【テセウスの船】とは
「テセウスの船」とは、TBSテレビ系列で、2020年1月19日の毎週日曜、夜9時~同年3月22日まで放送されていたドラマです。
原作は、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で連載されていた、東元俊哉による漫画です。
出演者は、竹内涼真、榮倉奈々、上野樹里、鈴木亮平などであり、その他、豪華キャストも出演します。
【テセウスの船】ストーリー
平成元年に起きた連続毒殺事件、犯人は田村心(竹内涼真)の父、佐野 文吾(鈴木亮平)とされていた。
心の妻、田村 由紀(上野樹里)に、自分の父親の冤罪を信じるよう促され、心が昔の事件現場に向かうと、突然事件が起こる直前の1989年にタイムスリップしてしまうのであった。
世間から軽蔑され生きてきた心は、父の無実を信じて立ち向かっていく。
【テセウスの船】各話のあらすじとネタバレ
【テセウスの船】第1話「父は本当に殺人犯なのか 」
- 第1話 あらすじ
生まれる前に父・佐野文吾(鈴木亮平)が殺人犯として逮捕された主人公・田村心(竹内涼真)は、母・佐野和子(榮倉奈々)と姉兄と共に、加害者家族として世間からの厳しい視線を浴び、暗闇の中を生きてきた。しかし、最愛の妻・田村由紀(上野樹里)から、自分の父親を信じてみてと言われ、心は父に向き合う決意をする。
そんな時、父が逮捕された現場に向かった際、事件直前の平成元年にタイムスリップしてしまう。父・文吾はなぜ殺人犯になったのか? 本当に事件の犯人なのか?…
心は過去の世界で、父・文吾の起こす事件の謎を解明し、事件を阻止して過去を変えようと立ち向かう。
引用:TBSテレビ,https://www.tbs.co.jp/
心がタイムスリップした先には、明るく元気な家族の姿があります。心は、妻が残してくれた事件をまとめたノートを元に事件を防ごうと考えます。心の姉の友達、千夏が毒殺されることを防ごうとしましたが、結局千夏は殺されてしまいました。千夏と文吾が一緒にいたことから心は文吾を疑いますが、逆に心も疑われます。
その後、予定では数日後に行方不明になるはずのあかねちゃんが、失踪したことを聞きます。あかねちゃんを探している最中、文吾が助けようとしている場面を目撃するのでした。
タイムスリップ後からはすべて過去の世界の登場人物となっていますので、最初は多少混乱するかもしれません。心のお母さんの和子は現実ではうつっぽい方でしたが、昔は明るく朗らかな女性だったみたいです。
文吾が冤罪なのではないかという気持ちが心に強く芽生えてきました。これからは、文吾と協力して冤罪事件を解決していく形になるような気がします。
【テセウスの船】第2話「真犯人、あらわる」
平成元年にタイムスリップした田村心(竹内涼真)は、木村さつき(麻生祐未)の計らいで事件が起きる音臼小学校の臨時教員として働くことに。
そして、心は父・文吾(鈴木亮平)と村で起こる事件を阻止していくことで父が逮捕される過去を変えようと決意する。
由紀(上野樹里)の事件ノートによると3日後に田中義男(仲本工事)の家が火事になる。
田中家の警戒に向かうと、そこで気味の悪い少女二人の絵が描かれたノートを発見する。
これも音臼小事件に関連しているのでは…という心の不安は的中し、鈴(白鳥玉季)が行方不明になったと村は大騒ぎになる。
引用:TBSテレビ,https://www.tbs.co.jp/
3日後の田中義男の火事を阻止すべく、文吾と義男の家に行きます。義男はたまに来る子供たちと仲良くしていましたが、義男の家には子供が描いたと思われる気持ち悪い画がありました。そこには2人の女の子とウサギが描かれており、1つは黒く塗りつぶされていました。また、義男の家には新聞配達員の翼がいましたが、心に冷たく当たります。
その後、予定外で鈴ちゃんとあかねちゃんが失踪します。鈴ちゃんはすぐに見つかり、あかねちゃんは、心の推測のもと風速計小屋から見つかります。
心は新聞配達員の翼を疑っていましたが、なんと、翼は死体となって発見されます。
また、気持ち悪い画に関してはまだわかりませんが、子供が描いたとして、更に画が重要な物だとすれば、もしかして犯人は子供?かあるいは子供が重要な証拠を握っている?というフラグかもしれませんね。
【テセウスの船】第3話「決死の告白!殺人犯になる父へ」
田村心(竹内涼真)は、音臼村で起こった一連の事件の容疑をかけられ、刑事の金丸(ユースケ・サンタマリア)に逮捕されてしまう。
逮捕される瞬間に未来の出来事が書かれたノートは辛うじて投げ捨てた心。父・文吾(鈴木亮平)が後に殺人を犯すことは決して誰にも知られてはいけない。
しかし、やがて釈放された心の元に、捨てたはずの免許証が届く。誰の仕業か!? まさか、ノートも拾われたのか!?
