを里花から教えられる。実は里花は、千鶴と折り合いが悪く、5年ぶりに帰郷したばかりだった。そこで初めて、ヘルパーから大腸ガンの手術を受けたことや認知症のことを聞かされたらしい。その際、眞子は、部屋に飾られていた白無垢姿で渡し船に乗っている千鶴の写真に気づく。それは、21歳の千鶴が隣の島から嫁いでいたときの写真だった。この辺りの島では、島から嫁いでいく女性は白無垢姿で渡し船に乗って出ていく習わしがあるのだという。千鶴は、自分が着た白無垢を里花に着せるのを楽しみにしていたらしい。

里花は、千鶴の血液検査の結果を聞くために航太たちとともに海診丸に向かった。その道すがら、里花は、「せめてまともに結婚して、母が夢見ていた白無垢姿を見せてあげたかった」とこぼす。航太は、そんな里花に、力になりたいから手伝えることがあったら言ってほしい、と申し出る。

血液検査の結果、千鶴は貧血気味だということがわかった。結果を聞いた里花は、不意に話があると言って航太を連れ出すと、「私と結婚してください」と切り出すのだった…。

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去年大腸がんの手術を受けていた千鶴(いしだあゆみ)の家へ往診に来た眞子と航太。そこで航太は千鶴の娘里花(夏帆)と出会う。千鶴は認知症を発症していて5年ぶりに島へ帰ってきていた。千鶴の血液検査の結果を聞くために航太と共に海診丸に向かった里花は航太へ「結婚してください」と切り出す。心配する海診丸のスタッフを余所目に里花の母親へ挨拶に行くために舟を出る。里花の家へ着くと千鶴は吐血をして倒れていた。緊急処置を行う事になったが、そこへ広島県警がやって来た。なんと里花は結婚詐欺師で、警察から追われていたのだ。里花をすぐに連れて行こうとしていた警察官だったが、やんちゃな頃からお世話になっている眞子がせめて処置が終わるまではと引き留める。

里花のことさえ分からなくなっていた千鶴だったが、「結婚して幸せになります」と嘘を母に告げ立ち去ろうとしたその時「よかったね、里花ちゃん」と母は笑顔を見せた。

第4話「美人研修医は超ワガママお嬢様」

航太(松田翔太)や眞子(武井咲)たちを乗せた診療船・海診丸は、阿岐之島を訪れる。船では、船長の海藤(寺島進)が、食材の発注ミスをしたカルロス(植野行雄)を怒鳴りつけていた。カルロスが発注数をふた桁も間違えてしまい、大量のもやしが届いてしまったのだ。

同じころ、事務長の日内(荒川良々)のもとには、海診丸を運営する本院から電話が入っていた。本院で研修医をしている理事長の娘・藤井みちる(瀧本美織)が、研修医生活最後の1ヵ月を海診丸で過ごすことになったというのだ。みちるは、“美人過ぎる研修医”として雑誌にも載ったことがある女性だった。しかし航太は、もう外見に惑わされはしない、と言ってみちるが載っている雑誌を見ようとはしなかった。これからはどんなに美しい女性が現れても一切動じず、すべて心の目で見て判断するのだという。

ほどなく、みちるが海診丸にやってきた。みちるはいきなり船内の医療設備不足を指摘し、ここに重症で運ばれた患者は死んでくださいと言われたようなものだ、と言い出す。が、何故か航太には興味を示し、指導医は葵(藤原紀香)ではなく航太にしてほしい、と日内に頼む。

そんなみちるにひと目ぼれしてしまった航太は、診察中も彼女を意識する。一方、みちるは、老人の話し相手になっているだけ、などと発言し、眞子の怒りを買っていた。

眞子は、みちるが航太、昇(福士蒼汰)とともに往診に出かけた際、日内に詰め寄り、彼女が海診丸に来た本当の理由を聞きだす。実はみちるは、本院での当直中に医療事故を起こし、それ以来、患者の処置が怖くなってしまったのだという。そこで、何とか研修を終わらせるために、オペがほとんどない海診丸に来たらしい。

その夜、海診丸では、みちるの歓迎会が開かれる。が、その席で眞子とみちるが衝突した。その際、眞子は、医療事故の話にふれ、医師として半人前のくせに偉そうなことばかり言うな、と言い放つ。

