【ラジエーションハウス】あらすじ・相関図・キャスト・ネタバレまとめ

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医療

ラジエーションハウス とは

2019年4月から放送されていた月9ドラマ。横幕智裕原作の漫画を実写化したもので、漫画はグランドジャンプ(集英社)にて連載中です。2021年10月から続編の放送も決定しています。

ストーリーは、病院のなかでCTやMRIなどを撮影する放射線課にスポットをあて、画像から様々な病気を見つけ出すなかで生まれるヒューマンドラマを描いている。

ドラマでは、窪田正孝演じる五十嵐唯織が、幼馴染との約束を果たすべく放射線技師となり甘春総合病院へ着任。そこで働く同僚と共に様々な症例へ挑んでいきます。

初めは変わり者扱いされ同僚や病院からも面倒臭がられていた唯織ですが、診断の正確さや患者さんへまっすぐに向き合う姿勢に段々とみんなも引き込まれていきます。

また、幼馴染である本田翼演じる甘春杏も唯織に影響を受け、医師として成長していきます。

しかし、唯織にはあるがあるようで…。

と言った流れになっています。

普段はあまり注目されることのない医療現場「放射線科」にスポットを当てた本格派医療ドラマにねっています。

唯織の秘密は何なのか、幼馴染との再会で恋の進展はあるのかにも注目です!

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「ラジエーションハウス」各話のあらすじとネタバレ

第1話「視えない病を見つけ出せ!命をかけた新たな医療ドラマが今始まる!」

五十嵐唯織(窪田正孝)は、「写真には必ず真実が映る」と信じている放射線技師。アメリカで最も権威ある放射線科医からその才能を認められた唯織は、帰国後、ずっと思いを寄せている幼なじみの甘春杏(本田翼)が放射線科医として勤務する甘春総合病院に採用される。


22年前、杏は、父親の跡を継いで医者になる夢を唯織に話していた。そのとき杏は、病気を見つけるにはカメラマンが必要だから、世界一のカメラマンになってお手伝いをして、と唯織に告げていた。

初出勤の日、唯織はバスで甘春総合病院へと向かう。同じバスには、唯織とともに採用された新人放射線技師の広瀬裕乃(広瀬アリス)の姿もあった。

その途中、バス運転手・天野(春海四方)のわずかな異変に気づいた唯織は、救急車を呼ぶよう乗客に呼びかける。唯織は、駆けつけた救急隊員に、血管造影ができる病院へ搬送するよう指示する。


天野は甘春総合病院に搬送された。受け入れたのは救急担当の整形外科医の辻村駿太郎(鈴木伸行)だ。だが、天野は自力で立てるほど元気で……。

甘春総合病院の放射線科は、科長兼診療部長の鏑木安富(浅野和之)のもと、ギャンブル好きの技師長・小野寺俊夫(遠藤憲一)、男勝りな独身女子・黒羽たまき(山口紗弥加)、軒下吾郎(浜野謙太)、威能圭(丸山智己)、悠木倫(矢野聖人)が放射線技師として働いている。彼らの間では、唯織が病院長・大森渚(和久井映見)の隠し子ではないか、という噂も広まっていた。

唯織は、バスの一件で遅刻しながらも、遂に杏と再会を果たす。ところが杏は、唯織のことなどまったく覚えていなかった。大きなショックを受ける唯織。

そんな折、前夜、唯織が河川敷で出会い、親しくなった菊島亨(イッセー尾形)が甘春総合病院に搬送されてくる。実は菊島は世界的な写真家だった。小野寺たちは、頭痛を訴える菊島の頭部MRI検査を行った。しかし、画像の左上が黒く抜けて欠損していて……。

フジテレビ公式HPより引用
https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse/story/index01.html

唯織は、小さい頃から密かに思いを寄せている甘春の務める甘春総合病院に中途採用され赴任することになります。

初出勤の日、病院へ向かうバスで運転手のわずかな異変に気づきすぐに検査できる病院へ搬送するように指示します。たまたまその搬送先は今日から務めることになっている甘春総合病院で…。

幸い運転手は特に問題なく、病院につくころには回復し、唯織も少し遅刻してしまいましたが無事着任します。

しかし、そこにいるメンバーは個性的な面々で…。一緒に着任した裕乃もその雰囲気に若干戸惑っている様子です。

そして、肝心の杏との再会はというと…。なんとビンタされてしまいます。22年間も思いを寄せていた唯織でしたが肝心の杏は約束どころか唯織のことも覚えていなかったのです。

これには唯織もショックを受けます。

そんななか1人の患者(菊島)が頭痛で搬送されてきます。彼は有名な写真家で実は、唯織は前の日の夜に偶然河川敷で出会い仲良くなったばかりだったので驚きました。

MRI検査の結果、原因は銀歯と金属製の脳動脈クリップによりアーチフェクトというものであることが判明。すぐに詳しい検査をしようとしますが、菊島には造影剤アレルギーがあるため血管造影ができないという問題がありました。

ナースステーションには菊島の娘が入院手続きに来ていたが面会は断り帰ってしまいます。

病室に戻った菊島は、唯織にボリビアの湖で撮った写真を見せ、これまで家族を顧みずに仕事をし、妻が亡くなるときも帰って来なかったことで娘に恨まれていることを話します。

唯織は、菊島に検査をさせて欲しいと申し出ますが杏や他の医師に却下されます。

そして菊島は突然急変し昏睡状態に。

唯織は既に小野寺たちと協力し、こっそりMRI検査を行うことに。この検査ではMRIで診断用に使う画像と普段は捨てられてしまう位相画像を組み合わせることで最初の診断では抜け落ちてしまったところを浮かび上がらせようというものでした。

唯織は、院長室に呼び出された際に湿布の裏面シートをみてこの方法を思い付いており、この作戦は成功し、ウエステルマン肺吸虫という寄生虫が原因で投薬で治るということが分かった。

昏睡状態になり、駆けつけていた娘はそれを聞き帰ろうとするが唯織は引き止め、菊島

の写真集を見せます。

そして、菊島が妻といつか由美(娘)が大切な誰かを見つけたとき、菊島と妻が写真を撮った同じ場所で写真を撮ってあげたいと約束していたことを話します。

結婚を控えていた由美にこの話は響いたようで、菊島が退院する日に病院では菊島を外で待つ由美の姿が…。

また、赴任初日に唯織が助けたバスの運転手は実は脳梗塞になりかけていたらしく、早期に治療できた感謝を医師の辻村に話しているとこを裕乃が聞きます。

菊島の写真集が発売されるに際して写真集製作中に闘病を支えた医師として摘木の名前が新聞に掲載されました。

勝手に検査したことで唯織をクビにしようとしていたが、このことに免じてそれは撤回することにしました。

長くなりましたが第一話から盛りだくさんな内容でした!杏との再会は残念な結果でしたが、唯織は隠れた実力者というか何者なの!?という雰囲気でしたね。

そして放射線科の面々のキャラクターの濃さもきになりました。

最後に院長の渚の言葉から、唯織は医師の免許も実は持っていることが発覚しました。医師の免許を持ちながらなぜ甘春総合病院で放射線技師として働くことにしたのか?次回も目が離せません!

