逃げるは恥だが役に立つ とは
「ビーチボーイズ」とはフジテレビ系で1997年の7月7日から同年の9月22日の間、放送されていたドラマになります。
毎週月曜日の21 時から21時54分の時間帯で放送されていた、いわゆる月9 枠のドラマで、反町隆史と竹野内豊のダブル主演でした。
ヒモだったが彼女にフラれて居場所を失った広海と、重大なミスをしてプロジェクトを外された大手商社マンの海都。
心傷を癒すために訪れた海辺の民宿【ダイヤモンドヘッド】でふたりは出会います。
この民宿は、堅物そうな初老の和泉勝と、孫娘である高校生の真琴が切り盛りしていました。
ダイヤモンドヘッドで半ば強引にバイトとして働き始めた広海、反してのんびりバカンスを楽しむ海都ですが、勝はダイヤモンドヘッドをたたむと衝撃の告白をします。
仕方なく東京へ帰っていく広海と海都ですが、「やっぱり海だ!」とダイヤモンドヘッドに戻ってきて、色々な出来事が繰り広げられるというストーリーです。
- 「ビーチボーイズ」各話のあらすじとネタバレ
- 【ビーチボーイズ】 第1話「夏、ヘンなヤツがやってきた、同時に2人も」
- 【ビーチボーイズ】 第2話「私、ここにいたい」
- 【ビーチボーイズ】第3話「彼彼が残した忘れ物」
- 【ビーチボーイズ】 第4話「優しさのある場所」
- 【ビーチボーイズ】第5話「やってきた渚のライバル」
- 【ビーチボーイズ】第6話「それは花火で始まった」
- 【ビーチボーイズ】第7話「海がくれた勇気」
- 【ビーチボーイズ】第8話「彼らとともに夏が去る」
- 【ビーチボーイズ】第9話「この想い、君に届けたい」
- 【ビーチボーイズ】第10話「彼らの夏が終わるとき」
- 【ビーチボーイズ】第11話「海への想い、永遠の別れ」
- 【ビーチボーイズ】第12話「さよなら夏の日…」
- 【ビーチボーイズ】スペシャル「ヤツらはやっぱり海にいた!恋とイルカのカーチェイス、真夏の熱い大冒険」
- 【逃げるは恥だが役に立つ】の登場人物&キャスト紹介
- 『ビーチボーイズ』が今なら無料で見れる!?
「ビーチボーイズ」各話のあらすじとネタバレ
【ビーチボーイズ】 第1話「夏、ヘンなヤツがやってきた、同時に2人も」
東京でヒモ暮らしをしていた桜井広海は恋人富士子から追い出され、車内で野宿をしていた。
一方、大手商社で大きなプロジェクトを失敗し外された鈴木海都はあてのない旅行に出かける。
ふと車窓から外を見ると、野宿をしていた桜井広海の車を目にした海都は気まぐれからガス欠になった彼の車を助ける事に。
その頃、民宿「ダイヤモンドヘッド」では自称看板娘の和泉真琴が学校から帰宅。
怪我をして病院から帰ってきた祖父の和泉勝を出迎えていた。
そこにガス欠の車を押す二人が現れ、舵を取り損なった車に海へ投げ出されてしまい、さらに海都は財布を無くし、客としてきたにも関わらず、従業員部屋で広海と雑魚寝させられるハメになってしまい、ヘンな二人の生活が始まる。。。
*Wikipediaより引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/ビーチボーイズ_(テレビドラマ)
違うタイプのイケメン2人が海にとても似合います。
能天気で底抜けに明るい広海と、真面目でクールな海都のやりとりがとてもいいコンビで目が離せません。
高校2年生の真琴は、ボーイッシュなショートカットで活発な雰囲気がかわいいですね。
広海に中学生と間違えられてあからさまにムッとする姿は、まだ精神的に大人になりきれていない思春期らしさがあらわれていて親しみがもてます。
第1話からいきなり民宿をたたんでしまうという衝撃な発言が飛び出しますが、広海と海都がダイヤモンドヘッドへの思いを捨てきれずに戻ってくることで物語が始まっていきます。
【ビーチボーイズ】 第2話「私、ここにいたい」
真琴を東京の母親の元に返す為に民宿をたたむことを決めた勝。
しかし、ここにいたい広海は経営が苦しいのだと思った彼は、客が来ればたたまなくてよくなると思い元恋人の富士子を呼びつけて売上アップを狙うが。。
*Wikipediaより引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/ビーチボーイズ_(テレビドラマ)
ダイヤモンドヘッドをたたむ理由が経営困難だと勘違いして、頑張って客を呼ぼうとする広海の一生懸命な姿がちょっと可愛いです。