不安が募る心に追い打ちをかけるように、真犯人がまた奇妙な絵で新たな犯行を予告する! 果たして、次なるターゲットは!?
引用:TBSテレビ,https://www.tbs.co.jp/
ついに心は、自分は未来人だということ、文吾の息子であること、未来では文吾が犯人だとされている真実を話すのでした。文吾は怒り狂い心を突き放したため、心は警察の金丸にも真実を話します。金丸は信じてくれたのでした。
心は犯人らしき者からのメッセージを見て、神社に行きます。すると、何者かに突き落とされてしまいます。金丸に助けてもらいますが、助けた金丸も突き落とされます。その後、心は現実世界に戻ってしまうのでした。
心は過去を良いものに変えようとしていたのですが、現実世界では、まだ文吾は犯人とされており、さらに母親の和子と長男の慎吾が一家心中を図ったことを、ニュースで知るという衝撃な結末です。
過去を少しでも変えると、こんなにも周囲に影響するのでしょうか。不幸な世界という点では、まだまだ実際の現実と変わっていないですね。心が過去にいるというだけで影響している気がします。
【テセウスの船】第4話「変わり果てた最悪の未来」
再び現代にタイムスリップした田村心(竹内涼真)を待ち受けていたのは、変わり果てた歴史だった。父・文吾(鈴木亮平)は変わらず冤罪で囚われており、母・和子(榮倉奈々)と兄・慎吾(番家天嵩)は心中して亡くなっていた。
生き残った姉は行方知れず。自分が過去を変えたことで最悪の歴史に変わってしまったことに心は深く後悔する。
音臼小事件は未だに終わっていないと感じる心。心は父を救い出すため、あまりにも無謀な作戦を思いつく。
引用:TBSテレビ,https://www.tbs.co.jp/
現代で死刑囚の文吾から、心がいなくなった後のことを聞き、必ず冤罪を晴らすことを誓います。心は姉の鈴に会いに行きますが、鈴は藍という名前に変え、隠れて生きていました。
また、彼女の夫が音臼小にいた木村みきおだと知り驚きます。心は、姉に事件解決に協力して欲しいことをお願いします。
最初は断れますが、説得により「音臼小事件被害者の会」に一緒に参加することを了承してくれるのでした。
心の妻の由紀は新聞記者になっており、心の想いに共感し「音臼小事件被害者の会」で文吾の冤罪について訴えてくれます。
心の妻、由紀は現実では亡くなっていましたが、この時代では生きています。由紀と協力して文吾の冤罪を訴えていこうとする心の姿に心打たれますね。
また、裏では鈴の正体のことを探っている人物がいるため、次回の鈴の動向も楽しみですね。
【テセウスの船】第5話「無罪の証言者あらわる!」
タイムスリップした平成元年から再び現代へ戻った田村心(竹内涼真)は、歴史が変わってしまうまでは妻だった記者の岸田由紀(上野樹里)の協力を得て、父・文吾(鈴木亮平)の無実を証明できるという証言者の松尾から連絡を受ける。それは心にとって、父の冤罪を晴らす唯一の希望の光だった。
その頃、木村さつき(麻生祐未)に「正体を知っている」と脅されていた村田藍(貫地谷しほり)。文吾の娘だと夫の木村みきお(安藤政信)に隠し続けてきた藍は、さつきのある謀略に協力させられる。果たして、さつきの魂胆とは何なのか?
