東京独身男子 とは
「東京独身男子」とは、テレビ朝日系列で、2019年4月13日の毎週月曜~同年6月8日まで放送されていたドラマです。
それぞれ個性的な、3人のイケメン男性を主人公とした物語で、結婚が少なくなったこんな日本だからこそ生まれたお話です。ドラマ内では、「アジェンダ」と称して、恋愛に関して分析した内容を記録する場面があります。
出演者は、高橋一生 滝藤賢一、斎藤工などであり、3人の格好いい服装や部屋、そのステイタスも見所となっています。
ストーリー
50歳まで1度も結婚したことのない男性が4人に1人いるといわれる現代。
その昔、「独身貴族」と呼ばれていたが、“あえて結婚しない”男子=『AK男子』と呼ばれるようになった男たち!
アラフォーになっても結婚しない予定だったのだが…!?
「東京独身男子」各話のあらすじとネタバレ
第1話
メガバンクに勤務する石橋太郎(高橋一生)(38)、審美歯科クリニック院長の三好玲也(斎藤工)(37)、法律事務所のボス弁・岩倉和彦(滝藤賢一)(45)は仕事も私生活も充実しており、何でも1人で事足りる『AK(あえて結婚しない)男子』。結婚しないことに不安も不満もない。3人で夜な夜な太郎の部屋に集っては「今のままで十分。独身生活、幸せです」と自由な独身生活を謳歌している。
だがある日、太郎は、かつてプロポーズまで考えた元恋人の舞衣(高橋メアリージュン)と偶然にも再会。3年前、海外へ旅立つ彼女と別れてしまったことに後悔を覚える。同じ頃、三好は彼のアイデンティティに関わる問題に直面して不安を感じ、岩倉は、郷里の父に病で倒れられ…。
(引用:テレビ朝日,https://douga.tv-asahi.co.jp/)
太郎は舞衣が自分のことを覚えていなかったことにショックを覚えます。しかし、それは舞衣のよくわからない女心なのでした。舞衣にその気があると思った太郎は、舞衣との将来についてをシミュレーションします。しかし、なぜか舞衣が持ってきた婚姻届けは別の人との物でした。
その頃、和彦(滝藤賢一)は交際中の女性にプロポーズをすると、「私って介護要員?」と却下されます。
玲也(斎藤工)は、日比野透子(桜井ユキ)を口説くのですが、なぜかEDになりプライドがズタボロになるのでした。
三者三様の結婚観が展開されます。複雑な展開で面白いです。太郎と舞衣は昔、本心じゃあないときはコースターを裏返しにするという約束をしていました。舞衣は別の人との婚姻届けを持ってきた際、コースターが裏返っていました。それで太郎は「俺と結婚しよう」と言うのですが…結果は次回に持ち越しです!
岩倉は父親が介護が必要になったのもあり、自分の年齢的にももうすぐ50歳ということもあり、介護要員として捉えられても仕方ない!?のかもしれませんね。でも、付き合っているのにそんなこと言われるのは寂しすぎますよね。
第2話
太郎(高橋一生)は、結婚まで考えた元恋人・舞衣(高橋メアリージュン)と再会。かつての気持ちが再燃し、電話でプロポーズをした!
直接会って話したいという舞衣の答えに太郎は好感触。だが岩倉(滝藤賢一)と三好(斎藤工)は思いとどまるよう忠告する。かずな(仲里依紗)も反対するが、太郎の決意は変わらない。
約束の日、太郎と舞衣は、互いの気持ちをゆっくり確かめあうが、途中、舞衣の元婚約者・糸井立樹(早乙女太一)が、“人の女に手ぇ出してんじゃねえよ”と怒鳴りこみ!やむなく舞衣は、また今度と言い残して糸井を連れて行く。
結局、太郎は舞衣の本心を聞けないままで…。?