甲板にいたみちるは、やってきた航太に、患者の前に立つのが怖い、と正直に打ち明ける。雑誌を見た芸能事務所からタレントにならないかと誘われ、悩んでいたみちるは、一緒に東京に行かないか、と航太を誘うが…。

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海診丸は阿岐之島を訪れる。海診丸を運営する本院から研修医をしている理事長の娘みちる(瀧本美織)が海診丸で1ケ月過ごす事になる。みちるは美人すぎる研修医として雑誌にも載った事のある女性だった。そんなみちるに一目ぼれしてしまった航太だったが、海診丸の活動を批判するみちるを眞子は気に入らない。往診に出かけた航太とみちるだったが、一人で行動しているみちるは、胸を押さえて苦しむ患者に遭遇。大丈夫だという患者をそのままにしてしまった。実は以前みちるは医療事故を起こしてしまいそれ以来患者の前に立つのが怖かった。あくる日みちるはその患者が苦しんで運ばれる所に遭遇した。航太は別の緊急患者の処置中でどうしてもみちるの処置が必要になった。航太に指示を受けながら処置をするみちる。患者と向き合う事を恐れていたみちるだったが、これで自信を取り戻し、誘われていたタレント活動も断り航太の元を去っていった。

第5話「みかんがつなぐ家族の絆」

宮母島を訪れた航太(松田翔太)や眞子(武井咲)たち海診丸の面々は、東京のテレビ局から取材を受けることになった。その番組は、この島の出身でもある人気フリーアナウンサー・上村絵里子(安達祐実)がリポーターを務め、海診丸の活動や故郷のみかん畑などを紹介するというものだった。事務長の日内(荒川良々)は、本院の理事長から、取材は航太に受けさせるよう指示されていた。しかし航太は、何故かテレビはダメだと言って取材を了承しない。

あくる朝、絵里子と取材クルーがやってくる。スーパードクターと評判の航太を取材できないと知った絵里子は落胆しながらも、カゼをひいているという彼の体調を気遣った。そんな絵里子に魅了されてしまった航太は、彼女からもらったのど飴が効いた、といって急に取材を受けると言い出す。

絵里子たちは、船長の海藤(寺島進)へのインタビューや外来診察のようすなどを取材する。航太たちが往診に行くと知った絵里子は、父親の繁(田村亮)を診察する予定はあるか、と尋ねた。繁は半年ほど前に脳こうそくで倒れて本土の病院に入院していた。だが、妻の芳江(浅田美代子)は、医者は信用できないと言って、介護とリハビリが必要だった繁を勝手に島に連れ帰ってしまったのだという。絵里子は、繁を東京の病院に連れて行こうと考えていたが、それも芳江から反対されたらしい。

事情を知った航太は、眞子とともに絵里子の実家を訪れた。力になりたい、という航太に、みかん畑の手入れを命じる芳江。そこにやってきた絵里子は、繁のことで芳江と激しく口論する。そんな母娘の姿を見た航太は、海診丸の仲間たちに、絵里子と結婚し、この島でみかん畑を守りながら診療所を営む、と宣言するが…。

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宮母島を訪れた海診丸は、東京のテレビの取材を受けることになった。この宮母島出身でフリーアナウンサーの上村恵理子(安達祐実)がリポーターを務める番組で、海診丸や恵理子の実家のみかん畑を紹介する。海診丸の取材を終えた恵理子は、恵理子の父繁(田村亮)の診察予定はあるか尋ねる。航太と眞子は往診の帰りに恵理子の実家を訪ねることにした。繁は半年ほど前に脳梗塞を患い、現在は自宅療養していた。恵理子は心配して東京の病院へ行くように芳江(浅田美代子)に言っていたが、実は繁は末期がんに侵されていた。みかん畑の取材が決まっていたが、当日母の芳江が過労で倒れてしまい、みかん畑の取材は延期することになりそうだったが、そこへ航太がみかん畑へ走り、延期はダメだという。そして恵理子に繁の病状を伝え、取材を実施するよう説得。そして恵理子は自分の家のみかん畑を取材し、父と母はテレビでその姿を見ていた。東京に戻った恵理子と結婚をすると言い出す航太だったが、直後テレビで恵理子とサッカー選手との熱愛が報道され落ち込んでしまう。

