【最高の離婚】あらすじ・相関図・キャスト・ネタバレまとめ

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「最高の離婚」とは、フジテレビ系列で2013年1月10日から2013年3月21日まで放送された日本のドラマで、毎週木曜日の22時から22時54分の時間帯で放送されていました(初回と最終回は15分拡大)。

また2014年2月8日にはスペシャルドラマとして「最高の離婚Special2014」が放送されました。

 主演は瑛太、Wヒロインを尾野真千子と真木よう子が演じ、綾野剛も出演している豪華キャストが話題になりました。

 内容は、現代の複雑な結婚事情を30代の二組の夫婦を通して、「夫婦とは何か」「家族とは何か」を軽快に描いていく等身大のラブ&ホームコメディドラマです。

 濱崎光生(瑛太)と濱崎結夏(尾野真千子)夫婦は、お互いを理解できず喧嘩が絶えないが別れるまでには至らないけれど、ある出来事を境に結夏が離婚届を提出してきたと告げる。しかし元夫婦はなぜかひとつ屋根の下に暮らすハメになります。

 また上原灯里(真木よう子)と上原諒(綾野剛)夫婦には、「隠された衝撃の事実」が発覚。

 何が「結婚」で何が「夫婦」なのか、迷える二組の男女が結婚と離婚のはざまで成長していくという流れです。

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「最高の離婚」各話のあらすじとネタバレ

【最高の離婚】 第1話「つらい。結婚って、長い長い拷問ですよ」

  • 第1話 あらすじ

30代の未熟な結婚観を通して、夫婦や家族の在り方を描くラブ&ホームコメディー。

瑛太と尾野真千子、綾野剛と真木よう子演じる2組の男女が、結婚と離婚のはざまで成長していく。

結婚して2年の濱崎光生(瑛太)は、妻の結夏(尾野)と考え方や生活習慣の違いからけんかばかり。光生は結婚を後悔しながらも毎日を惰性で過ごしていた。

そんな中、光生はたまたま入ったアロママッサージ店で、学生時代の恋人・上原灯里(真木)と再会し、ときめきを覚える。

光生は灯里が実は結婚していたと知った直後、結夏から離婚を切り出される。

*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000008112/1/

瑛太演じる濱崎光生はとにかく神経質で理屈っぽい。常に辛い辛いと嘆き、通っている歯医者でも矢継ぎ早に愚痴が出てきて止まりません。そんな光生の1番辛いことは、大雑把な妻結夏との生活。結夏は光生とは真逆の性格で、家事も苦手。そんな妻への不満が毎日溜まっていきます。

 ある日歯医者から帰った光生は、楽しみ取っておいたお菓子を結夏に食べられ、耐え切れず離婚を決意し役所に電話。結局離婚届を結夏が何度も書き間違い、提出できないままその日は終わります。

 ある日野球の試合でギックリ腰になった光生は、たまたま見つけたアロママッサージ店でかつての恋人・灯里と再会。嬉しくなり思い出に浸る光生は後日灯里を食事に誘います。

 光生はある日仕事灯里と上原諒(綾野剛)と遭遇し、灯里が結婚していたことにショックを受け帰宅すると、部屋に段ボールが積まれていました。帰ってきた結夏は、離婚届を出してきた、と光生に告げます。取り乱す光生に、あなたがもういらなくなったと結夏は言い放ちます。

 光生がとにかく神経質で理屈っぽくて、それと対照的な結夏のズボラさが見ていておもしろかったです。灯里と諒の夫婦生活には驚きましたが、きっとみんなそれぞれ何かを抱えてるんでしょうね。離婚届を出してきたと言う結夏の振り切った気持ちを思うと切ないです。離婚すると言い出したのは光生ですが、言いたくなる気持ちもわかると言うか何というか。今後の展開が楽しみです。

【最高の離婚】 第2話「あなたなんて死ねばいいのに」

  • 第2話 あらすじ

志摩(星野源)と共に街を巡回中の伊吹(綾野剛)は、隣を走る車から不審な様子を感じ取る。その直後、殺人事件の容疑者が逃走しているという無線が入る。

伊吹はその車に容疑者が乗っているかもしれないと思い、追尾する。

一方、九重(岡田健史)と陣馬(橋本じゅん)は、伊吹らが追う車の持ち主の家に向かう。

*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000008112/2/

光生が仕事から帰ると、結夏は新幹線で静岡の実家に帰ると言って出て行ってしまう。光生は周りには離婚を隠して強がっていたが、亜衣子の誕生日会のために結夏を迎えに静岡に向かう。

