おっさんずラブ~in the sky~ とは
「おっさんずラブ~in the sky~」は、2019年11月から土曜ナイトドラマとしてテレビ朝日系で放送されたラブコメディードラマです。2018年に同枠で放送された「おっさんずラブ」のセカンドシーズンとして続編ではなく設定を変えた新しいバージョンでの放送となりました。
主演は前作と同じく田中圭演じ、その田中圭の上司を前回に引き続き吉田鋼太郎が演じました。
ストーリーは、サラリーマンをクビになった田中圭演じる春田創一が後輩の紹介で「天空ピーチエアライン」でCAという空の仕事へ転職するところから始まります。
女の園であるCAに新人として働きだした春田はそこでの様々な経験を通して人としても成長していきます。
そんななか、春田が尊敬する機長である吉田鋼太郎演じる黒澤から突然の愛の告白が!そしてここから更に副操縦士の千葉雄大演じる成瀬竜や航空整備士の戸次重幸演じる四宮要を巻き込んだ泥沼四角?関係に発展していきます。
CAとして生まれ変わった春田が、今度はどんな選択をし、誰を選ぶのか。新しい恋模様が描かれ、前作同様に笑いあり涙ありの異色のラブストーリーになっています。
「おっさんずラブ~in the sky~」各話のあらすじとネタバレ
第1話「アッテンションプリーズ」
バカでまっすぐでお人よしで情にあつい、独身ポンコツダメ男・春田創一(田中圭)は、35歳にして突然リストラ!?途方に暮れていたところを、高校時代の後輩に救われ、航空会社「天空ピーチエアライン」に転職。
ピカピカのアラフォー男性CAとして、女の園に放り込まれ、新生活がスタートする!
そしてついに迎えた、CAデビュー当日―。
人助けをしたことでブリーフィングに遅刻した春田を待っていたのは、機長・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)の「このフライトから外れてもらう」という厳しい通告だった…。
しかし落ち込んだのも束の間、春田の目に“とんでもないもの”が飛び込んでくる。それはロッカーからバサバサと溢れ出てきた、大量の紙…に描かれた、あらゆる表情の春田のデッサン。え、え、え、俺? これは何!?いやいやおかしいだろ!え、誰が!?平静を装いながら、絵心のある社員を探る春田だが、なんとフライトを終えたグレートキャプテン黒澤とすれ違った際、床に落ちていたデッサン用のペンを見つけてしまい…?
その後、副操縦士の成瀬竜(千葉雄大)が女性と口論になっているところに、うっかり出くわした春田は、「ほかに好きなヤツができた」というセリフとともに、成瀬から突然キスをされ…!?
更に、社員寮に戻った春田が隣の部屋で暮らす兄貴分の整備士・四宮要(戸次重幸)に波乱の1日を報告すると、四宮から「俺もキスできるよ」と真顔で告げられて…?
物語は大地から空へ。ご搭乗の皆様、恋の離陸準備は、できていますかー?
果たして春田のラブ・ファーストフライトの行方は…!
テレビ朝日「おっさんずラブ~in the sky~」公式HPより引用
https://www.tv-asahi.co.jp/ossanslove-inthesky/story/0001/
CAへ転職した春田は勤務初日から寝坊。空港に向かって爆走し何とか遅刻は回避できそうだったにも関わらず、重そうな荷物を引いて歩くおばあさんを放っておけず手伝います。
空港内をキョロキョロ歩いていると、黒澤にぶつかる。黒澤は怒ることなく紳士的に対応。そんな黒澤をみて春田は「やっぱキャプテンかっけ~な~」と呟きます。
早くグリーティングにいかなければいけないのに、今度はお客さんによびとめられる。お客さんは大切な婚約指輪をトイレに落としてしまったのだという。しょうがなく、手を突っ込んで指輪をとってあげる春田。こんな風に春田はとってもお人好しで頼まれた断ることができない男です。
やっとグリーティングにつくと、既に他のひとは遅刻した春田に冷たい視線を向けました。さっきは優しかった黒澤も厳しい言葉をかけます。それもそのはず、CAにとってグリーティングはとても重要なものなのです。結局、春田はこの日のフライトから外されてしまいました。
初フライトを外されショックを受ける春田。そこに航空整備士の四宮がやってきて「空飛ぶだけが仕事じゃないだろ」と励まします。そこで、春田はディスパッチャーの烏丸に頼まれてロッカー(棚)の整理をすることに。
しかし、そこで春田は自分が書かれたデッサンのような絵を何枚も発見します。これは一体、誰が何のために描いたものなのか?春田は犯人を捜そうとします。
犯人を捜しつつ空港内でパンレットを並べていると、春田にこの職場を紹介してくれた高校の後輩で、この空港の広報として働いている緋夏に会います。そして今度お礼に一緒におでん屋さんに行くことを約束します。春田もまんざらではない様子。
すると、今朝の指輪のお客さんが座っているのを発見。春田が声をかけると、プロポーズを断られるのが怖くて飛行機をキャンセルしてしまったと涙を流しています。
フライトから戻ったチーム。四宮が点検でフライトが遅れたことを黒澤と成瀬に謝ります。黒澤は「安全は一番だ」と言うも、完璧主義の成瀬は「雑な仕事が一番嫌いだ。リーダーのあなたがきちんとすべきだったのでは」と厳しい言葉を掛けています。
春田が黒澤に今日の地上での業務内容を伝えると「お疲れ様。次は失敗は許されないぞ」と言い爽やかに去っていきました。しかし、その傍でデッサン用のペンを拾います。これは黒澤のペンなのか?
