【花咲舞が黙っていない】あらすじ・相関図・キャスト・ネタバレまとめ【女版半沢直樹】

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ヒューマン

日テレ系連続ドラマ「花咲舞が黙っていない」とは

「花咲舞が黙っていない」は、2014年4月から毎週水曜日に日テレ系で放送されていたドラマです。銀行を舞台とし、女性銀行員が次々と行内の不正を暴いていくというストーリーだったことから女版半沢直樹と言われ注目されました。

主人公の花咲舞は杏が務め、一緒に不正をあばいていく花咲の上司相馬を上川隆也が演じました。

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「花咲舞が黙っていない」のストーリー

ストーリーは、東京のメガバンク東京第一銀行の臨店班に花咲が配属されるところからはじまります。この臨店班というのは、各支店を臨店し業務をチェックし問題を解決していくのが仕事です。

花咲と相馬は様々な支店を訪問し、問題の解決に励みます。正義感の強い花咲は、間違っていることや理不尽なことは許せないので、問題を見つけるととことん追求。納得できないことがると、決まり文句である「お言葉を返すようですが…」と反論します。

身内のあら捜しをするような行為は、時に行員がうとましく思われることもしばしば。仕事への戸惑いを感じることもあり花咲は葛藤しますが、最後には問題を爽快に解決していくというストーリーになります。

「花咲舞が黙っていない」各話のあらすじとネタバレ

第1話「池井戸潤原作の痛快ヒロイン誕生!!銀行の消えた百万円を探せ」

作家・池井戸潤が手掛ける作品の中で唯一、女性主人公が活躍する「不祥事」を杏主演でドラマ化。地位も権力もない一銀行員がさまざまな事件を解決に導く姿を描く。銀行の窓口係を任されていた舞(杏)はある日、事件や不祥事を起こした支店に足を運び、問題の解決を図る・臨店班・に異動を命じられる。そこで、出世コースから外れたベテラン行員・相馬健(上川隆也)と出会った舞は、彼とコンビを組む。

https://thetv.jp/program/0000010433/1/

舞台は東京第一銀行。2014年4月…入社5年目の花咲舞は優秀なテラーでしたが、本店の「臨店班」という部署に配属されます。

この部署は、問題のある支店に臨店し、指導や改善を行うのが役割です。臨店班のメンバーは2人。舞ともう一人は上司の相馬です。相馬とは、前支店の中野支店でも上司と部下の関係でしたが、上司相手でも物おじせず思ったことははっきりと言う舞が相馬は少々苦手でした。

配属されてすぐ、2人は支店統括部次長の芝崎の命令で向島支店へ未使用通帳の紛失の件で臨店することに。しかし、臨店してみると通帳紛失くらいで臨店するなんてと嫌味をいわれうざがられてしまいます。

舞は、テラーの仕事が好きだったので仲間のあら捜しをするようなこの仕事に戸惑います。

そんななか、2つ目の仕事が。今度は茅場町支店への臨店です。支店へ向かう途中、相馬は舞に「余計なことは言うな。銀行というのは一回飛ばされたら戻れない。言いたいことがあれば一旦息を吸って飲み込め。黙って笑ってろ」と言います。

茅場町支店では先月5件の事務ミスが発生。このミスは全て13年目のベテランテラーの中島が起こしていました。支店長の矢嶋と副支店長の河本は、全て解決ずみで臨店班に頼むことは何もないと散々嫌味を言いますが舞は反論したくなる気持ちを抑え相馬と原因を調査します。

支店長相馬は出世意欲がすごく、業績にかなりこだわっていました。

舞と相馬は、まず中島と面談。事務ミスの原因について聞きますが、中島は何かいいかけますが自分の注意力不足だと言います。これで調査は終了だという相馬ですが、舞は何か納得いきません。

舞は支店内の様子を見に行きます。するとテラーは中島意外はまだ経験の浅い若い女性行員ばかり。そのため、窓口は混雑しお客さんたちもイライラしている様子。そんな様子を見かねた舞は思わずテラーの応援に入ります。

舞は、矢嶋に中島はテラーの中ではベテランで、仕事ぶりを見る限りではあんな単純なミスをするようとは思えないと言いますが、矢嶋は歳ばかりくったテラーはコストだと最低なことを言います。これで、調査を終わりにすると言う相馬に舞は納得いきません。

実は、中島は矢嶋から、辞めるようにパワハラを受けていました。これまで、中島と一緒に頑張ってきた仲間3人も矢嶋のパワハラにより退職へ追い込まれていました。

舞と相馬が本部へ帰ろうとしているとき、支店では勘定締めの作業が行われていました。各テラーが勘定を合わせるなか、中島が担当した払い出しで現金100万円を過払いしてしまったことが発覚。すぐに、相手先の会社社長へ連絡するもお金は余計にはなかったと言われてしまいます。

矢島は、今回ばかりは中島だけの責任では済まないと怒り心頭。交渉に行くも、お金は戻ってきませんでした。ピリピリムードのなか、舞は他のテラーたちから中島が支店長にパワハラにあっているということを聞きます。

結局、矢島が直接会社へ交渉しにいき100万円は戻ってきて問題は収束。舞が本部へ戻ろうとすると家中の会社社長に遭遇。疑われたことに腹を立て口座の解約にきたのです。舞が話をきくと、100万円は返していないというのです。

ということは、あの戻ってきた100万円はどこから?実はそれは矢嶋のポケットマネー。自分でお金を補填し事をおさめたのです。舞はそのことを相馬に報告。舞はもう一度防犯カメラをみなおして本当は100万円を中島がとったことに気が付きます。

どうしてこんなことをしたのかと舞が中島に聞くと、矢嶋の経歴に罰をつけてやりたかったと言います。中島は、あえてみんなの前で支店長に盗んだ100万円を返します。なんてことをしたんだと怒る矢島に舞は「中島のしたことを許されることではない。しかし、自分の人生をかえけてでもあなたに復讐したかったのだ」と言います。