呼ばれてやってきた広海の元彼女・富士子と、海都のことを心配して海都の彼女・桜もダイヤモンドヘッドを訪れるのですが、2人の彼女の性格は対照的。
どちらも広海と海都にぴったりなパートナーなのが雰囲気から伝わります。(広海はフラれてますが。。)
あっけらかんとした富士子が広海の過去を次々と暴露し、広海が実は昔水泳のオリンピック代表選手だったことをバラしてしまいます。
能天気でお気楽なイメージの広海が、実はすごい選手だったことが判明する衝撃的な回になっていました。
【ビーチボーイズ】第3話「彼彼が残した忘れ物」
休みを終えて海都は会社に戻った。失敗したプロジェクトが波に乗り出し、順調に進んでいくが、彼はある「決心」を固めていた。
一方その頃、部屋を掃除中に「あるモノ」を見つけた真琴は、その忘れ物を届けに東京の税理士へのお使いを頼まれた広海の車に忍び込んで無理矢理東京に着いていく。
広海は真琴と一緒にいる事を電話で報告し、それを知った勝は広海に密かに真琴の母親の住所を託すが。。。
*Wikipediaより引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/ビーチボーイズ_(テレビドラマ)
真琴が海都に届けたいと言った忘れ物が、実は海都が海への想いを綴った詩だったというところが、クールな海都の意外な一面を覗かせているなと感じました。
海都の働くオフィスでその詩を読み上げてしまう真琴のいたずら心が可愛らしくもあり、本音は海都に戻ってきてほしいんだなというのが伝わります。
実は海都はこの時に、すでに会社を辞めようと決意を固めているんですね。
広海に向けて意味深な宣言をする海都の目は、今まで以上に輝いていて男らしさを爆発させています。
【ビーチボーイズ】 第4話「優しさのある場所」
民宿で働き始めた海都の元に、会社での上司だった大崎が家族でやって来た。
海都を連れ戻しに来た大崎を接客することになった海都だったが、大崎の説得を受けた彼は。。。
*Wikipediaより引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/ビーチボーイズ_(テレビドラマ)
大手商社で約束された将来を捨て、さびれた民宿であるダイヤモンドヘッドで働くことを決意した海都が潔くてかっこいいなと思いました。
また、ダイヤモンドヘッドを訪れた海都の元上司も、無理に海都を会社へ連れ戻そうとするのではなく、海都の惹かれた民宿を目で見てみたいという理由で訪れているところも上司の懐の広さを感じます。
また、第4話では勝が真琴を母親の元へ返そうとしていることを知って真琴は不満を漏らしますが、春子が母親の目線で真琴をなだめるシーンがあります。
上司と母親、立場は違いますが、部下や子供を想う人間性について考えさせられる回でした。
【ビーチボーイズ】第5話「やってきた渚のライバル」
民宿に広海を探して酔っ払いが現れた。
「清水」と広海が声をかけるその男は清水じゃない!と言い出し、「桜井が怪我をしてオリンピックに行った清水」とわざわざ言い直す彼は元オリンピック選手で、更に広海はオリンピック代表候補だった事を話し出す。。。
*Wikipediaより引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/ビーチボーイズ_(テレビドラマ)
広海が水泳選手だった頃のライバル・清水があらわれます。
清水は、本来は広海が代表として選ばれたのですが、広海が怪我のため棄権したので代わりに代表としてオリンピックに出場しましたが結果は惨敗。
「桜井が出られなかったからオリンピックに行けた清水」と言われ続けた清水の心境に同情してしまいますね。
もし現代だったらSNSなどでボロボロに言われてしまいそうだなと思いました。。
最後に広海と清水は決着をつけるためにプールで勝負をしますが、見事なフォームで泳ぐ姿はかなり見ものです。
【ビーチボーイズ】第6話「それは花火で始まった」
毎年恒例の花火大会が明日に迫り、ウキウキの広海。
裕子たちも楽しみにしているが、真琴は民宿の娘だからと諦めムード。
何とかしてやりたい春子は自分が着ていたお古の浴衣を着せてやろうと繕いはじめるが。。。
一方、海都は花火大会を見に来た桜と友達を出迎えるがそこに桜の姿はない。
海都は桜の友人から意外な理由を聞いてしまう。。。