そして、心は突然、松尾から証言はできないと連絡を受ける。父を救う唯一の希望を失いたくないと、心は由紀に励まされながら必死で松尾に証言を願うが…。
引用:TBSテレビ,https://www.tbs.co.jp/
せっかく証言してくれそうな松尾という存在が見つかったのですが、さつきに邪魔されてしまいます。
落ち込む心ですが、なんとか松尾から証言を得る機会を得られます。
そのとき鈴も一緒にいたのですが、松尾から証言を聞いている最中に鈴が倒れます。病院へと担ぎ込まれ、命は取り留めたのですが、松尾の元へ戻ると松尾は死亡していました。
また、さつきも共に救急車で運ばれます。
松尾は、心がタイムスリップして犯人に突き落とされたそのとき、金丸と犯人が未来ノートのことで話をしている場面を目撃したそうです。
犯人の声の特徴を伝えようとして、悪いタイミングで鈴が倒れてしまいましたね。
まぁここで犯人がわかってしまったら、まだ5話ですから早いかもしれません。
でももどかしく感じる回でした。
【テセウスの船】第6話「真犯人からの招待状」
田村心(竹内涼真)にとって唯一の希望だった、父・文吾(鈴木亮平)の無罪の証言者・松尾紀子(芦名星)が、木村さつき(麻生祐未)によって殺害された。
姉の村田藍(貫地谷しほり)の話から音臼小事件の真犯人はさつきではないかと疑うが、さつきの元に毒入りのジュースが届く……。
そして、事件を嗅ぎ回るなという警告が!
それでも心は由紀(上野樹里)と協力して、事件の真相へと迫っていく。木村みきお(安藤政信)に渡されたさつきの手帳と、文吾の記憶をヒントに事件の真犯人へと辿り着く手掛かりを得る。
しかし、それは心を陥れる真犯人の罠だった。
そして、ついに真犯人から心に招待状が届く! 心は命と引き換えに真犯人に会いにいくことを決意する。
引用:TBSテレビ,https://www.tbs.co.jp/
心はさつきに会いに病院に行きますが、さつきは毒殺されていました。みきおがさつきの病室から小太りの男がでてくるのを目撃しています。その男は、田中義男の息子、田中正志でしたが、正志に会いに行くと正志も死んでいました。がっかりする心の元に、またしても真犯人から画が届きます。そこには、音臼小の慰霊碑に、明日の日付(3月8日)と「END」と描かれていました。
心が音臼小の慰霊碑の前に着くと、みきおも姿を見せます。心が油断していると、みきおが急に心に襲い掛かってきたのです。今にもナイフで心を刺そうとしたその時、警察のサイレンが聞こえます。そして、心はまた過去へとタイムスリップしてしまうのでした。
なんと、音臼小事件の犯人はみきおだったのでした!!犯人確定するの早くないですか?
何かのフラグでしょうか。ですが、次回のあらすじにも犯人はみきおだと書かれています。今後、どのような形で事件を解決していくのかがすごく気になるところですね。
【テセウスの船】第7話「運命の事件当日」
田村心(竹内涼真)は、現代で一連の犯人が木村みきお(安藤政信)だと知った途端、再び平成元年にタイムスリップしてしまった。
音臼小事件まであと二日。心は文吾(鈴木亮平)と共にみきお少年(柴崎楓雅)を追うが、村から忽然と姿を消していた……。
みきおの消息がつかめず焦る心は、歴史が変わった現代で和子(榮倉奈々)と兄・慎吾(番家天嵩)が心中していると文吾に明かしてしまう。
最悪の未来を知った文吾は取り乱し、絶対に事件を止めなければと空回りし、家族と村人との間に溝が出来てしまう。
そして、みきおは計画を邪魔する心を消そうと、和子の命を狙おうと画策する!
