【もう一度君にプロポーズ】あらすじ・相関図・キャスト・ネタバレまとめ

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ヒューマン

もう一度君にプロポーズ とは

『もう一度君にプロポーズ』は、2012年4月20日から、6月22日に放送された金曜ドラマです。主演には、TBSの連続ドラマは2008年7月クール以来、4年ぶりの出演となる竹野内豊、ヒロインは和久井映見が演じる、本格的ラブストーリーです。

竹野内演じる主人公・宮本波留(はる)は、妻・可南子と結婚して4年目。ある日、可南子はくも膜下出血で倒れてしまう。手術は無事成功し、可南子は目を覚ますが、なんと彼女は記憶を無くしてしまっていた。

幸せな日々も、思い出も、覚えているのは自分だけ。もう今までの様な生活はできない。そんな状況に悩み苦しむ波瑠。しかし彼は大きな決意する。

「もう一度妻と出会い、もう一度プロポーズしよう」

どんな困難があっても、周りから否定されても、波瑠は「神様がくれたチャンス」だといって決して諦めない。愛する人を想う、まっすぐな純愛ラブストーリー。

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【もう一度君にプロポーズ】各話のあらすじとネタバレ

【もう一度君にプロポーズ】第1話

宮本波留(竹野内豊)は、車の修理工場に勤める整備士。幼い頃から、ラジコンカー作りが大好きだった波留にとっては天職だ。明るくフレンドリーで腕もピカイチの波留は、上司や仕事仲間からの信頼も厚い。波留があえて修理工場で働くことを選んだのは、古いものでもきちんと直して手入れすれば、その車をもう一度新しいスタートへと押し出してやれると考えているからだ。そんな、いつもイキイキと働いている波留に、同僚の吉城桂(倉科カナ)はある種の憧れと尊敬を抱いている。

妻の可南子(和久井映見)とは、彼女が働く図書館近くの公園で出会い、1年の交際を経て結婚した。結婚4年目になり、子どもはいないものの、可南子が傍にいてくれさえすれば幸せだと考えている波留にとって、仕事も家庭も順風満帆であった。

そんな中、可南子が突然倒れてしまう。原因は、くも膜下出血。手術は成功したものの、波留と過ごした時の記憶だけがすっぽりと無くなってしまった可南子。今までの二人の思い出も、自分の存在さえも、可南子の中から消えてしまったことを徐々に実感していく波留は大きなショックを受ける。

もともと波留を快く思っていない可南子の弟・谷村裕樹(山本裕典)は、この機会にと、姉を実家に引き戻そうとする。可南子の母・万里子(真野響子)も、波留との関係は良好だが、娘の今の気持ちを第一に考え、つい可南子を甘やかしてしまう。

可南子の記憶喪失をきっかけに周囲の人間模様は少しずつ変容していく。

そんな中、波留はある決意をする…。

ホームページより引用
https://www.tbs.co.jp/propose2012/story/

第1話から、切ないドラマですが、感動しました。

可南子の日記を見ていると波瑠への想いは本当に痛いほど伝わってきます。

だからこそ、それを思い出せない可南子、そして忘れられてしまった波瑠を見ていると胸が苦しくなりました。波瑠の明るくまっすぐなキャラクターが、素敵で、それがまた辛い。

そして個人的には可南子が毎日つけている日記にあった「平凡な幸せを迎えに行かなくちゃ」という表現がとても好きです。当たり前の様に思える幸せがどれほど愛しいものか、考えさせられますね。

大人の恋愛ドラマ、という感じがします。

【もう一度君にプロポーズ】第2話

記憶を無くし、自分の存在を忘れてしまった妻・可南子(和久井映見)に、もう一度恋をしようと決めた波留(竹野内豊)。出勤の前後に波留は、実家に戻った可南子の様子を見に行く。しかし可南子は「自分のことで精一杯」と、波留との距離をおこうとする。