春田が絵の犯人に頭を悩ませていると、成瀬が女性と揉めているところに遭遇。するといきなり成瀬は春田にキス。「こういうことだから」と成瀬が言うと女性は「最低!」と言い春田にコーヒーをかけて去っていきました。なんで~!?と困惑する春田に成瀬は「お疲れ様でした」と何のフォローもなくその場を去ります。それを影から見つめる黒澤も予想外のことに驚きを隠せず動揺している様子。
その夜、チームのCAと春田の歓迎会の食事会で、春田は絵を描いた犯人がだれか聞いてみます。すると絵がうまいのは黒澤キャプテンだという話を聞きます。
仕事場へ戻った春田はデスクで寝てしまっていました。黒澤は春田にそっとブランケットをかけますが春田は目を覚ましま、2人は外でコーヒーを飲むことに。そこで黒澤は、遅れた理由についてなぜ言わなかったのか?と尋ねます。すると、春田は言い訳したくなかったからだと答えました。そして春田は、黒澤のチームワークを大切にする姿を尊敬し黒澤のようになりたいと思っていることを伝えます。
寮に帰り、成瀬に今日のキスのことを聞きますが「意味なんかないですよ」とあしらわれます。一方、四宮は美味しそうなごはんを作っています。もうご飯は食べた春田ですが、あまりに美味しそうなので一緒にまたごはんを食べました。
春田は四宮にも成瀬のキスの件を相談。春田が「しのさん、俺とキスできますか?」と冗談混じりに聞くと、四宮は「できるよ」と返しました。驚く春田に、四宮は「なんてな」と言い笑いました。
翌日のグリーティングで昨日のお客さんがまた登場をキャンセルしたことが話題に。春田は自分に行かせてくれと頼みそのお客さんのところに向かいます。何を考えているんだと責める成瀬に、黒澤は「これから一緒に飛ぶクルーを信じられないなんてどうするんだ」と言います。
お客をみつけ話しかける春田。やっぱり怖いと言う客に春田は手作りのお守りを渡します。そして自分達がついていると励まし、無事に搭乗することに。その後ろではチームのみんなが見守っていました。
その後…
黒澤は烏丸に「月がきれいだ」って何のセリフだっけ?と聞きます。すると夏目漱石がアイラブユーをそう訳したことがあると言います。それを聞いて嬉しそうに「おーまいが」と叫ぶ黒澤。
春田にはプロポーズが成功したという手紙が写真と共に送られてきました。春田がその手紙を外で読んでいると成瀬が、この前の女性ともう1人知らない男性と揉めています。なん成瀬が付き合っていたのは女性ではなく、その男性だったのです。
またまた駆り出される春田。男性は、春田にコーヒーをかけビンタし2人は去っていきました…。事情を察した春田に成瀬は「今の言ったらぶっ殺すぞ」と吐き捨てます。
そこに四宮が現れ、「成瀬何してるんだ」と言うと成瀬は四宮にぶつかりながら去っていきました。すると四宮の持っていたスケッチブックから何かデッサンのようなものが風に乗って舞い上がり!?四宮は絶叫、あわてて紙を拾い集めます。
それを見た春田は「これを書いたのシノさんだったんですか!?」と驚きます。それをまた影から見つめる黒澤。
「恋の乱気流発生!緊急事態、指示を願います!」次回へ続く…。
これが第1話でした。今回も1話からとっても濃い!春田と武蔵のキャラ設定はそのままなのが個人的には嬉しいです。
武蔵キャプテンかっこいいのと、黒澤のナレーションがとにかく面白いと個人的には注目しています。
今回は早々に恋の四角関係に発展しそうな気配がムンムンです。デッサンは黒澤ではなく四宮だったことは予想外でしたが…。これから、この4人がどう絡んでいくのか楽しみでたまりません!
第2話「空港の中心で愛を叫ぶ」
新人CA・春田(田中圭)が、転職初日に見つけてしまった大量のデッサン…それを描いたのは、なんと同じ寮に住む兄貴分の整備士・四宮要(戸次重幸)だった!
動揺する春田だが、四宮は、春田以外の職場の仲間たちを描いた他のデッサンを見せ、「絵を描くのが趣味なんだ」だと爽やかに説明する。
一方、副操縦士・成瀬(千葉雄大)が春田にキスをした理由が、“男と別れるため”だったと知り、「俺を巻き込むのはやめてくんね?」と問い詰める春田だが、その裏で、成瀬がパワハラ疑惑をかけられ、パイロット資格はく奪の窮地に立たされていることを知る。
そんな中、春田を巡る恋の乱気流を目撃してしまった機長・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)は胸にかすかな痛みを抱えていた――。
いつにない自分の状態に疑問を抱き、「まさか乗務に影響のある病気では…」と至急診療室に駆け込むが、なんと医師から「恋の病では…?」と告げられる。
そんな黒澤の想いなど露知らず、春田と広報部員の橘緋夏(佐津川愛美)は、ひょんなことからデートに出かけることに!
しかしデートの約束をした翌朝、春田は突然、黒澤から“空港の中心”に呼び出される。美しい飛行場の夜景を背に、黒澤は絶叫。
「ぶっちゃけ、春田君のこと、好きになってもいいですかーーーーーー!?」
ご搭乗の皆さま、ただいま激しい恋の乱気流が発生しております。心のシートベルトを、しっかりお締めください――。
テレビ朝日「おっさんずラブ~in the sky~」公式HPより引用
https://www.tv-asahi.co.jp/ossanslove-inthesky/story/0002/
四宮がなぜあの絵を書いていたのか?成瀬が揉めていたのは女ではなく男だったのか?キスの意味は何だったのか疑問がいっぱいの春田は仕事へ集中できません。
一方、そんな春田をうしろから今日もデッサンする四宮。
黒澤は、今日もグレートでスマートな対応。しかし、心のなかでは春田のことばかり考えているようで…。この感情は一体なに!?もしかして春田のことが好きなのか?と戸惑い心の警告音が止まらない様子。
春田は成瀬に俺のことは巻き込むなと言うと、成瀬は「キスくらい誰とでもしますから」と冷たい態度。
寮では、今日も四宮がおいしそうなご飯を作っています。一緒にご飯を食べながらも確信に触れられずにいる春田に四宮は何もなかったかのように振る舞います。春田は思い切って絵のことを聞きます。すると、四宮は笑いながら「絵が趣味なんだよ」と言い、春田にスケッチブックを渡します。
するとそこには、黒澤をはじめ他のCAの絵もありました。なんだ、自分だけじゃないのかと安心する春田ですが、その様子をみて四宮もホッとしているようです。
翌日、出社すると成瀬のパワハラを告発するFAXが…。すでにSNSにも出回っているようです。おそらく、この前成瀬を訪ねてきた男女の仕業ですが、会社のイメージにも関わるのでよくないという声も…。
さらには、同じチームのCA有栖川や整備の方からも成瀬にパワハラされたと言い出して…。
黒澤は上からの指示で成瀬に事情を聞きますが、成瀬は「言うことは何もありません。プライベートなことで迷惑をかけてすみません。」とだけ言います。
春田は成瀬を心配し声を掛けますが、成瀬は他人の領域にガツガツ入ってくるひとは嫌いだと言いますが、春田はそんな成瀬を追いかけます。
春田を思うあまり胸が痛む黒澤は会社の医務室へ行き相談。すると、これは病気ではなく恋の病だと診断されます。そんななか、春田が黒澤に話があると…。