引用:TBSテレビ,https://www.tbs.co.jp/
みきおの家に行くと、「心先生へ」と書かれたフロッピーディスクがあり、「バレちゃったみたいですね。
でもこれで、もっとワクワクしてお楽しみ会が待ちきれない!心先生、僕を見つけられるかな?」というメッセージが書かれています。
なんと、この回まで来て、犯人との決闘はみきおが少年だった頃になってしまいます。つまりは、音臼小事件の犯人は少年のみきおで確定ということですよね。
え、子供だったの?!やはり、最初の気持ち悪い画はフラグだったということですね。
みきおはなぜこのようなことをしたのかよくわかりませんが、心への挑発は半端ないですね。心や文吾に対して一体何を思っていたのか気になるところです。
【テセウスの船】第8話「事件を止めろ!黒幕出現!?」
大量毒殺事件当日、田村心(竹内涼真)は父・文吾(鈴木亮平)と共にお楽しみ会に現れた犯人・加藤みきお(柴崎楓雅)の行動を監視する。
食事に毒が入れられることを阻止しなければ、多くの死者が出て文吾は殺人犯になってしまう。
心と文吾はみきおに翻弄され続け、ついに事件が起きた昼食の時間を迎えてしまう。食事の中に毒が混入しているかもしれない最悪の状況の中、心は事件を阻止するため驚くべき行動に出る!
また、村では同時に新たな事件が進行していた! 和子(榮倉奈々)と子供達の身に危険が迫る! そして、みきおの他に“もう一人の真犯人”がいることが分かる!
引用:TBSテレビ,https://www.tbs.co.jp/
結局、事件当日になってしまいます。
結論としては、お楽しみ会の食事にはどこにも毒は混入されていませんでした。心は子供たちに信じてもらうために、自ら食事を口にしたりもしましたが、無駄でしたね。
その頃、心の説得で村を出ようとしていた心の家族は、何者かに捕まっていました。心は必死で探したところ、家族は無事に見つかります。
心は、家族が捕まったことから、みきお以外にも共犯者がいることを確信します。
心は共犯者を探し駐在所へ行きますが、文吾からの手紙が置いてあります。
そこには決着をつけてくると書かれていました。文吾が向かったであろうキャンプ場へ向かう心ですが、そこでは文吾がみきおと対峙していました。
みきおと話をしていると、横からスタンガンで襲われてしまいます。心が到着後、なんと文吾のパトカーには気を失ったみきおがいるのでした。
文吾ではなく、みきおが気を失っている…という結末です。みきおや文吾は一体誰に襲われたのでしょうか!?次回で真犯人が分かるか期待ですね!
【テセウスの船】第9話「真犯人の最終計画始動!姿を消した父」
田村心(竹内涼真)が犯人に呼び出されて向かった文吾(鈴木亮平)の後を追うと、そこには意識不明で重体の加藤みきお(柴崎楓雅)がパトカーに残されていた。連絡が取れずに行方不明の文吾に、県警の監察官・馬淵(小籔千豊)は殺人未遂容疑で家宅捜索するために佐野家を訪れる。
文吾の消息が掴めないまま佐野家には記者たちが集まり、警察官が殺人事件に関与したと騒ぎ立てる。音臼小事件を阻止しても父は殺人犯の罪が着せられた状況に陥ってしまう。心は、文吾に殺人犯の罪を着せて死刑に追い込むという真犯人の執念深さを感じるのだった。そして、文吾への恨みの原点と思われる謎のメッセージが届く。
追い詰められた和子(榮倉奈々)が集まった記者たちに語った言葉とは!?
そして、ラストには衝撃的な犯人の策略が待ち受けていた・・・!!