*Wikipediaより引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/ビーチボーイズ_(テレビドラマ)
みくりの不倫を疑っていた百合ですが、みくりと津崎さんに宿泊旅行券をくれるなんて優しいですね。旅館では案の定ベッド問題で頭を抱える二人がほほえましいです。津崎さんの対応力に姿を重ねる形で元カレが出てきましたが、彼女を振るなんて見る目がないですね。
そして気持ちを口に出さない、自発的に行動しない津崎さんについに気持ちが離れてしまいそうなみくり…。
津崎さんは現状に満足しているようですが、このままだと破局の予感ですね。津崎さん、頑張りどころです。
【ビーチボーイズ】第7話「海がくれた勇気」
またしてもガス欠をやらかした車を押しながらいつものように口喧嘩をする二人。
一方、民宿では二人のせいで真琴は大忙し。
そして、毎年同じ日にやって来る美智恵がやって来た。
民宿の掃除を何から何まで仕切っていく彼女に振り回される三人。さらには遊びに来ていた桜まで巻き込まれ。。。
*Wikipediaより引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/ビーチボーイズ_(テレビドラマ)
夏の民宿らしく接客に大忙しな中、広海と海都が全然使い物にならなくてダメ店員さを発揮しているところはかなりレアな映像ではないでしょうか。
7話では1年に1度、同じ日にこの地を訪れるという謎の客・美智恵が登場します。
美智恵はつらい過去を抱えた人であることが勝の口から語られますが、海は素晴らしい魅力と同時に魔物が潜んでいるということを実感させられます。
この回が最終回への伏線だったのではと捉えることもできるので、見逃せない回となっていますね。
【ビーチボーイズ】第8話「彼らとともに夏が去る」
夏休みも佳境になり、駆け込み客で大にぎわいの民宿。
一方「渚」でもお客で大にぎわいで、遊びに来ていた葉月も手伝う事に。
夜になりようやくひと息ついた五人。ふと海都は「夏の終わり」っていつだろうと言い始めたが、みんなの答えはバラバラで。。。
*Wikipediaより引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/ビーチボーイズ_(テレビドラマ)
夏休みが終わりに近づき、もしかしたら夏の終わりと同時に広海と海都がいなくなってしまうのではないかと不安に思う真琴。
また、ここでは真琴の友人・佑介が、高校生ならではの悩みを海都に打ち明けたりと、広海や海都が真琴だけでなく佑介にとっても大きな存在となっていることがわかるシーンでとても心に染みます。
夏の終わりはどこか切なくなるものですが、みんなで笑い合いながらも切ないシーンが散りばめられていてドラマも終わりに近づいていくような寂しさを覚える回でした。
【ビーチボーイズ】第9話「この想い、君に届けたい」
来るはずのない手紙を待つ春子の元についに手紙が届く。
読むと父親が海外に赴任する為に移住すると書いてあり、その前にせめてもと1日だけ預かって欲しいという。
しかし、子供には新しい母親がおり、春子は名乗らないという。
あまりに辛い選択をした春子を何とかしてやりたいと思う広海だが、海都は春子の決意を尊重しようと思い。。。
*Wikipediaより引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/ビーチボーイズ_(テレビドラマ)
ずっと会っていない息子・春樹からの手紙を待ち続けている春子の姿だけでも胸が締め付けられる思いでしたが、やっと再会の機会が訪れたと思ったら“自分が母親だ”と名乗れない状況での再会となります。
春樹には新しいお母さんがいるから、自分のことはいっさい打ち明けないと決めた春子の顔は、誰がどうみても母親の顔だなと感じました。
自分が産んだ我が子に母親だと名乗れないつらさを乗り越えて、最後に「バイバイ!」と見送る春子の姿は、涙なしには見られません。
【ビーチボーイズ】第10話「彼らの夏が終わるとき」
夏休みが終わり、学校が始まった真琴は三者面談に母親を呼ぶか迷っていた。
民宿では客足がプッツリ無くなった事を淋しそうに片付けをする二人。
しかし勝は「これからが楽しいんだ」と二人を連れて山に繰り出す。
男だけで山を満喫する三人だったが、勝の心の内だけは違っていた。。。