 結婚していることを言いたくないという諒のことを悪く言い、昔の思い出を語る光生に、灯里は「死ねば良いのに」「あなたとの良い思い出なんて一つもない」と言い放つ。

 灯里にすごくきついことを言われてしまった光生ですが、彼の性格やお節介さを見てると仕方ないのかなと思いますね。男は過去を繰り返すと言いながら、自分が自分の幸せしか考えられてないことに気づかない光生。灯里の言うように、男と女の考え方の違いを感じる回でした。

 結夏の「離婚は、2人だけじゃなく二つの家族が別れる」という言葉も切なかったです。

【最高の離婚】第3話 「もう一つの夫婦の秘密と真実」

 光生(瑛太)と結夏(尾野真千子)は、離婚した後も一緒に暮らすことに。

顔を合わせればけんかをしてしまう二人だが、「1、不満があっても口に出さない」など、同居生活のためのルールを決めていく。

一方、灯里(真木よう子)は復縁への期待を寄せてくる光生を、本当は疎ましく思っていた。

*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000008112/3/

亜以子と結夏の父に離婚の件を話すまで同居することになった光生と結夏。

 結夏は合コンで知り合った淳之介(窪田正孝)と仲を深める。

 クリーニング店にやってきた亜以子に離婚の話をしようとした結夏だったが、そこに灯里がやってきて、そこから二組の夫婦は面識ができる。

 諒の浮気を知っている結夏は、話の流れから光生の元カノが灯里であることを悟る。

 灯里が死んだ父親のことや歌手を夢見たことを光生、つまり元カレの言動で失望したが、別に誰が悪いとかじゃない、みんな他人だからと語った灯里。打ち明けられた光生は灯里に謝罪に行くが、当時のことを覚えてないと言う。

 また諒の浮気相手が灯里の家に石を投げ込んだり、諒はカシオペアの寝台列車の夢を見てうなされる話をするなど、諒も何かしら不安を抱えていそう。

 灯里が光生に「死ねば良いのに」といった理由がわかりましたね。これはそう言われても仕方ないと言うか、振られたことを自分に非がないかと考えなかったのか。知らなかったとはいえ、言われたことは消えないですよね。

 みんなそれぞれに抱えているものがあるなと感じる回でした。

【最高の離婚】 第4話「あなたが好きなのは自分だけ」

灯里(真木よう子)のことをどうしてもあきらめきれない光生(瑛太)は、思いをより一層募らせる。

さらに、灯里の知らない諒(綾野剛)の秘密を灯里に伝えるべきか悩む。

一方、結夏(尾野真千子)は飲み会で知り合った淳之介(窪田正孝)と意気投合。さらに、酔った勢いで淳之介の家に泊まってしまう。

*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000008112/4/

灯里のことを大事に思い、別れたくないと語る諒は、帰宅し灯里に温泉旅行のパンフレットを渡して一緒に行こうと言う。

 光生はカフェで諒になぜ婚姻届を出さないのか話をするが、そこに灯里が現れとっさに光生が婚姻届を持って帰ることになる。

 結夏は、亜以子とプロレス観戦をした後に光生を呼んで夕食を一緒に食べるが、結局離婚の話をすことが出来なかった。

 円形脱毛症になってしまった光生にアロエをプレゼントした結夏だが、素直にありがとうと言えない光生。

 マッサージに訪れた女性が諒の浮気相手だと悟った灯里は、温泉に行かないと怒って家を飛び出る。

 淳之介と仲を深める結夏が、淳之介の家で作った料理を光生に勧めたことに光生が嫌な言葉を並べたことがきっかけで、2人は大喧嘩になる。結夏は「普通の家族になりたかっただけ」だと泣きながら訴え、家を飛び出す。

 家を飛び出した結夏と灯里は偶然出会いラーメンを食べるが、光生のジャンパーを持ってきてしまった結夏がポケットから婚姻届を落としてしまい、灯里をそれを見てしまう。

 子どもの話や、自分のことなんか好きじゃなかったのも知ってると泣きながら話す結夏の姿に泣けました。結夏の光生に対する想いが伝わってきて、反対に光生はやはり自分のことばかりなんだと思いました。淳之介と仲良くなりながらも光生のことを気にかける結夏と、期待しても変わらない光生との対比が辛く感じる回でした。

