【私の嫌いな探偵】あらすじ・相関図・キャスト・ネタバレまとめ

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ヒューマン

私の嫌いな探偵 とは

「私の嫌いな探偵」とは、テレビ朝日系列で、2014年1月17日の毎週金曜~同年3月7日まで放送されていたドラマです。

原作は東川篤哉の『烏賊川市シリーズ』という小説です。原作はユーモア多いお話ですが、ドラマでもコメディ要素も強いミステリーな世界となっています。

出演者は、玉木宏、剛力彩芽、白石隼也、渡辺いっけいなどであり、その他ルックスも良い素敵な豪華キャストも勢ぞろいです。

ストーリー

本格ユーモアミステリー!

ユーモラスな会話の中にも伏線や事件のカギになる内容が含まれている。

朱美のとんちんかんな推理と、鵜飼の的確な推理のギャップで事件解決に導いていく。

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「私の嫌いな探偵」各話のあらすじとネタバレ

第1話

風変りな探偵・鵜飼杜夫(玉木宏)は、浮気調査やセレブの迷い犬猫探しの依頼をメインで引き受ける予定で事務所を探していたところ「事務所、月一万円で貸します」の文字が。

若い大家の二宮朱美(剛力彩芽)の、「本当に一万円でいいんです」という言葉に押され事務所を借りるのであった。

 一方、戸村流平(白石隼也)は身に覚えのない殺人事件に巻き込まれていた。戸村は彼女・紺野由紀に振られ、大学の茂呂先輩の家でやけ酒を飲みながら映画を観ていたのだが、気づいたら由紀は背後から刺され、マンションから投げ捨てられ、先輩も何者かに殺害されていたのだった。

(引用:テレビ朝日,https://douga.tv-asahi.co.jp/)

鵜飼は朱美の妄想のような推理に惑わされずに、朱美をうまく扱いながら解決に導いていきます。

流平は、やってもいないのに自首を考えます。ですが、鵜飼に諭されます。流平と朱美の頼みで、鵜飼が流平を助けようとしますが、すぐに流平は警察に捕まってしまうのでした。

また、余談ですが流平は殺戮の館というB級映画を観るのですが、登場人物がアンガールズという…それだけで怖くなさそうでした。

鵜飼は流平に「守ってやる」的な格好いいことをいいますが、流平はすぐに警察に捕まってしまい、そのオチもユニークでした。また、お金の問題ではないと言い、面倒なことからは逃げようとする鵜飼ですが、大家の朱美からお金をちらつかせられるとすぐにその気になるところが面白いです。

初回から1話完結ではないみたいです。続きが気になるところですね。

第2話

刺殺され、屋上から落とされた女子大生の由紀(佐野ひなこ)密室だったマンションの一室で何者かに刺殺されていた大学生・茂呂(浅利陽介)ふたつの事件の容疑者として警察に連行されてしまった流平(白石隼也)の無実を証明するため、真相の究明に乗り出した鵜飼(玉木宏)と朱美(剛力彩芽)だったが、これといった手がかりはまったくないままだった。

茂呂が誰に殺害されたのかを探るため、殺害当日の足取りをたどる鵜飼たち。突拍子もない推理を繰り広げる朱美を軽くいなしながら、ひとつずつ足跡をたどっていく中、怪しげなホームレス、怪しげな盗撮男(栗原類)など、さまざまな“いかがわしげ”な人物に出会う。

(引用:テレビ朝日,https://douga.tv-asahi.co.jp/)

由紀を殺したのは茂呂さんでした。実は、流平が観ていた殺戮の館は編集されており、アリバイを得るのと同時に紺野ゆきを殺害したんですね。

そして、茂呂を殺したのはホームレスのおっちゃんでした。茂呂が由紀殺害後にホームレスに出会い、ホームレスにお菓子をねだられた結果、争いになり、持っていた包丁が自分に刺さってしまったという結末です。