第2話「天才技師が救う命!彼の秘密が今夜、明かされる!?」

ラジエーションハウスの技師長・小野寺(遠藤憲一)は、妻から離婚を突きつけられていたが、それを拒否し続けていた。膝の痛みを訴える少年・健太郎(石田星空)のレントゲン撮影を行った際、離婚したら会えなくなるかもしれない息子のことを思い出す小野寺。

辻村(鈴木伸之)とともに健太郎のレントゲン画像の読影をした杏(本田翼)は、成長痛の可能性があるとしてしばらく経過を見ることにする。

一方、唯織と裕乃(広瀬アリス)は、MRI検査にもかかわらず携帯電話を手放そうとしない富恵(宮田早苗)に手を焼く。閉所恐怖症だという富恵は、携帯電話に保存してある愛犬の写真を見せ、一緒じゃなければ入れない、と騒ぎ立てた。そのとき唯織は、かつて杏が捨て犬の手当てをしたことを思い出す。杏がそのときのことを覚えていれば、自分のことも思い出すかもしれないと考える唯織。

富恵は、威能(丸山智己)の機転によって無事にMRI検査を終える。ところが、その間に表につないであった富恵の愛犬が逃げてしまうトラブルが発生。唯織は、後を追って無事捕獲したものの、犬を連れ去ったと疑われ、部長の鏑木(浅野和之)から叱責される。実は富恵は、鏑木が研究費を支援してもらっている金田製薬の会長夫人だった。

健太郎に会った杏は、成長痛のことを話し、心配しないよう伝える。そこで健太郎は、母子家庭で、仕事ばかりしている母・美佐子(中越典子)に構ってほしくて大げさに痛がったことを打ち明けた。杏は、そんな健太郎に「お母さんはどんなに忙しくても、健太郎くんのことを一番大事に思っているはず」と話す。

検査を終えた健太郎は、美佐子とともに病院を出てバスを待っていた。ところがそこで、美佐子が激しい腹痛に襲われて倒れ……。

フジテレビ公式HPより引用
https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse/story/index02.html

院長の渚に、唯織は放射線医として今後働くつもりはないかと聞かれたがあくまで放射線技師にこだわっていることを伝えます。渚もそれを理解してうえで、医師であることは隠すように言い「あの約束も忘れないでね」と意味ありげに言う。

一方、小野寺は妻から離婚を迫られているが子供のこともあり拒んでいるようです。そんなとき、膝の痛みを訴えて1人の少年がやってきます。レントゲン検査では以上なはく杏は成長痛の診断をします。

すると、健太郎は母子家庭で母の気を引きたくて大げさに痛がってしまったと打ち明けます。しかし、検査の帰りに今度は母美佐子は腹痛で倒れます。

美佐子はすぐに検査を受けます。美佐子は実は以前、副腎皮質癌で闘病しており、小野寺がそのことにきづきます。

レントゲンでの異常はなかったため美佐子は健太郎と帰ろうとしますが既往歴やカルテにかかれた家族の既往歴をみた唯織は詳しく検査したほうがいいと引き止め、他に隠している病歴がないか美佐子に確認します。

美佐子は大事な採用試験を控えているため後で検査を受けると言いますが、健太郎の説得で造影CTを受けます。

結果、何ともなく腹痛は膵炎の可能性は高いと診断された。

その頃、放射線科の外の待合には小野寺の息子の大樹が父を待っていた。

実は美佐子たちを病院に連れてきてくれたのも大樹だったのだ。唯織に連れられて放射線科に入った大樹は不在の父の机に離婚届けを置き、必ず書くように伝えて欲しいと頼み帰りますが、たまきが自分で渡すよう言います。

美佐子の件は無事にひと段落したものの、唯織は健太郎の膝は成長痛ではなくリ・フラウメニ症候群ではないかと疑います。

詳しく検査しようとする唯織に摘木は激しく反対しますが、小野寺は「少年の未来がかかっている。責任は自分がとる。」と検査を強行します。その姿を見た大樹は父親を見直します。

検査の結果、健太郎は骨肉腫であることが分かります。唯織は、美佐子のカルテから健太郎の家系に癌が多く、遺伝性疾患であり様々な臓器に悪性腫瘍ができるリ・フラウメニ症候群を疑ったのでした。

落ち込む美佐子に、杏は我々を信じて一緒に頑張りましょうと伝えます。

放射線科では大樹が小野寺を待っていました。離婚届を渡された小野寺は「バーカ 離婚なんでするか!」と書いた届け出用紙を大樹に渡し去っていった。

受け取った大樹はなぜだか明るい表情でした。

今回の件で、杏はレントゲン写真での診断の重要性に気づかされ、同時に唯織の凄さにも気づき始めます。いつも、唯織に対してきつくあたってしまう杏ですが心の中では違った感情が芽生えてきているようです。

最後の方で、唯織は院長から杏の兄が犬を追いかけて工事現場へ入り事故に巻き込まれ亡くなったこと、また、杏の父はそのことがショックで体調を崩し、病院から退いたことも聞きました。

何とか自分を思い出してもらおうとしていた唯織でしたがこれを聞いて、陰ながら杏を支えていこうと決心します。

しかし、その決心もつかの間、杏が辻村の食事しているとこを見てしまい、ショックを受けます。

第二話では、小野寺と大樹、そして美佐子と健太郎の2組みの親子の話が描かれましたね。今回は、小野寺の言葉が色々心に響きました。

一件、ぶっきらぼうで何に対しても執着のなさそうな小野寺ですが、責任感の強さや家族に対する思いがあふれ出た回だったのではないでしょうか。

そして、杏の過去も少しずつ明らかになってきましたね。次回2人の関係に変化はあるのか楽しみです!

第3話「仲間に迫る、乳がんの危機!?」

唯織(窪田正孝)は、甘春総合病院の放射線科入局説明会で挨拶をする杏(本田翼)の姿を見に行く。堂々と話す杏に見とれる唯織。しかし、杏が整形外科医の辻村(鈴木伸之)と食事に行ったことを偶然知り、ショックを受けてしまう。

同じころ、裕乃(広瀬アリス)は、マンモグラフィ検査に苦戦していた。そこに、結婚を控えた女性誌編集者・葉山今日子(内山理名)がやってくる。今日子は、母と祖母がガンに罹患していることから毎年検査を受けていた。不安そうな今日子を和ませようと話しかける裕乃。だが、それを聞いていたたまき(山口紗弥加)から「ここはおしゃべりを楽しむ場所じゃない」と叱られてしまう。

今日子は、日本人に多いデンスブレスト――乳腺密度が濃い女性だった。読影した杏は、鏑木(浅野和之)に相談したものの、病変が見つからないことから『異常なし』との診断結果を下す。

一方たまきは、友人から相談されたと言って、杏に1枚のマンモ画像を見せる。杏は、右胸にある腫瘤が悪性の可能性を否定できない、として再検査をした方が良い、とたまきに伝える。

そんな中、唯織は、今日子のマンモ画像に目を止める。何かに気づいた唯織は、今日子の後を追いかけ、なるべく早く超音波検査を受けてほしい、と伝えた。

その夜、たまきは、裕乃に声をかけ、自ら被検者となってマンモグラフィ検査の練習をさせる。するとたまきは、その画像をこっそり持ち帰り……。

フジテレビ公式HPより引用
https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse/story/index03.html

裕乃がマンモグラフィー検査に苦戦していると1人の女性が乳がん検診に訪れます。彼女の名前は葉山今日子で雑誌の編集者でした。母と祖母に乳がんの罹患歴があるため、毎年欠かさず検診を受けていました。