【最高の離婚】 第5話「出来るもんなら浮気したい!」

灯里(真木よう子)は諒(綾野剛)が婚姻届を出していなかったことを知り、諒も灯里にバレたことを知る。

だが、互いにその事には触れずに過ごす二人を、骨折中の光生(瑛太)は不思議に思う。

そんな中、亜以子(八千草薫)に湯治を勧められた光生は、結夏(尾野真千子)、灯里、諒の4人で温泉に行くことに。

*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000008112/5

カラオケの帰りにナンパされた結夏と灯里を目撃して止めようとした光生は滑って肋骨を折り入院する。亜以子は光生に、骨折によく効く熱海の温泉に行くことを勧め、4人で温泉に行く。灯里と諒のお互いの気持ちを聞き、そしてまた婚姻届を書くことになった。

 諒は浮気相手に別れを告げるが、1人に紅茶を投げかけられ火傷をし、灯里に問い詰められ諒は浮気していたことを話し出す。灯里と一緒にいたいと言う諒を灯里は平手打ちし、自分の母親と離婚した父親のことを話しながら、婚姻届を破った。

 諒は家を出て、用意してた結婚指輪を川に投げ捨て、また浮気相手の元へと向かっていった。

 もう、灯里の辛さが本当にきついと感じる回でした。浮気を知りながらも気にしてないような様に振る舞っていた灯里のほんとの気持ちを打ち明けた時、女性なら誰しもが抱いたことのある様な痛みを感じました。

好きな相手だからこそ自分を押し殺してしまい、それでまた自分が嫌になる、、、。そして諒はこのまま変われないままなのでしょうか。

【最高の離婚】第6話「男が子供だから女は鬼嫁か泣く嫁になるしかない!」

結夏(尾野真千子)が高熱を出して寝込んでしまう。

クリーニング店を休むことができない結夏は、淳之介(窪田正孝)に手伝いを頼むことに。

終業後に家を訪れ結夏と仲良くする淳之介を見て、光生(瑛太)はいじける。

一方、諒(綾野剛)は灯里(真木よう子)との婚姻届を出す決意をし、二人で記入し始める。

*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000008112/6/

 光生と結夏は、婚姻届を持った灯里と諒を待っていたが、2人は現れなかった。

 風邪をひいた結夏のもとに、淳之介が来て光生と3人で鍋を囲む。淳之介が帰った後、結夏に淳之介のことをぎこちない様子で勧める光生に、結夏もぎこちなくありがとうと言った。

 またスクーターを取りに家に来た淳之介の姿を亜以子が目撃してしまう。

 諒が女性といるところを目撃した光生は3人でファミレスに行き、諒は幸せになることが怖いのだと話される。

 光生は、灯里と別れるつもりはないと言う諒と一緒に灯里を待ち伏せし、光生の家で結夏を入れた4人で、ビールを飲みながら会話をするが、灯里は諒に「お願いします、別れてください」と言って頭を下げる。別れないでくれと言う諒に、結夏が灯里はどれだけ痛くて悲しかったかと怒鳴る。

 正しいことしか言えなくなると、自分がバカみたいに思えるという灯里の言葉が印象的でした。また結夏の「男が子供だから女はこうなるの。妻って結局、鬼嫁になるか泣く嫁になるかの2択しかないんだよ。」という言葉も、2人の結婚への諦めを感じました。

【最高の離婚】第7話「お別れは自分で決めたこと」

光生(瑛太)と結夏(尾野真千子)は亜以子(八千草薫)に離婚した事実を打ち明ける。

だが、亜以子は納得せず、結夏によりを戻せないかと問う。

一方、灯里(真木よう子)に拒絶され、家を出てネットカフェで過ごしていた諒(綾野剛)は、光生の付き添いで帰宅するが、灯里に「もう終わったこと」と言われる。

*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000008112/7

光生と結夏は亜以子に離婚した事実を打ち明けるが、亜以子は納得せず、結夏によりを戻してほしいと言う。

 家を出てネットカフェで過ごしていた諒は、光生の付き添われ帰宅するが、灯里に「もう終わったこと」と拒絶される。

 その後光生と灯里はお互い桜が嫌いだと意気投合し、2人で飲みに行くことになる。

 その頃結夏は、淳之介から婚姻届を渡されるが結夏は、幸せになるために好きになるわけじゃないからと言って断り、2人は笑顔で別れる。

 2人で飲んで来た光生と灯里のことを知った結夏は翌朝、光生を笑顔で見送り、手紙を書き始める。その内容は、すれ違う気の合わない光生への、でも好きだというものだった。しかし途中て手紙を破り捨てた結夏。帰宅して、結夏の書いたチラシを見て呆然とする光生のもとに、諒が訪ねてくる。