そして、「お言葉をかえすようですが、それは銀行のためではなく自分の出世のためではないんですか?コストを削減するために女子行員に嫌がらせをして辞めさせるのは間違っています。さきほど、支店長はおれの人生を台無しのするのかと言いましたが、それは辞めさせられた3人も中島さんも同じです。彼女たちにも守るべき生活があるんです。上司だからって部下の人生を壊すなんて間違っています。」と言います。

そこに相馬もかけつけて、矢島と河本の口座から今朝合わせて100万円が引き出されていることを指摘。2人は崩れ落ちました。

結局、この件で矢島は出向。中島は辞めて新しい仕事をさがすことに。

寺島は幸島に今回のことを報告。新藤派の矢島を左遷することになってしまったことを案じますが、幸島は「いいんじゃないか?」と言い微笑みました。

というのが第一話でした。

爽快な終わりでしね!実は私も元銀行員なので、テラーの大変さにはとても共感しました。テラーというのは、確かに融資のように多くの収益を得るようなポジションではありませんがお客様からすれば銀行の顔とも言える大事なポジションなんですよね!

今は、本当の銀行でも舞のような女性上司も増えてきたので大分理解がありますが、お互いを尊重しあって雰囲気よく仕事できるようになることを祈るばかりです。

第2話「上司のミスは部下の責任…そんなの間違ってる!」

青山支店に、融資先の結婚相談所の顧客からクレームが殺到する。舞(杏)と相馬(上川隆也)は青山支店へ調査に向かうが、支店長の新田(飯田基祐)は聞く耳を持たない。一方、相馬から結婚相談所に詐欺の疑いがあると聞いた融資課の杉下(田中圭)は、相談所社長の宗像(橋本禎之)に会いに行く。

https://thetv.jp/program/0000010433/2/

舞と相馬は芝崎の命令で青山支店へ行くことに。青山支店の取引先の結婚相談所「グランマリッヂ」に対して、不当融資だと抗議文が送られてきていたのです。この抗議文を送ってきたのは会員達で、高い入会金を払ったにもかかわらずちっとも相手を紹介してもらえないと怒っており、そんな先に融資している青山支店にもクレームがきたのです。

青山支店の支店長は新田隼夫。それを見た相馬は浮かない顔します。

舞と相馬が臨店へいくと、新田は「こんなの結婚できないやつらの腹いせだ。融資に問題はない」と言い、担当者の杉下にあとのことは丸投げします。杉下は、会員達全員がだれも相手を紹介してもらっていなかったことを知りませんでした。それを知った杉下は、話を聞くために舞と相馬とすぐにグランマリッヂへ向かいますが、そこには社長や社員の姿はなく、警察が書類などを押収中でした。社長は会員から集めた6億円を持って逃亡してしまっていたのでした。

帰ってそのことを新田へ報告すると、「お前のせいだ。結果が全て。それが銀行だ。」と杉下に怒鳴ります。

あんなに怒らなくてもいいのにと舞が言うと、相馬はそういう人だからと言います。相馬は、丸の内支店にいたとき新田と一緒に働いていたのでした。

杉下と舞はどうにかしてグランマリッヂ社長の宗方に話をきこうとしますがなかなか見つかりません。そのときに、舞は杉下から、新田が宗方とプライベートでも仲がよく融資も支店長命令だったという話を聞きます。

新田は新規事業だから慎重も判断すべきだという杉下の言葉を退け、強引に融資を進めたにもかかわらず、責任は部下の杉下へおしつけていたのです。杉下は、支店長が部下を飛ばすなんて簡単なこと、もうすぐ子供が生まれるので支店長には逆らえないと言います。

舞が帰宅すると、実家の居酒屋に相馬がきて飲んでいました。舞が杉下から聞いたことを相馬に伝えると「やっぱりそういうことか…」と全然驚きませんでした。

翌日、新田は本部へきて、真藤にグランマリッヂの融資の件は部下の杉下のせいであり、責任を取らせるつもりだと言います。真藤もそれを聞いて「いいんじゃないか?新田くん、君には期待している。私をがっかりさせることはしないでくれ」と言います。新田も真藤派閥だったのです。それを、廊下で聞いていた芝崎は舞と相馬にそのことを伝えます。

舞は、新田へ抗議しようとしますが、以前同じようなことをされた相馬は止めます。舞は正しいが、それが通用しないこともあると言います。相馬の態度に納得のいかない舞と相馬は言い合いになりますが、幸島から相馬が昔融資課にいたころ、取引先が倒産し1億円の損害が出てしまい、その責任を上司の新田は相馬におしつけ、相馬は左遷させられてしまったという話を聞かされます。

舞は、相馬に新田がグランマリッヂからお金を貰っていたのではないかと推測。なぜなら、会員達のほとんどが東京第一銀行と取引のある顧客ばかりだったのです。新田は、グランマリッヂに顧客情報を漏洩。その見返りとしてお金を受け取っていたのです。

相馬は新田に、この疑惑を言いますが新田は認めません。しかし、新田が顧客情報を検索したという記録が銀行のデータベースに残っていたのです。そのことを舞が指摘すると、ようやく新田は認めました。

相馬は「この責任だけは誰かには押し付けられませんよ」と言います。舞は「手柄は上司のもの。ミスは部下のもの。それが銀行の常識だとしたらクソくらえです。」と言います。

顧客情報漏洩をしたことで東京第一銀行は謝罪会見を開きます。そして宗方は逮捕され、容疑を認め5,000万円は無事に回収の目途がつき、会員にも全額とまではいかずとおお金が返ることとなり、新田は懲戒解雇が決まりました…。

全てが一件落着!と思えますが真藤だけが心穏やかではないようです…。

というのが第2話でした。今回は、相馬の過去が明らかになりましたね。優秀な融資課の行員だった相馬が、あたりさわりないように行動しようとするようになったのは新田から受けしうちのせいだったのですね。本当にひどい…。やっと、今回の件で仇討ができてすっきりですね!

