【35歳の高校生】あらすじ・相関図・キャスト・ネタバレまとめ

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学園

35歳の高校生 とは

「35歳の高校生」とは、日本テレビ系で2013年4月13日から同年6月22日までの間、放送されていたドラマになります。

毎週土曜日の21時から21時54分の時間帯で放送されていた、いわゆる土曜ドラマ枠のドラマで、主演は米倉涼子が演じています。

内容は、35歳の「馬場亜矢子」が母の夢を叶えるために高校生となり、国木田高等学校に入学する。亜矢子は3―Aに所属することになるが、そこにはいじめや不登校、スクールカーストなど様々な問題が。亜矢子は3―Aが抱える問題を解決し、悩みを抱えるクラスメイトを救っていく…と言った流れのものになります。

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「35歳の高校生」各話のあらすじとネタバレ

第1話「ベンジョメシ?トイレで食べて美味しいの?」

35歳の女子高校生が学校にはびこる問題を解決していく。

新米教師・小泉(溝端淳平)のクラスに亜矢子(米倉涼子)が編入してくる。同級生の好奇の視線をよそに、授業に出席した亜矢子は優秀さを見せつける。

そんな中、亜矢子は校内で偽造チケットを売り付ける生徒を目撃し、警察に通報する。

ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000008657/1/

意味深な様子で一冊の大学ノートを見つめる馬場亜矢子。その後、高級外車を飛ばして高校へ向かいます。

高校では、気の弱い男子生徒に偽造の握手券を売りつける男子生徒や屋上に立つ1人の男子生徒、トイレの中で食事をする女子生徒など、問題あり気な様子。そこに、名前と年齢以外が全て謎に包まれた亜矢子が編入することになりました。

亜矢子の担任となった小泉は左遷されてやってきたとのこと。自分より年上の生徒への対応に困惑してしまいます。

クラスメイトとなった3―Aの生徒からは「ババア」と揶揄われてしまう亜矢子ですが、「友達100人作りたいので」と宣言します。

亜矢子は早速、休み時間に偽造握手券を売りつけている男子生徒を発見。警察に通報してしまいます。編入早々、警察を呼ぶ事態を起こした亜矢子に対し、先生たちは「次にこのような騒ぎを起こしたら退学」と忠告。

友達を100人作ると宣言した亜矢子は、昼休みにクラスメイトと昼食を取ろうとするも仲間外れにされてしまいます。仕方なく一人で食事を終えトイレに向かうと、そこにはトイレの個室で食事を取るクラスメイトの長谷川里奈の姿が。どうやら友達のいない里奈はベンジョメシをしていたようです。トイレでご飯を食べる理由がわからない亜矢子は里奈に理由を問いかけるのですが、ベンジョメシがみんなに知られてしまった里奈は翌日から不登校になってしまいました。

亜矢子と小泉は里奈を心配して自宅を訪れるのですが、そこで里奈は両親に学校でのことを秘密にしていると知ります。そして、里奈が自分のせいで両親が不仲になったと思いリストカットをしていることも判明しました。

数日後、里奈が登校するとそこには悪意のある絵が描かれています。それを見た里奈は「下品で低俗なクラスメイトなんか必要ない!」と叫びながらトイレに駆け込みました。しかし、そのトイレには「君がいなければみんなが幸せになれる」と書かれた張り紙が。それを見た里奈がリストカットをしようとした時、亜矢子が里奈の前に現れました。過去にいじめられてた経験がある亜矢子は里奈を自分と重ね「声をあげなきゃ何も伝わらない」と告げます。そして「リストカットをするなら両親の前で見せつけてやりな」と言う亜矢子の言葉に従い、両親の前で腕を切ろうとする里奈。里奈の本心を知った両親は今までのことを泣いて謝ります。

亜矢子は里奈の家族に対する悩みを解決。1人目の友達となりました。

今回は、家族に対する悩みを持つ里奈を助けた亜矢子。35歳で高校生となった亜矢子は過去にいじめなどの理由で高校を中退していたんですね。自分にも経験があったからこそ出来た行動なのだと思います。

それにしても高級外車で登校し休み時間には喫煙、放課後は飲酒と、確かに成人してるのでダメなわけではないですが、なかなかすごい高校生ですね。

里奈は亜矢子のおかげで救われたわけですが、このクラスにはもっとたくさんの問題がありそうです。亜矢子はどのように解決していくのでしょうか?