彼女は、乳腺が一般的な女性より密度が高いデンスブレストだったため診断するのがなかなか難しく杏は鏑木に相談しますが、結局異常なしの診断をします。

しかし、今日子のマンモグラフィーの写真を見た唯織は超音波検査をすぐに受けるように訴えます。

デンブレストは病気ではないため再検査の必要性はないという病院のルールがあった。杏は唯織にその再検査をみんながすることで他の乳がん患者の検査が先送りになるリスクがあると主張した。

一方、たまきは杏に一枚のマンモ画像を友達のものだと見せます。杏はそれを見て右胸の腫瘤を指摘し、再検査をすすめます。

実は、これはたまき本人のもので…。裕乃はそれに気づいて、自分がたまきの検査をすると申し出ます。

結果は、良性の腫瘍であることが分かりました。1人で思い悩んでいたたまきは安心して涙しました。

一方、唯織は今日子のことに納得がいきません。超音波検査でも結局異常はなかったもののデンブレストの正確な診断にはさらにMRI造影検査が必要でした。

乳腺外科医の反対を押し切った形で、唯織は杏と造影剤を使った検査を行いました。結果、乳がんがみつかり乳房の摘出が必要との診断が下りました。

早期発見に繋がったことで今日子は杏に感謝を伝えますが結婚を控えているため恋人へどう伝えようとショックを受けます。

それを聞いていたたまきは、今日子に「結婚できるほど好きになれる相手と出会えるなんて奇跡に近い。その奇跡を大切にしてほしい。生きるための決断をしてあなたを心から尊敬する。」と伝えます。

この言葉に心打たれた今日子は恋人へ病気を打ち明けます。恋人は、手術すれば命へ別条はないことが分かると安心し2人は一緒に帰った。

後日、今日子は編集を務める雑誌にデンブレストや乳がん検査についての特集が組まれ、検診の重要性が記載されました。

唯織が杏にこの記事を見せると「あなたには負けませんから!」と言われましたが今回の症例を受けて、病院ではデンブレストは超音波検査を推奨するという新しいルールが設けられことになりました。

第三話のテーマは「乳がん」でしたね。毎年検診を受けていても分からないことがあるということにショックを受けたひとも多いのではないでしょうか。

乳がんということで、揺れ動く女性の複雑な心境は分かる回だったと思います。

毎回毎回、聞いたことのない病気や言葉がたくさん出てきますが今回の回では女性のひとは勉強になる部分は多かったではないかと思います!

第4話「夢を追いかける患者を救え!!」

唯織(窪田正孝)は、杏(本田翼)と偶然出くわす。杏は、友人を誘って飲みに行った帰りだった。公園で杏を介抱した唯織は、彼女が、以前股関節痛と診断した男性患者のことを気にかけていると知る。画像所見と血液検査の結果が合わないからだった。杏の力になろうと早速動き出す唯織。

あくる日、甘春総合病院に、ロックバンドでギターを弾いている大学生・坂元美月(山本舞香)がやってくる。美月は、右肩の痛みを訴えていたが、検査をしてもその原因は特定できなかった。それを受け、整形外科の辻村(鈴木伸之)は、しばらく様子を見ると美月に伝える。

診察を終え、慌ててバンドの練習に向かおうとした美月は、病院の廊下で裕乃(広瀬アリス)とぶつかる。その際、落ちたスマホ画面から、美月がある曲を聴いていたことを知る裕乃。その曲は、高校時代バスケットボールに打ち込み、全国大会を目指していた裕乃にとっても、それは大切な、そして苦い思い出の詰まった『FLY AGAIN』と言う曲だった。

裕乃は、プロデビューするという夢こそ破れたものの、大好きな仲間たちと行う最後のライブを成功させたい、と願う美月に、かつての自分の姿を重ね合わせる。そんな折、唯織は、患者の情報を盗み見たことを鏑木(浅野和之)から叱責されるが……。

唯織は杏が友人と呑んだ帰り道に偶然道端で遭遇します。そして、気になる患者がいて悩んでいる事を知ります。

この患者は、この時関節痛と診断されましたが画像での所見と血液検査の結果が合わなくてずっと気になっているとのこと。

これを聞いて、唯織は勝手に追加検査をします。

しかし、医師の許可もなく検査したことで鏑木を怒らせ、所見がなかったら相応の処分をすると言われますが、唯織は実は総合診療科部長から事前に許可を得ていました。

結果は異常ありませんでした。

同じころ、大学生の坂本美月が右肩の痛みで検査に来ていました。

検査の結果、経過観察なりましたが、バンドのライブを控えているという美月に裕乃は高校生の頃の自分を重ね合わせていました。

裕乃は高校時代バスケットボール部で怪我で最後の試合に出られず、仲間に迷惑をかけてしまったことをずっと悔やんでいたのです。

詳しくもっと検査をしてあげたいが、自分勝手なことをすれば周囲への迷惑がかかると踏み出せずにいる裕乃に小野寺が「チームなんだから遠慮するな」とアドバイスします。

そして裕乃は、自分が担当し再検査をします。肩だけではなく、背中も痛みを訴えていたことを思い出し広範囲を照射しますが杏と辻村の診断は異常なし。

納得のいかない裕乃は唯織にも診断を頼みます。すると気胸であることが判明します。

自分では診断できず見逃していたことに杏は唯織にお礼を言い、唯織は役に立てたと喜びました。

裕乃は、今回のことから本当の仲間というのは迷惑をかけても助け合えるひとたちのことなのだと実感し一歩前へ進むことが出来た様子です。

美月も無事、病気を治しライブへ参加できました。

というのが第四話でした。今までも、放射線科から1人ずつピックアップされた話が描かれてきましたが今回は裕乃の過去でした。

過去を乗り越え一歩前進できた裕乃の今後の活躍にも期待です。そして、段々と放射線科のチームワークも高まってきているように思えます。

医師に従っていればいいという風潮から、自分で考えて動くという成長が見られました。そして、ついに杏からありがとうと言われた唯織。次回こそ思い出して貰えるのでしょうか!?

第5話「絶世の美少年が死亡 犯人は誰!?」

唯織(窪田正孝)は、杏(本田翼)からあるCT画像について意見を求められる。画像を覗き込んだ唯織は、杏との距離が近いことに照れてしまい……。

裕乃(広瀬アリス)は、威能(丸山智己)が遺体画像を見ていたことに驚く。実は威能は、CTやMRIを使って遺体の死因を究明するオートプシー・イメージング――通称『Ai』と呼ばれる死亡時画像診断のスペシャリストだった。鏑木(浅野和之)は、放射線科の受診患者増加などを理由に、Aiの受け入れを最小限にとどめようと提案していた。だが、院長の渚(和久井映見)は、Aiと解剖を組み合わせることは医療界全体の未来にとって必要だと考えていた。

そんな折、ラジエーションハウスに、公園で倒れているところを発見され、その後死亡が確認された美しい顔の少年・藤本直樹(南出凌嘉)のAi依頼が届く。

第一発見者は直樹とキャッチボールするために公園に来たという弟の雄太(斎藤汰鷹)。救急通報をしたのは、藤本家の近所に住む少年・山村肇(小林喜日)だった。辻村(鈴木伸之)は、心臓付近に擦過傷が見られたことから、胸骨の未発達な子どもの胸に衝撃が加わることで起こる心臓震盪の可能性に言及した。直樹は、上に向かってボールを投げてそれをキャッチしていた、という目撃情報もあった。

だが、直樹の父母、勝彦(三浦誠己)と歩美(森脇英理子)は、小野寺(遠藤憲一)らの説得にも耳を貸さず、Aiを頑なに拒否する。周囲は虐待死を隠ぺいする為だと疑い始め……。