そんなある日、ミズシマオートに一台の車を廃車にして欲しい、との依頼がくる。その車は波留にとって、可南子との思い出が詰まった車であった。廃車にする仕事を、波留は感慨深い思いで引き受ける。その中で、次第に恋人時代だったころの真っ直ぐな気持ちを思い出していた。

家に籠もり切りの娘の可南子を心配した万里子(真野響子)の勧めもあり、可南子は次第に外出するようになる。しかし心療内科に行った際に、保険証が無かったり、波留の留守中に家に戻っても鍵すら持っていないなど、夫である波留との別居状態での不便さを痛感する。そんな頃、勤務先の上司・大橋(杉本哲太)から連絡を受けた可南子は、職場であるの図書館に向かう。そこで、自分の記憶が無い5年間の間の周囲の変化に戸惑った可南子は、仕事を続けることに不安を感じてしまう。

同じ頃、万里子から可南子が図書館に向かったと聞いた波留は、バイクを飛ばし図書館に向かう。

ホームページより引用
https://www.tbs.co.jp/propose2012/story/story02.html

なかなかすぐには現実を受け入れられない可南子。仕事や周囲の変化も5年となると並大抵なものではありませんよね。

それを温かく見守る波瑠。波瑠の可南子への愛を痛感するシーンが多くありました。

たとえ可南子の記憶にはなくても、一緒に長い時間を過ごしてきた波瑠だからこそ、可南子の仕事への思いや性格も、わかってあげられるのだろうと思います。

可南子の想いがわかるからこそ、辛いこともあるのでしょうね、、、今回もやっぱり切ない、頑張れ、波瑠!

【もう一度君にプロポーズ】第3話

廃車にして欲しいと依頼された思い出の車を修理することにした波留(竹野内豊)可南子(和久井映見)から、再び図書館で働き始めるという報告を聞いて、嬉しさで生き生きしている。

一方、再び働くことにした可南子だが、記憶を無くした間の環境の変化に戸惑っていた。大橋館長(杉本哲太)の気遣いもあり、少しずつ仕事をこなしていく可南子。しかし周囲の人たちに気を使われることに、可南子は複雑な気持ちを抱えていた。そんなとき、高校の同級生から飲み会の誘いを受けるが、可南子は出席するか迷ってしまい、すぐには返事が出来ない。

そんな中、会社で大きな役割を任された裕樹(山本裕典)は、仕事に精を出しており忙しい毎日だ。そんな裕樹に恋人の志乃(市川由衣)は物足りなさを感じる。

裕樹は仕事の帰り道、同僚と飲みに出た波留が桂(倉科カナ)と親しげにしている姿を見てしまい、ますます姉を自分が守ろうとする気持ちが強くなる。

波留は桂の勧めもあり、可南子を映画デートに誘う。その場で返事はもらえなかったが、翌日、改めて可南子の実家に行くと、ひょんな事から自分の実家へと向かうことに。そこで可南子は、波留と太助(小野寺昭)の意外な関係を聞いて…

ホームページから引用
https://www.tbs.co.jp/propose2012/story/story03.html

可南子の仕事復帰を決めた報告を聞いた時の波瑠の嬉しそうな表情、仕事をしている可南子をみつめる波瑠の愛おしそうなすこし切なそうな表情、胸に響くものがありました。

本当は辛いはずなのにいつも笑顔で明るい波瑠。心療内科では、「気を遣われるのは辛い」と話す可南子。お互いの苦しさがわかってしまうからこそ見ているこちらも、もどかしくて苦しい気持ちになります。

そして、波瑠のお父さん、とても素敵!