第3話「臨店VS悪徳支店長!無能な部下なんていません!!」

横浜西支店で、若手行員の光岡(吉村卓也)が失踪する。舞(杏)と相馬(上川隆也)が支店長の中村(戸田恵子)から事情を聞くと、中村は光岡には銀行員としての資質に欠けていた上、過保護過ぎる母親にも問題があったと主張。そこに、光岡の母親・和代(秋本奈緒美)が乗り込んでくる。

https://thetv.jp/program/0000010433/4/

真藤派閥の支店長が2人連続で臨店班の活躍により処罰されたことが面白くない真藤。そんな真藤からの命令で児玉は、同じく真藤派閥の蒲田支店長須賀に舞と相馬に無能な行員の烙印を押して欲しいと依頼する。

そんなことを知らない舞と相馬は、忙しい蒲田支店へ臨店ではなくヘルプに行くことに。久々に支店のテラーに張り切る舞。

蒲田支店へ行ってみると、須賀は「無能な奴はこの支店にはいらない」と高圧的で融資には新規契約をとるまで帰ってくるな、内部には絶対にミスするなと言います。須賀は、舞と相馬を潰すため、やっかいな客や面倒な仕事をどんどん押し付けますが、須賀の期待をよそに2人は仕事をこなしていきます。

そこで須賀は、口座番号に書いていない入金票を渡しわざとミスをするように仕向けます。そしてみんなの前で舞を叱り、約束通りこてんぱんにしてやったと児玉に連絡します。

はめられたと知って悔しい舞と相馬が舞の実家で飲んでいると舞の父が購入したサ健康サプリ「荒磯の子」が詐欺だったという話題で盛り上がっていました。そのサプリのパッケージを見た相馬は驚きます。そのサプリ購入するための振り込み先が、東京第一銀行の阿佐ヶ谷支店の口座だったのです。

翌日、舞は会社で口座について調べます。すると、その口座の名義は「荒井園子」。実は、この通帳は蒲田支店で須賀がひいきにしている竹内が持っているのを舞が見ていました。その時、名前の異なる通帳を持っていることに違和感を感じましたが、竹内は妻の通帳で名字が違うのは旧姓のためだと誤魔化していたのです。

しかも、竹内は前日に本人確認が不十分であるにもかかわらず須賀が容認し大量の口座を開設していました。このままでは、詐欺口座として大量の架空口座が世に出回ってしまう事態に!

相馬と舞は急いで蒲田支店へ。寸前のところで通帳は竹内の手には渡らず、竹内は逮捕されました。

支店長は「なんでおれがこんな目に…。お前たちが数字を取っていればこんなことにはならなかった!俺のキャリアに傷つけあがって」と怒り狂い暴れます。それを見ていた舞は、「お言葉を返すようですが、ここにいるのは無能な奴らではありません。そんなふうに毎日、人各を否定しつづけたら働く意欲がなくなると思いませんか?この支店の業績が悪いのは職場の空気が悪いから。自分の出世のことしか頭になくて、部下たちに言いたいことも言えなくさせて。そんな支店長間違ってます。無能な人間がいらないと言うならそれはあなたです。」と言います。

そういわれた須賀は、何も言わず支店から出ていきましたが、行員たちはみな舞に拍手しました。結局、須賀は地へ転勤になりました。

というのが、第3話でした。それにしても真藤派閥にはクセの強いひとばかりですよね。新藤自体がクセのあるひとだから必然的に集まってくるのもクセが強いのででしょうが…。3人の真藤派閥がやられて、ここからどんな試練を2人が与えられるのか次回も必見ですね。

第4話「若手行員が謎の失踪銀行にモンスター母が現る!!」

横浜西支店で、若手行員の光岡(吉村卓也)が失踪する。舞(杏)と相馬(上川隆也)が支店長の中村(戸田恵子)から事情を聞くと、中村は光岡には銀行員としての資質に欠けていた上、過保護過ぎる母親にも問題があったと主張。そこに、光岡の母親・和代(秋本奈緒美)が乗り込んでくる。

https://thetv.jp/program/0000010433/4/

舞と相馬は横浜西支店で入行3年目の若手行員の光岡が失踪した事件について調査にいきます。

光岡は融資を担当、勤務態度も真面目でしたが昨日の朝に家をでたきり消息が不明となっていましたが私服を持って出ていることから事件性はなさそうとのことです。支店長の中村いわく、光岡には大きな問題が1つあったと。それは、光岡の母がモンスターペアレントであるというものでした。しかし、光岡家は地元では有名な資産家で東京第一銀行にも5億円の預金がある大口先。そのため、文句を言うことができなかったのです。

そんななか、その母親が支店へやってきて、息子がいなくなったのはあなたたちのせい。早くさがしてほしいと怒鳴り込んできます。舞は、母親に「どんな理由があったにせよ、責任ある仕事を放棄していなくなったのは社会人としては許されることではありません。幼稚園じゃあるまいし親が子供の職場に乗り込んでくるのは非常識じゃないんですか?」と言います。すると、母親は、預金を全部引き上げると言いだし、中村をも怒らせてしまいます。

舞と相馬が返ろうとしていると女子行員の岡崎が2人に話しかけてきます。岡崎いわく、光岡は「尾身機械工業」取引先の融資を通そうと頑張っていましたが、何度やり直しても支店長(中村)の承認がおりずに困っていたというのです。さらには、母親のことについて本人も困っていました。