一方、置いてけぼりをくらった真琴は未だに三者面談を迷っており、現れた春子の後押しもあってようやく電話をかける。。。
*Wikipediaより引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/ビーチボーイズ_(テレビドラマ)
勝のとっておきの秘密基地に広海と海都を連れ出して、海ではなく山で語り合うシーンはまるで親子のような3人の関係が見ていて微笑ましいです。
男だけで出かけていってしまったことに怒った真琴が、進路のことで悩むシーンは思春期らしいです。
結局、進路の三者面談は母親である慶子を呼び寄せる決断をした真琴。
ずっと勝のもとで暮らしてきた真琴ですが、人生の大事な決断をするときにはやはり母親を頼るものなのですね。
複雑な家庭環境で育った子どもの心のうちが少し覗けるような、そんな回でした。
【ビーチボーイズ】第11話「海への想い、永遠の別れ」
ある日のこと。
勝宛に小包が届いた。
中身はなんと勝用のウェットスーツ。
すると突然、勝はサーフィンをやると言い出す。
みんなに笑われながらも波に乗った勝だったが、何十年ぶりのサーフィンは当然ながら散々な結果に。
恥ずかしい姿を見られて塞ぎ混んだかに見えたが、勝の闘志に再び火が付き、広海や海都を巻き込んでのトレーニングが始まる。。。
*Wikipediaより引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/ビーチボーイズ_(テレビドラマ)
広海と海都がダイヤモンドヘッドにやってきたことで、勝の忘れかけていたサーファー魂がよみがえります。
久しぶりにボードに乗った勝は全然まともに乗ることができませんでしたが、筋トレを始めたりしてかなり真剣に向き合う姿はさすがだなと思いました。
普通なら、年齢を理由に諦めてしまいそうですが、頑固な勝の性格がよくあらわれています。
しかし、この闘志が後に大きな悲劇を招いてしまうことになるとは、誰も予想していませんでした。。
【ビーチボーイズ】第12話「さよなら夏の日…」
勝が死んだ。
大きなショックを受ける一同。
そして主を失った事で民宿は存亡の危機に陥り、真琴は居場所を失おうとしていた。
そして、広海と海都も大切な存在だった勝を亡くしたことで落ち込み、特に広海は大きな喪失感に駆られていた。
そんな中でここを離れる決断に迫られていた二人だが、広海はショックから決めることが出来ずにいた。
そんな事、民宿の行く末を左右する決断を春子は決意する。
それぞれが大きな決断をする中、彼らは一体どうするのか。。。
*Wikipediaより引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/ビーチボーイズ_(テレビドラマ)
危ない日は海に入らないでというまわりの忠告も聞かず、みんなの知らないうちに海に入って帰らぬ人となってしまった勝。
勝が命を落としてしまったことは本当に悲しいですが、最後の最後まで自分の意思を貫いた頑固な姿勢は勝らしいなと思いました。
このままダイヤモンドヘッドがなくなってしまうかと思われましたが、春子が後継者に名乗り出て守り抜くことを決めた姿はとても強い女性なのがあらわれていました。
広海も海都も、ずっと同じ場所にはいられないと自分の海を探しに旅立っていきます。
人生に迷う若者たちの、笑いあり涙ありの素敵なドラマだったなと思います。
【ビーチボーイズ】スペシャル「ヤツらはやっぱり海にいた!恋とイルカのカーチェイス、真夏の熱い大冒険」
「俺の海」を探すため、ダイヤモンドヘッドを後にした桜井広海(反町隆史)と鈴木海都(竹野内豊)。
3ヶ月後、ふたりは偶然にも、同じ海外の南の島に滞在していた。
大きなホテルのプールサイドバーをまかされ、きらびやかな生活を送る広海。
一方海都は、海のない国にイルカを輸送する仕事につき、ワイルドな暮らしをしている。どこか現在の自分に違和感を感じるふたり。
ふたりの「本当の海」はどこにあるのか。
*FODより引用
https://fod.fujitv.co.jp/s/genre/drama/ser4312/4312110001/
海外の遠く離れた地で広海と海都が再会するという多少強引な設定ではありますが、やっぱりふたりとも海がよく似合いますね。
「自分の海」を探している広海と海都が、プールに入れられてしまうイルカを自由にさせてあげるために海へ逃がしてあげるシーンはふたりらしいなと思いました。