波瑠のお父さんと話し、一緒にいるうちに温かい気持ちになっていく可南子。「なんとなく、わかる気がします。私がどうしてあなたと一緒にいたのか」と、可南子が告げたときは、うるっときてしまいました。

可南子はきっと、波瑠の家族も含めて彼の温かさ全部を愛していたんだろうな、と思いました。

【もう一度君にプロポーズ】第4話

「もう会わないほうがいい」と可南子(和久井映見)に言われ、思わず抱きしめた波留(竹野内豊)だが、可南子はその気持ちを受け止めることができず、出て行こうとする。そこに波留の同僚の蓮沼(渡辺哲)が、姪の子どもを強引に預けに来る。

波留と子ども、2人の様子に不安を覚えた可南子は、家に残って一緒に面倒をみることに。可南子の、楽しそうに子どもと接する様子を見て、波留は驚き、可南子のことを分かっていなかった自分に気がつく。

一方の蓮沼は、可南子が妊娠したと勘違いし、水嶋(光石研)らに話したため、ミズシマオートの従業員たちは盛り上がるが、事情を知っている桂(倉科カナ)は耐え切れず、本当のことを話してしまう。

それを聞き、水嶋や蓮沼らは仕事終わりに派留の家に押しかけ、波留を励まそうとする。可南子の弟の裕樹(山本裕典)は任された仕事に没頭していて、支えようとする恋人の志乃(市川由衣)を、今は考える余裕がないと冷たくあしらう…波留からもらった映画のチケットを、どうするか決められなかった可南子だが、館長の大橋(杉本哲太)や同僚のアドバイスを受け、一人で見に行くことにする。

映画を見終えると、そこには偶然、波留もいて…。

ホームページより引用
https://www.tbs.co.jp/propose2012/story/story04.html

もう会わない方がいいという可南子抱きしめてしまう波瑠。「俺はいつまでも待ってる」という波瑠。辛すぎました。

子どもに接する可南子の対応から波瑠は自分が可南子のことを何もわかっていなかったことに気がつきますが、4年一緒にいてもやっぱり分からなかったこと、気づかなかったことがあるんですね。

そしてそういう小さなところに気がつけたこと、二人にとって大きな一歩の様に思えました。

そして映画を一緒に観に行くことをやめた波瑠と可南子。

まさかの映画館で鉢合わせ!記憶を無くす前に観たかったはずの映画で爆睡してしまった可南子は、自分が本当はこの映画が観たかったわけじゃなく、波瑠と一緒に映画を観たかっただけなんだと気がつきます。

可南子も本当に彼を愛していて、そしてこの先もずっと一緒にたくさんのことをしていきたいって、思っていたんですね。切ないながらもほっこりです。

【もう一度君にプロポーズ】第5話

高校の同窓会に行った可南子(和久井映見)は、そこで昔付き合っていた一哉(袴田吉彦)と再会する。久々の再会に2人は学生時代のように盛り上がり、同級生たちもそんな2人をほほえましく見守っている。

その帰り道、同じ方向の可南子と一哉は、一緒のタクシーで帰ることになる。可南子は、タクシーに携帯電話を落とし、波留(竹野内豊)からの電話に気がつくことが出来ない。

後日、一哉が可南子の落とした携帯電話を届け、2人でお茶を飲んでいる姿を、桂(倉科カナ)進藤(松下洸平)が目撃する。波留はその話を耳にし、何もないだろうと思いながらも気になってしまう。

一方、偶然一哉に会った裕樹(山本裕典)は、近況を報告する。もともと一哉になついていた裕樹は、実家に一哉を連れて帰る。

しかし宮本家には、自宅に届いた可南子宛の宅急便を届けにきた波留が来ており、一哉とハチ合わせしてしまう。

ホームページより引用
https://www.tbs.co.jp/propose2012/story/story05.html

切ない、辛い第5話です。

一哉と波瑠は可南子の家で鉢合わせしてしまいます。みんなで高校時代の話で盛り上がっているところを見て辛さを隠せない波瑠。

波瑠は本当は一哉に嫉妬もするし、もしかしたら可南子の弟・裕樹のいうように可南子は一哉といた方が幸せなのかもしれないとう思いもあり、その葛藤で苦しくて仕方ないのだと思います。