舞と相馬は光岡の稟議書を確認。相馬は、融資できない責任を感じて光岡が失踪したのではないかと考えます。相馬は中村に、稟議書をみる限りでは融資を承認してもよい先なのに融資を認めなかった理由はどうしてなのか聞きますが、納得できる理由を得ることはできず、変わりの人材を早くよこすように要求されます。

翌日、2人は光岡が担当していた「尾身機械工業」と訪問。すると、光岡の仕事ぶりは熱心で親身に対応してくれたことに感謝し、心配していました。しかし、支店長の中村にはとても怒っていました。中村は、資金の必要な日ギリギリまで判断を先送りし、結局融資を謝絶していたのです。

相馬は、中村が意図的に尾身機械工業を倒産させようとした可能性を指摘。そこに岡崎から電話で光岡が本国山のコンビニATMでお金を引き出しているとの情報が。そこで舞は光岡を探しに、相馬は本部に戻って中村について調べることに。

相馬は同期の児玉から、中村の息子はエンジン部品を扱っている会社を経営しているという情報を得ます。相馬がその会社について調べると、それは光岡が担当していた尾身機械工業とトラブルになり揉めている先だったのです。

その頃、舞は光岡を発見。光岡は自分の力不足で大切な取引先に融資を通すこともできず、母のことでも支店へ迷惑をかけてしまった。自分の居場所はもう銀行にはないと言います。舞は、今回の融資の件は光岡の責任ではなく中村が何か隠している可能性が高いことを伝えます。

舞は光岡を連れて支店へ戻ります。途中、また母も来て口をはさみますが、光岡は口を出すなと母を追い返し、自分で支店長へ失踪したことを謝ります。それを聞いた中村は「甘い。こんなことをしてまた戻れると思う?もう顔をみたくないし、あなたの居場所はない」と冷たく突き放します。

そこに、相馬が登場。中村が尾身機械工業への融資をしぶっていたのは息子が経営する会社と揉めていたためではないのかと問い詰めます。中村の会社は、尾身機械工業から特許の侵害の件で訴訟を起こされて経営がうまくいかなくなっていました。そのため、中村は融資を断ることで尾身機械工業を倒産させ訴訟が取り下げらるように仕向けていたのです。

舞は「個人的な恨みで1つの会社を倒産させようとするなんて間違ってます。そんなことが息子のためになるなんて思いますか?光岡さんの母をモンスターと言っていましたが、その言葉そっくりそのままお返しします。あなたこそ本当のモンスターです。私にはモンスターになるほど誰かを大切に想う気持ちは分かりません。でも子供を愛しているから何をしていいということでは絶対ありません。」と言います。

光岡は、母に「さっきはごめん。これからはもう少し自分を信じて見守ってほしい」と言い、相馬と舞に頭を下げました。

中村は、厳重注意となりましたが次回の異動では左遷は必須となりました。

というのが、第4話でした。公私混同してしまった中村、子離れできない光岡の母。今回は母と子の関係がピックアップされましたね。母親を失くしている舞にとっては、羨ましくあったのかもしれませんね。舞と相馬の息もあってきてますますいいコンビのなってきて2人は次はどんな問題を解決するのか楽しみです!

5話「臨店vs金融庁検査官 こんなやり方間違ってます!!

中野支店に金融庁の検査が入る。偶然、中野支店を訪れていた舞(杏)と相馬(上川隆也)は検査を乗り切るまで業務を手伝うことに。舞は、主任検査官・青田(高杉亘)の横柄な態度と執拗な調査に怒りを感じ始める。そんな中、地下に隠していた融資関係の書類が青田に見つかってしまう。

第5話「臨店vs金融庁検査官 こんなやり方間違ってます!!」

中野支店に金融庁の検査が入る。偶然、中野支店を訪れていた舞(杏)と相馬(上川隆也)は検査を乗り切るまで業務を手伝うことに。舞は、主任検査官・青田(高杉亘)の横柄な態度と執拗な調査に怒りを感じ始める。そんな中、地下に隠していた融資関係の書類が青田に見つかってしまう。

https://thetv.jp/program/0000010433/5/

相馬と舞が昔一緒に働いていた中野支店に相馬のハンコが必要な書類があり、舞も便乗して一緒に行くことに。すると、なんとそこに金融庁検査が入ります。

主任兼検査官は、青田。検査官たちは、来て早々に持ち物検査や机の引き出しの中身を実施。青田の横暴なやり方に、舞と相馬は嫌悪感を抱きます。

実は、中野支店の支店長牧野と青田には因縁がありました。昔、青田が臨店した際に青田の乱暴なやり口を上司へ訴え、青田は訓告処分を受けていたのです。青田はいまだにそのことを根に持っていました。舞と相馬は古巣のピンチを助けようと検査対応を手伝うことに。

青田は、牧野が物品庫へ隠していた融資関係書類を発見し検査妨害だと騒ぎます。その資料は念のため隠していた資料だがその中の一社「野方技研(株)」だけは債務者区分が下げられそうだったのです。野方技研は現在は要注意先として管理していましたが、ここ数ヶ月返済が滞っていたため、資料を見た青田は破綻懸念先になり青田にも責任があるのでは?と責めます。しかし、野方技研には鎌倉の一等地へ固定資産があり、その売却が決まったためこの問題は解決。金融庁検査1日目は終了しました。

しかし、相馬は行員しか知らない資料の隠し場所をどうして青田が分かったのか疑問を抱きます。そして、行内にだれか密告者がいるのでは?と疑い始めます。また青田が誰かに指示し汚い手を使って検査資料を隠蔽させると思った舞と相馬は翌朝早く支店へ行きます。すると、永瀬が書類を隠そうとしているのは発見。永瀬が昨日の朝の検査で青田に私物のパソコンを押収された際に、メールの履歴から借金があることを知られ脅されていたのです。