フジテレビ公式HPより引用
https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse/story/index05.html

CTやMRIの画像から死因の究明などができる死亡時画像診断スペシャリスト、通称「Ai」。威能は実はこの資格を持っていました。

しかし、鏑木は放射線科の患者が増加し多忙となっていることもありAiの仕事はあまり受けないように提案をしていた。

そんななか、公園で河川敷で死亡されてきているところを発見された藤本直樹のAi診断の依頼がきます。

発見者は、弟の雄太で通報者は近所に住む山村肇でした。

Ai診断するため直樹の両親に許可をとろうとしますがなぜか父親に拒否されてしまいます。そのため、周囲は虐待があったのではないかと疑い始めます。

様々な可能性を考え模索する医師と放射線科。そんななか、母の歩から、忙しくてかまってやることができなかった直樹に死因を究明することが最後にしてあげられることだと承諾の連絡がきます。

Aiの結果、直樹の死因は肝臓が破裂したことによる出血性ショックであることが判明しました。この結果から死んだ原因は事故ではないかもしれないことが分かりました。

殺人の可能性も出てきたなかで、直樹と父親が血の繋がりがないことや2人の関係がよくなかったことも分かりました。そのため、一瞬は父親による殺人が疑われましたが結果は全く違いました。

直樹が損傷していたのは右側の肝臓でそれができるのは左効きのひとに殴られた場合だからです。父親は右利きだったため、その可能性はなくなりました。それどころか父親は、血の繋がりなくても直樹に深い愛情を持っていたことも明らかになりました。

では犯人は一体だれだったのか?その結論は、通報者であり近所に住む肇でした。肇は、父親から暴力を受けていました。直樹も母子家庭だったの仲間だと思っていたのに、母が再婚し段々と家族に対しての気持ちが変わっていく様子に裏切りを感じていくようになってしまいました。

そしてあの日、直樹が自分も父親といつかキャッチボールをしたいと言ったことに腹をたて肇は直樹を殴ってしまったと告白します。

自分のことを嫌っていたと思っていた直樹の思いを知って涙する父。生きている間は一度も「お父さん」と呼ばれることはありませんでしたが、携帯の登録にはしっかりと「お父さん」の文字が登録されていました。

その後、肇は警察へ連行され、一家は杏や小野寺へお礼を伝え去ります。

一方、威能は古い携帯のメッセージを聞いていました。そこには亡くなった妹からのメッセージが残っていました。

威能がなぜAiを目指したのかは、この妹の死が関わっているようです。

ちょっぴりヘビーは第五話でした。そんなつもりはなくても子供同士の喧嘩で死に至ることもあるのですね。そして、死んでしまったら何も伝えられない。生きているうちに気持ちは伝えなくてはいけないということも感じました。

第6話「運命の緊急手術!! この命を守れ」

唯織(窪田正孝)は、杏(本田翼)と辻村(鈴木伸之)がある小説の話で盛り上がっているところを目撃する。その小説とは、鏑木(浅野和之)が取材協力した医療小説だった。さっそくその小説を読み始める唯織。

同じころ、鏑木は、院長の渚(和久井映見)に会い、放射線技師の役割を超えた唯織の行為は医師法に抵触する可能性があり、憂慮すべき事態だと告げる。それに対して、唯織は技師としての所見を述べているに過ぎない、と返す渚。

そこで、問題が起きた場合は渚が責任を取るという言質を得た鏑木は、軒下(浜野謙太)に接触し、唯織の行動を監視するよう命じる。

そんな折、公園で遊んでいて手すりから落下し、腹部を強打した女の子・沙里が救急搬送されてくる。腹部CTの依頼を受ける小野寺(遠藤憲一)や、たまき(山口紗弥加)たちラジエーションハウスの面々。

CT画像を見た杏は、脾臓の出血を確認し、将来、傷口が目立たなくて済むように画像診断装置で患者の体の中を透かして見ながら治療を行うIVR<画像下治療>による止血を提案する。裕乃(広瀬アリス)達も沙里への負担が少ないIVRを期待していた。

ところが鏑木は、IVRではなく開腹手術をするよう命じ……。

フジテレビ公式HPより引用
https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse/story/index06.html

唯織は杏と辻村が鏑木監修の小説で盛り上がっているのを見て、早速自分も読み始めます。

その頃、鏑木は院長の渚に唯織の度重なる行為は医師法に違反するものだと訴えるが、渚は「技師としての意見を言っているだけ。何かあれば自分が責任をとる」と言います。

何かあれば責任をとるという言葉を得た鏑木は、放射線科の軒下に唯織を監視させます。

そんななか、公園で腹部を強打した女の子の沙里が運ばれてきました。CT検査の結果、脾臓からの出血があることが分かりました。

まだ小さい女の子だということで将来傷口が目立たないようにIVRという治療で止血することを杏は提案します。IVRであれば開腹手術と違い足の付け根に数ミリの穴を開けるだけでできるからです。

しかし、鏑木はより安全性の高い開腹手術すべきだと判断。結局杏の意向は考慮されませんでした。

IVRには高い技術が必要です。引退した杏の父親がいれば出来たのにとたまき達が嘆いているのを聞いてショックを受ける杏に唯織はことばをかけることができませんでした。

そのことを唯織は渚にそのもどかしさを話しますが、技師として働きたいのであれば考えて行動するしかない。でも、もし目の前に自分の治療で救える患者がいたときに何もせずにしていられるのか問われます。

唯織はIVRの勉強を始めます。直接、IVRすることはできなくても知識をつけることで杏のような医師の力になることができると考えたからです。

その様子を見た放射線科の仲間もIVRについて勉強しだします。

そんななか、大腸がん治療中の患者が院内で倒れ運ばれてきます。検査の結果、腫瘍から出血しているほかに心筋症は併発していて開腹手術は難しいということが分かりました。

IVR手術が必要でしたが、この時鏑木は会合で不在。IVR経験のない杏1人でこの治療の臨むのは不安だと消化器科から言われてしまいます。

しかし、時間的に猶予がないことや、唯織たちはじめ放射線科がサポートするという言葉に杏はIVRをすることを決意します。

しかし、処置中に腫瘍の止血を行っても出血がとまりません。さらには血圧も下がり始めます。一体原因は何なのか?ピリピリした雰囲気が漂います。

そのとき、唯織はあることに気づきます。大腸がんにとらわれ過ぎて本当の出血の原因を物がしていることに気づいたのです。結局、出血は小腸からのものだと分かり無事止血します。

IVRをしていると聞いて慌てて帰ってきた鏑木に、なぜ自分を待たなかったのか責められる杏。しかし、鏑木の言葉を遮るように見事なIVRだったと告げました。

鏑木は、唯織にも怒っていましたが、唯織に鏑木監修の小説からヒントを得て出血の原因が分かったとお礼を言われると何も言えなくなりました。

今まで、父の存在ばかり気にしていた杏ですが、これからは自分らしくいろんなことに挑戦していきたいと思いました。

今回のことで、杏も自分の殻を少し打ち破ることができたようですね。そして、杏も含め放射線科は唯織の影響でいい風が吹いてきて面白くなってきたなと感じました。

杏も唯織に対して心を許してきてるように感じたので2人の関係にも注目ですね!

