【鹿男あをによし】あらすじ・相関図・キャスト・ネタバレまとめ【原作は第137回直木賞や第5回本屋大賞にノミネート】

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フジテレビ系連続ドラマ「鹿男あをによし」とは

「鹿男あをによし」とはフジテレビ系で2008年の1月17日から2009年の3月20日の間、放送されていたドラマです。

毎週木曜日の22 時から22時54分の時間帯で放送されており、主演は玉木宏さん、ヒロインは綾瀬はるかさんが演じています。

原作は、第137回直木賞や第5回本屋大賞にノミネートされた、万城目学さん作のファンタジーコメディ小説です。

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「鹿男あをによし」のストーリー

何かと運が悪くやることが全部裏目に出てしまうため、後ろ向きな性格になってしまった小川孝信。大学の研究室にいた彼は教授のすすめにより、奈良県にある女子高の理科の教師として働くことになりました。そこで小川は、歴史教師の藤原道子や、風変りな生徒の堀田イトと出会います。生徒達とうまくやれず途方に暮れていた彼は、ある日奈良公園で人の言葉を話す鹿に出会うのでした。

「アリアドネの弾丸」各話のあらすじとネタバレ

第1話 「しゃべる鹿の秘密! 古都を巡る恋と冒険」

同名小説をドラマ化。不思議な事件に巻き込まれた男の奮闘を描く。神経質な大学の研究員・小川(玉木宏)は、教授の勧めで、数カ月のみ奈良の女子高で教職に就くことに。同じ下宿に住む同僚教師・藤原(綾瀬はるか)を紹介され、翌日、初出勤を迎える。だが、最初の授業から、生徒にからかわれた小川は憤激する。

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玉木宏さんが演じる小川のこれまでの不運ぶりが目も当てられないほどで、すっかり人生諦めモードになるのも納得です。そしてマイペースに小川を振り回しながらも彼を励まそうとする、綾瀬はるかさん演じる道子が可愛いです。多部未華子さんが演じるイトも面白いキャラクターで、マイ鹿で駐禁になったと話すのには笑ってしまいました。人の言葉を話す鹿が登場する設定も面白く、これからどうなって行くのか気になります。実際に奈良で撮影しているようで、観光地をいろいろ見られるのも楽しいです。

第2話 「鹿になっちゃった」

小川(玉木宏)は、突然シカに話し掛けられ、驚いて逃げ帰る。だが、数日後、再びシカが現れ、京都で渡されるものを持ち帰れと指示される。だが、小川に京都に行く予定はない。そんな中、藤原(綾瀬はるか)に頼まれ剣道部の顧問になった小川は、近々開催される交流戦「大和杯」の打ち合わせが京都であると聞く。

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鹿が突然小川の前に現れて話をするのがシュールで本当に面白いです。国を救うための鹿の運び番に、どうして小川のような不運な人が選ばれたのでしょう。どうやら鹿が必要としている「サンカク」とは剣道大会の優勝杯のようですが、小川が「サンカク」だと言って鹿のところに八つ橋を届けたのには笑ってしまいました。剣道部の顧問になった小川は、奈良女学館の剣道部を優勝させられるのでしょうか?京都女学館のマドンナ・長岡先生もなかなか手ごわそうです。

第3話 「今明かされる真実」

小川(玉木宏)はシカの力によって、自分の顔がシカに見えるようになってしまった。元に戻すよう頼む小川に、シカは「サンカク」の奪還を条件に出す。サンカクが、大和杯で優勝校に授けられるプレートだと知る小川は、優勝を目指す。だが、顧問を務める剣道部の部員がそろわず出場すら危ういと知り、小川は焦る。

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「サンカク」を手に入れられず、鏡に映る顔が鹿になってしまった小川の挙動不審ぶりが面白いです。でも周りの人たちには彼が鹿に見えないようですね。いつも後ろ向きな小川は、この試練を乗り越えて変わることができるのでしょうか。小川から鹿の話を打ち明けられた道子が、彼が心を病んでいると勘違いしたのには笑ってしまいました。前途多難だった剣道部に入部すると言って登場したイトがカッコよく、心強いです。そして何かを企んでいるというネズミの使いは一体誰なのでしょうか?