舞は、青田に仕返しするため、女子行員に「金融庁検査にバレないように預かっている融資資料がある…」という会話をわざと青田が立ち聞きするよう仕掛けます。青田はまんまとその罠にはまり、その女子行員のロッカーを検査すると言い出しました。しかし、もちろんそんな資料はありません。

舞は「そちらが汚い手を使ったのでこちらも合わせただけです。あなたは、過去の恨みを晴らすために牧野支店長を失脚させるような大きなミスをこの中野支店で探していた。でもそれがないと分かると行員を脅して重要な融資資料をわざと隠させようとしましたよね。永瀬はいつでも証言する覚悟があるそうです。」と言います。

青田は、「言いたいことはそれだけか?何一つ証拠はないじゃないか」と言います。すると、相馬は青田が永瀬を脅してた声をボイスレコーダーで流します。

「権力を笠に着て、自分勝手な逆恨みで銀行員を陥れようとするなんてそんなのおかしいです。あなたは検査官として、いえ人として間違っています。それと…女子ロッカーをひっかきまわして謝りもしないなんて男として最低です。」と舞が言うと、青田は悔しがり去ってきました…。

青田はこの件で「虚偽広告」「恐喝」「職権乱用」で過去も同様のことを繰り返してたとして懲戒免職処分となりました。

というのが第5話してた。今回は古巣のピンチを救った2人の話でしたね。私は、実際には金融庁検査の経験はありませんが、とても大変だと上司からは聞かされていました。机に通帳を入れてたり、私物のパソコンを持ち込むことは普段から禁止されているのでそこはちょっとあれ?と思いましたが、貸出先のチェックなどはリアルだったと思いました!

今回は、真藤派閥の処分はなく、むしろ青田の処分という銀行側にはプラスとなったわけですがまた臨店班関連ということで真藤は面白くないようでしたね。今後の2人の活躍と真藤の動きから目が離せません!

第6話「支店長が女子行員にセクハラ!? 同期の絆と舞の涙」

東京第一銀行の支店長が女性行員にセクハラをしたという記事が週刊誌に載る。舞(杏)は内部告発した女性行員を捜すために、退職予定の女性行員に話を聞いて回る。そんな中、人事部次長の大前(堀部圭亮)は告発に腹を立てるが、舞はセクハラした支店長の方が問題だと訴える。

https://thetv.jp/program/0000010433/6/

週刊誌に「メガバンクT銀行の真実」という見出しで20代女子行員に支店長がセクハラをしたという内容の記事が掲載されます。

T銀行とは書いてあるものの内容からして東京第一銀行であることは明らかでした。舞と相馬は、人事部の大前から週刊誌に告発した行員を探し出すように指示されます。大前はセクハラを解決するという目的ではなく、お金目当てに告発しただけで下世話な週刊誌に書かれていることはデタラメに決まっていると言います。

舞と相馬は支店を回り、20代女子行員と面談し告発した人物を探そうとしますがなかなか見つかりません。そんななか、頭取宛てに「週刊誌にセクハラを告発したのは京橋支店の川島奈津子」というメールが…。奈津子は舞の同期で仲良しでした。

舞は、京橋支店へいき支店長の井脇に話を聞きます。井脇は、奈津子は告発メールを出すような子ではないし、自分もセクハラはしていないと言います。舞は奈津子にも話を聞くことに…。

奈津子は、週刊誌へ告発したのも自分でこのメールを出したのも自分であると言います。奈津子は、井脇支店長の前の支店長からセクハラを受けていました。実は、その前の支店長というのは現在の人事部長の大前でした。しかも、大前はセクハラのみならず、大前からのホテルへの誘いを断るとその腹いせに総合職への試験を不合格にされていたのです。奈津子は自分の感情で人の試験を不合格にさせといて、自分だけ出世しようとする大前が許せず、週刊誌の記事なれば大事になると思い告発したのでした。

真藤は、臨店班を今回の調査からはずすよう指示。本部へ呼んで自ら話をきくと言います。新藤はセクハラがなかったことにして丸く収めようとします。奈津子だけが処分されるかもしれないということに納得のいかない舞は、他にもセクハラされていた女子行員たちの証言をあつめ提出。相馬は、大前が故意的に奈津子の試験を落としたという証拠を突きつけます。

舞は「奈津子はいつも働くのが楽しいと言っていました。あなたの部下にならなければきっと、ずっと笑顔で働いていたはずです。なのに、なんであなたみたいな卑劣な上司の犠牲にならなければいけないんですか?彼女の人生を狂わせたあなたを私は絶対に許しません。」と言います。

大前と奈津子には厳しい処分が下されることに。しかし、奈津子は「どんな処分も受ける覚悟はできている」と晴れやかに言いました。

というのが第6話でした。セクハラ問題。これは奥の深い問題だなとおもいます。なぜなら受け取る側によって、感じかたに違いもあるので一律にこれは駄目!という境界がないんですよね。でも今回の場合はアウトだなと思いますが…。

自分の思い通りにならないからと言って、試験を落とすなんて理不尽すぎます。大切な友人を守った舞は素晴らしかったですね。今後の奈津子にたくさんの幸がありますように。

第7話「恋の予感!? 不正融資とワイロ疑惑の行員を探せ!!」

舞(杏)は同期からレストラン経営者の友田(姜暢雄)を紹介される。一方、レストランの従業員・大塚(夕輝壽太)からは、友田が融資を受けている東京第一銀行に賄賂を渡していると相談を受ける。舞は融資を受けるための賄賂だと推測するが、レストランの経営状態は悪くないことが分かる。

https://thetv.jp/program/0000010433/7/

舞は、友人の彼氏の先輩だという友田浩二郎を紹介されます。友田は、ステーキレストラン「東京ダラス」のオーナーでした。東京ダラスは都内に数店舗を抱える大きな店です。しかも友田は爽やかでイケメン、気遣いも完璧。舞はすっかり気に入ってしまいます。