第7話「命を救う者達の選択 誇りの行方」

唯織(窪田正孝)がきてから変わりつつあるラジエーションハウスのメンバー。その日は、初めてひとりで当直をすることになり、不安で一杯の裕乃(広瀬アリス)。しかも、緊急時に備えて待機するオンコール担当は軒下(浜野謙太)。頼りにならない軒下にさらに不安を覚える裕乃で……。

そんな折、乳腺外科に、軒下と中学時代の同級生だった蛭田真貴(松本若菜)と志朗(篠原篤)夫妻がやってくる。人間ドックで真貴の胸にしこりが見つかり、マンモグラフィ検査を受けに来たのだ。軒下と再会した真貴は、彼が卒業アルバムに将来の夢は医者と書いていたのを覚えていた。初恋の相手の真貴から、「夢を叶えたんだね」と言われ、本当のことが言えない軒下。

真貴のマンモ画像を読影した杏(本田翼)は、唯織にも意見を求め、悪性の疑いがあるため超音波検査が必要との診断を下す。それを見ていた鏑木は、杏は技師に甘えていると指摘する。技師には技師の役割があり、一線を越えることは、唯織の首を絞めることになる、というのだ。

再検査が2ヵ月後になると知った志朗は軒下に医者として検査を何とか早められないか、泣きつく。しかし、特別扱いはできないと答えるしかない軒下。それでも諦めきれない志朗は、通りかかった唯織に声をかけ、事情を説明した。真貴は自分の人生のすべて、という志朗の言葉に強く共感した唯織は、杏に相談。だが、鏑木の言葉を思い出した杏は、患者を救うのは医者の仕事だと返し……。

フジテレビ公式HPより引用
https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse/story/index07.html

唯織が来てから、雰囲気が変わりつつある放射線科。そんななか、裕乃は初めてのひとりでの当直をすることになりました。緊急事態の場合に待機しているオンコールは軒下ですが軒下は最近マッチングアプリで出会った相手のデートに夢中で頼りにならなさそうです。

忙しくなったため軒下に電話をするが案の定来る気はなさそうで…。しかし、唯織が今あるひとのマンモグラフィー検査をしていると知るとなぜか急いで戻ってくることに。

実は検査中の人物は軒下の中学時代の同級生で軒下の初恋相手の蛯田真紀でした。乳がん検診でしこりが見つかり精密検査のため放射線科に夫の志郎とやってきたのです。

久々の再会を果たした2人ですが真紀は軒下を医師だと勘違いし、中学時代からの夢を叶えたと思っているようです。しかしそれに対して軒下は医師ではなく技師であることを言えませんでした。

マンモグラフィー検査の結果をみた杏は真紀は乳がんの疑いがあり超音波検査が必要であるということが分かります。このとき、杏は診断に唯織からも意見を求めていた。

鏑木は、唯織がいろんなひとへ影響を与えていることがやはり面白くないようで杏へも甘えていると苦言を言い、さらには先日のIVRの記録映像まで持出して唯織は医師を信頼していないとまで言い出した。

さらに再検査が必要になった真樹ですが、検査予約は2ヶ月先まで埋まっていてすぐに出来ないいわゆる検査難民となってしまいます。

早く検査をして欲しいと志郎は軒下へ頼みますがどうにもできませんでした。

唯織もまた真紀の検査を早くできないかと思い杏に相談しますが、鏑木から技師と医師の関係性について注意されその一線を超えることで唯織の首も締める結果になると言われた言葉がひっかかり受け入れることは出来ませんでした。

そんな唯織に渚は技師としてできることをするしかないと助言します。その言葉で唯織は再度角度を変えて真紀のマンモグラフィー検査を行います。

その一方で裕乃はまた当直をしているとCTとレントゲン検査の患者がやってきます。オンコールはまた軒下ですが、今日もデートをしています。

テンテコマイになる裕乃は、唯織へヘルプしますがマンモグラフィー検査中の唯織は軒下に連絡するように言います。連絡を受けた軒下は病院へ駆けつけ、きちんと仕事をやり遂げます。

実は、軒下はワインと見せかけてジュースを飲んでおりいつでも駆けつけることができるようにしていました。それを軒下のデート現場と同じレストランで食事中だった杏と辻村が目撃していたのです。

一方、再度マンモグラフィー検査をして唯織は真紀の腫瘍が良性で可能性が高いという見解を示し、真紀と志郎は安堵します。

帰ろうとする2人に、軒下は自分は医師ではなく技師であることを正直に話します。それを聞いた真紀は、「患者を救うっていう夢を叶えている、私たちを救ってくれたのは技師さんだよ。」と言います。

翌朝、昨晩の軒下の活躍を放射線科の面々に裕乃は話します。反応の薄い面々でしたが小野寺は軒下は一流の技師だと言いました。

その頃、軒下は医師だと偽りマッチングアプリで出会いデートしていたユウカがSNSに辻村とのツーショットをあげているのを見てショックを受けます。

しかし、真紀からの言葉で何かが吹っ切れた軒下はロッカーに閉まってあった見栄をはるときに着ていた白衣を捨てました。

一方の唯織は、杏と辻村がデートしていたことを知りショックを受けている様子。そんな唯織に小野寺は「お前は何者なんだ?」と聞きます。

小野寺は、ピレス教授の研究室サイトで白衣を着て移る唯織を見つけてしまったのです。

というところまでが第七話でした。今回は軒下の回でしたね。技師であることで医師に対してコンプレックスを持っていた軒下ですが真紀の言葉に技師という仕事に自信が持てたようです。

そしてついに小野寺が唯織がただの放射線技師ではないことに気づいた様子ですね、小野寺の問いに唯織は何と返すのか次回も目が離せませんね!

第8話「二人の約束と暴かれる秘密!!」

甘春総合病院に、けいれん発作で魚谷久美(稲垣来泉)という少女が救急搬送されてくる。唯織(窪田正孝)らは、久美のCT検査を行ったが異常は見られなかった。だが、別の日にMRI検査を行ったところ、二相性急性脳症の特徴的な所見である、脳が木の枝のように光る「ブライトツリーアピアランス」が見られ、入院しての治療が行われた。

杏(本田翼)は、久美への治療の効果を確認するため再度MRI検査を行うことを決める。その席で、杏が目も合わせてくれないことにショックを受ける唯織。それを知った裕乃(広瀬アリス)は、何故かモヤモヤした気持ちになっていた。一方、杏が唯織を気にしていると見抜いたたまき(山口紗弥加)は、「素直になれば?」と杏に告げるが……。

小児科では、久美の強い希望により、季節外れのハロウィンパーティーを行うことに。枕元に願い事を書いた紙を置いて寝るとそれが叶うという言い伝えもあることから、唯織や小野寺(遠藤憲一)たちも久美から願いごとカードを手渡されていた。

 同じ頃、内科には腹部の痛みを訴えて受診した若井陽子(佐藤めぐみ)の姿があった。陽子は、アルバイトを抜け出して病院に駆けつけた夫の祐一(板橋駿谷)に、盲腸だと診断されたが「薬で散らせるから普通に働ける」と言って安心させる。久美は陽子にも願いごとカードを手渡していた。

そんな折、MRI検査を受ける予定だった久美が突然けいれんを起こし……。

フジテレビ公式HPより引用
https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse/story/index08.html

病院に、魚谷久美という少女がけいれんのため搬送されてきます。

CT検査の結果以上はありませんでしたが、後日再度MRIを行うと二相性急性脳症であることが分かり治療することになりました。

治療の経過をみるためのMRI検査のときに唯織は杏が目を合わせてくれないことにショックを受けます。そして、それを見た唯織への憧れを抱き始めた裕乃はなぜかモヤモヤ。

そんな内情にたまきは杏に対して「素直になれば?」と言いますが杏は否定します。

一方、先日の写真から唯織は技師だけでなく医師でもあることを知ってしまった様子の小野寺は、医師であることを隠していることには理由があるのだろうと唯織の気持しを汲んで秘密にすると約束しました。