第6話「元ヤン介護士、離島介護に懸ける夢」

鳴美島を訪れた航太(松田翔太)ら海診丸のスタッフは、事務長の日内(荒川良々)から緊急会議の呼び出しを受ける。介護士をしている眞子(武井咲)の友人が、勉強のために海診丸に来ることになったのだ。しかし、その友人は、元レディースの総長なのだという。

そんな日内の不安をよそに、朝からご機嫌なようすの眞子は、可愛いからといって人の友だちに手を出すな、と航太に釘をさす。航太は、可愛いという言葉に反応するも、大丈夫だと断言する。

ほどなく、眞子の友人、岡崎泉(北乃きい)と樋口萌絵(小林きな子)が海診丸にやってくる。泉と萌絵は、鳴美島で訪問介護の仕事をしていた。ふたりは、もともと本土の介護施設で働いていたが、1年ほど前に泉が独立し、この島で会社を立ち上げたのだという。

航太は、眞子とともに、沖田登美子(草村礼子)の家へ往診に行く。泉たちも、眞子に頼んで往診に同行した。が、何故か登美子の前に顔を出せない泉たち。するとそこに、登美子の息子・和俊(菊池均也)が現れ、カバンから土地の売買契約書を取り出して登美子に渡す。その際、泉たちの姿に気づいた和俊は、出て行けと泉に怒鳴るのだった。実は泉は、2週間ほど前の訪問介護中に登美子に火傷を負わせてしまったのだという。怒った和俊は、泉の会社との契約を解除し、登美子を施設に入れることにしたらしい。しかも、和俊が泉たちの介護は乱暴だ、などと悪い噂を島中に流したため、泉たちの会社は解約解除が相次いでいるのだという。当の登美子は、一生懸命介護してくれていた泉たちに迷惑をかけてしまったことを悔やんでいた。

事情を知った航太は、泉たちを励まそうと、船長であり料理長でもある海藤(寺島進)に頼んで特別メニューを用意してもらう。その際、泉と萌絵が、航太にひと目ぼれした、と話しているのを偶然聞いてしまった航太は…。

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鳴美島を訪れた海診丸は眞子の友人で元レディース総長の泉(北乃きい)が勉強の為海診丸にやってくることになった。やってきたのは泉と萌絵。二人は鳴美島で独立し介護の会社を立ち上げていた。二人は往診に同行し、沖田登美子の家へ航太と眞子と共に行く。泉たちはつい2週間前富子の介護中あやまって登美子に火傷をおわせてしまい、そのことを知った息子の和俊は、この二人の介護は乱暴だと島中に流した。しかし、登美子は一生懸命に介護してくれた泉たちに迷惑を掛けたと悔やんでいた。登美子は和俊の言うとおりに本土の介護施設に入居することになり、泉もこの島から出ていくことを決めていたが、それを知った登美子は反対し、この島で続けて欲しいと頼む。それでも無理やり登美子を本土へつれていこうとする和俊へ、泉は「登美子おばあちゃんがどれだけ寂しい思いをしているのか、施設に入れようとする前にもっと大切なことがある!」と元レディース総長の凄みを見せた。

第7話「謎の女ついに登場! 海診丸最大の危機」

航太(松田翔太)の行方を追い続けていた謎の女性・羽鳥輝(戸田恵梨香)が海診丸にやってきた。輝の姿を見た航太は慌てふためき、眞子(武井咲)や葵(藤原紀香)たちに事情を話して助けを求める。

航太が輝と出会ったのはとある企業の健康診断のときだった。勤務先の病院からその企業に派遣された航太は、診察中に突然逃げ出した女性のことが気になって追いかけたのだという。それが輝だった。恋人と別れた直後だった輝は、診察中に泣きそうになり逃げだしたらしい。事情を知った航太は、輝を慰めようと食事に誘った。そのとき、輝と意気投合し、彼女の方から結婚を申し込まれたというのだ。

航太は、輝と結婚することを北海道に住む母・玲子(麻生祐未)に報告、彼女を紹介するために寝台列車で北海道に向かった。その道中、航太は輝から、本当は男だという衝撃の告白をされて激しく混乱し、彼女のもとから逃げだしたのだという。それ以来、航太は輝から逃れるために各地の病院を転々とし、海診丸にたどり着いたらしい。