しかし、そんななか友田の店で働く大塚が舞を訪ねてきます。大塚は、友田が東京第一銀行の行員に融資を通すために200万円の賄賂を渡しているとう話を聞いたといいます。大塚は、学歴も経歴もない自分を雇ってくれてたことにとても恩を感じていました。そのため、もし不正をしているのならば今すぐやめてお店を救いたいと思っていたのです。

舞と相馬は、東京ダラスに融資していた品川支店へいき内密に調査することに。当初、相馬たちは東京ダラスの業績が悪く融資を受けることが難しかったため融資を通すために賄賂を渡したと推察していました。しかし、実際にはそんなことはなく、業績も好調で無理な融資などはありませんでした。では、どうして賄賂を渡す必要があったのか?舞と相馬は調査のために東京ダラスへいき、食事をすることに。そこで挨拶の顔を出した友田に、2人は品川支店へ融資の調査に来ているということを伝えます。すると、友田は明らかに動揺しました。

2人は誰が賄賂をもらったのかを調査。すると、賄賂は中目黒支店で小切手を使って支払われていることが判明。2人は中目黒支店へいき、当該小切手を確認し受取人は副支店長の若村であることが判明します。

2人は若村に小切手をつきつけ事情を聞きます。しかし、若村は友田に個人的に貸したお金を返してもらっただけだ、融資には何の問題もないと言って2人の疑念を突き放します。た。

舞はもう一度、大塚にもう一度事情を聞きに行きますが有益な情報はありません。大塚は、「このままではだめですね。家族に胸はってやれる仕事じゃないと…」と意味深に言います。

一方の相馬は、東京ダラスの元従業員の秋山へ話を聞きにきます。秋山は友田と喧嘩別れし、独立し今は自分の店を持ち働いていました。秋山は友田と2人で店を始めましたが、店を大きくすることに夢中になった友田についていけなくなった秋山はその方向性の違いから店を辞めてしまったと言います。

相馬は、秋山という看板シェフがいなくなったにも関わらず、その後に急に業績が伸びていることを不信に思います。舞も大塚の言葉が気になっていました。2人は、舞の父が作った海老信条を食べているとき父の言葉からあることにきづきます。

相馬と舞は翌日、友田のところにいき「食品偽装」したのではないかと言います。東京ダラスは利益を上げるために安い肉を仕入れ、それを高級和牛だと偽って提供していたのです。若村は融資判断をするなかでそのことに気づき、友田に指摘。その口止め料として200万円を支払ったのでした。

舞は「そんな誤魔化しで店や従業員を守れると本気で思ったんですか?あなたが安易な考えで食品偽装に至ったためにこの店は今窮地に立たされているんですよ。友田さん、あなたは経営者として間違っています。」と言います。

もう俺は終わりだ…と言う友田に、舞は「まだ終わりじゃないと思います。私たちに相談にきたのは大塚さんです。彼は食品偽造については何み言いませんでした。」と、相馬は「店に銀行の調査が入ればあなたが偽装を辞めるのではないかと思ったんだと思います。」と言います。

自分を雇ってくれた友田に感謝し店を救いたいと思っている大塚の気持ちを知った友田。そこに大塚はじめ従業員全員が現れて「俺たちみんな社長についていく覚悟が出来ています。もう一度やり直しましょう。」というと、友田はすまなかった…と泣き崩れ「約束する。もう一度1からやり直そう。必ず」と誓いました。

結局、若村には厳正な処分がされることに。それだけではなく、部下の責任を取る形で支店長の八木にも処分が下ることに…。

というのが第7話でした。今回は食品偽装がテーマでしたね。経営者って大変だなぁと思いながらも、何事も嘘をつくことはよくないですよね。でも、今回は従業員からの信頼という立派な財産があったのでここからきっとやり直していくことができると期待したいですね!それにしても偽装されていたであろうステーキもとてもおいしそうでした!

第8話「銀行が経営破たん!? おばあちゃんの預金を守れ!!」

舞(杏)は、窓口係のころの顧客・静枝(茅島成美)の計らいで、京浜銀行の行員・秋本(桐山漣)と見合いをする。後日、京浜銀行が破綻。舞は静枝から京浜銀行に預けてあった2000万円の定期預金について相談される。その時、秋本が静枝に謝りに来るが、舞は秋本の態度に違和感を覚える。

https://thetv.jp/program/0000010433/8/

舞はテラー時代のお客さんの関口静江の紹介でお見合いをします。相手の男性は京浜銀行の行員の秋元輝夫。静江は銀行員同士気が合うと思い2人を引き合わせたのでした。

舞が秋元と会った数日後、京浜銀行が経営破綻してしまいます。

静江は舞に相談したいことがあると慌てて電話をしてきます。静江は、秋元に頼まれて京浜銀行に2,000万円を定期預金として預けていました。しかし、銀行が破綻した場合は1,000万円までしか保護されません。しかも、その定期預金は半月前に東京第一銀行から預け替えたばかりでした。

舞は秋元のこの行為に疑問を持ちますが相馬は、一般行員が破綻するという情報は分からないから仕方がないとなだめます。しかし、実際には京浜銀行では半年前くらいから破綻するのは時間の問題との話ふぁ出ており、一般行員でも辞めるひとが続出していたのです。

舞は、破綻すると分かりながら秋元がどうして静江に2,000万円の定期を作らせたのか理由を探ります。舞と相馬は、静江に秋元について聞きに行きますが、静江は「お金より人のことが大事だ」といい。今回のことは仕方ないと言います。