一方、四宮と緋奈は会社内のカフェでお茶しています。成瀬の件など楽しく兄妹のように話す2人ですが緋奈がいなくなると四宮は神妙な顔つきで何か考えているようです…。
春田は帰り道歩きながら黒澤に成瀬のことを相談します。俺からも話してみるという黒澤を成瀬もいるからと寮に誘いますが黒澤は帰ってしまいます。
寮では成瀬と四宮がごはんを食べえいました。成瀬は、四宮が春田を好きなことを見抜いていましたが、四宮は春田には相手がいるからと言います。それに対して成瀬は「耐える派ですか」と反撃し…というところで春田が帰宅し話は終わります。
翌日、出社すると成瀬の飛行予定は全てキャンセルされていました。社内調査が終わるまで飛行機には乗れないことが決まったのです。
そして成瀬のパワハラを診査する調査委員会がはじまりました。責められる成瀬は何もいいません。そこに四宮が入ってきて、成瀬を庇います。そこにさらに春田と黒澤、そしてCAも乱入。パワハラの事実はなかったことを説明。
春田は、「成瀬は何でも1人でやろうとするところがありプライドも高い。でも実はとても勉強科家で安全について何よりも考えている。人付き合いは苦手だけど仕事へのハートは熱く、将来いいパイロットになると思う。」と。黒澤は「パイロットは人と向き合う仕事。君に足りないのはその覚悟だ。」と成瀬に言う。そして調査委員会の面々に「彼はパイロットとしては類まれなる才能を持っている。私に任せてくれませんか?」と言い成瀬は処分を免れました。
黒澤は四宮にさきほどのお礼を言います。そして春田のことを好きなのか尋ねました。すると四宮は「キャプテン…もしかして…?」というと黒澤は「好きだ!自分でどうしようもないくらい。なぜ君は伝えないんだ?」と言います。
すると四宮は「私はこれ以上の関係は望んでいません。キャプテンの恋路は邪魔しません。」と言います。すると黒澤は「じゃあ言っちゃっていんだな!?」と言います。
その夜、春田は緋奈と約束のおでんを食べにいき2人はデートの約束をします。
翌朝、春田が出社するとロッカーに黒澤からのメッセージがあり、展望デッキへ呼び出されます。夜、展望デッキへ行くとそこに黒澤はいなく…。よく見ると下のラブリーな
イルミネーションスポットの前にいました。
驚く春田に、黒澤はその場から「ぶっちゃけ、春田くんのことが気になって仕方ありません。春田くんのこと好きになってもいいですかーーーーーーー!」と大きな声で告白します。
理解できず動揺する春田が頭の上で手を組むと、それを「〇」というサインと勘違いした黒澤はやった~!と喜び、愛の鐘を鳴らします…。
翌日、春田は緋奈とデート中に額に野球ボールが直撃。緋奈の家で手当てし休むことに。おでこに絆創膏を張ってもらいいい感じになった瞬間…。襖が開き、そこには黒澤が!!なんと緋奈の父親は黒澤だったのです…。
というのが第2話でした。今回も黒澤のアナウンスが最高でしたね。話の展開においてかれないよう黒澤機長の言う通り心のシートベルトが必要そうです。
不器用な成瀬を放っておけない春田。それにつられて、チームが一丸となりました。ここから成瀬が少しでもみんなに心を開いていけたらいいなと想います。
第3話「ENDLESS RAIN」
新人CA・春田創一(田中圭)と広報部員・橘緋夏(佐津川愛美)が自宅でキスをしようとしたその時…ふすまをあけて入ってきたのは、先日春田にぶっちゃけ絶叫告白をしたばかりの、キャプテン黒澤武蔵(吉田鋼太郎)!?
なんと緋夏と黒澤は“親子関係”であることが発覚。
衝撃を受ける春田だが、それ以上に黒澤も「愛する娘と、愛する春田は、恋仲なのか!?」という信じがたい事態に慟哭する。
――ここに春田を巡る“父娘”の仁義なきラブバトルが幕を開けるようとしていた…。
そんな中、春田は新路線就航便での機内アナウンスという大役を担うことに。ひとり屋上で練習をしていると、またも副操縦士の成瀬竜(千葉雄大)が若い女性と言い争う姿を目撃してしまう。
社員寮に帰宅後、おせっかいにも成瀬に説教しようと近寄る春田だが、「ウザい」と冷たく言い放たれ…。
翌日、整備士・四宮要(戸次重幸)は、卒業生が母校の後輩たちに“仕事”について授業をする…という広報部からの企画依頼を受け、アシスタントを務めることになった春田と共に、20年以上ぶりに高校へ繰り出すことに。
授業を終え、四宮とはぐれた春田が校舎を彷徨っていると、どこからかピアノの音色が…。そっと音楽室の扉を開けた春田は、ピアノを奏でる四宮を発見。「俺も弾きたい~!」と、無邪気にピアノで遊び始めた春田を優しく見つめる四宮――。そしていつしか、春田の指に、四宮の指が重なって…?
そんな中、ついに迎えた新路線就航の日。
春田はオフィスでたまたま、成瀬が隠していた“ある秘密”を知ってしまう。降り出した雨の中、駆け出す春田…。
やがて、雨に濡れて立ち尽くす成瀬の姿を見つけた春田は思わず、成瀬を強く抱きしめて――?
テレビ朝日「おっさんずラブ~in the sky~」公式HPより引用
https://www.tv-asahi.co.jp/ossanslove-inthesky/story/0003/
黒澤は春田に緋奈との関係がどうなのか迫ります。付き合ってないことが分かると安心するも、2人がデートの続きへ繰り出そうとすると、「春田…」と寂しそう。
黒澤の告白がどういう意味なのか理解できない春田は、「好きになってもいいですか?」の意味がよくわからずCAの根古と有栖川に相談。すると、それは100%告白が成功すると思っているひとがいうセリフだと言われ…ますます頭を悩ませます。
そんななか、春田は東京石垣便のフライトのアナウンスに抜擢されます。一方、緋奈は昨日のことについて四宮に相談しています。父親の様子が変だという緋奈に黒澤が春田を好きだという事情を知る四宮はたじたじで汗がとまりません。
春田が展望デッキでアナウンスの練習をしていると、またもや成瀬が女性と揉めています。「帰ってきてよ。絶対後悔する。」という女性に成瀬は「俺は絶対後悔なんかしない」と言います。
また揉めているのかと呆れる春田に、黒澤から長々とLINEが…。そこには先日家へ来た際
の無礼を許して欲しいとの内容が。「娘をとられたような気持ちと浮気されたような気持ちが…」という文面に違和感を抱く春田。黒澤は告白を受け入れてくれたと勘違いしていることに気が付きます。
寮では今日も成瀬がグラタンを食べようとしていました。昼間の件でまた女性問題と勘違いしていた春田ですが、あれは妹だと聞かされます。
一方、黒澤は春田からの返信を待っていました。たまたま道端の占いで恋の相談をすると「あなたの嫉妬心を煽っているのだ!」とアドバイスされます。色々と腑に落ちた黒澤は晴れ晴れした様子で帰宅していきました。
その頃、寮ではグラタンばかり食べている成瀬を心配し四宮がごはんを作り、春田と3人で食べていました。そこで先日の緋奈とのデートで黒澤と遭遇した話題を四宮が持出し、2人の恋を応援する発言をします。
すると、春田がごはんのおかわりへ向かった好きに、成瀬が四宮にどうして好きなのに応援するのか、かわりに(春田に)言いましょうか?とふっかけますが拒否されます。そのとき、成瀬の携帯が鳴りますが、すぐに切ってしまいます。
外出て留守電を聞く成瀬。そこには妹からのメッセージが入っていました。