つまりは茂呂は事故であり、最後の力で家に帰って力尽きてしまったようです。

朱美のどんなひどい推理でも、鵜飼は最後まできちんと聞いてくれます。鵜飼優しいですね。流平は茂呂先輩を尊敬しており、茂呂も流平に好意を寄せていたようです。

なぜ茂呂が由紀を殺したのかは…茂呂が流平を好きだったからですね。殺したのも、流平のためだったのです。登場人物が少なかったので犯人は茂呂かなと思っていましたが、やはりでした。

第3話

烏賊川市にある烏賊神神社、そこの宮司であり烏賊神家の当主でもある烏賊神権造(六平直政)から調査の依頼を受けて神社を訪れた鵜飼(玉木宏)と朱美(剛力彩芽)。

その依頼内容とは、烏賊神家の長男・ますみ(渡辺邦斗)が付き合っている女・梶本伊沙子(梅舟惟永)について調べてほしい、というものだった。

(引用:テレビ朝日,https://douga.tv-asahi.co.jp/)

鵜飼は、梶本伊沙子の結婚詐欺についての調査依頼を受けたのですが、その最中に悲鳴が聞こえてきました。悲鳴の主は巫女の美穂で、「逆さまの祠で人が死んでる」とのこと。しかし、現場に向かうも何もなかったのでした。ですが、その後もう一度祠に行くと、そこには調査対象の伊佐子の死体が。

実は、死んでいた祠は逆さまの祠ではなく、もうひとつの烏賊様(いかさま)の祠なのでした。権造がわざと嘘をついたため、事件がわかりにくくなったんですね。権造の妻のはなえが逆さまの祠に歩いていくのを見て、はなえが犯人ではないかと勘違いしたため、かばったのでした。

真犯人は、権造でもなく、はなえでもなく、かすみでした。弟のますみを詐欺で騙そうとした伊沙子が許せずに殺害したんです。そして、かすみは弟のますみが好きだったんですね。

急にかすみの名前がでてきて予想外でしたが、”逆さまの祠”や”イカさまの祠”など、とんちが聞いていて細かな演出も面白かったです。

今回も、鵜飼は犯人の想いを聞かずに立ち去ってしまいます。犯人の動機なんてどうでもいいというのもサバサバしていいですよね。

第4話

賊川市のとあるマンションのバスルームで倉沢敦夫(森本亮治)というイケメンが殺害された。

同じ頃、朱美(剛力彩芽)と鵜飼(玉木宏)、そしてミステリー研究会の新入部員・高島美香(岩田さゆり)らは、あるビルの屋上でUFOを呼ぼうとしていた。

その最中「あー!」という叫び声と地響きのような音が! 

屋上から下の駐車場を覗いた鵜飼は、そこに中原圭介(小松和重)という男が倒れているのを発見する。

(引用:テレビ朝日,https://douga.tv-asahi.co.jp/)

犯人はミステリー同好会新入部員の高島みかと実行犯は予備校講師の中原です。

犯行では、ピアノ線をうまく使って密室状態を作ったり、建物から建物へ移動したりしていました。中原と高島は建物の間にピアノ線を張って逃げ道を作ります。中原が犯行後にミッションインポッシブルばりに伝って戻ろうとした際に、ピアノ線が切れて転落してしまったのでした。

今回の事件の動機は、高島が倉沢に弄ばれて捨てられたため、その報復として起きた事件でした。ピアノ線ってそんな体重を支えられるほど強度があるのか疑問でしたが、思い切り月が出て明るいときに犯行に及んでいますし、やり方自体はお粗末でした。

女性に手を出す倉沢が許せなくて陰毛を剃ったとのことでしたが、正直その動機はよくわからなかったです。

第5話

千葉文香(村川絵梨)という女性から恋人の浮気調査を依頼された鵜飼(玉木宏)。

恋人の名前は辰巳千昭(三浦涼介)、32歳。なかなかのイケメンで、派手なドレスを着た女性とデートしている姿をそこかしこで目撃されていた。

さっそく鵜飼は、流平(白石隼也)とともに尾行・監視を開始します。

(引用:テレビ朝日,https://douga.tv-asahi.co.jp/)