海診丸を降りたくない、という航太の気持ちに打たれた日内(荒川良々)は、ある作戦を思いつく。それは、航太と眞子が交際していることにして、輝に航太のことを諦めさせようというものだった。日内は、輝やスタッフたちの前で、航太と眞子が交際することになったと発表した。眞子に思いを寄せる昇(福士蒼汰)は、ショックを受け、船を飛び出した。が、証拠を見せるためにキスするよう指示された眞子は、思わず航太をスリッパで叩いてしまい…。

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航太の行方を追い続けていた謎の女性・輝(戸田恵梨香)が海診丸にやってくると航太は慌てて輝から逃げようとする。眞子たちが事情を聞くと、航太が言うには輝は男だという。輝を航太から諦めさせるために日内は眞子と航太が付き合う事になったと嘘をつく。しかしすぐにウソだと分かった輝は航太を追いかける。本当は航太のことが好きで追いかけて来たんじゃないと知った航太。輝の恋人が追いかけて来て古い小屋の中三人話していると、小屋が急に壊れ航太と輝の恋人が下敷きに。航太まで下敷きになっていたため輝の恋人の処置を眞子がやることに。他のみんなも外出から帰ってきて無事救出することができた。結局輝は恋人と幸せになりますと航太に抱きついて去っていった。未だに輝のことを男だと思い込んでいる航太は、抱きつかれてちょっとドキッとしたと眞子に打ち明ける。

第8話「憧れの先輩と再会! 看護師昇の恋」

航太(松田翔太)たち海診丸のスタッフは伊久島を訪れる。が、その矢先、眞子(武井咲)が風邪をひいて寝込んでしまう。事務長の日内(荒川良々)から看病担当を命ぜられた航太が眞子を診察していると、そこに昇(福士蒼汰)がやってきた。診察の様子を、2人がキスをしていると勘違いした昇は、大きなショックを受け、葵(藤原紀香)にそのことを打ち明ける。

すっかり勘違いした昇のもとに、学生時代のバイト仲間だった白井亜希(佐々木希)が訪問してくる。いつものようにひと目ぼれしてしまう航太を思わずスリッパではたいてしまった昇は、仕事終わりに亜希に連絡をすると告げ、航太を引っ張って往診に出かける。往診を終えた航太は、早く亜希に連絡を取るようにと昇を急かした。が、亜希には3年以上付き合っている婚約者が本土にいることを昇に教えられ、がっかりしながら海診丸へひとり戻る。

海診丸では亜希の妹・美和(吉田里琴)が待っていた。美和は、かつて昇と亜希は両思いの仲だったが、昇が告白しなかったために付き合うまでに至らなかったこと、昇が言っていた彼氏がいるという情報は過去のものであることを航太に打ち明け、最近、亜希はまた昇のことが気になっている様子だから、今度こそ昇がちゃんと告白するように航太からも後押ししてほしい、と頼む。

一方その頃、昇が眞子に告白するまでもなく失恋してしまったことを知った亜希は、好きな人には言葉にして気持ちを伝えないと、と告げるが…。

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昇が学生時代バイト仲間だった亜希(佐々木希)が海診丸に訪問してくる。惚れやすい航太に亜希は3年以上付き合っている彼がいる事を前もって言っておいた。しかし海診丸に亜希の妹・美和(吉田里琴)がやって来て、お姉ちゃんと昇はかつて両想いで、昇がきちんと想いを伝えなかったから付き合えなかったと航太へ打ち明ける。そんな中昇は亜希に会いに出かけ、お金を渡した。お父さんが入院したと嘘をついたのだったが、それを聞いていた美和は亜希を問い詰める。亜希は彼へ、昇から借りたお金を渡していたのだ。彼から力づくで金を奪い返そうと美和は彼ともみ合い、彼は崖から落ちケガをしてしまう。病院で目覚めた彼に亜希は、こんな生活やめにしよう、自分の力で進んでいこう、何があっても私が側にいると彼に言い、手を握り合う。そして昇はきちんと亜紀へ「好きでした」と伝えた。