翌日、春田は四宮に頼まれ一緒に四宮の母校へ行き「仕事」に関する授業を行うことになります。
その頃、会社では成瀬の様子がおかしいことに黒澤はきづいているようです。
同じ頃、緋奈はトイレで根古と有栖川に会います。「好きになってもいいですか?」という告白を緋奈と勘違いしている2人は、緋奈に「あいつ鈍感で意味わかってなかったからちゃんと背中おしておいたよ!」と言うと…。緋奈は頭が?でいっぱいに。
春田と四宮の授業は大成功に終わります。思いでの音楽室でピアノを一緒に弾く2人。春田は四宮に教えてもらってキラキラ星を弾きました。
東京石垣便の初日、春田は黒澤に告白にオッケーを出したわけではないことを伝えます。黒澤は、作戦のためだと勘違いしますが、最終的にふられたことを理解します。
一方、成瀬の携帯には何度も妹から電話が来ていますが無視しています。
その頃、寮では四宮の誕生日パーティーの準備を四宮と緋奈と道端がしていました。外は雨が降りそうに…。飛行中の東京へ戻る石垣便も着陸できずにいましたが時間はかかったものの何とか着陸。
フライトを終えた春田が帰ろうとすると会社の電話が鳴ります。電話は成瀬の妹からでした。父親が危篤だが成瀬に繋がらないので会社にかけてきたのです。
慌てて成瀬を追いかける春田。そこに雨が降ってきます。すると雨の中すわりこむ成瀬を発見。「いまさっき亡くなりました…」という成瀬を春田は「なんかほっとけねえんだよ。ごめん。何も知らなくて」と言いました。
その現場をお茶を買い出しにきた四宮が目撃。ショックのあまり、傘もささずに戻ってきます。そして緋奈に「春田が好きだ」と打ち明けます。
というのが第3話でした。今回も黒澤最高でした。久しぶりの武蔵長文LINE(笑)。
成瀬の気持ちはまだ分かりませんが、四宮と黒澤、緋奈と春田の四角関係が始まりましたね。春田最高のモテ期!
次回、四宮の気持ちを知った緋奈は何て答えるのか。振られた黒澤がどう動くのか楽しみですね!
第4話「嫌いになれない私たち」
降りそそぐ雨の中、春田創一(田中圭)が副操縦士・成瀬竜(千葉雄大)を抱きしめている現場を目撃し、立ち尽くす整備士・四宮要(戸次重幸)。
四宮は心配して様子を見に来た広報部の橘緋夏(佐津川愛美)に「俺は、春田が好きなんだ」と、これまで秘めてきた思いを打ち明けてしまう。
一方、春田のことを好きだと言う娘・緋夏のために、断腸の思いで恋愛戦線から離脱する決意をした機長・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)。必死に春田を嫌いになろうとするが…うぅぅぅ…無理ぃ……。
数日後、父親の葬式を終えた成瀬が出社。いつになく素直に、家族の話をぽつぽつと話しだす成瀬を、春田は四宮の誕生日会に誘う。
翌日、改めて行われることになった四宮の誕生日パーティーには、胸にフクザツな思いを秘めたおっさんたちが大集結…!?
無防備かつ無邪気すぎる春田に我慢の限界を迎えた黒澤は、突如「ここらで決着つけようか!」と、卓球大会の開催を宣言する。スマッシュに乗せて、次々に繰り出される男たちの本音――。
果たして、愛と憎しみの卓球対決の行方は…?
翌日、成瀬が休みだと聞ききちんと父のもとへいったのだと安心する春田。一方の黒澤は、自分が本当に振られたのかまだ信じることが出来ていない様子。
緋奈はずっと恋愛相談をしていた四宮からの春田が好きだという告白をきき戸惑っていました。四宮のほうも心ここにあらず状態です。
一方、黒澤も娘の気持ちを考え自分が身をひくべきだと悩んでいました。
仕事へ復帰した成瀬はなんだか前より明るくなり春田へ心を開いている様子。それをじっと見つめる黒澤。黒澤は、自分の気持ちに折り合いを着けるために春田を嫌いになろう
と自己暗示をかけますが、春田が四宮の誕生会へ誘うとその決心は崩れ去ります。
そんななか、天空ピーチエアライン創業以来活躍していた飛行機のラストフライトが行われることに。機内販売に力を入れるように指示がありました。春田が展望デッキで機内販売の練習をしていると成瀬がきて、「ありがとうございました」と先日のお礼を言ってきました。
翌日、寮では黒澤も参加して男5人で四宮の誕生日パーティーが開かれました。和気あいあいと鍋をつつく5人ですが黒澤の闘志は燃え滾っていました。緋奈のためには春田を諦めるがその前に四宮や成瀬の気持ちははっきりさせなければならないと!
するといきなり黒澤杯(卓球大会)を開催することに。卓球をしながら黒澤は、様々な疑問をぶつけていきます。
まずは成瀬にキスの真相をききます。すると成瀬は「意味はない」と言いますが黒澤に打ち負かされます。
次は四宮。「君はもっと自分にもっと正直になったほうがいい。どうして君はそんなに自分をおさえられるんだ?」と聞きスマッシュ。しかし黙る四宮。
なんのことかさっぱり分からない春田は「さっきから誰の話だよ!」と言うと…成瀬が「あんたの話だよ!」と反撃を開始。4人の壮絶な卓球バトルがはじまります。
そのとき春田ははじめて四宮が自分のことが好きだと理解します。
「ちょっと意味が分からない、キャプテンこれってどういう意味ですか?」と春田がきくと「俺も好きさ~嫌いになんかなれないさ~!」と言い再び熱いスマッシュを打ち出します。
みんなの気持ちが露わになったところで黒澤杯は終了。黒澤は「グッナイ」と言い去っていきました。春田は黒澤を追いかけ黒澤は好きだが恋愛感情はないと言う。すると「春田を困らせたくない。娘も応援したい。だから好きになるのはやめる。だけどもう少しだけ時間をくれ、ごめん」と涙を流します。
一方、四宮は「あいつの冗談に決まってるだろ。お前には緋奈ちゃんがいるだろ」と最後まで気持ちを隠しました。
その翌日、次の日にラストフライトを迎える予定の飛行機にオイル漏れが発覚。四宮が仕切り夜通しで整備することに。
寮では帰宅した春田と成瀬が四宮が作っていってくれたオニオングラタンスープを食べながら、春田が四宮の黒澤のことを相談していた。どう接していいか分からないという春田に成瀬は「今まで通りでいいんじゃないですか?これは向こうが折り合いをつけることであって」と言います。
その頃、四宮はオイル漏れ箇所の特定ができずにいました。そこに成瀬が差し入れを持って登場し手伝います。しかし、そのオニギリ全部おかか味!「人に買うのはじめてだったんで」と不器用な成瀬に四宮は笑いながら「お前かわいいな!」と言いました。
寮で寝てしまっていた春田は、目が覚めてまだ四宮が帰ってきていないことに気づき空港へ戻ってきました。すると、整備で疲れてソファーで仲良く寝てしまった成瀬と四宮を発見。2人の睦まじい様子を見て春田は何故か複雑な気持ちになってしまいました。
そしていよいよラストフライトが。それを展望デッキで見守る四宮に緋奈は「ライバルですね!」と言って握手を交わしました。
フライトから戻り寮へ帰ると、デッキで話す成瀬と四宮。素直に笑う成瀬の頭を撫でる四宮。それを見てまた複雑な気持ちでいっぱいになってしまう春田。これは嫉妬なのか?自分でも分からない。
翌日、空港内で1人でいる男の子を発見。「お父さんいますか?」と尋ねられたので名前を聞くと「四宮要」と答えて…ん?しのさんの息子なのか~~!?