しかし、このお金は亡くなった静江の旦那が残した大切なものだったのです。舞はそのことを知っていたので納得がいきません。

舞は、直観で秋元には裏の顔があると推測。秋元に直接話を聞くことに。そこで秋元は破綻すると知っていれば静江にもあんな思いをさせずに済んだのに…と言いま。しかし、事情を知っている舞は「銀行が破綻することかなり前から知っていたんじゃないですか?」と突っ込みます。すると、秋元は豹変。「いい加減にしろ!僕は何も知らなかった」と机をたたき怒り出し、最後に「おばあちゃんはこれっぽっちも悲しんでいないよ。」と言い帰っていきました…。

それを傍で見ていた相馬は、帰り際に支払いする際、秋元の財布に東京第一銀行のキャッシュカードが入っていたことに気が付きます。翌日、2人は秋元の口座を調査。すると、秋元が株式取引をしていることが判明。しかもその運用資金はなんと9,500万円、その手腕も大したものでありました。しかも、今年に入ってから1,000万円単位で入金されていました。

秋元は京浜銀行が破綻すると知り、静江のような1人暮らしの老人へ付け入ってお金を着服し、通帳の印字も偽装していたのです。

秋元が使っている証券会社には、相馬の同期が支店長として出向していました。2人は、相馬の同期に頼み秋元を証券会社へ呼び「着服したお金で株の運用をしているのでは?」と指摘。

秋元は「生い先短い老人が大金持っててなにになる?騙される方が悪いんだよ」と言います。舞は「ご主人が残してくれたお金は、静江さんにとってお守りのように大切な心の支えなんです。静江さんのお金とあなたが汚い手を使って手に入れたお金は全然違います!静江さんはあなただから大切なお金を預けたのにあなたはその行為を裏切った。お金を失っても人のほうが大事だとあなたをまだ信じています。本当のことを知ってもきっと静江はお金よりあなたを心配するでしょう。でも私はあなたを許しません。」と言います。

するとそこに警察が。秋元は連行されていきました。

舞は静江に秋元のことを報告にいきます。静江は舞が話をする前に「ありがとう」と言い手を握りますが目は悲しそうでした…。

舞と相馬は「東京第一銀行、行員が逮捕に貢献」と新聞に掲載されました。

というのが、第8話でした。秋元こわかったです。こんな顔して老人を騙すなんてひどすぎる…。銀行には、若い人も来ますが、やはり年配の方が圧倒的に多いんですよね。そして静江さんような優しい人も多いので、若手行員だったりすると可愛がってくれたりします。そんな好意を裏切るなんて胸が痛い内容でした。

第9話「新たな敵は大企業の御曹司」

舞(杏)は事務応援のために新宿支店に行き、テラーの仕事を任されていきいきと働いていた。だが営業終了後、勘定を終えたところに、融資課の伊丹清一郎(平岡祐太)が強引に伝票処理をさせようとしてきた。怒った舞は、伝票を突き返すが、清一郎は東京第一銀行の取引先、伊丹グループの御曹司のため、彼には誰も何も言えず、処理するしかなかった。それをわかって不遜な態度をとる清一郎に、舞の怒りは募るばかり。

https://www.ntv.co.jp/hanasakimai1/static/story.html

舞は2日ほど新宿店へ事務応援に。久々にテラーの仕事に精を出します。

一方、その頃本部では伊丹グループの会長伊丹慎吾がやってきて真藤と銀座の再開発プロジェクトについて真藤と話をしていました。真藤はこのプロジェクトの幹事銀行のトップの座を狙っていました。実は、伊丹の息子は新宿支店の融資課の伊丹清一郎で経営について学ぶべく東京第一銀行で働いていました。

誠一郎は支店では常に上から目線でいばっており、行員たちも伊丹会長の手前強く言えずにいました。芝崎は、上からプロジェクトの大切な時期に息子とやり合わないか心配していましたが、案の定1日目からやりあってしまいます。そこで芝崎は相馬に舞のお目付け役として一緒に行ってくれるように命令。実は、相馬は10年前に新宿店へ勤務していました。

相馬はそこで以前担当していた幸田産業の社長の幸田を再会する。そこで相馬は幸田に融資を渋られているという話を聞きます。相馬は舞と幸田のもとを訪れ話をきくことに。幸田産業は利益は小さいものの黒字経営。担当が清一郎になるまで融資を断られたことはありませんでした。4日後に手形の決済を控えており、この融資が実行されなければ倒産の危機だというのです。

しかし、融資が実行されることはないまま、その4日後がきてしまいます。困った幸田は相馬に連絡。この4日、誠一郎は幸田からの連絡を無視。当日になって融資の断りの連絡をしてきたのです。このままでは手形が不渡りになってしまいます。

相馬と舞は新宿支店へいき、支店長へ幸田産業の融資をなぜ断ったのか聞きます。すると、支店長はこのことを知りませんでした。幸田産業の手形が不渡りになると知り、支店は大慌て。しかし清一郎とは連絡がつきません。相馬は緊急で稟議書を上げて融資を間に合わせることに。

清一郎は、新入行員時代に営業課にいた際に幸田産業の振り込みを間違い幸田に怒られていました。それを根に持った清一郎はその腹いせに融資を断っていたのです。融資はんなんとか間に合い、手形の決済もギリギリ間に合いました。

しかし、清一郎はちっとも悪いと思っておらず責められても謝りません。それどころか、会社潰れなくてよかったんじゃないですか?と言い放ちます。そんな清一郎に舞は「大バカ者はあなたのほうです。あなたの稟議1つで会社が潰れたら多くに従業員が職を失うんです。そのひとたちの幸せがあなたのくだらないプライドのせいで失われるなんてそんなの間違ってます。伊丹さん、あなたは将来人の上の立つ経営者になるかもしれません。でも今のあなたは何者でもありません。」と言います。支店みんなが舞と同じ思いです。

清一郎は部屋を出ていきました。清一郎は厳しい処分が予想されましたが、真藤は清一郎を人事部預かりとするよう要求しました。

というのが、第9話でした。性格の悪い御曹司…。父親の立場をいいことになんて大柄な態度なんでしょうか…。清一郎にとっては、どうでもいいことでも、会社にとったら人生がかかった大切な融資。公私混同せず、きちんとやってほしいです。こんなひと、経営者になってほしくないですね。