引用:TBSテレビ,https://www.tbs.co.jp/
文吾が殺人事件の犯人だと疑われ、佐野家にたくさんの記者が集まります。その頃文吾は、目隠しをされ小屋に閉じ込められていました。
心は未来のノートに、家の中から青酸カリが見つかって文吾が捕まることが書かれていることを思い出し、必死に家中を探し回ります。しかし、見つかりません。
その頃、道端で「駐在日誌」が見つかり、そこにはこれまでみきおがつけていた事件に関する内容が、まるで文吾が書いたもののように書かれていました。
更に「庭に青酸カリを埋めた」という内容も書かれており、それが警察に見つかってしまい文吾は逮捕されてしまいます。
絶対に文吾を犯人にしてやろうという感じがしますね。
ここまで用意周到に準備をするのはとても大変だったと思いますし、心の過去へのタイムスリップも考慮して考えています。
さて、次回最終回です。犯人の狙いに注目ですね!
【テセウスの船】第10話「過去を変えろ!黒幕との最後の対決」
駐在所のワープロから犯行日記が、庭から青酸カリが発見されて逮捕されてしまった文吾(鈴木亮平)。
そして、事件の真相を追う心の元に黒幕から最後のメッセージが届く。
それは、心に究極の選択を迫るものだった。過去を変えて家族の未来を救うため、心はある決意をする。やがて迎える黒幕との対峙。
そこで事件のすべての真相が明らかにされる。心と家族の未来はどう変わるのか……?
引用:TBSテレビ,https://www.tbs.co.jp/
文吾の元に、家族を皆殺しにするという強迫する内容が書かれた手紙が送られてきため、文吾は自分が犯人だと自供します。
その頃、心はみきおが鍵を握っていると思い会いに行きます。学校へと向かった心は、教室にいるみきおから「鈴ちゃんのヒーローになりたかった」との気持ちを聞き、文吾が邪魔だったことを聞きます。
鈴ちゃんの邪魔者を排除したかった、鈴ちゃんのヒーローだった文吾を排除したかった…と。そして、みきおは服毒してしまいます。
心はみきおの声が録音されたレコーダーを警察に届け、文吾の無罪が証明されるのでした。
みきおの共犯者ですが、それは田中義男の息子、正志でした。昔正志の母親が、村祭りで誤って毒キノコ使ってしまったことで、文吾が逮捕したため、それを逆恨みした正志の犯行でした。
最後は、文吾も心も正志に刺されてしまいます。
過去では、心は死んだことになっている感じですが、現在では生きています。現代へと場面が変わると、死んだはずの木村さつきやみきおが生きており、一緒にカフェで働いています。
そして佐野家も全員生きており、幸せに暮らしています。心の妻の由紀にはお腹に赤ちゃんがいるのでした。
結局、みきおは鈴への捻じれた愛情表現でしたし、正志は逆恨みだったということですね。
正志に関しては全然わからなかったですね。
最後はハッピーエンドで終わり良かったと思います。
【テセウスの船】人物相関図
【テセウスの船】の登場人物&キャスト紹介
田村心(演:竹内涼真)
殺人犯の息子として、31年間、息を潜めて生きてきた。
妻から父親を信じるように諭され、気持ちを新たにしたところ、過去にタイムスリップしてしまう。
家族の運命を変えた事件を解決するべく立ち向かっていく。
佐野文吾(演:鈴木亮平)
心の父親。豪快な性格で、喋り方もぶっきらぼうな警察官であったが、家族や村人に愛されていた。
しかし、殺人容疑で逮捕されてしまう。現代では死刑囚として服役している。
過去と現在、特殊メイクで一人二役を演じている。
田村由紀(演:上野樹里)
心の最愛の妻。
文吾が殺人犯だと知っても、心やその家族への信頼は揺るがず、文吾の冤罪を信じている。
柔らかな表情や物腰で、心やその家族を常に支えようとしてくれている。
田村鈴(演:貫地谷しほり)
心の姉。父親が逮捕された後、被害者家族として後ろ指を指されながら暗い人生を送ってきた。
人生を呪って常に隠れて生きている。幼い頃、凍傷で顔に痣が残ってしまった。
佐野和子(演:榮倉奈々)
心の母で明るく朗らかな肝っ玉母さん。
大きな愛で家族を見守り、時には力強い発言もできる勇ましい女性。いつでも家族を支えてくれていたが、夫の事件後には暗くなってしまう。
過去と現在、特殊メイクで一人二役を演じている。
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