第4話 「帰れないふたり」

父が剣道の道場を開いている堀田(多部未華子)が剣道部に入部した。堀田の強さに一同は驚くが、小川(玉木宏)は突然の入部を不審がる。そんな中、大和杯の開催校がルールを決定できると判明。小川は堀田を頼り、勝ち抜き戦に変更する。だが、急な変更に怒った姉妹校の教師・南場(宅間孝行)が怒鳴り込んでくる。

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実は道場の娘だったイト。強いわけですね。彼女が突然剣道部に入ったのは、どうしてなのでしょうか?足を怪我した剣道部員の、負けるかもしれないけど逃げたくない、と言う言葉に、小川の意識が変わってきたことにぐっときました。遺跡巡りに行ってそのまま宿に泊まった小川と道子でしたが、何も起こらないのがこの二人らしいです。ついに小川の話を信じる決意をした道子が、鹿に話しかけに行ったのも面白すぎました。そしていよいよ始まった大和杯。イトは奈良女学館を勝利に導くことができるのでしょうか?

第5話 「奇跡が起きた!! 〜第一幕フィナーレ〜」

堀田(多部未華子)の独力で、剣道部は大阪女学館に勝利。決勝戦は、小川(玉木宏)があこがれる長岡(柴本幸)率いる京都女学館との試合になる。小川は優勝プレートの「サンカク」を獲得したい気持ちを抑え、堀田を気遣う。決勝戦が始まり、優勝のために4人抜きをしなくてはならない堀田は、徐々に疲れが出始める。

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京都女学館のマドンナ・長岡先生にデレデレする小川に、やきもちをやく道子が可愛いです。大阪女学館を破ったものの、京都女学館との試合では、戦える部員がイトだけになってしまう大ピンチ。あきらめ気味の小川に一喝するイトがカッコいいです。そして試合中に動けなくなったイトを、今度は小川が励ます展開が熱かったです。多部未華子さんの気迫のこもった演技も見ごたえがありました。やっと手に入れた優勝杯なのに、鹿にそれはサンカクではない、と言われる意外なオチに驚きました。

第6話 「すべての鍵を握る女 第二幕のスタート」

小川(玉木宏)は、大和杯の優勝プレートをシカに届けるが、シカは求めていたものと違うと拒否。敵対するネズミが、シカの求める「目」を「サンカク」と言い換え小川をだましていたと分かる。落胆する小川に、藤原(綾瀬はるか)は、シカの味方のキツネの協力を仰ぐよう提案。藤原はキツネの使いを長岡(柴本幸)ではと疑う。

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優勝杯は「サンカク」ではありませんでしたが、下宿の女将にとっては大事なものだったんですね。小川たちの頑張りが無駄ではなかったことにほろりとしました。そして狐の使いが長岡先生なのでは?と言い出す道子は鋭いです。一方で、長岡先生が自分を好きだと思い込んでいる小川はおめでたく、道子の言う通り馬鹿男です。小川に狐なのかと言われて激怒した長岡先生の正体が気になります。そしてイトの学校を辞めるという衝撃発言に驚きました。

第7話 「謎の少女の正体!? 衝撃の事実が明らかに」

堀田(多部未華子)が、小川(玉木宏)に退学を示唆した直後に姿を消した。やがて堀田は見つかるが、前夜、長岡(柴本幸)を訪ねたと分かり、藤原(綾瀬はるか)はその行動を不審がる。一方、安心した小川は、長岡の敵対的な態度が気に掛かる。長岡をキツネの使いと確信した小川は、ネズミの使いが長岡に何か吹き込んだのではと疑う。

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学校を辞めると言い、姿を消してしまったイトにはらはらしました。そんなイトに、自分の方が学校を辞めるから彼女には学校に行ってほしい、と告げる小川はいい人です。イトに向かい、小川がとても大和杯優勝を喜び、イトに感謝していたと話す道子もナイスアシストでした。そしてイトの正体は、鹿の使い番だったんですね。鏡の中の小川が鹿になるのは面白かったですが、思春期のイトが鹿になってしまうのは気の毒です。そんな彼女に、自分はあきらめないと告げる小川が格好良いと思いました。

第8話 「辿りついた意外な真実! 犯人は貴方だ!」

小川(玉木宏)らは、ネズミの使いが教頭・小治田(児玉清)と確信。証拠を得ようと教頭室に忍び込む。その後、小治田の懐中時計が紛失。小川の行動を目撃していた前村(キムラ緑子)は、他の教師に小川が盗んだとうわさを流す。そんな中、小川は「目」を取り返すのが先決と考え、再度、長岡(柴本幸)を追及する。