(引用:テレビ朝日,https://douga.tv-asahi.co.jp/)
三好はED治療薬を手に入れ、透子との一夜に再挑戦しますが、運悪く薬を飲むことができずに失敗します。太郎は舞衣から温泉に誘われて、その気になります。
しかし、2人きりではなかったのでした。舞衣には糸井という想い人がいるのですが、太郎か糸井かどちらを好きなのかは曖昧になっています。ですが、糸井は舞衣のことを「わかりやすい」と言い、太郎は「何を考えているかわからない」と言います。ここで太郎は糸井に対して敗北感を覚えます。
若い男性でもEDになることはよくあるそうですが、男性的には自尊心がめちゃくちゃ傷つけられることですよね。
太郎は、舞衣が自分のことをそこまで好きじゃないということに気づいてしまいます。糸井のことを「あいつは良いやつ」と言っていますしね。舞衣も、太郎がもっと積極的になって奪いにきてくれるくらいだったら考えも変わったかもしれませんね。
第3話
温泉宿で、岩倉(滝藤賢一)が自分と同じように透子(桜井ユキ)へ好意を寄せていることに気づいた三好(斎藤工)。
一方、舞衣(高橋メアリージュン)への想いを断ち切ろうとする太郎(高橋一生)に、かずな(仲里依紗)が突然のキス!
しかもこれが初めてではなく「結婚しようって言ったよ、太郎ちゃん」と衝撃の事実を告げられるが、全く思い出せない太郎。
密着する2人を三好と岩倉が目撃して…!?
(引用:テレビ朝日,https://douga.tv-asahi.co.jp/)
かずなへのプロポーズについては、実は太郎が舞衣と別れた後、風邪を引いたときに、舞衣にキスをしてプロポーズする夢を見たのでした。それが実は、かずなだったんですね。
太郎はかずなに謝りますが、かずなは逆に太郎に告白します。
その後、舞衣の結婚式に皆で参加するのですが、幸せそうな舞衣を見て、太郎は「かずなと結婚を前提に付き合っている」と言ってしまいます。かずなは驚き、そしてがっかりするのでした。
太郎はかずなに気がないくせに、幸せそうな舞衣をみてそんなことを言うなんて最低ですよね。更にその後、傷ついたかずなに対して謝り「お前はオンリーワンの2番目!だけどよかったら付き合う?」と告白します。
それもかなり最低な発言ですが、かずなは「結婚を前提としてなら!」と話に乗ってしまいます。マヂか…。
第4話
かずな(仲里依紗)につきあってほしいと告白した太郎(高橋一生)だが、逆に「結婚を前提に」という一足飛びの条件を突き付けられて戸惑い、答えを保留にしてしまう。
三好(斎藤工)と岩倉(滝藤賢一)を交えた話し合いの末、AK男子3人は、“視野を広げる”ために“ナイトライフ”へくり出し、岩倉の父・和雄(小野武彦)がイチオシのマッチングアプリで出会いを求めることに!
ノリノリの三好と岩倉に対して太郎だけは消極的。レイカ(宮本茉由)の後押しで、28歳のナースと会う約束を取り付けるのだが、太郎の前に現れたのはなんと、かずなだった!
(引用:テレビ朝日,https://douga.tv-asahi.co.jp/)
太郎は、かずなの「結婚を前提」という条件に答えを保留にしてしまいます。
気が乗らない太郎と一緒に、AK男子3人は合コンに行きます。なんとそこでかずなに出会うのでした。かずなに酒をかけられ思い切り振られますが、その後かずなが謝ってくれます。かずなと仲直りした太郎は、かずなに泊まって行かないかと声をかけられます。
一方、三好と岩倉は同じ人(透子)を好きになってしまったため、なんとも関係がぎくしゃくします。ですが、合コンで三好がいまいち乗らなかったことから、岩倉は、透子に本気だからなのか…と一度は勘違いして身を引こうとします。ですが、三好がEDでびびって踏み込めなかっただけだと知り、負けられないと意気込むのでした
太郎、正直しょうもないです。自分から振っておいて、更に告っておいて、保留するという…格好悪いにもほどがあります。そして合コンに参加してかずなに出会うという、まさに漫画…いやドラマの世界ですよね。
そして、三好と岩倉は同じ人を好きになってしまいましたが、透子はどちらが好きなのでしょうか。透子も、2人の男子に取り合いをされてまんざらでもなさそうです。透子は、そんな2人をみて、コイントスで決めれば?と提案します。自分の運命をコインで決めさせる。格好いいんだか、適当なんだか…。
第5話
ついに太郎(高橋一生)がかずな(仲里依紗)と結ばれることを決意した矢先、目の前に現れたのは、元恋人で海外へ旅立ったはずの舞衣(高橋メアリージュン)だった!