第2話「イジメ?いじられ?ピエロの流す涙の訳」第2話「警察が泥棒にご挨拶!?犬猿の対決が幕を上げる!」

亜矢子(米倉涼子)を気に入らない同級生の美月(新川優愛)らは、愛(水野絵梨奈)に亜矢子への嫌がらせをさせるように。

一方、小泉(溝端淳平)は、学校の方針でクラスに目安箱を設置。

学級委員に選ばれた亜矢子が中身を確認していると、いたずらが多い中、「たすけて」と書かれた紙を見つける。

ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000008657/2/

生徒たちの悩みを理解するために設置された目安箱。

3―Aでは学級委員決めを行いますが、誰も立候補せず見かねた亜矢子が立候補。満場一致で学級委員となった亜矢子は、新しく設置されることとなった目安箱を確認します。すると、ふざけたイタズラのなかに無記名で「たすけて」と書かれた紙を発見。亜矢子はいじめられている誰かからのSOSだと察します。

ですが、小泉は面倒ごとは避けたいとこの訴えを亜矢子に託します。亜矢子は早速調査を開始。しかし、保護者に「いじめがあるかもしれない」といった内容の手紙を送ってしまい、学校に保護者が乗り込む騒ぎになってしまいました。

そんな中、亜矢子はクラスメイトの山下愛が友達に買い物を押し付けられている場面を発見。SOSを出したのは愛なのではないかと尋ねます。しかし愛は「ただいじられているだけ」と否定。いじめといじられの違いがわからない亜矢子は困惑してしまいます。

愛はどうやら美月たちにカラオケ代を奢らされるなど、いいように利用されているようでした。そのカラオケからの帰り、愛は階段から落ちて怪我をしてしまいます。すると、ネット上では「自ら飛び降りたのではないか」と言う噂が。

愛の怪我が治った頃、美月たちは「全快祝いをするために万引きをしろ」と愛に指示をします。美月たちの指示に従い万引きをしようとした愛を止めようとした亜矢子ですが、犯人と間違われ警察に捕まってしまいました。亜矢子の容疑は無事晴れ、指示をした美月たちと愛が補導。愛は3日間の停学処分、亜矢子は自宅謹慎に。

翌日、クラスメイトに謝るためにやってきた山下親子を前に亜矢子が現れます。そして目安箱に入れられた「たすけて」と書かれた紙を見せ、再び愛がいれたのではないかと問い詰めます。

愛は否定しますが、亜矢子は愛が万引きをした際の映像を見せる亜矢子。その映像には映っていたのは、店員にバレるように万引きをする愛の姿でした。ついに愛は泣き出し、愛の父親は娘をいじめた犯人を見つけ出そうと声を上げます。

しかし亜矢子が追及したのはいじめの犯人ではなく、親から声の間違った教育姿勢。まず親が子供の変化に気付くべきだと指摘したのです。そんな亜矢子の言葉によって、自分たちが間違っていると気付いた愛の両親。愛も美月たちから離れることを決め、「階段から落ちた時に誰かに押された」と亜矢子に話します。その様子を録画する何者かの影。そして、一人部屋でノートを見る亜矢子の元に教育長の阿佐田が尋ねてきたのです。