鵜飼は辰巳千昭という男の浮気相手を探すべく調査します。髪の長い派手な女が浮気相手らしいとのことで、鵜飼は助手の流平を、あるバーの前で張らせていました。辰巳が部屋に戻ったのを見届けた際、比較的早く辰巳が女性と抱き合っている場面を目撃します。

鵜飼はすぐさま写真を撮るのですが、辰巳の部屋から火の手があがり、辰巳はナイフで刺されて死んでしまうのでした。真相は、辰巳自身の殺人に見せかけた自殺計画でした。千葉文香に協力してもらい、更に鵜飼らを殺人の証人にさせたんです。つまりは、辰巳は他殺に見せかけた自殺であり、親の借金を返済するために、自分の保険金目当てだったんです。

親の借金返済のためとはいえ、自殺してしまうのは悲しいですね。そして、自殺はバレてしまったので保険金も降りないでしょうし。悲しい結末でした。

第6話

田所(山谷初男)という老人から愛犬・ステファニーの捜索依頼を受けた鵜飼(玉木宏)と助手の流平(白石隼也)。

砂川警部(渡辺いっけい)から来た『市議会議員に殺しの予告状が!』の依頼には目もくれず、お金のためにステファニー探しを引き受ける鵜飼に、朱美(剛力彩芽)は不満タラタラだった。 翌朝、田所老人の自宅を訪れた鵜飼たちは、電気もテレビもついたまま、ご飯も食べかけで田所老人が失踪していることに気付く。

「これは殺人事件に違いない」と騒ぐ朱美(なぜか付いてきた)に押されるように、田所を探し始めた矢先、近所でひき逃げ未遂事件とビールケース盗難事件が同時発生していたことが判明する!

(引用:テレビ朝日,https://douga.tv-asahi.co.jp/)

鵜飼は助手の流平にステファニー捜索を任せ、彼は田所さんの行方を追う事にします。ひき逃げ未遂の被害者は藤原という中年男性とのことでしたが、実は、藤原も田所をひき殺していたのでした。それがバレないように、藤原はトラックやビールケース、自動販売機の位置を工夫して隠していたところ、別の車に自分もひかれたということです。藤原は飲酒運転をしていたため、事故を起こしてしまったことを隠そうとしたんですね。

ちなみに愛犬のステファニーは流平が探し出しますが、帰る場所がありません。そこで朱美は自分が飼うと言い出すのでした。

道の形や自動販売機の位置を利用して、うまく遺体を隠しながら処理する方法はとても考えましたね。そして、誰にも見られずにそんなラッキーなことができればすごいです。

ステファニーも飼い主がいなくなったのは寂しいですが、朱美が引き取ってくれることになったのは良かったですよね。


何度観ても、最後の最後に的を得た推理をする朱美は格好いいです!

第7話

烏賊川市では知らない人間はいないほどの実業家・豪徳寺(山田明郷)から愛猫探しを依頼された鵜飼(玉木宏)。

多額の報酬を約束され、猫を血まなこになって探している最中、豪徳寺が殺されてしまう!

殺害現場は、とあるビニールハウス。豪徳寺はナイフでひと突きされ、殺されていた。

(引用:テレビ朝日,https://douga.tv-asahi.co.jp/)

今度は三毛猫探しですが、最中に豪徳寺が殺害されます。目撃者の豪徳寺の娘・まきによると、豪徳寺は「猫の面をかぶった誰かに胸を刺された」とのこと。また、「みきお」というダイイングメッセージも残していたと。

真相は、「みきお」というのは、猫の「みけお」のことでした。犯人は真一で、遠近法のトリックで殺害を行ったのでした。小さな招き猫を作ったり、小さな骨組みを作ったりと、かなり手間がかかった殺害方法です。