慣れない海外での新婚生活、そこで起こった喧嘩をきっかけに帰国したと言う舞衣。行きがかり上、太郎、かずな、舞衣の奇妙な共同生活が始まって…!?
同じ頃、岩倉(滝藤賢一)と三好(斎藤工)は、透子(桜井ユキ)を巡り激論に…。勢いで三好は自身の“元気問題”を暴露してしまう!
(引用:テレビ朝日,https://douga.tv-asahi.co.jp/)
舞衣がまた太郎の前に現れました。かずな、舞衣、太郎と奇妙な関係でのお泊りがスタートします。太郎は、モテ気が来たと浮かれますが、結婚したらこんな感じで常に他人に干渉されることにうんざりします。はっきりしない太郎は、かずなに「もうやめる」と振られてしまうのでした。ですが、舞衣には「やっぱり友達のままじゃイヤ」と言われます。
一方、コイントスで勝ったのは三好でしたが、またまた運悪く透子と一線超えることはできませんでした。それを知り、岩倉は嬉しがります。
舞衣もひどい女ですよね。いくら太郎が優しくしてくれるからって、その優しさに漬け込んで利用しているようにしか見えません。太郎も太郎です。舞衣への気持ちを振り切れていないので、なんだかんだ舞衣に優しくしてしまいます。
そして、透子も太郎に似ていて、はっきりしませんよね。三好が「自分に気がないならもういい」と言ってしまう気持ちがわかります。よくもまぁ、皆自分に気があるかわからないのに、頑張ろうとするなぁと感心してしまいます。
第6話
かずな(仲里依紗)から“太郎ちゃんが好きなのは、自分自身”と強烈な一言を浴びせられた太郎(高橋一生)。行き場をなくした舞衣(高橋メアリージュン)を部屋に泊めるも、舞衣に「友達じゃ嫌」だと切り出される。
一方、元妻・薫(野波麻帆)の訪問を受けた三好(斎藤工)は太郎と岩倉(滝藤賢一)にSOS招集!! “相変わらず3人一緒…永遠の青春”と痛烈な皮肉を発する薫は、三好から夫婦時代に購入した墓が欲しいのだと告げる。
(引用:テレビ朝日,https://douga.tv-asahi.co.jp/)
舞衣に友達じゃイヤと言われ一線超えるのかと思いましたが、「もう舞衣は俺じゃないし、俺も舞衣じゃない」と言い、太郎は舞衣と別れることができました。
また、今回の回では三好の元妻から夫婦時代に購入した墓が欲しいのだと告げられ、墓問題が勃発します。弁護士の岩倉が奮闘しますが、元妻の迫力に気圧されます。三好は、いっそすべてあげてしまい、すっきりしようと決断し、墓を元妻にあげてしまいます。
太郎、舞衣ときちんと別れることができてよかった!流されてしまうのかと思いました。
三好の元妻は、なぜ今更墓だったのかというと、お墓を見に行ったら三好と昔一緒に墓を買った時のことを思い出したからだったんです。具体的な理由ははっきりとはしませんでしたが、”昔を懐かしんだ””謝ってほしかった””前に進めていない自分がいた”などの理由が挙げられますね。
そして、なんと透子が岩倉に告白したことで、岩倉と透子が結ばれてしまいます。三好は透子を諦める発言をしていたこともあり、岩倉はチャンスだったのですが、なんと透子からのアプローチでした。
第7話
元妻と最後に残されていた“墓問題”を解決した三好(斎藤工)は心身ともに調子を取り戻し、新たな恋への期待も高まっていた。岩倉(滝藤賢一)も、透子(桜井ユキ)との交際と同時に同居を開始!