一哉は高校の時の同級生で元カレ。この状況では波瑠にとって一番手強い相手です。辛すぎて、見ていられませんでした。

波瑠、本当にいい人すぎる。

【もう一度君にプロポーズ】第6話

裕樹(山本裕典)は、一哉(袴田吉彦)を勝手に家に連れてきたことを可南子(和久井映見)に謝る。可南子は、冗談めかして受け取るものの、波留(竹野内豊)と一哉がハチ合わせしてしまった事を気にしている。

万里子(真野響子)は、そんな可南子を見て、後日波留の家を訪れ、裕樹の事を詫びるとともに、今後の波留自身のことも考えてほしいと伝える。

一方、桂(倉科カナ)は、タケルに別れを告げる。そこで、偶然裕樹に遭遇した桂は、自分の想いとの向き合い方を考えさせられる。

仕事が休みの日、可南子は一哉とかつて通っていた丸岡食堂に行ってみると、そこには偶然一哉もいて、可南子は波留には言えない悩みを一哉に打ち明ける。

後日、可南子は思い出せないながらも、波留が大切にしていたから修理したのであろう鳩時計を持ってミズシマオートを訪れると、そこで波留と可南子宛の結婚式への招待状を渡される。結婚式に出席するつもりのなかった可南子だが、お祝いだけでも伝えにと式場へ向かう。

そこで波留が、可南子に伝えたことは…。

ホームページより引用
https://www.tbs.co.jp/propose2012/story/story06.html

いろいろな人の思いが交錯していました。裕樹や可南子の母の想い、桂とタケル。

苦しさを隠せなくなった波瑠は父に相談します。お父さんが波瑠を引き取り育てると決めた話はとても感動しました。悩んだら、基本に戻る。俺の基本は猿みたいだったお前を幸せにしたいと思ったこと。波瑠の心にも響いた様でした。

リッキーの結婚式で波瑠が思い出した可南子との結婚式。本当に幸せな夫婦の理想像

という感じでした。「誓いまーす」という可南子の幸せそうな笑顔は本物で、たとえ記憶はなくても、紛れもなく彼女は波瑠を愛していた、そう再確認させられました。

そして決めた波瑠の答えは「可南子、離婚しよう」でした。衝撃的ではありましたが、きっとこれはただ、諦めたとか、嫌になったとかそういうことではなく、基本に戻る。あれこれ先のことを考えて悩むことではなく、可南子をしあわせにしたいと思う、自分の基本に戻る決意をしたのだと思います。

【もう一度君にプロポーズ】第7話

離婚を決意し、可南子(和久井映見)に伝えた波留(竹野内豊)。可南子は受け入れるものの、とまどいを隠しきれない。翌日、波留はミズシマオートの面々に離婚する旨を伝える。裕樹(山本裕典)に「不毛な片思い」と言われ、自分の気持ちの整理が出来ていない桂(倉科カナ)は、波留の話を聞き複雑な想いを抱く。

一方、可南子は一哉(袴田吉彦)を含めた、学生時代の同級生と会う。やけにテンションの高い可南子の様子を見た一哉は、可南子に何かあったことを悟る。帰り道、2人同じ方向に帰る途中、可南子は一哉に離婚することを伝える。

志乃(市川由衣)は裕樹の家を訪れ、万里子(真野響子)と夕飯をつくり、裕樹を出迎える。驚く裕樹に志乃は、絶対に別れない気持ちを強く伝える。一方桂は、混乱した自分の気持ちを整理するために裕樹と会うことに。そこで桂は、波留と可南子が離婚することを話してしまう。波留と可南子を想うそれぞれの気持ちから軽い言い合いもあるものの、桂は真面目な考え方の裕樹を見直す。

波留、可南子、裕樹、桂、志乃…それぞれの想いが交錯する。

ホームページより引用
https://www.tbs.co.jp/propose2012/story/story07.html

第6話で、可南子との離婚を決めた波瑠。

可南子とは、離婚について話し合うため、また再会することになります。今回も波瑠は可南子との思い出を振り返ります。

婚姻届を出しに行く時の思い出なのですが、いつも二人の思い出は本当に幸せそうで、胸が痛くなります。そんな中「忘れようとするってことは、忘れられないってことなんですよね」「あなたを幸せにできるのはあなたと一緒にいた頃の私だ」と可南子に言われて波瑠は戸惑います。