動機は、連れ子の自分を大切にしてくれた昌代のためにやったことでした。猫ばかりかばい昌代を不幸にしていく豪徳寺氏が許せなかったんです。

真一の犯行、とてつもなく計画的ですね。ドラマではやっていませんでしたが、入念に計画を立てていたと思います。すごい手が混んでますね…よほど恨みがあったということでしょうか。昌代のことをとても大事に思ってやったことなのでしょうが、寂しい結末でした。

第8話

『雪山で殺人予告』というドラマチックな展開に心惹かれ、出かけたまま消息を絶ってしまった二宮朱美(剛力彩芽)。

最初は知らん顔をしていた鵜飼杜夫(玉木宏)だったが、戸村流平(白石隼也)を伴って、雪の町へ探しに向かうことにする。

(引用:テレビ朝日,https://douga.tv-asahi.co.jp/)

殺人予告の手紙が来ており、朱美が一人で行ってしまいます。鵜飼が追いかけるのですが、そのころ朱美は、一人で水沢優子の旦那の浮気調査を行っていました。なんと浮気写真もばっちり手に入れてすでに事件を解決していたのです。殺人予告については、水沢の自作自演でした。すべて解決かと思いきや、水沢の夫が殺されてしまいます。

一方ちょうど同じ現場で捜査していた砂川警部に、佐々木敬三の銃撃死について聞かされます。佐々木家の調査も行うことにしたのですが、朱美が犯人に襲われて雪山に連れ去られてしまいます。しかし、鵜飼達に助けられます。

犯人は、朱美が撮った浮気写真に写っていました。男性らしき人が佐々木の靴を履いて階段を上からバックで降りて足跡を偽装していたんです。この男性とは青山の事でした。水沢の旦那は自分の浮気場で青山を見かけており、浮気写真で犯人が青山であると気づき、脅迫したため殺されたんですね。つまりは、佐々木と水沢の旦那を殺したのは青山でした。

鵜飼は最終話でも、犯人の動機を聞かずに去ってしまいました。

やはり最終話、多少ひねりがあり、朱美のピンチ!?もあり面白かったと思います。ストリーもですが、二人の掛け合いも面白かったですね。

【私の嫌いな探偵】人物相関

Coming soon…

【私の嫌いな探偵】の登場人物&キャスト紹介

鵜飼杜夫(演:玉木宏)

風変りな探偵・鵜飼杜夫(玉木宏)。犯人や事件への想いなど興味がなく、事件が解決するとさっさと場を去ってしまう。

面倒な事件内容よりも、簡単な猫探しや浮気調査依頼を引き受けたいが、大家の朱美によって妨害される。

ホームレスの情報屋を抱えており、千円札で情報提供を求るが、お金が足りなくて朱美が支払うことも多い。

決め台詞は『この事件、見えた!』

二宮朱美(演:剛力彩芽)

二宮ビルヂングの大家。

ミステリーが大好きな烏賊川市立大学生で女子ミステリー研究会会長。行く先々で顔を鳥類に例えられている。

ミステリー好きだが、その推理は的場ズレな事ばかりで、鵜飼には軽くあしらわれることが多い。

しかし、意外な点から推理し、案外当たっていることもある。

決め台詞は「この事件、わかりた!」

戸村流平(演:白石隼也)

殺人事件に巻き込まれ、鵜飼に助けを求める映画好きな大学生。

ルックスとは反して、単純でバカっぽいキャラクター。猪突猛進に後先考えずに行動してしまう。

『釣りバカ日誌』が大好き。事件を解決し、自分の無実を証明してくれた鵜飼に惚れ込み弟子入りする。

砂川五郎(演:渡辺いっけい)

警部。

子煩悩であり、常に子供のために早く帰りたい気持ちで捜査しており、よく鵜飼に捜査協力を依頼している。

部外者の朱美を「かわいいからいいよ」と捜査協力を許可しており、”あけみん”と愛称で呼んでいる。

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