今回はいじめにより助けを求めた愛を助けます。

いじめっ子を成敗するわけではなく、親の子供に対する関わり方を指摘する亜矢子の着眼点はすごいですよね。

亜矢子の行動により救われた愛は、とても強い女性に見えました。

しかし、最後に愛の告白を盗撮していた犯人は誰なのでしょうか…。亜矢子の元に現れた阿佐田の意図も気になります。

第3話「いじめって楽しい?スクールカーストが引き裂く友情の行方」

亜矢子(米倉涼子)は“スクールカースト”に合わせて生徒に差をつける小泉(溝端淳平)を一蹴。

そんな中、“1軍”の正光(菅田将暉)らは、親友同士の三枝(西井幸人)と大竹(上遠野太洸)をランクで競わせることに。

その後、大竹の裏切りで“3軍”に落ちた三枝を亜矢子は格好良く変身させることに。

ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000008657/3/

校長は3―Aの担任である小泉に「君のクラスは問題ばかり起こす」と叱りつつ、「クラスをまとめて評価を上げたら前の学校に戻れるようにしてあげる」と声をかけます。

小泉はそのことを長峰に相談するも、「すでに勝負はついているから無理です」と言われてしまいます。長峰が小泉に見せたウェブサイトには生徒による教師の評価がランキング順に掲載されていました。小泉の評価は最下位。ショックを受ける小泉に長峰は「方法はなくないですけど」と一軍に取り入ることを勧めます。その頃、一軍の生徒たちはスクールカースト順位が掲載されたサイトを見ていました。

スクールカーストが何かわからない亜矢子に小泉は「一軍はあらゆる権利を持っており、二軍は権利を持たないものの一軍に逆らわなければ普通の生活が送れる。三軍は笑うことすら許されず、一軍や二軍に話しかけることもできない。」と教えます。

亜矢子がスクールカーストを理解した翌日、三枝が三軍落ちしたと発表されます。土屋は早速「その髪型をなんとかしようか」と亮太の前にハサミを置きます。空気に飲まれ仕方なく三枝の髪を切る亮太を嘲笑う一軍と同調しざるを得ない二軍。その様子を見ても、動こうとはしない教師陣だが、校長の意向で小泉はクラスとまとめようと動き出します。長峰の元に小泉・三枝・亜矢子・里奈・愛が集まり、小泉は「どうしてこうなった?」と三枝に問いかけます。すると、三枝が昨日涼太に「モデルをやりたいからバンドを終わりにしたい」と告げたことが発覚。その発言によりバンドが解散し、翌朝には三枝が「モデルをやりたい」と話したことが広まっていたのだとか。三枝は「飽きるまで耐えるしかない」と話し、長峰と小泉は賛同するものの納得のいかない亜矢子。そして、愛が「三枝をプロデュースしよう」と持ち掛けました。亜矢子を筆頭に三枝をプロデュースした結果、三枝は雑誌に掲載されることに。そんな三枝に対し大竹は「きも」と発言するのですが、その発言位より大竹と三枝の立場が逆転してしまいます。翌日、教室では大竹の前髪を切る三枝が。その様子を見た亜矢子は「いじめって楽しい?」と問いかけ、三枝は教室を後にします。すれ違った大竹と三枝をなんとかしようと亜矢子は悪口を書いた紙を渡し、2人を呼び出します。そこで取っ組み合いの喧嘩となった大竹と三枝は誤解によりすれ違っていたことがわかり、無事仲直りすることができました。

今回は亜矢子の見事な機転により友情をさらに強いものにしましたね。

教師は見て見ぬ振りをするばかりですが、亜矢子だけでなく里奈や愛もクラスメイトのために行動するように。

一軍には一切逆らえないスクールカーストは人生を狂わせる力もありそうです。

亜矢子も最後に疑問視していましたが、このスクールカーストは一体誰が決めているのでしょうか。

第4話「教師イジメの犯人は誰?涙の記者会見」

教師の猿渡(東根作寿英)が正光(菅田将暉)らに命令され、亜矢子(米倉涼子)にカンニングのぬれぎぬを着せる。三枝(西井幸人)は、人気のあった猿渡が変わってしまったことを悲しみ、「昔に戻ってほしい」と訴える。そんな中、猿渡は痴漢の疑いを掛けられ、警察署に連行されてしまう。

ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000008657/4/

その日、学校では統一テストが行われていました。テスト中、教室内を巡回していた猿渡が亜矢子の机の中にカンニングペーパーを発見。しかし、三枝は猿渡が自分のポケットからカンニングペーパーを取り出す場面を見ていました。その後、カンニングの疑いで呼び出された亜矢子ですが、三枝が「亜矢子はカンニングをしていない」と証言。三枝は「猿渡はスクールカースト1軍の土屋に命令されていたのではないか」と話します。昔は良い先生で、1年生の頃は生徒と交換日記をして交流を深めていたという猿渡。しかし2年生になってからは人が変わってしまったそう。

ある日、猿渡は授業中に雑談をしていた土屋を注意し退室させました。すると、土屋は副校長に「教師にいじめられている」と報告。報告を受けた副校長は猿渡に「お辞めになったらどうですか」と持ち掛けます。