その頃、腹痛で若井陽子が内科を受診していました。診断結果は盲腸。陽子の夫の祐一はアルバイトで陽子が一家の稼ぎ頭です。そのため、盲腸は薬で散らして働くと言います。

小児科では、久美の希望でハロウィンパーティーを開くことになっていて、枕元に願いごとを書いて置いておくとそれが叶うというカードが唯織たちへも配られ、陽子もこのカードをもらっていました。

陽子の願い事は、子供が欲しいということ。しかし、経済的な不安からか以前祐一に話した際に濁されていました。

一旦は、カードにその願い事を書いた陽子ですがごみ箱に捨ててしまいます。

陽子の病気は虫垂炎だと主張する鏑木ですが、唯織と杏は虫垂腫瘍の可能性を指摘し再検査すべきだと言います。

憤る鏑木を無視して、患者の体を優先すべきだと杏は陽子をMRI検査します。そしてやはり虫垂腫瘍であることが判明、手術が必要になります。

虫垂腫瘍は、進行すれば卵巣や卵管も取らなくてはいけないこともある病気です。検査結果に陽子は、子供なんていらないと言ってきたバチが当たったと言います…。

鏑木は、私の顔に泥を塗ったと相変わらず起こっていますが、渚は患者の命が助かるのならいいのではないかとなだめます。

放射線科では裕乃が唯織のような放射線技師になりたいと願い事をカードに書いていました。それを見てケチをつける軒下。裕乃はしぶしぶ、軒下のようなと書き直しました。

小児科のプレイルームでは、唯織も願い事カードを書いていました。そのお願いは「ずっと一緒に働けますように」です。杏とずっと働けるようにということでしょう。

翌日、ハロウィーンパーティーが開催。放射線科にも子供たちが来た時に渡す用のお菓子が配られます。そのお菓子は入院中でも安心して食べられるように特別に作られたお菓子でした。

しかし、そんななか久美がいなくなってしまいます。みんなで久美を必死に探す中、杏はエレベーターに乗り込もうとする久美を発見し一緒に乗り込みます。杏が見つかったことを知らせますが、直後のエレベーターの安全システムの誤作動で止まってしまいます。

管理業者がくるまで30分以上かかるなか、久美はまたもけいれんを起こします。このまま何の処置もせず時間が経てば脳に障害が残るかもしれない…。

窮地に立たされた杏ですが、唯織たちのサポートのもと処置を行います。そして放射線科スタッフによってなんとかエレベーターを開けることに成功し、久美も無事回復しました。

安堵した杏は、運ばれていく久美の後を一緒についていこうとしますが立ちくらみを起こし唯織がそれを支えます。

久美の容態が安定するも、久美が何を考えているのか分からないことがあると唯織に打ち明ける。それに対して、唯織は久美がハロウィンをやりたいと言い出したか話します。

久美は、小児科のこどもが好きにお菓子を食べれないことを知ってハロウィンで食べさせてあげたいと考えていたのでした。

そして久美が小児科で友達になった寛太と一緒に書いた願い事カードには「みんなの願い事がかないますように」と書かれていました。

一方、陽子の手術は明後日行われることに。しかし、陽子は祐一にそのことをまだ話せずにいました。そんな陽子にたまきは、陽子の病気は幸い早期発見で子供を望めるため「願いが叶ったと思う。」と伝えます。

そして、陽子は夫で手術のことと子供が欲しいことを話します。それを聞いた祐一は自分も子供は欲しく就職活動をしていることを明かし、お金の心配なく手術を受けて欲しいと言い2人は抱き合います。

その頃、杏は渚と小野寺の話を偶然立ち聞きしてします。その話の内容は、唯織がもし医療行為をしたら技師ではなく医師として働くということを条件として採用したというものでした。

それを聞いた杏は、呆然としてエスカレーターへ乗ります。その途中、杏は急に意識をなくし下まで落ちてしまいます。そこに駆け寄る唯織、杏のポケットからは「ずっと一緒に働けますように」のカードが落ちました。

長くなりましたがこれが第八話の話です。今回、杏の体調不良のシーンが何回か出てきましたが、杏はずっと原因不明の頭痛を抱えているようで…。その原因は、何なのか次回に繋がっていきます。

そして杏は唯織への気持ちが強くなってきているようですね。

しかし、唯織が医師だということもバレてしまったようなので今後それがどのように気持ちへ影響していくのか要チェックですね。

第9話「最強の対決!! 彼女は俺が守る!!」

唯織(窪田正孝)は、病院内で意識を失って倒れ、エスカレーターから転落した杏(本田翼)に駆け寄る。杏は、エスカレーターを転がり落ちた際に頭部を強打しており……。

同じころ、甘春総合病院に、大物政治家の安野将司(中村梅雀)が極秘入院することになった。辻村(鈴木伸之)の父親で、麗洋医科大学病院教授の辻村丈介(名高達男)が、鏑木(浅野和之)に依頼したのだ。

安野は、政治資金に関するスキャンダルから逃れるために1週間ほど身を隠したいのだという。丈介は、辻村を安野の主治医にするよう、鏑木に頼んだ。ところがその矢先、安野が甘春総合病院の裏口で、ゴルフスイングのまねごとをしている写真が週刊誌に掲載されてしまう。記事には「偽装入院」などという文字も踊っていた。押し掛けてきたマスコミに、出勤早々囲まれてしまう裕乃(広瀬アリス)や小野寺(遠藤憲一)、たまき(山口紗弥加)らラジエーションハウスの面々。

一方、記事に激怒した安野は、何かしらの入院理由をつけてすぐにでも発表するよう、鏑木と辻村に命じるが……。

フジテレビ公式HPより引用
https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse/story/index09.html

頭を打ってしまった杏はCT検査の結果異常ありませんでしたが肩も痛めたため念のため安静にし再検査することになりました。

そのころ、甘春総合病院には大物政治家の安野将司が入院することに。しかし、彼はどこか悪いわけではなく、スキャンダルから逃れるための極秘入院でした。

実はこれを依頼したのは辻村の父の麗洋医科大学病院教授の辻村丈介でした。丈介は、鏑木にこの案件を依頼。うまくいったら鏑木へいいポストの病院を紹介すると約束し、息子を安野の主治医にするよう依頼しました。

一方の唯織は杏のMRI検査を行います。その写真をみた辻村は肩関節亜脱臼と診断します。唯織はさらに検査が必要だと言いますが辻村に拒否されます。

一方、偽装中の安野は入院中はゆっくりしたいと言い出し検査を拒否。そんななか偽装入院がばれて釈明会見が開くことになります。

安野は、鏑木と辻村の適当に病名をつけて検査入院を正当化するように言います。その話を受けて、拒否する安野を無視して放射線科の面々が安野に様々な検査を行います。結果、胃がんが発覚。

安村は、事前の麗洋医科大学で人間ドックを受けていましたが、この胃がんは見逃されてしまっていました。

本当に病気が見つかり、偽装入院が本当の入院になりこの件は一件落着。

杏の方はというと、肩は相変わらず痛い様子。このまま保存療法を行うよりオペした方がいいと唯織は辻村に言います。しかし、このオペの適任者が甘春総合病院にはいません。辻村は麗洋医科大学へ転院させようとしますが、唯織は辻村がやるべきだと説得。辻村は無事のオペを成功させます。

辻村は、父親から大学病院へ戻るように言われますが、甘春総合病院で働くことを選びます。

そして、珍しく放射線科へ入り唯織に「今後もライバルとして、仕事も恋も負けるつもりはない」と宣戦布告しました。

固い握手をする2人でしたが、その力強さに唯織は複雑な表情になるのでした。

第八話では、杏と唯織の約束について詳しく分かりました。唯織は、両親の離婚で苗字が変わり杏と離れ離れになってしまっていました。苗字が変わったので杏も思い出せていないのかもしれませんね。

そして、兄の死の原因となった犬を今でも極度に怖がっているので唯織のことも思い出せないでしょうか。

辻村と正式にライバルとなった唯織、これからどうするのか次回に期待です!