また自分のせいで可南子を傷つけた、と悩む波瑠に桂は耐えられなくなります。桂はやはり、波瑠のことが好きなんですね。

でもここは私も桂と同意見でした。波瑠だって、ここまで本当にたくさん傷ついて苦しくて、それに耐えてきました。

波瑠、優しすぎる、いい人すぎる。どうか幸せになってほしいです。

【もう一度君にプロポーズ】第8話

波留(竹野内豊)の家を訪れた桂(倉科カナ)は、傷心の波留がいたたまれなくなり、思わずその背中にすがりつく。翌日、会社で波留と会った桂は、ぎこちない態度になるが、いつも通りに接する波留に、桂は自分の出来ることを考え、梅津(モロ師岡)の車の修理を手伝うことを申し出る。

波留は、梅津の車を直すことに力を入れる。そんな中、太助(小野寺昭)が病院に運ばれたと連絡が入り急いで病院に駆けつけるが、太助はすでに自宅に帰ったと言われる。実家を訪ねた波留は泊まっていくことになり、親子水入らず、久々に太助と布団を並べる。

一哉(袴田吉彦)可南子(和久井映見)の様子を心配して会いに行くが、可南子は何も話せず、気持ちの整理もつけられない。そんな中、絵本朗読会のポスターが出来上がり、可南子と館長の大橋(杉本哲太)は、幼稚園に配りにまわる。

万里子(真野響子)に、プロポーズの前に波留が父のお墓に挨拶に言ったという話を聞き、可南子は父の墓参りに訪れる。そこには、つい先ほど波留がお参りした様子が残っていた。

可南子は、もう一度波留と話をすべく波留の部屋に訪れる。一方、太助に呼ばれた波留が、家を訪ねていくと…。

ホームページより引用
https://www.tbs.co.jp/propose2012/story/story08.html

数話前から波瑠が依頼されて直している古い、動かない車。この車は、波瑠と可南子の様子

とリンクするような気もします。持ち主の方が「問題のある箇所、一つずつ根気よく直していってくれよ」と波瑠に声をかけます。波瑠は何かを感じた様でした。そして社長のことば。「修理っていうのは生き返らせるってことじゃない。新しく生まれ変わららせるってことなんだ、修理された車は過去へ戻るんじゃない、別の未来へ向かうんだよ。」まさに二人の関係を示唆している様ですね。この車も物語のキーポイントの様な気がします。

一方可南子は、母から波瑠が結婚前、父のお墓に挨拶に行ったことを聞かされます。わかってはいたものの、波瑠の誠実な一面をみて、やはり自分が好きだったことは事実なんだろう、と再確認できたのではないでしょうか。可南子の「会いたいよ」という言葉。そして波瑠にした電話。波瑠も、父に「遅すぎるということはないんだよな」と諦めることをやめる決意をします。

そしてついに、自分の日記を発見。次回以降が気になりますね。

【もう一度君にプロポーズ】第9話

日記を見つけた可南子(和久井映見)は、思わず開いて中身を見る。そこには、見慣れた自分の文字が書かれていた。しかし、可南子はすぐに日記を閉じてしまう。

一方の波留(竹野内豊)は、倒れた太助(小野寺昭)の看病をしようとするが自宅で普段通り過ごしたいという太助の希望通り、一緒に家へ帰ることにする。

太助の病気のことを聞いたミズシマオートでは、波留が大変なときこそ!と、桂(倉科カナ)を中心に、梅津(モロ師岡)の車の修理を進める。

裕樹(山本裕典)は、仕事の視察のためワインバーへ行くが、その際桂を誘った。その後、飲み直しにいったダイニングバー・カオスでミズシマオートの面々から太助の病気のことを聞く。裕樹から病気のことを聞いた可南子は太助の家を訪れ、太助、波留と一緒に夕飯を食べる。自分の作った料理を美味しい美味しいと食べる2人との食事は、可南子にとって楽しいものであった。