というところで第4話は終わりました。黒澤杯最高でしたね。男同士の気持ちをぶつけ合い、かっこよかったです(笑)。
なにやら恋の四角関係?五角関係にも変化がありそうですね。成瀬は四宮のほうをむきはじめやようだし、春田は成瀬…?なのでしょうか?
次回、それぞれの想いがどうつながっていくのか楽しみです!
第5話「俺じゃダメか」
「…お父さん、いますか?」
天空ピーチエアラインを訪ねてきた一人の少年は、なんと整備士・四宮要(戸次重幸)の息子だった…!
衝撃の事実に驚きながらも、なんとか2人を対面させようとする春田創一(田中圭)だが、「俺には父親を名乗る資格はない」と、四宮から話をそらされてしまう。
そんな中、小学生が航空会社の職場を学ぶ“体験学習”期間がスタート。
春田は、副操縦士・成瀬竜(千葉雄大)や、整備士・道端寛太(鈴鹿央士)らと共に、小学生の授業を担当することに。張り切る春田だが、成瀬は子どもが大の苦手らしく、溜め息まじりで…?
一方、泣く泣く春田への恋心を諦める決意をした機長・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)は、娘・緋夏(佐津川愛美)の恋をアシストしようとするも、若干の空回り気味。
父親の邪魔(?)を振り切って、やっとの思いで春田とデートの約束をした緋夏だが、当日、春田が“他の人”のことばかり話すことに、気づいてしまい…?
――そして明かされる四宮の過去。
苦しむ四宮のために、何かできないかと動き始める成瀬。自分の中に生まれた“言い知れぬ感情”に動揺を隠せない春田。
ああなんかわかんねえけど、イライラする。この気持ちを、人は“嫉妬”と呼ぶのだろうか。
ご搭乗の皆さま、大変長らくお待たせいたしました。ついに春田創一も離陸態勢に入った模様です。
全員“一方通行の恋”の行方は一体…?
テレビ朝日「おっさんずラブ~in the sky~」公式HPより引用
https://www.tv-asahi.co.jp/ossanslove-inthesky/story/0005/
春田は四宮に息子が会いに来ていることを伝えますが、四宮は「今手が離せないと言ってくれ」と言いました。春田が四宮の息子にお父さんは手が離せないと伝えると要は「分かりました」と言い去っていきました。
四宮に子供がいることを知り驚く春田は、CAの根子に事情を聞いてみます。すると10年ほど前に当時CAだった奥さんと結婚し今は離婚しているということを聞きます。
その夜、寮で四宮は春田と成瀬に実はバツイチで10歳のつばさという息子がいると打ち明けます。しかし離婚して以来会っていないので顔も分からないと言います。それを聞いて驚く春田とは反対に成瀬はとても冷静でした。
春田は黒澤とどう接していこうかと悩んでいましたが、春田の気持ちとは裏腹「一晩寝たら忘れる!」と黒澤は気丈に接します。しかし、本当はまだ春田のことが諦められず、サングラスの下では涙をこぼしていました。
そんななか、天空ピーチエアラインで小学校の体験学習が行われることに。春田はCAの仕事を、成瀬はパイロットの仕事について話をします。すると、その小学生の中につばさがいることに気が付きます。
つばさは四宮に会いたがっていると思う春田は、またまたおせっかいを焼こうとしますが成瀬に止められます。成瀬の四宮の気持ちだけはよく分かっていることに何故かイラつく春田。
その夜、春田が久しぶりに緋奈とおでんデートをしていると、そこにいきなり黒澤も参戦。「応援してるから」とデートの予定も一緒に考えようとしてきます。
寮へ帰ると、外のデッキで何か写真を見つめている四宮。春田は今日つばさが体験学習に来ていたことを伝えるが、やはり会うつもりはないようで…。
春田は、緋奈と久々にデートしますが、話題は成瀬や四宮ばかり。ちっとも自分を見てくれないことに寂しくなった緋奈は「春ちゃん私のことを好きじゃないでしょ?見てれば分かる。他に好きなひとがいるの?」「春ちゃんの優しいところが好きだけどそこに傷ついた…」と身をひきます。緋奈に振られた春田は自分が誰が好きなのか、自分でも分からなくなりました。
一方、四宮はCAの根古とお茶していました。根古は四宮の元妻と今でもたまに連絡を取り合っていたのです。根古は、元妻が今度仕事でバンコクへ息子を連れて行ってしまうことを話します。そして四宮につばさに本当に合わなくていいのか?と聞きます。しかし、四宮はやはり会う気がないと言います。
四宮は、家族のことは愛していたが、自分の恋愛対象が男性だったことで妻の愛情に応えられなくなり離婚しました。そのため、今さら父親面できないと考えていました。
翌日、体験学習は整備士の道端が担当し四宮の姿はありません。春田は根子から事情を聞き「今行かなかったら絶対後悔する!」と四宮を無理やり連れていきます。
現場では、小学生が自分勝手な行動をし道端を困らせていました。それを見た成瀬は、子供たちに怒り、飛行機の整備の大切さを話すも不器用な成瀬の言葉に子供たちはますますヒートアップ。
そこに四宮が登場し、飛行機を飛ばすにはCAとパイロット、整備士の全てのひとの協力があってこそ、だからこそ整備士の仕事に誇りを持っていると話します。それをつばさも真剣に聞いています。
四宮は、自分が父であることは言わず、つばさの隣にそっとしゃがみ話しかけ、夢を聞きます。するとつばさは「パイロット」と答えました。
体験学習が終わり、つばさの感想文を見ると、整備士への感謝の気持ちが書かれていました。しかもつばさは、四宮が父親だと分かっていたようで、そこには整備士である父への尊敬の気持ちも書かれていました。それを見た四宮は涙を流します。
四宮は急いで搭乗口へ向かいます。つばさがバンコクに向かうには今日なのです。すると、妻(らん)に会います。らんは、「今度結婚する。四宮も幸せになってほしい」と伝えます。