最終話「この銀行は間違ってます!!」

東京第一銀行始まって以来の不祥事が発生!伊丹グループの従業員1万人分の給与データが紛失してしまったのだ。

『銀座再開発プロジェクト』を手掛ける伊丹グループとの関係が悪化すれば大きな取引を失ってしまうため、真藤は一刻も早いデータの発見と事態の収拾を命じる。だが、社内をくまなく探すものの、紛失したデータは一向に見つからない。事件解決の気配が見えないことに、伊丹グループ会長・伊丹清吾(船越英一郎)も、怒りを募らせる。

そんな中、舞と相馬は、データは紛失したのではなく悪意のある者に盗まれたのではないかと調べ始める。一方、真藤は目障りな臨店班の解体を画策していて―――。

https://www.ntv.co.jp/hanasakimai1/static/story.html

伊丹グループの従業員1万人分の給与データが紛失する事件が発生。伊丹会長もこの件については怒っており、真藤は、この問題が解決しなければ銀座再開発の幹事銀行にはなれないと調査委員会を設置、舞と相馬もその委員に抜擢されます。

舞はデータは紛失ではなく悪意ある盗難の可能性もあると指摘。相馬と来客の記録を確認し怪しい人物を探りますが特に手がかりがみつかりません。

しかし、翌日、給与データがなぜか男子トイレから発見されますが誰の仕業かは分かりません。ただ犯人は行内にいるということは分かります。舞と相馬は、防犯カメラをもう一度確認することに。すると、IDカードを通さずに入室している人物を発見。なんとそれは清一郎でした。清一郎はこの前の一件のことを恨み、東京第一銀行に仕返しをしたかったのです。

舞と相馬は清一郎を呼び出し、問い詰めますがまるで事の重大さはわかっていません。相馬は「君がしたことは真面目に働くすべての行員、世の中で懸命に働く全ての人を馬鹿にする最低の行為だ。君にはここで働く資格はない」と言います。

そこに父の伊丹がやってきて息子である清一郎を殴り、息子の代わりに謝り「私は息子の育て方を間違えたようだ。気づかせてくれてありがとう。」と言い清一郎を連れて帰りました。

真藤は「また、勝手なことをしてくれたな…」と少し微笑みながら2人に言い去っていきました。

東京第一銀行は銀座再開発の主幹事銀行に決定。今回の件をかけひきに利用したのです。しかし、その代わりに罪のない坂田が処分され出向となりました。納得のいかず落ち込む舞に相馬は「お前は間違ってない。間違ってることを間違ってないと言えるのはいいことだ。お前みたいな部下を持つと上司はたまったもんじゃない。でもそんな奴は増えて行けば、お前がクソくらえと思っている銀行も変わっていけるのかもしれない。」と言います。

舞は、真藤に坂田の異動について直接聞きに行きます。真藤は「銀行にとっての利益を優先させた。では君にとって大事なものは何か」と舞に問います。すると舞は「人だと思います。この銀行で働くひとたちが一番大事であってほしいです。」言います。それに対して真藤は「銀行が利益を得るということはここで働くひと全ての幸せになるんだ」と言います。舞は「全てではありません。理不尽な思いをして苦しんでいる行員、それに翻弄される家族がいます。そういうひとたちの存在をなかったことのようにするのはいけないと思います。私は経営のことは分かりませんが、この銀行で一生懸命働いているひとがまるで駒のように扱われるのは間違っていると思います。そんなことで人生を左右されるなんておかしいです。頑張って働いているひとたちが幸せになれないなんてそんなの間違っています。この銀行は間違っていることだらけです。」と言います。

真藤はそれを聞いて「ではどうすればいい?」と言うと舞は変えていくべきだと答えます。それを聞いた真藤は立ち上がり、やってみるがいいと言い去っていきました。

真藤は、臨店班を解体するつもりでしたが、この件は見送ることに決めたと言います。少しは進藤の心に舞の言葉が響いたのかもしれません。

というのが、第10話最終回でした。最後まで舞の正義感が気持ちよかったですね。舞の想うことは思っていてもなかなか口には出せませんよね。舞のような人がいれば、古い銀行の体質も本当に変えていけるかもしれませんね。

【花咲舞が黙っていない】の登場人物&キャスト紹介

花咲舞(杏)

東京第一銀行の支店統括部臨店班に勤務する行員。以前は、都内の赤坂支店、中野支店に勤務しており、優秀なテラーで同僚や顧客からも厚い信頼を得ていたが突然臨店班へ異動を命じられる。正義感が強く、どんな相手にもひるまず立ち向かっていく。決めセリフの「お言葉をかえすようですが」で不正をとことん追求し、色々なひとの悪事を暴いていく。食べることが大好きで実家では父が小料理屋をしている。

相馬健(上川達也)

舞と同じく、東京第一銀行の支店統括部臨店班に勤務する行員。以前、舞とは中野支店で一緒に勤務しその時も上司だった。相馬は以前は優秀な融資課の行員だったが、ある人の策略により左遷。理不尽さを味わった相馬は臨店班でも最初は当たり障りのないよう振る舞っていたが、舞と仕事するうちに次第に昔の活気を想いだし、一緒に問題解決のために奔走する。

幸島伸二朗(榎木孝明)

支店統括部の部長。古い銀行の体質を変えるべく舞を抜擢した。人柄はいたって穏やかな人格者。

芝崎太一(塚地武雅)

支店統括部次長。いつも「大変だ~」と言いながら、仕事を持ってくる。

児玉直樹(甲本雅裕)

経営企画本部次長。常務取締役の真藤派のリーダー。真藤の指示で花咲と相馬の行動を監視している。

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