第9話「母になる妹へ」

海診丸は細女島を訪れる。その朝、航太(松田翔太)ら海診丸のメンバーは、事務長の日内(荒川良々)のようすがおかしいことに不審を抱く。こそこそショートメールをしていたかと思えば、急用ができたと言って出かけてしまったのだ。

眞子(武井咲)に命じられて、昇(福士蒼汰)とともに日内の後を追った航太は、彼が旅館で若い妊婦と密会しているところを目撃する。驚いた航太たちは、何も見なかったことにしようと決め、葵(藤原紀香)にウソの報告をした。しかし葵には通用せず、事情を知った葵は、怒りに震えながらその旅館に乗り込む。

するとそこにいたのは、葵の妹・巴(榮倉奈々)だった。巴は、親元を飛び出し、恋人の星野武宏(石黒英雄)と同棲していて妊娠したらしい。だが、その恋人とケンカして家を飛び出してしまい、お金に困って日内に連絡してきたのだ。葵は、そんな巴を厳しく非難した。それに反発した巴は、航太を頼り、彼を味方につける。航太は、葵と巴の間に入ってその仲を取り持とうとしたが、上手くいかない。巴は航太に、母親になる自信がない、と打ち明けた。それを聞いた日内は困った挙句、巴と結婚してほしい、と航太に頼むが…。

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海診丸は細女島を訪れた。みんなで朝食を食べている最中、日内の携帯が鳴り日内は不審な様子を見せる。急用ができたと舟を出ていく日内の後を航太と昇は追った。すると日内が妊娠している女性と密会している所を目撃してしまう。しかしその女性は葵(藤原紀香)の妹・巴(榮倉奈々)だった。巴が言うには、恋人と同棲していて妊娠したが、ケンカをして家を飛び出してきたという。葵はそんな巴を非難すると、巴は航太を頼って来た。それを知った日内は、航太に巴と結婚して欲しいと頼む。すっかりその気になった航太だったが、ある日巴の彼が現れ巴に会いに来る。その彼は実は巴に暴力を振るっていたが巴は誰にもそのことを言えず苦しんでいたのだった。巴は葵、航太に見守られながら無事男の子を出産し、葵が名付け親となり、『楽』という名を付けた。

第10話「ついに最終章 Drコータの選んだ結末とは」

航太(松田翔太)は、事務長の日内(荒川良々)から「船を降ります」宣言を禁じられる。さらに日内は、海診丸のメンバーに徹底した経費削減を指示。メンバーは混乱するが、日内はその理由をメンバーに言わなかった。

釈然としない中、航太と眞子(武井咲)は、来年から海診丸の巡回ルートとなる誉島の診療所を訪れる。海診丸がこの島の集団検診を受け持つことになり、患者の情報共有をするためだった。

その診療所で、航太は研修医時代の指導医・瀧山晴子(水野美紀)と再会する。誉島の出身でもある晴子は、以前から故郷の島で診療所を開くことを夢見ていた。が、医師としての腕を買われ、間もなく東京にある病院の血管外科に赴任することになったのだという。それが原因で、晴子は、両親を亡くしてからずっと面倒を見てくれていた漁協長の久松靖男(清水紘治)から厳しく非難されていた。

事情を知った航太は、夢を実現させた晴子が東京の病院に戻ることに疑問を抱き、彼女に会いに行くが…。

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航太と眞子は、来年から海診丸の巡回ルートとなる誉島の診療所を訪ねる。その診療所で航太は研修医時代の指導医・晴子(水野美紀)と再会する。以前から晴子は故郷である誉島で診療所を開くことを夢見ていたが、たった3年で東京の大学病院へ赴任することになった事を聞き、航太は不思議に思っていた。 晴子が両親を亡くしてから親代わりをし、晴子が診療所を開く時も世話していた靖男は、そんな晴子の身勝手な行動を許してはくれなかった。しかし同じ診療所で働く事務員の池上は引っ越し準備を手伝っているとき偶然に晴子の目の病気のことを知ってしまう。島で晴子の送別会が行われ、航太も参加していた。その時靖男の妻洵子は突然倒れてしまい海診丸で緊急オペとなる。目の悪い美紀の力を借りながらなんとか航太は手術を成功させる。池上から晴子の病気のことを聞いた靖男は、去っていく晴子に、「いつでも帰って来い」と声を掛け送り出す。