猿渡の様子がおかしいと気付いた三枝は亜矢子に声をかけ猿渡の備考を開始。猿渡は帰宅中に痴漢と間違われバスから下されてしまいます。警察に連れて行かれた猿渡は容疑を否定するも、駆けつけた副校長によって話は示談となり、痴漢を認めてしまいます。

翌朝3―Aの教室には猿渡が痴漢で捕まったという怪文書が。ロリコン変態教師と言われた猿渡は、教室の窓から飛び降りてしまいます。

次の日、猿渡の自殺未遂により記者会見をすることになった学校は職員会議をすることに。そこで長峰が「証拠もないのに会見をするんですか?」と呆れた様子を見せます。そんな長峰に対し「奥の手がある」と話す副校長。

一方、亜矢子は痴漢当日の猿渡の再現実験を三枝たちと始めます。すると、猿渡が持っていたカバンの中から1冊のノートを発見。その頃、学校では記者会見が始まっていました。「猿渡が痴漢をし、その結果自殺未遂を行なった」と副校長が話していると、突如亜矢子が現れ「猿渡先生は痴漢をしていません」と否定します。そして、猿渡が痴漢ができない証拠を話し、女子高校生の証言に矛盾があると証言します。それを聞いた報道陣に追及された副校長が「生徒たちが猿渡先生を陥れるためにでっち上げたイタズラです」と怪文書を証拠に示します。

そんな副校長の行動に亜矢子は「守るべき生徒に罪をなすりつけるのは教師のすることですか。原因は教師によるいじめです」と言い放ちます。校長は亜矢子の言葉をすぐさま否定するも「自殺に至った全てがここに書かれています」と先ほど見つけたノートを読み上げます。どうやら、猿渡は同僚教師から次々と雑務を押し付けられ生徒との時間を奪われてしまい、それにより学級は崩壊してしまったとのこと。そんな中、自分の授業を受けたいと言う生徒が現れ、再度生徒と向き合おうとするも今回の事件が起き、教師を続ける自信を無くしてしまったのです。

学校側は報道陣に対して責任を認めたものの、次なるターゲットは小泉に。猿渡を陥れた女子高校生は停学処分となり、ある男子生徒に「あんたの指示通りにやったのに停学になるなんて。いくらくれるの?」と話している様子が。

今回は教師のいじめがテーマでした。

生徒だけでなく教師までもがいじめの対象になっているんですね。学校側は責任を認めつつもターゲットを変え、また同じことを繰り返してしまいます。

また、猿渡を陥れた女子高生に指示を出した男子高校生は誰なのでしょうか?裏では様々な思惑が動いてそうな予感がしますね。

第5話「いじめっ子の闇…同級生キャバ嬢対決!!」

教育長の阿佐田(渡哲也)が文化祭の視察をすることに。野田(榎木孝明)は成功させるよう、教師らにハッパを掛ける。小泉(溝端淳平)はクラスのリーダーを決めようと発案し、1軍の梨花子(宮崎香蓮)に決定する。だが、早速、梨花子と亜矢子(米倉涼子)がけんかになり、梨花子は教室を飛び出してしまう。

ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000008657/5/

国木田高校では文化祭が近づいていました。校長は小泉に「絶対に成功させてください。成功すれば前任校への復帰も近づきますよ」と話します。

小泉はホームルームで文化祭のリーダーを募るものの誰も立候補せず、見かねた亜矢子が手を挙げます。しかし、何としても成功させたい小泉は亜矢子の申し出を却下し、くじ引きで決めることに。すると美月に指示された梨花子が「一軍の仕事だから」とリーダーを引き受けます。一軍がリーダーとなったため、他の生徒は梨花子に従うしかなく、文化祭ではお化け屋敷をすることに。ところが準備中に梨花子が激怒し、教室を出て行ってしまいました。