第10話「もう一人の天才、現れる!?」

出勤途中の唯織(窪田正孝)のもとに、放射線科の世界的権威である恩師・ピレス教授(Dutch)からメッセージが届く。人工知能を使った読影補助ソフトを開発することになったピレスは、そのメンバーに唯織を迎えたいと考えていた。

鏑木(浅野和之)は、辻村(鈴木伸之)の父で、麗洋医科大学病院教授の辻村丈介(名高達男)から系列病院の院長を任されたことを家族に報告する。妻の聡子(梅沢昌代)と娘の加奈子(丸川ゆい)に、給料も倍になるから3人でハワイ旅行に行こう、と嬉しそうに話す鏑木。

そんな折、ラジエーションハウスに杏(本田翼)の父親で、元院長の正一(佐戸井けん太)が突然現れる。正一がうつ病の状態だと知る小野寺(遠藤憲一)やたまき(山口紗弥加)らは、努めて明るく彼を出迎える。

同じころ、辻村は、嶋田茜(西原亜希)の1歳8ヵ月になる息子・光の診察をしていた。骨折の疑いでレントゲン検査のオーダーを受けた裕乃(広瀬アリス)は、赤ちゃんの検査にしり込みし、軒下(浜野謙太)に助けを求める。そこで、3ヵ月前にも右上腕骨骨折の疑いで光の検査をしたことを思い出すたまき。検査の結果、光は鎖骨を骨折しており、虐待の疑いが……。

鏑木は、院長の渚(和久井映見)に辞表を提出する。院長室を後にした鏑木は、椅子に座っていた正一に気づいた。正一も鏑木に挨拶しようと立ち上がるが、そのとき突然頭痛に襲われ、倒れてしまう。

フジテレビ公式HPより引用
https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse/story/index10.html

の開発メンバーに唯織を迎え入れたいというものでした。

先日の件で、大学病院の系列病院での院長に任命されることが決まった鏑木は上機嫌です。

そんななか、杏の父であり甘春総合病院の前院長の正一が突然病院にやってきました。正一は実はうつ病で現役のころとは様子が違いますが、それを分かっている小野寺やたまきは明るく迎え入れました。

そして病院のなかで正一は急な頭痛で倒れます。実は、この頭痛は今回だけのことではなく、何度も検査しているものの原因が分かっていませんでした。

同じころ、辻村は島田茜の息子の光の診察中でした。光は鎖骨を骨折していまたが、三カ月前には腕を骨折していました。度重なる骨折から虐待を疑われます。

しかし、光が卵アレルギーであることや、ケガ防止のため室内遊びが多いこと、O脚であることから唯織と辻村はある病気の可能性に気が付く。

すぐに唯織は、光に大腿骨を中心にレントゲン撮影を行い、予想通り「くる病」と判明しました。

くる病は、体内でのビタミンDが不足することで発症する。この予防には紫外線を適度にあびることが有効ですが光は室内遊びが多かったこと、さらに卵を控えていたことで摂取量が不足していたことが原因となりました。

さらに唯織は、光が足に力が入っていないことも気になり再度レントゲンを見ていました。その時、光が意識を失くし運ばれてきました。

唯織は、レントゲンから神経芽腫の可能性を指摘します。すぐに検査すべきとなりましたが、小児のため小児専門の病院へ搬送すべきだと言われます。

しかし、唯織は搬送中に呼吸不全になれば命の危険があるのでここで検査すべきだと言います。そして性格な複胸部CT画像があれば甘春総合病院での治療が可能だとして画像を撮ります。

し唯織が撮影した画像では腫瘍が脊髄へ進展しているかもしれないことが分かりました。そうなると甘春病院での手術は難しくなります。

しかし、そこで助けてくれたのは、なんと検査に反対していた鏑木でした。鏑木のアドバイスで腫瘍は脊髄に達していないことがわかり、光の手術は無事成功しました。

系列病院へ移ろうとしていた鏑木ですが、甘春総合病院のスタッフの有能さに気づき甘春総合病院にとどまることを決意します。

一方の放射線科のみんなも、鏑木が実は優秀な医師であることに気づき驚いた様子です。小野寺だけはその実力を分かっていたようです。

唯織は正一のことが気になり、MRI画像をもう一度見ていた。すると、過去に正一が自転車に追突されレントゲンを撮っていたことを知ります。

さらにその後飛行機に乗っていたことを知り、何かに気が付きます。唯織は、再度MRIを髄液漏れの検査をすると言い出します。

というのが第十話になります。唯織は正一の病気の原因に何か気が付いたようですね。次回それが明らかになっていきます。

そして、今まで散々悪者だった鏑木が実は影の?実力者であったことが判明。ちょっとかっこよく感じてしまったのは私だけでしょうか。

放射線科だけでなく医師も巻き込んでいい雰囲気になってきた甘春総合病院!いよいよ次回は最終回!唯織と杏はどうなるのか楽しみですね!

第11話「命懸けで守りたい約束!!最後の選択と決断とは!?」

唯織(窪田正孝)は、杏(本田翼)の父で、甘春総合病院の前院長・正一(佐戸井けん太)が、うつ病ではなく別の病気ではないかと考える。全身の慢性的疲労感、起立性頭痛に苦しんでいる正一は、発症前、自転車に追突され、その後、飛行機に乗っていた。

ヒントになったのは、裕乃(広瀬アリス)が手伝っていた造影CTの際に、チューブから造影剤が漏れたことだった。小野寺(遠藤憲一)らの協力を得て唯織が行ったのは、MRI検査と、髄液漏れの検査だった。

その画像を見た唯織は、正一が低髄液圧症であることを確信する。正一は、追突事故で硬膜に穴が開き、飛行機に乗った際の気圧の変化と乱気流の振動によって低髄液圧症を発症したものと考えられた。髄液が減って脳が下垂したために、起立時に頭痛やめまいに襲われていたのだ。正一の病気が手術で治る可能性があると知り、喜ぶ杏。

ところがその矢先、正一が突然意識障害を起こす。辻村(鈴木伸之)ら甘春総合病院の医師には正一の治療をできる人間がいなかった。すると杏は、自分がやると言い出し……。そして、その杏を見つめる唯織はある決断をする……。

フジテレビ公式HPより引用
https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse/story/index11.html

正一がうつ病ではなく別の病気かもしれないと疑う唯織は、小野寺とともにMRI検査と髄液漏れの検査を行う。

その結果、正一が低髄液圧症であることを確信する。

正一は、自転車に追突され硬膜へ穴があき、その直後に飛行機へ乗り気圧変化のよって低髄液圧症を発症したのです。

低髄液圧症は手術で治る病気です。それが分かって杏は喜びますが、その直後に正一は突然意識障害を起こしてしまいます。

頭部のCT検査を行うと、両側性硬膜下血腫で早急に溜まった血を抜く必要がありました。しかし、血が溜まっているところは髄液が漏れ出したところなため、その処置には危険が伴いました。