最終話「聖夜に起こる海の上の奇跡! ついに感動のフィナーレ!」

クリスマスを前日に控えた海診丸はいつものにぎやかさが影を潜め、静まりかえっていた。原因は航太(松田翔太)が何も言わず、皆の前から姿を消して数日が経過していたため。海診丸のメンバーはそれぞれに航太のことを心配するが、連絡もつかないままだった。

何かを隠していそうな日内(荒川良々)の部屋から葵(藤原紀香)が人事通達書を発見する。海診丸のメンバーは一斉に日内を問い詰め、そこでコストカッターとして有名な副理事長・藤井真希(高橋ひとみ)の指示で、日内は契約期間満了に伴い、航太を退去させていたことが判明するのだった。口々に日内を非難するメンバーたち。特に眞子(武井咲)は副理事長と直接話をしたいと日内に詰めよる。が、日内はそもそも海診丸の運営に反対な副理事長を今刺激してしまっては存続すら危ぶまれると語る。そして、そのことを航太は理解し、自らが立ち去ることで海診丸を守ってくれたのだとメンバーへ説得を試みる。と、そこへ副理事長が海診丸に乗り込んでくるのだった。

その頃航太は、眞子に憧れ将来は海診丸で看護師として働きたいという中澤歩(須田琥珀)という少女とその祖父・典夫(中丸新将)の自宅で具合が悪い典夫の診察を行っており…。

https://www.fujitv.co.jp/b_hp/uminoueno_shinryojo/backnumber/213000008-1.html

ある日航太が突然姿を消してしまった。実は海診丸の副理事長(高橋ひとみ)の指示で航太を退去させていたことが分かる。そんな中、航太はその島で眞子に憧れているという少女・歩の祖父・典夫の家でお世話になっていた。母が病気で倒れたと連絡を受け航太は母の元へ向かおうとしている途中、典夫の家が火事になり、その家に集まっていた多くの島民が海診丸へと運ばれる。海診丸総出で治療にあたり、航太も海診丸に現れ、最も重症だった典夫の処置を終えた。海診丸のメンバーは一丸となり副理事長へ直談判し航太は船から降りる必要はなくなったのだが、航太は北海道の病気の母の元へ戻ることを決意する。しかし北海道へ帰った航太が母から知らされたのは、病気ではなく「妊娠」だった。ほどなくして眞子は北海道へ航太を迎えに行く。

再び航太が海診丸に戻って来た日はクリスマス。みんな航太を出迎、盛大にパーティーを行った。そして二人になった航太と眞子はお互いの気持ちを確かめ合うのだった。

【海の上の診療所】の登場人物&キャスト紹介

瀬崎航太(松田翔太)

停泊する島々で診察などを通じて若く美しい独身女性と出会うたび、「今日限りでこの船を降りて島で暮らします」と宣言してしまう。自身の嫁探しを兼ねて、離島での医療に携わろうと海診丸に着任した。看護師の眞子にいつも「ちゃんとして」とスリッパで叩かれている。

戸神眞子(武井咲)

初対面でふろ上がりの姿を航太に見られたことから彼にいきなり飛び蹴りを食らわす。航太の突発的な意味不明な行動に振り回されながら、事あるごとに彼の頭をスリッパで叩いている。プリンが大好物。みんなから眞子ちゃんと可愛がられている。かつて警察から目を付けられるほどの不良少女だった。

三崎昇(福士蒼汰)

眞子と同じ看護師。海診丸のスタッフ。航太の着任直後から好意的に航太へ接している。眞子のことが好きで片思いのまま言えずにいる。以前バイトの先輩と両想いだったが、素直に告白することができないまま付き合えていない。

内村葵(藤原紀香)

海診丸の内科医。海診丸事務長の日内晃の妻で、夫のことを晃君と呼ぶ。日常の会話はもっぱら大阪弁。夫婦共通の趣味として、船内で社交ダンスを楽しんでいる。船内で晃との第1子を身ごもる。

日内晃(荒川良々)

海診丸の事務長で最高責任者として半年間の医師募集の末に着任した航太を引き留めようと手を尽くす。事あるごとに船内の経費の使い方などに目を光らせる一方で船を運営する病院の幹部には頭が上がらない。

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