騒ぎを聞き駆けつけた小泉が事情を聞くと、一軍が準備をせずに雑談ばかりしていたため二軍の麻衣たち4人が筆談で「仕事しろ」と話しているところを梨花子が発見。麻衣に因縁をつけた梨花子ですが、亜矢子に「一軍はなんでそんなに偉そうにしているの」と言われ、激怒してしまったそう。梨花子は準備予算の5万を持ってどこかへ行ってしまった上に、一軍は文化祭から撤退。文化祭の準備が行き詰まってしまいます。その日の放課後、麻衣がロッカーを開けると「君は悪くない。リーダーになるのなら応援するよ」と書かれた紙が。

一方、小泉は梨花子に会いに行く説得するも拒否されてしまいます。小泉は「5万を返してくれ」というも、もう使ってしまったという梨花子。翌日、小泉は「5万は行方不明になってしまったからなしで考えてくれ」とみんなに伝えると、麻衣が「合唱にしよう」と提案し、リーダーを名乗り出ます。

スクールカースト一軍がいなくなった生徒たちは生き生きとしており、小泉は「これならいける」と喜びますが、いざ合唱の練習が始まるとなかなかうまくいきません。愛が個人練習を持ちかけるも、「文句があるの?」と言い放つ麻衣。案の定、生徒たちからは不満の声が出てきます。

そんな中、梨花子がキャバクラで働いていることが発覚し小泉がキャバクラへ足を運びます。梨花子に理由を尋ねると「ホストクラブにはまってお金が必要」とのこと。小泉が校則違反だと伝えるも、学校はやめると追い返されてしまいます。ところが、なぜかキャバクラの体験入店をする亜矢子。「小泉に言われたんでしょ」と警戒する梨花子に対し、「社会勉強だ」と貫きます。亜矢子が働き出したことでNo.1の座を奪われてしまった梨花子は給料が激減。梨花子は愚痴を言うためにホストクラブへ向かいます。

3―Aでは合唱の練習を巡り「ピアノが上手な梨花子に戻ってきてもらおう」と言う者と「一軍が戻ってくるのは嫌だ」と言う者で分裂していました。

ある日、亜はキャバクラが出勤すると、梨花子に「お金を貸してほしい」と梨頭を下げられます。亜矢子が「学校に戻ってくるなら」と条件をつけると、梨花子は一軍としての悩みを打ち明けます。それを聞いた亜矢子は梨花子にお金を貸し、学校へ来ることを約束させます。梨花子はそのお金を持ってホストクラブへ。

放課後、亜矢子が「梨花子が戻ってくる」とクラスメイトに伝えると、反対派の里奈に絶好宣言をされてしまいます。里奈たちが抜けるも、その日、梨花子が現れることはなくクラスは崩壊寸前。麻衣が「梨花子を連れ戻して」と伝えるも、亜矢子は「梨花子が何を考えているかわからない」と断ります。

その後、一人教室に戻った亜矢子は理科子の机の中からノートを見つけます。そのノートにはクラスメイトの特徴と、特徴にあったお化けの配役が記されていました。このノートが一軍が雑談をしていた時に梨花子が持っていた物だと気付いた亜矢子は、雑談ではなく配役を決めていたのだとわかります。

その頃、梨花子はホストクラブのツケが溜まってしまい倉庫に監禁されていました。怪しげな注射を打たれる寸前、小泉が現れ梨花子を助けに入ります。しかし、逆にボコボコにされてしまう小泉。そこへ亜矢子が現れ、梨花子を救い出します。亜矢子は梨花子に「一軍だからではなく、あなただから必要なの」と伝え、2人に友情が芽生えます。

翌日、小泉が梨花子に「リーダーをやってくれ」と頼むと「私じゃないとね」と引き受ける梨花子の姿が。梨花子は5万円を使い込んだことをクラスメイトに謝罪し「もう一度お化け屋敷をやろう」と提案しますが、一軍から否定されてしまいます。しかし梨花子が「一軍男子にはドラキュラをやってもらおうと思ったのに。女子にモテるのになぁ」と話すとやる気を見せた一軍男子。一軍女子には「魔女をやってほしい。3人にしかできない役だから」と伝え、そのまま二軍三軍にも役を渡し、クラスをまとめていきます。