そこにつばさもきます。つばさが「お父さん」というと四宮は思わずつばさを抱きしめ「かあさんを頼むぞ」と言いました。こうして四宮は2人ときちんとお別れをして送り出すことができました。
そんななか、四宮と仲良くする成瀬になぜか嫉妬してしまう春田は気持ちを抑えることができず、「俺お前のこと好きみたいなんだよ」とその気持ちを成瀬に伝えます。それを聞いた成瀬は逃げようとしますが、「俺じゃだめか」と春田は強引にそれをひきとめキスをします。しかし成瀬は「だめです。なにするんですか」と去って行ってしまいました。
一方、緋奈は家で黒澤に春田に振られたことを言います。すると、黒澤は自分が身をひいた意味は!?と大混乱、いまから春田に会いにいくと言い出します。
四宮は今日のお礼を春田に言い、改めて告白します。それを聞いた春田は困り「ごめんなさい」と言います。すると四宮はお試しで1週間付き合おうと言い笑います。
というのが第5話でした。やはり春田は成瀬が好きだったんですね!あんな熱い告白されたらみんなイチコロだと思うんですが…。だれも両想いにはならなそうなこの関係図が切なくてたまりません。
次回、四宮と1週間お試しで付き合うことになった春田がどうなるのか楽しみですが、せっかくいい感じのかけあいをしていた春田と成瀬がどうなるのか心配です。
第6話「俺とお前の七日間」
ついにCA・春田創一(田中圭)に気持ちを打ち明けた整備士・四宮要(戸次重幸)。突然の告白にフリーズする春田に、四宮は“1週間お試し交際”を提案。
ついつい押し切られた春田は、翌日から四宮プロデュースにより、1日1枚カードを引き、書いてあるイベントを二人で実行するという不思議な七日間に巻き込まれることに――。
そんな中、天空ピーチエアラインに、嵐を呼ぶ男が降臨。獅子丸怜二(山崎育三郎)――春田と同い年で、2カ月前まで外資系のドバイ航空にいたというCA。眉目秀麗、優秀、更には気さくでいいヤツ…そんな獅子丸の教育係に、なんと春田は任命されて…?
一方、娘の緋夏(佐津川愛美)が春田にフラれたと知ったキャプテン黒澤武蔵(吉田鋼太郎)。娘のために身を引いた自分の立場はいったい…と、モヤモヤする黒澤に追い打ちをかけるように、副操縦士・成瀬竜(千葉雄大)から、春田と四宮がお試しで付き合っているという情報が入ってくる。
受け入れがたい事実に、火鍋をつつきながらヒートアップする黒澤と成瀬は、やがてお互いの“恋の利害の一致”に気づき、まさかの結託モードに…!?
叶わない恋に身を焦がす空の男たち。ああどうして。好きになってくれる人を、好きになれたらいいのにー。
そして明かされる、獅子丸の真の目的とは…?
テレビ朝日「おっさんずラブ~in the sky~」公式HPより引用
https://www.tv-asahi.co.jp/ossanslove-inthesky/story/0006/
実は、まりぶとゆかは結婚していないのでした。ゆとりが大事だと言う正和に、まりぶはゆとりと別れると言いますが、正和は就活が落ち着くまで待ってくれと言います。
一方、山岸は素直になった様子です。茜は山路には本音を話し、会社を辞め、仙台にも行かず、正和と別れたくなかったことを伝えます。そんな事実を山路は正和に伝えますが、正和は今更無理だと言います。
茜はやっぱり正和と別れたくなかったんですね!本人に言わずに山路に言うところが、女の子してますね!山路に気を許しているということでしょうが、こうゆうときは少しずつ話を聞いてくれる人に心を惹かれていくものですよね。どうなるのでしょうか。
最後の方では、ゆとりの就職が決まります。次回以降で、まりぶと別れることになるのでしょうか!?
第7話「そして誰もいなくなった」
突然やってきたCA・獅子丸怜二(山崎育三郎)の正体は、なんと執行役員だった――!
オフィスに現れた獅子丸は、春田創一(田中圭)たちに冷徹な“組織改革”を告げる。親友が豹変し“最強の敵”として帰ってきたことに、春田はどうにも納得がいかず…。
一方、整備士・四宮要(戸次重幸)は、機長・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)に“1週間お試し”で付き合った結果、春田にフラれたことを報告。
黒澤もまた、娘の緋夏(佐津川愛美)に、自分の気持ちを正直に告白する決意をする。
そんな中、春田は寮で、四宮と副操縦士・成瀬竜(千葉雄大)のギクシャクした雰囲気を察する。話を聞くと、「キスまでにやるべきことがわからない…」と成瀬は思い悩んでいる様子。
あまりの不器用すぎるアプローチを放っておけず、春田は成瀬をイルミネーションに誘い…?
それぞれの片想いが加速する中、獅子丸に課せられた『お客様感謝デーイベント』がついに開催。しかし、突如“ある事件”が発生し、黒澤が絶体絶命の窮地に立たされ…!?
君の気持ちを、知ってしまったから…。ついにおっさんたちの恋は、最終決戦へ。
―――それは紛れもなく、恋でした。
テレビ朝日「おっさんずラブ~in the sky~」公式HPより引用
https://www.tv-asahi.co.jp/ossanslove-inthesky/story/0007/
新人CAとしてやってきた獅子丸は実は執行役員でした。獅子丸は事業拡大に向け組織改革をするために天空ピーチエアラインにやってきていたのです。いきなりの獅子丸の豹変に戸惑う春田ですが、これからもここで働くためには仕事で結果と残していかなければなりません。
まずは一週間で売り上げ6,000万円という目が眩む目標がCAたちに課せられます。
一方、四宮は昨夜の成瀬の言葉に戸惑っていました。いったんは、お前にそんな気持ちはないと突き放したもののそれでよかったのか悩んでいました。四宮は、黒澤に春田に振られたことを報告。それを聞いた黒澤はまだ春田を諦めきれていないことを打ち明けます。そしてこのことを緋奈に打ち明けることを決意!