ミズシマオートでは梅津の車の修理が終わり、引渡すため梅津を呼ぶ。波留と可南子の事情を知らない梅津は、ドライブの際にはまた車を貸してやるという。そして波留は、直った梅津の車を借りて、太助と可南子と海に行くことに…。

ホームページより引用
https://www.tbs.co.jp/propose2012/story/story09.html

波瑠の家で、自分がつけていた日記を見つけてしまう可南子。

心療内科でも自分の過去の言葉を受け止められる自信がないことを告白します。そんな中、弟・裕樹を介して、波瑠の父が自宅療養していることを知ります。

「お姉ちゃん、いってきたら」裕樹の心も少しずつ変わっていくのが見えます。波瑠の実家で夕食を食べる楽しそうな3人の姿。本当に幸せそうでした。

帰り際、可南子は離婚届を出せない波瑠に「このままじゃダメですか」と言います。可南子の心が波瑠に向いていることがよくわかりました。そして二人の関係も動き出した今、ついに、車の修理が完了し、こちらも動き出すことになります。

その車を借りて、波瑠の父も含めて3人で海へドライブに。波瑠の父は可南子に「離婚を考え直してほしいとか言いたいわけじゃない」「これだけは言っておきたい、波瑠と家族になってくれてありがとうございました」「覚えていなくても、可南子さんは可南子さんですから」と伝えます。可南子にとってとても救いになる言葉だったと思います。

二人になった波瑠と可南子。記憶があった頃話せなかったことを、話すことができていました。現実から目を背けたかったはずの可南子はもう、忘れてしまった5年間の積み重ねを、ちゃんと知りたいと思うようになっているのですね。

波瑠の健気な、真っ直ぐな努力が少しずつ、しかし着実に実を結んでいます。

今回も最初から最後まで、感動させられっぱなしでした。

【もう一度君にプロポーズ】第10話

太助(小野寺昭)が残したメモに従い、知人に太助が亡くなった連絡をする波留(竹野内豊)。そこに、見ず知らずの西園晶子(朝加真由美)の名前があった。太助への手紙から、波留は晶子が自分の実の母親だと知る。波留から太助の訃報の連絡を受けた晶子は、波留と会うことに…。

可南子(和久井映見)は、波留が気丈にふるまっているものの、自分に出来ることはないかと懸命に考え、波留を支えようとする。そして失った過去と向き合う決意をする。

告別式での波留の姿を見た裕樹(山本裕典)は、波留の強さを目の当たりにし、これまでの見方が変わる。そして、裕樹自身もある決断をする。

桂(倉科カナ)は、新しくきた修理の依頼を、自分がやりたいと申し出る。早く一人前になりたいという桂にミズシマオートの面々も喜び、刺激される。

それぞれが、それぞれの道を一歩ずつ進み出す。

波留と可南子の離婚届は、まだ白紙のまま。「もう一度君に、プロポーズ」の結末は…。

ホームページより引用
https://www.tbs.co.jp/propose2012/story/story10.html

最終回。

お父さんが亡くなってしまったこと、見ている私も辛くて悲しくてたまりませんでした。

そして波瑠は生みの親と何十年越しかの再会を果たします。「オヤジみたいな父親になりたい」波瑠の言葉には、父への尊敬と、父親になる決意の両方が込められていた様に感じました。

そして可南子。気丈に振る舞う波瑠を支えたいという気持ちが強く伝わってきました。可南子はある日、「スタート地点に戻る」と母にいい、出かけていきます。波瑠が可南子をみつけた場所は、結婚式をしたチャペル。自分が綴った日記を全て読んだ彼女は、本当に幸せだった自分、波瑠を愛し、愛されていた自分。いろいろなことがあったけど、決して満点の旦那さんじゃなかったけど、彼と一緒にいると、ここで誓った自分。