 結夏の気持ちが本当に切ない回でした、、。好きな人とは生活が合わないと言い、今までの自分を反省する結夏でしたが、光生は灯里と急接近してたので、何だか複雑でしたね。

 4人での掛け合いがテンポが良くておもしろさも多い回でした。

【最高の離婚】第8話「いいじゃない、一回寝てみよ」

結夏(尾野真千子)が光生(瑛太)の家から出ていき、代わりに諒(綾野剛)が押し掛けてくる。

そこへ結夏の父・健彦(ガッツ石松)も泊まりに来る。翌日、光生と健彦は東京スカイツリーに観光へ。

家に帰ってきた光生は、意を決し健彦に結夏と離婚した事を打ち明けると、健彦は激怒して光生を殴る。

*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000008112/8/

 結局光生の家に居座ることになった諒。

 次の日、結夏の父が法事の帰りに光生の家に訪れ、泊まることになる。結夏の父に離婚したことを伝えると光生は殴られてしまう。

 光生は、行き先を言わない結夏を着けていくと、亜以子とプロレス観戦をしていた。その後結夏と結夏の父を会わせるが、結夏の父は怒って帰ってしまう。光生は結夏に「幸せになってください。幸せに」と言い二人は別れた。

 光生は灯里と飲みに行き、酔った灯里は寂しいと本音を話し、取り敢えず一回寝てみよと言い出す。

 この回は、亜衣子の「夫婦は別れたら終わりと思ったら大間違いよ。婚姻届が結婚の始まりのように、離婚届は離婚の始まりなの。立ち直るには時間掛かるわ」という言葉が印象的でした。光生に言われた「幸せになってください」という言葉は、結夏にとって本当の別れの言葉に感じたんでしょうね。

交錯していく二組の夫婦の行方がとにかく気になります。

【最高の離婚】第9話「今度は最高の結婚してね!」

家への帰り道で偶然会った光生(瑛太)と灯里(真木よう子)は飲みに行く。

寂しさを抱えやけになっている灯里に、光生は「今度は昼間から会おう」と誘う。一方、結夏(尾野真千子)と諒(綾野剛)も買い物中に出くわし、二人で食事に。

後日、酔っぱらってその時の記憶が全くない結夏に、諒は面食らう。

*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000008112/9/

 光生は灯里に取り敢えず寝てみよと誘われるものの、今度は昼間に会おうと受け流す。

 一方、100円ショップで諒と会った結夏は酔って諒にキスしてしまう。全く覚えていなかった結夏たが、真相を知り自己嫌悪に陥る。

 結夏は酔った勢いで諒とキスしたことを灯里に打ち明けるか、灯里は「別れた人なので」と答える。諒も光生にキスのことを打ち明ける。

 結夏がまだ光生を好きなことを知ってて光生と会う灯里を責め、また諒は光生と灯里の関係を当ててしまい、4人は話し合いをする。

 泣き出す結夏に、じゃぁなぜ離婚したのかと問う灯里は、原因は自分だと言う光生をかばい結夏を責め立てる。

 それに対し諒は、離婚は最悪な結果じゃないと言い、灯里に「今度は最高の結婚をしてください」と伝える。

 今回も、光生を思う結夏の気持ちが切ない回でした。最悪なのは、離婚じゃなくて仮面夫婦だと言う諒に、やっと前を向いていけそうだなと感じました。灯里が結夏に対して言った言葉も、結夏にとっては辛辣でしたが、共感できました。

【最高の離婚】第10話「あなたがその子の父親になればいいんじゃない?」

 灯里(真木よう子)と映画を見に行った光生(瑛太)は、そこで衝撃の事実を打ち明けられる。

動揺した光生は、後日友達の家に転がり込んでいた結夏(尾野真千子)に自分がどうすべきか電話で相談するが、「もう電話しないで」と拒絶される。

そんな中、仕事探しをしていた結夏は、怪しい男にスカウトされる。

*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000008112/10/

光生は灯里を映画館に誘うが、灯里から諒の子どもを妊娠したことを告げられる。光生は結夏にそのことを電話で伝えると、結夏は「あなたがその子の父親になればいいんじゃない?」と言ってしまい、その言葉に光生は怒り出し結夏は電話を切る。光生は女性とカラオケをしている諒と喧嘩をし、灯里妊娠のことは打ち明けられなかった。

 灯里は光生の家を訪ね、一人で子どもを産む決意をしたことを告げる。光生は、酔って窓から落ち入院した諒のもとを訪れ、灯里の妊娠のことを告げると、諒は「ありがとう」と言って灯里の元へと走って行く。