夜、緋奈は帰ってくると黒澤は「好きなひとがいる。何度も諦めようとしたが無理なんだ。」と言いました。すると緋奈は「私は気にしないよ。お父さんの人生なんだから。」と父の恋を応援します。しかしその相手が春田だと聞くと動揺。話を打ち切り「ごはんの準備しないと…」と離れて行ってしまった…。
寮ではいつもと変わらず四宮と春田がごはんを食べていますが、成瀬と四宮はきまずそうです。春田は2人が何かあったのだと気づき、成瀬に話を聞きます。
すると、成瀬は「(四宮を)襲ってしまった…。キスまでに必要なことってなに?」と聞きます。春田は「ごはん食べに行ったりあるじゃん?」とアドバイス。失敗しちゃったと落ち込む成瀬を励ましました。
天空ピーチエアラインでは毎年恒例のファン感謝祭に向けて準備が始まることに。しかし、今年は改革の一環で獅子丸の指示により例年よりイベントも増え、準備が間に合うか厳しそうです。不安になる春田ですが前を向くしかないと決意します。
そんななか、黒澤が「緋奈に春田が好きなこと、まだ諦めきれていないことを伝えた。」と言います。びっくりする春田ですが、黒澤は「大丈夫。着地点は自分で決める。その前にファイナルアプローチOK?」と気持ちに折り合いをつける前に最後にもう一度アプローチさせてほしいと言います。春田は駄目ですと言いますが、黒澤は「なんてな!今は一緒に仕事できてるだけで十分だ!」と笑いました。
一方、成瀬は四宮に自分なりにアプローチを開始。デートに誘おうとしますが、四宮は緋奈や根古たちと先に帰ってしまっていました。
みんなが帰った天空ピーチエアラインでは黒澤と獅子丸が話をしていました。獅子丸は、「現場のひとたちのあったかさに触れ、もっとお客様と触れ合う機会を増やすことが上層部の求める結果になると思った。しかし、そのことで負担を増やしてしまった。」と悩んでいました。黒澤はそれを聞いて「愛があるじゃないか。」と言います。すると獅子丸は「黒澤キャプテンの部下をまっすぐ叱る姿勢に愛を感じた。」と言うのでした。
その頃、四宮をデートに誘えなかった成瀬は春田とごはんを食べにいくことに。春田は不器用すぎる成瀬を心配し色々アドバイスをしますが、自分もまだ成瀬のことが好きなのでちょっぴり切なくなりました。
寮へ帰るとそこには酔っぱらった四宮と獅子丸が。酔っぱらった獅子丸は四宮に「デートするならハルッピと成様どっち?」などと言い出し3人には気まづい空気が…。春田はそんな獅子丸を回収、とりあえずデッキでお水を飲ませます。すると獅子丸は「ごめん、ファン感謝デーの準備大変だったよね?」と泣きながら謝ってきました。春田は「ほんとだよ~。」と言いながらも、玲二の大変さも気遣い「会社が良くなるためなら頑張るよ」と言いました。
翌日、いよいよファン感謝デーが開催されました。イベントは大盛況。そんななか、「責任者をだせ!」と大声でクレームを訴える男性客がいきなり会社へ現れます。どうやら限定グッズが貰えずそのことで不満を持っている様子。現場にいた黒澤がそれに対応するも怒りは収まらず椅子を振り回し暴れ出し、黒澤は床に打ち付けられます。
そこに駆けつけた春田は、男性客がつけている缶バッチが、昨年度搭乗回数30回以上のひとのみが貰えるバッチであることに気づきます。すると客はそのことが嬉しかったのか怒りを収まりその場は収束しました。こんな事件もあったもののイベントは大成功。その様子に上層部も大満足の結果に終わりました。
その夜、成瀬は四宮をデートに誘いますが断られ寮を飛び出します。四宮は春田が成瀬を好きだと分かっているのでわざと冷たく突き放したのです。そして、春田に成瀬を追いかけるように言います。
春田は公園で成瀬を見つけます。成瀬は「はじめて振られた。きつい…。」と泣いています。春田は「お前めちゃくちゃ頑張ってる」と言い励まし、帰ろうと手を差し出します。
春田は冷たい成瀬の手を自分のポケットに入れて帰ります。それを木陰が見つめる黒澤…。
寮に着くと四宮が荷物を持って出ていくところでした。四宮は理由は言わず「今までありがとう」と言い去っていきました…。2人は何も言えず立ち尽くしました。
四宮がいなくなった寮のラウンジはなんだかがらんとしていて…。春田は今までここで四宮と成瀬と過ごした時間を思い出し「なんで…?」と1人涙を流しました。
翌朝、会社へ行くと黒澤が春田を展望デッキで待っていました。そこで黒澤は春田に「パイロットをやめることにした。来週が最後のフライトだ。お前には言っておきたかった。」と言いました…。
というのが第7話でした。四宮もいなくなって、黒澤もいなくなるなんて…。寂しい寂しすぎる…。そして、成瀬を思いながら成瀬の恋を応援する春田も切ない…。全員がすれ違いの4人のおじさんたちの恋がラストでどんな結末になるのか。みんなにハッピーが来るといいなと思っています。
第8話最終回「天空のメリークリスマス
「さよならだ、春田―。 」
突如告げられた、黒澤キャプテン(吉田鋼太郎)のパイロット引退宣言。その決断に春田(田中圭)は、自分でも驚くほどに激しく動揺する。
一方、社員寮を出て行った整備士・四宮(戸次重幸)の行方を心配する成瀬(千葉雄大)だが、ひょんなことから、四宮が“黒澤家”に居候していることが発覚…!黒澤の“愛の境地”を学ぶべく、魁黒澤塾に弟子入りしたようで…。
尊敬するグレートキャプテンの退役を受け入れられない面々に、ある日黒澤から、呼び出し状が届く。約束の時間、土手に現れた黒澤は、おもむろに『黒澤杯相撲大会』の開催を告げ…?
そして迎えたクリスマスイブ。黒澤機長のラストフライト――。自ら機内アナウンスを志願した春田が、最後に紡ぐ言葉とは…?
おっさんたちの青春(アオハル)、ついに完結。
人を“愛する”とは、一体どういうことなのでしょうか―?それぞれが着陸する、愛の終着地はいかに…!
テレビ朝日「おっさんずラブ~in the sky~」公式HPより引用
https://www.tv-asahi.co.jp/ossanslove-inthesky/story/0008/
黒澤からの思いがけない報告に呆然とする春田。黒澤は、パイロットとして完全なフライトができなくなり自分に限界を感じ、自から引退を申し出ていました。
寮では春田と成瀬が「シノさんどこ行ったんだろうな?」と寂しくグラタンを食べていましたが、実は四宮は黒澤の家に居候していました!