そんな中、かずな(仲里依紗)に恋人ができたらしいことを知った太郎(高橋一生)は、仕事も思うようにいかず、誘われていたヘッドハンティングを真剣に検討するものの、なかなか決断できない。
(引用:テレビ朝日,https://douga.tv-asahi.co.jp/)
男3人のターニングポイントが訪れます。太郎はヘッドハンティングを受け、仕事で悩みながら、かずなに彼氏ができたらしいという噂に悩みます。三好は、自分のクリニックの経営が危ないことに気が付き焦ります。岩倉は、忙しい透子との生活を過ごすために、自分の父との同居を提案します。
かずなは他の男性から告白されて、返事を保留しています。それを知った太郎は複雑な心境です。
岩倉は、父親と透子と同居したことで家事を一手に引き受け、その暮らしに少しずつ不満を覚えます。
三好は、クリニックの危機を岩倉に相談します。
AK男子はそれぞれが悩みを抱えており、相手の話を親身になって聞くような精神状況ではありません。解散の危機が近づいているのでした。
かずなはどうしようもない太郎を大切にしてくれていますよね。そんなかずなに対して、太郎はやっと重たい腰をあげようとしています。遅すぎますよね。正直、かずなは他の人と幸せになってほしいです。
第8話
アラフォー独身ならではの様々な課題に直面してきた太郎(高橋一生)、三好(斎藤工)、岩倉(滝藤賢一)の3人。
太郎の転職、三好の審美歯科クリニック経営不振、岩倉の父との同居生活…それぞれが抱える悩みについて口々に想いをぶつけ合い、怒鳴り合った末、ついに解散宣言が飛び出す!
その直後、太郎はかずな(仲里依紗)に再び自分の想いを伝えるが、「これ以上、振り回されたくない」と去られてしまい…。
(引用:テレビ朝日,https://douga.tv-asahi.co.jp/)
やっと自分の気持ちに気づいた太郎は、かずなに告白します。そんなかずなには「もう振り回されたくない」と言って振られてしまいます。ですが、その後かずはな思い直し「やっぱり太郎がどうしても好き!」と言い、2人は結ばれます。
かずなの取り計らいで、AK男子は仲直りします。三好は、太郎の部屋を売り払うことで経営不振を乗り切り、さらに近くのライバル美人歯科医と経営について議論を交わすなど、新しい恋に繋がりそうです。
岩倉は、忙しい透子に代わって自分が主夫をすることを決断し、それを知った透子に逆プロポーズされます。
かずなと太郎の恋愛は、最終的には太郎が新居にかずなを連れて行って「ここで一緒に暮らそう」と言います。自分はまだ結婚は考えられないことも正直に言います。かずなも「自分も1人で立てる力をつけたい」とOKします。
これですべてめでたしめでたしかと思いきや、正直、かずなそれでいいのか!!と思いました。結局、結婚につていはいつになるのかわからないということで、解決を先延ばしにしただけです。子供のこととか考えたら女性にはタイムリミットがあるのは否めないですよね。子供を考えていないのであればいいですが…。個人的には、ハッピーエンドとはいえない終わり方だと思いました。
三好や岩倉については、すっきり終わることができてよかったですし、岩倉は結婚が決まりハッピーエンドですね。
【東京独身男子】人物相関
【東京独身男子】の登場人物&キャスト紹介
石橋太郎(演:高橋一生)
巨大銀行の企業リサーチ部門・シニアアナリスト。独身。
仕事は有能であり、そのルックスの良さからもクライアントからの受けも良い。
鋭い洞察力や観察力を持ち合わせており、周囲からも頼られる存在であるが、それがわざわいして女性関係はうまくいかない。
三好玲也(演:斎藤工)
審美歯科クリニックの院長であり、太郎にとっては頼れる独身仲間。バツイチ。
以前結婚した妻は悪妻であり、別れてからもトラブルがある。
新たに女性と夜を共にしようとした際、男性更年期障害によるEDという問題に襲われ、すっかり自信をなくしてしまう。
岩倉和彦(演:滝藤賢一)
自身が運営している「岩倉・木村・オースティン法律事務所」所属の弁護士、いわゆるボス弁。
結婚を約束している女性もいてすべてが順調のように思えたが、父親が介護が必要となり一変する。父親の介護のためと考えプロポーズするも撃沈。
「女性は家にいるもの」という昔の価値観と、現代の価値観とで悩むことが多い。
三好かずな (演:仲里依紗)
玲也の妹で、兄が運営する審美歯科クリニックの受付嬢。
明るくはつらつとしており、医院では受付の顔となっている。
常に太郎を陰から支えており、言いたいこともはっきりと言うが、優しさも持ち合わせている女性。
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