 灯里は諒を拒絶するが、3人で生きたいと泣きながら懇願し、灯里はまた連絡すると言い諒を帰した。その後2人は結婚することになり、亜衣子の店でお祝い会をすることになるが、光生は喜ぶことはできなかった。光生は結夏に電話をするが切られてしまう。

 結局灯里はより戻しちゃうんですね。愛情はないという言葉を聞くと大丈夫かなと思いますが、諒も灯里と子どものことを真剣に考えている感じがしたので、このまま上手くいってほしいです。

 光生と結夏はすれ違ったままですが、このままラスト一話、どうなってしまうのでしょうか。

【最高の離婚】第11話「あなたがその子の父親になればいいんじゃない?」

灯里(真木よう子)の衝撃の告白に光生(瑛太)が動揺する中、光生の飼い猫のマチルダとはっさくが失踪。

光生は結夏(尾野真千子)、灯里、諒(綾野剛)と共に捜索を始めるが、二匹とも見つからず途方に暮れる。

一方、山梨へ帰ると言いだした亜以子(八千草薫)を迎えに、光生の父・修一(山崎一)が上京する。

*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000008112/11/

アキバ系のアイドルにハマっている光生は、「これが俺の生きる場所だよ!」と宣言する。

 帰宅すると2匹の愛猫がいなくなっており、慌てて探しに飛び出した光生は、亜衣子のカフェで結夏と出くわす。2人は灯里と諒と4人で猫を探すが見つからず、結夏は落ち込む。

 明日AV女優のオーディションがあると言って帰ろうとする結夏を光生は必死に止める。しかし結夏はあなたには関係ないと言い放つ。そんな結夏に光生は、大切な人だと素直に気持ちを伝え、結夏はAV女優になることをやめる。

 次の日光生と結夏は、光生の父に離婚のことを打ち明け、結夏の実家に行くことになってしまう。その頃、諒と灯里は区役所に婚姻届を出しに行く。

 一方光生たちは、光生の母も加わり、別れたもんはしょうがないと理解される。翌日仕事のため電車に乗り込んだ光生は、結夏を引っ張りキスをする。笑い合う2人は新幹線に乗り新横浜まで行き、目黒まで歩いて帰ると、猫たちが帰ってきていた。2人は喜んで抱き合った。

 それぞれ前よりも素直に、前を向き始めた4人で鍋パーティをする。

 とてもスッキリして、心温まる最終回でした。4人がそれぞれ、自分の本当の気持ちに素直になったこと、前よりもお互いを思いやる気持ちを持つこと、それがほんとに大切なことなんだなぁと思いました。結婚生活って、1人だけの世界にいたら絶対上手くいかないなと。生活のことも子どものことも正解なんてものはないけど、自分がこれだと決めたものを最後まで守る、けどひとりよがりになっちゃいけない。夫婦の形は2人で決めていくものですね。これからきっとぶつかって悩んでいくんだろうけど、4人がずっと幸せでいてほしいと思います。

【最高の離婚】人物相関図

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【最高の離婚】の登場人物&キャスト紹介

濱崎光生(演:瑛太)

自動販売機設置会社で働くサラリーマン。

理屈っぽく、神経質で人付き合いが苦手。

最近営業部に異動し毎日が辛いと嘆いている。

家事が得意で動物好き。猫を飼っている。

何かと気が合わない、大雑把な結夏と暮らすことに嫌気が差している。

濱崎結夏(演:尾野真千子)

光生の妻。旧姓:星野。

光生の祖父が開業した「かめちゃんクリーニング店」を引き継ぎ手伝っている。

大雑把な性格で、ダラダラした生活を送っている。

家事が苦手でよく光生に怒られている。

光生とは何もかもが合わない。

光生の祖母とは仲が良く、よくプロレスを一緒に観に行く。

上原灯里(演:真木よう子)

女性専用のアロマテラピー&タイ古式マッサージ店「Se Terang」を経営している。旧姓:紺野。

2ヶ月前に結婚し、幸せを感じている。

夫の浮気には気付いており、気にしてないように振る舞っている。

大学生の頃光生と付き合っており、同棲していた過去を持つ。

上原諒(演:綾野剛)

美術大学の講師。結夏が働いているクリーニング店に、灯里には見せられない洗濯物を出している。マイペースでつかみ所のない性格。

絵が上手く器用なため、女性にモテる。

灯里との婚姻届をまだ役所に提出していない。

濱崎亜以子(演:八千草薫)

光生の祖母。

昔は夫のクリーニング店を手伝っていたが、現在は孫夫婦と「金魚CAFE」を営んでいる。

光生の良き理解者である。

結夏と仲が良く、2人の幸せを願っている。

プロレス好き。

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