その黒澤の家では黒澤、四宮、緋奈で春田に振られた3人組だ!と盛り上がっていました。黒澤が「春田のことはまだ吹っ切れていないが、春田への感謝の気持ちが沸きあがっている」と言うと、その言葉に感銘を受けた四宮は黒澤に弟子入りしたいと申し出ます。
翌日、黒澤は成瀬へも引退伝えます。成瀬は「まだ教えてほしいことがたくさんあったのに…」と引退を惜しみます。春田もそれは同じです。「自分がグレートCAになるまでいてほしかった」とまだメソメソ。
黒澤のラストフライトはクリスマスイヴに決まりました。どう送り出そうと悩むCAたちに獅子丸は普通のことを当たり前にするのが一番大事だと言います。
春田は、獅子丸に黒澤にやめてほしくない気持ちを話しますが、獅子丸は「最後くらい笑って送り出してあげるのが愛なんじゃないの?」と言われ、はっとします。
そんななか、春田、四宮、成瀬の3人は黒澤に土手へ呼び出され黒澤杯相撲大会が開催されます。4人は相撲をとりながら最後に思いをぶつけあいます。
自分の気持ちを伝え、結果として苦しい状況になってしまったことを嘆く四宮。黒澤はそれを「バカヤロー!人を好きになるってのは素晴らしいことなんじゃねぇのかよ!」と一括。
不器用でまわりを信用することができない成瀬には「機長を目指すならもっと回りを信用して!話して、自分を開け!」とアドバイス。
春田には、「お前に言うことは、お前に言うことは…何もない…」と言い投げ飛ばし「自分で考えろー!」と言います。
全員でぶつかり合い、最後は4人で夕日を見て黒澤の引退を惜しみました。その後、久しぶりに四宮の手料理を食べる成瀬と春田。そこにはいつものような明るい空気が戻っていました。
一方、黒澤家では緋奈が父に感謝を伝えていました。今までずっと緋奈を一番に応援してくれた父を今度は自分が応援していきたいと伝え、エールを送りました。
成瀬は春田に「自分にとって春田は大切なひとだから。今までのように軽いノリで付き合うことはできない。それを教えてくれたのはあなたです。だから春田さんのこと尊敬しています。ありがとうございます。」と春田に伝えます。成瀬の誠意を受け取った春田は、成瀬を抱きしめます。すっきりした顔の2人は肩を組み歩きました。
黒澤のラストフライト当日。天気は良好。春田は機内アナウンスを自分にやらせてほしいと申し出ます。
「ご搭乗の皆様に申し上げます。今日は天空ピーチエアライン松山行309便をご利用頂き誠にありがとうございます。
この便の機長は黒澤、チーフパーサーは十文字、そして私CAの春田でございます。本日は機長の黒澤にとって最後のフライトとなります。大変恐縮ではございますが、ここでお客様にグレートキャプテンについて少しだけご紹介させていただきたいと思います。
黒澤キャプテンは本当にめちゃくちゃな人で、こないだもみんなを土手に集めていきなりこう…よしっ!相撲をとろうって言いだして。何言ってるんだろうっては思うんですけど…そこで、お互い本気でぶつかり合って、いっぱい笑い合って、泣いて、そうやってまた1つずつ絆が強くなっていって。
僕たちクルーは、キャプテンにたくさん愛された分、自分達も誰かを愛したい、幸せにしたいって思って今ここにこう立っていられるんだと思います。
本日もみんなで責任を持ってお客様を目的地までご案内いたします。どうぞ、快適な空の旅をお過ごしください。」
こう春田がアナウンスすると、搭乗客から拍手が沸き起こりました。黒澤は「余計なこと言いおって」と言いながら嬉しそうです。
飛行中今度は黒澤がアナウンス。
「私が最も信頼するクルーたち、そしてお客様と共に見るこの景色は一生忘れられないものになると思います。30年間の感謝を胸に今日も精一杯務めさせていただきます。それでは皆様メリークリスマス」
するとまた拍手が起こりました。
無事、フライトを終えた黒澤をみんなが拍手で迎えます。1人1人が感謝の気持ちを伝えますがそこになぜか春田はいません。すると、道端がメモを黒澤に渡します。そこには「ヘリポートでまつなり。春田拝」と書かれていました。
黒澤は指導教官として会社に残ることが決定。
道端は緋奈をデートに誘います。成瀬と四宮は仲良くグラタンを食べ合い、キスをします。それぞれにクリスマスと楽しんでいます。
ヘリポートに黒澤がやってくると、そこには春田が待っていました。すると春田は「あの…好きです。俺はキャプテンが好きです。」と。「冗談はやめてくれよ」と笑う黒澤。
春田はそれを否定し「俺は、キャプテンと離れたくないんです。キャプテンがいない毎日なんて考えられない。この気持ちが尊敬なのか友情なのか恋愛感情なのかも分からない。ただ俺は、キャプテンが俺にくれた愛情が嬉しくて温かくて…。だからこれから先もキャプテンの隣で一緒に幸せを見つけられたらいいなって思ったんです。だから言わせてください。キャプテンのこと好きになってもいいですか?」
黒澤が泣きながら「お前なに言ってるんだよ。嘘だ。絶対に嘘だ。」と言うと春田はもう一度「キャプテンのこと好きになってもいいですかーーーー!?」と告白。黒澤は頭の上で大きな〇をつくり「まるーーーー」と叫びました。
泣きながら抱きしめあう2人。黒澤は「はる…たん…」と囁きました。
というのが最終回でした。
なんというハッピーエンド!前作では実らなかった黒澤の恋の成就に興奮が止まりません。よかったよかったという気持ちでいっぱいでした。そして他のメンバーもそれぞれ新しい恋に向かって動き出すことができて安心しました。最高の最終回でした。
そして春田のアナウンスもとても感動しました。黒澤への愛がたくさん詰まっていましたね。黒澤杯での言葉も心にささるものばかり。黒澤の愛情の深さが分かるシーンとなっていたと思います。
異色のラブストーリーなのに、ラブストーリー以上の感動をよぶ不思議なドラマでした。
【おっさんずラブ~in the sky~】人物相関図
【おっさんずラブ~in the sky~】の登場人物&キャスト紹介
春田創一(田中圭)
天空ピーチエアラインの新人CA。以前務めていた会社でリストラにあい、高校の後輩の緋奈に紹介され入社した。寮で隣の部屋の四宮と上司で機長の黒澤から好意をよせられるが、春田自身は副機長で寮も同じ成瀬のことが気になりだす。し今までにない感情に困惑しながらも、CAとしても人としても成長していく。
黒澤武蔵(吉田鋼太郎)
天空ピーチエアラインのパイロット。社内でも高い技術力と素晴らしい人柄でチームをまとめるグレートキャプテン。慣れない仕事へ奮闘しているときめき好きになる。緋奈の父親でもある黒澤は、春田を好きな緋奈のために自分は身を引こうとするが諦めきれず、春田を思い続ける。
成瀬竜(千葉雄大)
天空ピーチエアラインの副操縦士。真面目で技術力も高いが人付き合いが不器用。愛に対してもその生い立ちからなのか感性は乏しく、トラブルも多い。しかし、春田といるうちに徐々に周りに心を開くことができるようになっていく。四宮のことが好き。
四宮要(戸次重幸)
天空ピーチエアラインの航空整備士。勤務態度は非常にまじめ。料理上手で寮ではいつも春田のぶんもごはんを作ってくれる。同性愛者であることが原因で離婚歴があり息子が1人いる。春田のことが好き。
橘緋奈(佐津川愛美)
天空ピーチエアラインの広報部に所属。高校の先輩の春田へ転職をすすめた本人。春田のことが好きだが、自分への好意がないことに気づき自ら春田を振る。そして最初は戸惑いを隠せなかったが最後は父黒澤の恋を応援していく。
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*この記事の情報は2021年7月3日のものになります。
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