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鼠の運び番が教頭のリチャードだと気づいた小川が格好良かったです。しかし証拠を掴もうとして盗みの疑いをかけられ、職員室の皆に冷たくされたのは気の毒でした。そんな中でも小川に変わらず接してくれる福原先生にホッとします。歴史の教師である道子のおかげで、ついにサンカクが「三角縁神獣鏡」だとたどり着きました。やっと鹿に声をかけてもらい、喜ぶ道子が可愛いです。長岡先生も自分が狐の運び番だと明かし、小川たちの味方についてくれて心強いです。

第9話 「最後の対決! 運命の夜〜日本の行方は?」

長岡(柴本幸)に告発され、小治田(児玉清)がネズミの使いだと白状した。小川(玉木宏)は、「目」の返還を要求する。小治田は、観念したそぶりを見せるが、翌日失踪。焦る小川らは、目の隠し場所を探すことに。目が卑弥呼の銅鏡であることから、他の銅鏡に紛れ隠してあるとにらんだ小川らは、古墳の資料館に向かう。

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日本が滅びる日が近づき、富士山の群発地震が増えていくことにハラハラします。観念したかに見えたリチャードでしたが神獣鏡の隠し場所は嘘だったようで、やはり一筋縄ではいかないですね。銅鏡がたくさんある場所に隠したのではと気づいたイトと、それなら黒塚古墳だと気づいた道子はさすがです。ついに小川が神獣鏡を手に入れてほっとしました。そんな中で長岡先生と良い感じになった福原先生。彼が本当にただのいい人なのか、裏があるか気になってしまいます。

最終話 「二つのキス〜冒険の終わりが恋の始まり」

小川(玉木宏)らは無事に「目」を手にした。目を受け取ったシカは、地震を頻発させていた大ナマズの動きを封じる儀式を行う。翌日、小川は盗難事件の容疑が晴れたものの退職を決意。奈良を離れる前に、シカに堀田(多部未華子)と自分の顔を元に戻すよう頼む。だが、願いは一つしか聞けないと言われ、途方に暮れる

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無事に儀式を成功させ、日本を救った小川。鹿に一つだけかなえてもらえる願いを、イトの顔を元に戻すことに使ったのは本当に男前です。そんな小川のために、鹿に抗議しに行く道子も健気でした。小川と道子が両想いになったのは嬉しく、二人のキスも可愛かったです。だけどイトまでが小川にキスをしたのには驚きました。それが彼の顔を元に戻す方法だったんですね。電車で東京に帰って行く小川を、見送る鹿が寂しそうでほろりとしてしまいました。面白くて歴史の勉強にもなり、とても楽しめたドラマでした。

【鹿男あをによし】の登場人物&キャスト紹介

小川孝信(玉木 宏)

大学の研究室にいたが、ミスをして奈良女学館の理科教師として赴任させられた。昔から不運続きで、すっかり後ろ向きな性格になっている。ある時、神の使いだという鹿に話しかけられ、日本を滅亡から救うように命じられる。

藤原道子(綾瀬はるか)

小川と同じ奈良女学院の歴史教師で、下宿も小川と同じところに住んでいる。小川に負けないぐらい不運であるが、前向きでマイペース。小川に想いを寄せている。彼に鹿のことを打ち明けられて神経症を疑うが、やがて信じるようになる。

堀田イト(多部未華子)

小川が担任を務める1-Aの生徒で、何かと小川に反抗し、彼を翻弄する。道場の娘。小川が顧問を務める剣道部に入部し大和杯で奈良女学館を優勝に導く。実はある秘密があり、やがて小川や道子と共に行動するようになる。

長岡美栄(柴本 幸)

京都女学館の美人教師で、皆からマドンナと呼ばれる。京都女学館の剣道部の顧問をしており、剣道の腕前も相当のものである。小川から想いを寄せられるが、福原といい感じになる。道子からは、狐の使い番ではと疑われる。

福原重久(佐々木蔵之介)

奈良女学館の美術教師で、小川の下宿先である小料理屋「福はら」の女将の孫。穏やかな性格で、いつも小川の味方になり見守ってくれるが、どこかつかみどころがない。京都女学館のマドンナ・長岡先生とは良い雰囲気である。

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