唯織は、血液を脊椎硬膜の外側へ再注入するブラッドパッチを提案しますが甘春総合病院で経験のある医師はいません。

しかし、そこで杏は自分がやると言います。

手術中、初めての経験とその相手が父親ということで杏は動揺します。その時にサポートしていた唯織は自分が医師免許を持っていることを告白し僕がやりますと処置を行ってしまいます。

唯織が医師免許を持っており、それを隠していたことにショックを隠せない放射線科の面々。

手術は無事に終了しましたが、その様子を目撃していた麗洋医科大学の派遣医師は帰って辻村丈介にこの件を報告しますが、これを新聞記者へ聞かれ問題となってしまいます。

甘春総合病院にはマスコミも殺到し大騒ぎのなります。約束通りに、これからは放射線技師ではなく医師として働くように渚は唯織に言います。

しかし唯織は、世界一の技師のなるための解雇して欲しいと願いでます。

唯織は退職して、ワシントンへ行きピレスに誘われたAi開発へ参加することになりました。

唯織がワシントンへ向かう日、空港へ向かうバスターミナルには杏、辻村、渚、鏑木、そして放射線科のメンバーが見送りにきました。

杏は「あなたに負けないくらいの放射線科医になってみせます。だから必ず戻ってきてください」と言いました。

唯織は「今日新しい約束ができた」と言い、歩き出しました。

杏はその姿を写真に撮りました。

その後、唯織の代わりに新しい放射線技師がきました。唯織のいた席を指さし自分の席かと尋ねますが、裕乃とたまきは大切な仲間の席だと言いました。

というのが最終回でした!素敵な終わり方でしたね。医師であることを隠していたことに不満そうな放射線科メンバーでしたが最後にはしっかりと仲間としてその帰りを待つ様子が描かれていました。

杏との恋に劇的な進展はなかったですが、通じ合っていることは伝わりました。個人的には手術中に同様する杏に唯織が変わって施術するところが男らしくてキュンキュンしました!大満足です!

特別編「ラジエーションハウス 特別編〜旅立ち〜」

「あなたが手出しできないくらい、優秀な放射線科医になってみせます。だから……必ず戻ってきてください」。

唯織(窪田正孝)は、杏(本田翼)との“新しい約束”を胸に、ラジエーションハウスの仲間たちに別れを告げてアメリカへと旅立った。その機内で1枚の写真を見ていた唯織は、不意に背後から「いい写真だね」と声をかけられる。その声の主は、世界的な写真家の菊島亨(イッセー尾形)だった。以前、唯織は、頭痛を訴えて甘春総合病院に搬送されてきた菊島が、寄生虫におかされていたことを突き止めていた。菊島は、サンフランシスコ経由でアラスカに向かい、流星群を撮影する予定だという。

同じころ、甘春総合病院には、高校球児の平山良平(前田旺志郎)がやってくる。右ヒジの痛みを訴える良平のレントゲン検査を始める小野寺(遠藤憲一)。一方、良平が将来を有望視されている投手だと知った軒下は(浜野謙太)は、裕乃(広瀬アリス)にサインをもらってくるよう命じ……。

菊島は、唯織が意中の人に告白できないまま、また離れ離れになると知って憐みの目を向ける。そんな矢先、機内で外国人男性が突然苦しみ出した。アナウンスで医療関係者を探すCAの鶴田夏葉(須藤理彩)や内田彩(東加奈子)たち。

すると、乗り合わせていた東和医大の内科医・黒川守(中島歩)が男性の元へと駆け寄った。しかし男性は、発作を起こしていて黒川の質問にも答えられない。そのようすをつぶさに観察していた唯織は、男性の腹部に発赤があることに気づくが……。

フジテレビ公式HPより引用
https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse/story/index12.html

唯織は、杏との新しい約束を胸にアメリカへと出発した。

その機内で菊島と再会する。菊島は以前、甘春総合病院に頭痛で入院し、寄生虫に侵されていることを唯織がつきとめ治療していました。菊島はアラスカで流星群を撮影しにいくところだということです。

機内では離陸後に1人の外国人男性が苦しみだしていました。アナウンスで医師がいないか放送されると東和医大の内科医の黒川が名乗り出ました。

唯織は、その様子をずっとみていましたが腹部の発赤に気が付きました。ピーナッツアレルギーがあるようですが食べた様子はありません。

しかし、前日にCTとMRI検査をしたことが分かり造影剤によるアナフィラキシーショックであることが分かりました。通常アナフィラキシーショックは対象のアレルギー物質の摂取直後に起こりますが、造影剤では24時間後におくれて発症することがあるのです。

唯織の判断はあたり、機内の常備薬で症状はおさまり緊急着陸せずに済みました。

一方、甘春総合病院では1人の高校球児が右ひじの痛みで受診していました。彼の名前は平山良平、将来有望と言われている投手です。

裕乃は、良平の右耳が聞こえずらいことに気づき、そのことを辻村と杏に報告します。そして追加で頭部の画像検査を行うことに。

その結果、聴神経腫瘍ということが分かりました。聴神経腫瘍は手術で治りますが、今手術をすれば今夏の大会への出場は出来ません。

それを聞いてショックを受ける良平。そんな良平を裕乃は自身もケガでバスケットボールの最後の大会へ出られなかった経験を話して励ましました。

その頃、機内では機長の工藤が腹痛で倒れてしまいました。工藤は元々体調不良で前の日も病院へ行っていました。

唯織は、昨日受診した病院へ連絡し検査に使用した写真を見せてくれるように頼みました。その結果、肺塞栓症である可能性が高いと指摘します。もしそうであれば、あと5時間のフライトは厳しいと主張し、飛行機は緊急着陸し工藤はすぐに病院へ搬送されました。

そんなドタバタしている間に、唯織は大切なあの写真を失くしてしまいます。探しましたが全然見つからず、乗り換えの時間も近づき諦めようとします。そのとき、先ほどの黒川が「探し物はこれですか?」と唯織に写真を手渡しました。

甘春病院では、杏が唯織の後ろ姿を写した写真を見つめていました。

というのが特別編でした!杏は唯織を恋しく思っているのでしょうか?唯織のいない放射線科はちょっぴり寂しい感じがしましたね!

【ラジエーションハウス 】人物相関図

【ラジエーションハウス 】の登場人物&キャスト紹介

五十嵐唯織(演:窪田正孝)

幼いころの杏との約束を果たすためアメリカから帰国し放射線技師として甘春総合病院に赴任する。

一見、挙動不審で変わり者だが、実は放射線科医の資格も持ち、アメリカでも有名な放射線科医からも一目置かれているほどの実力者。

甘春杏(演:本田翼)

甘春総合病院の放射線科医。

過去に事故で跡継ぎ予定だった兄を亡くし、そのことでトラウマを抱えている。

唯織との約束は覚えていなかったが、一緒の仕事するうちに惹かれていく。

小野寺敏夫(演:遠藤憲一)

甘春総合病院放射線科のボス。

ギャンブルが好きで奥さんとは別居中だが腕は確かで人情味があり。唯織の秘密にも最初の気づく。

広瀬裕乃(演:広瀬アリス)

唯織と同じ日に甘春総合病院に赴任した新米放射線技師。

空回りしがちだが唯織のことを尊敬し唯織のような技師になりたいと思っている。

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こちらの情報は20201年6月16日現在のものとなります。

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