海都は自分で違和感を感じつつも、おそらくひとりではイルカを逃がしてあげるなんてできなかったと思います。
お気楽で能天気だけど人一倍情に厚い広海と出会ったことで、海都は大きな影響を受けているなと感じました。
パトカーとのカーチェイスシーンもあり、連続ドラマとはスケールの違うダイナミックなシーンもたくさんあってスペシャルらしい豪華な作品になっていました。
【逃げるは恥だが役に立つ】の登場人物&キャスト紹介
桜井広海(演:反町隆史)
このドラマの主人公。
能天気でお調子者でスケベでいい加減な楽観主義者。
いわゆるチャラ男だが、内面は繊細な一面を持ち、人の知らないところではかなり気を遣うところもある。
民宿「ダイヤモンドヘッド」に来る以前は原富士子と付き合っており、彼女の元でヒモ暮らしをしており、料理の腕はかなり上手い。
愛車はルノー・4キャトル。
ガソリンを少なく入れる悪癖があるため、しばしばガス欠を起こして、海都他同乗者によく迷惑をかけることがある。
子供の頃はライダーマンが好きだったが、変身する結城丈二(じょうじ)のことを結城しょうじと聞き違えてたり、専用バイク「ライダーマンマシン」の名前を「ライダーマシン」と誤解し、マシンの最高速度を200km/hにも満たない(実際の最高速度は250km/h)と語るなど、意外と基本データに疎かった。
スペシャル編では、原田泉と共にサンタマリアナ島に渡り、彼女の父親からホテルのプールサイドにあるカフェ「ダイヤモンドカフェ」を任されて、なんと経営者になっている。
ろくに英語もしゃべれないにも拘らず、持ち前の明るさから店でも人気者となる。
鈴木海都(演:竹野内豊)
このドラマのもう1人の主人公。
クールで冷静沈着な秀才であり、何事も論理的な視点から捉えようとするゆえ、少々頭が固い部分も。
相当の負けず嫌い。
元々はエリート商社マンで、自分が立ち上げたプロジェクトに失敗し、休養に「ダイヤモンドヘッド」へ客として来たが、広海たち「ダイヤモンドヘッド」の人々に影響を受けるうちに会社を辞めることを決意。
「ダイヤモンドヘッド」に戻ってきた。
彼も広海と同年代の為、ライダーマンに詳しく、広海のライダーマンに関する知識の誤りを全て指摘した。
スペシャル編では、1日違いで彼もサンタマリアナ島に渡り、イルカなどの海洋生物を捕獲して、海を知らない子供たちに届けるという仕事をしている。
あちこちで感じる広海の気配に嫌な予感を感じていたが、不安が的中する。
和泉真琴(演:広末涼子)
自称、民宿「ダイヤモンドヘッド」の看板娘の高校生。
母親は離婚しており、落ち着くまでの間はと祖父の勝に預けられている為、民宿を手伝いながら二人で暮らしている。
見た目が幼く見えるせいか、子供扱いされると、すぐ機嫌を損ねる。
母親から捨てられた訳ではないが、置いていかれたような形で別れた為、嫌いではないようだが非常に複雑な感情を持っている。
スペシャル編では、12月であるにも関わらず繁盛している事に喜んでいたが、広海と海都がいない生活に寂しさを見せている。
和泉勝(演:マイク眞木)
民宿「ダイヤモンドヘッド」の経営者。
昔はサーファーで、自称「日本で初めてサーフィンをやった男」。
仕事はそっちのけでボートエンジンの整備や車の修理など、何かを作ったり整備したりと趣味が優先。
しかし、渚二号店(海の家)では女の子との会話が出来るからと率先して店先に立つ典型的なスケベ親父。
見た目の通り頑固者で口が悪いが、逆に見た目と違って子供っぽい部分もある。
しかし、その自由に生きてきた生きざまから周りの人間には愛されている。
前田春子(演:稲森いずみ)
スナック「渚」のマドンナ。
勝との付き合いは昔からで、お互いの過去をよく知っている。
過去に離婚経験があり、その際に相手の両親に一方的に「息子」を取られている。毎日来るはずのないその「息子」からの手紙を待っているが…。
スペシャル編では、「ダイヤモンドヘッド」の新社長となり、営業努力のおかげで勝が経営していた冬の時期より繁盛している。
クリスマスパーティーで再会した桜や富士子から広海たちが同じ南の島で偶然再会したことを知る。
年末恒例の福引き券の特賞にサンタマリアナ島行きの旅行券がある事を知り、当てようとするが…。
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