思い出すことはできなくても、全てを受け入れることを決めた可南子でした。そしてそして、やっぱり最後のプロポーズ。「日記を読んで幸せだと思えたんだろ?そう思える可南子が好きだ。5年後も10年後も、その先も、平凡な幸せを一緒に迎えたい。だからこの先もずっと、俺の妻でいてくれないか。」可南子は、「はい。」と答えます。

二人は過去に戻ったのではなく、新しいスタートを切れたのです。今の波瑠と今の可南子で、一緒にいることを再び、同じ場所で誓ったのです。そして最後には6年後の二人が登場しますが、二人にはなんと子供ができていました。

『もう一度君にプロポーズ』本当に素敵なラブストーリーでした。波瑠が可南子をまた好きにさせた、という印象はなく、真っ直ぐで温かくてそしてひたむきに自分を愛してくれる波瑠に、可南子がもう一度恋をした、という印象でした。

結ばれるべくして結ばれた二人の純愛ですね。涙がとまりません、、、恋愛面だけでなく、親子の愛など、人間の心の機微を丁寧に描く素敵なお話でした。大好きなドラマです。ぜひ、ご覧いただきたいです!

【もう一度君にプロポーズ】人物相関図

金曜ドラマ『もう一度君に、プロポーズ』
竹野内豊主演、待望の「大人のラブストーリー」がTBSテレビ金曜ドラマに登場!!夫婦だけど夫婦じゃない?!夫の存在も二人の思い出もすべて忘れてしまった妻。振出しに戻った二人のちょっとイビツなラブストーリー!

【もう一度君にプロポーズ】の登場人物&キャスト紹介

宮本波瑠(演:竹野内豊)

自動車、バイクの整備工場「ミズシマオート」に勤めている。

腕はピカイチで、愛車は自分で解体修理したバイク。妻の可南子とは1年間の交際を経て、結婚して4年がたつ。

子どもはいないが特に不満もなく、平凡な毎日ながら可南子と二人で過ごす日々に幸せを感じている。照れ屋で口数が多いほうではないが、優しい性格である。根気強く、何事もあきらめることがない。

自分と過ごした5年間の記憶だけを失ってしまった可南子に、もう一度、出会うところから始めようと前向きにアタックしていく。

宮本可南子(演:和久井映見)

読書が趣味で、司書の資格を持ち、図書館に勤めている。

子どもたち相手の朗読会を企画したり、利用者の声を聞き入れたり、行動力がある。人当りが良く、優しい心の持ち主だが、まがったことがキライ。

結婚4年目の波留とは幸せに暮らしているが、最近ややマンネリを感じ始めている。

突然、くも膜下出血で手術をすることになり、波留と過ごした5年間の記憶だけを失ってしまう。

宮本太郎(演:小野寺昭)

波留の養父。子どものなかった太助夫婦はある事情により、生まれたばかりの波留を引き取った。

隠し事はせず、すべてを正直に話していることで、波留とはいい親子関係を築いた。

妻はすでに他界しており、波留は同居を申し出たが、友人も多い地元にいたいと、自宅で一人暮らしをしている。

谷村祐樹(演:山本裕典)

可南子の弟で、大手食品会社の営業部に勤めている。結婚というものにあまり意義を感じておらず、恋人はいるが結婚しようという気は起こらない。

姉の可南子とはやや年が離れているため、甘えん坊な部分がある。可南子の夫・波留に対してはあまりいい印象を抱いていない。

可南子が記憶喪失になってしまったことを機に、このまま実家に戻ってくることが姉のためと思っているが…

吉城桂(演:倉科カナ)

ミズシマオートの整備士で、先輩である波留の仕事に対する姿勢を尊敬している。

オンラインゲームが趣味で、「結婚したい!」と日々、婚活に精を出しているが、なかなかうまくいかず、周りにも冷やかされている。思ったことを何でも口に出すが、明るく素直な性格なので嫌われることはない。

可南子の記憶がなくなってしまったことを知って、何とか波留を力づけようとするが…

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