後日行われた文化祭は大成功。里奈たちも亜矢子と仲直りします。

今回は亜矢子がきっかけとなりクラスをまとめます。

梨花子のみんなを見抜く目はすごいですね。それに気付いた亜矢子もさすがです。

ただ見ているだけの教師に対し、きちんと罪を認め謝ることのできる生徒。

もしかしたら子供の方が大人なのかもしれません。

第6話「部活内で暴力!?嘘が嘘を呼ぶ悲劇の連鎖」

駅伝大会で活躍が期待されていた萌(小島藤子)が、亜矢子(米倉涼子)とぶつかり足首を負傷した。

顧問の北島(相葉裕樹)は、萌の代わりに瞳(森川葵)を選出。だが大会当日、瞳が脱水症状を起こし、国木田高校はリタイア。

スポーツ推薦を狙っていた美月(新川優愛)は、瞳に怒りをぶつける。

ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000008657/6/

ある日、新聞に取り上げられた女子駅伝部。北島が顧問となってから、美月と萌のタイムは段々と伸び、全国大会出場の有力候補となっていました。美月は県代表になればスポーツ推薦で大学に進学することが出来ることに。萌は美月に手作りのお守りをプレゼントします。

その日の昼休み、亜矢子は萌が落としたお守りに気付かず踏みそうになってしまい、焦った萌が綾子を突き飛ばします。しかし、その表紙に足を痛めてしまった萌。翌日、萌の母親が学校に乗り込んできました。ですが、「予選界に勝ち全国大会に出場できれば走るチャンスはある」と言う北島に、萌の母は呆れて帰ってしまいます。

萌の代わりに予選に出場することとなった亜矢子ですが、なんとそのタイムは萌に負けず劣らず良いものでした。ですが、年齢制限のため亜矢子は出場できないことが発覚。マネージャーをすることになったのです。

予選当日。美月が好走するも、アンカーの瞳が脱水症状で倒れてしまったため棄権することになってしまいました。瞳は美月に「スポーツ推薦がなくなってごめん」と謝るも「あんたみたいな無能な二軍が頑張ってもダメなのよ」と突き飛ばされてしまい、ロッカーの下敷きに。物音を聞いた萌が駆けつけると、美月はその場から逃げ出していきました。萌が、美月がやったのではないかと疑っていると、亜矢子が現れます。萌は咄嗟にドアを塞ぎ隠れると、体当たりをして部室に入ったきた亜矢子がロッカーの下敷きになっている瞳を発見します。すぐさま救急車を呼び搬送された瞳は翌日「今回のことは事故だ」と主張。しかし小泉が「不自然だ」と主張し、体罰ではないかという説が浮かびます。

その後、事件ではないと疑う亜矢子が萌と美月を呼び止め「部室にお守りが落ちていた」と話します。「お揃いのお守りを持っていたでしょ」と言う亜矢子に対し、萌は「私が瞳にあげたの」と伝え、こっそり自分の持つお守りを焼却炉へ捨てに行きます。しかし、そこに瞳が現れ、萌は北島に「事故ではなく私が暴力を振るった」と打ち明けました。そして、校長に謝罪しようとする萌でしたが、北島が「私が暴力を振るった」と萌を庇い、職員室から退室させたのです。

萌は北島に「なんであんなことを言ったんですか」と問い詰めると「教師をやめ、実家の旅館を継ぐことになったんだ」と話す北島。翌日、北島は懲戒免職になってしまいます。校長が「あくまで個人的なことで駅伝部は関係ない」と話すと安堵した北島は懲戒免職を受け入れます。

その夜、駅伝部の部室を調べる亜矢子の元に萌が現れます。「本当に北島先生がやったのかな?部室にもう1人隠れたのではないか。」と話す亜矢子に「私が北島先生を唆した」と話す萌。しかし亜矢子は萌の嘘も見抜きます。

翌日、校長は一転して駅伝部の廃部を通告。駅伝部内で発生した事件として扱うと公表しました。

北島が駅伝部の部員を集めるも、すでに退部していた美月と萌。北島が「引退まで部を守ってくれ」と伝えると「先生が庇ったのが間違いだったのです」と嘆く萌に対し、美月は「暴力を振るったのは私」と笑い出します。そして、「萌は自分がやったことにして母親に揉み消してもらおうとしたのにあんたが余計なことをして廃部になった」と北島を攻めたのです。

北島は「悲しくないのか」と美月を叱るも「スポーツ推薦のためにやってただけ」と開き直ります。全てを見ていた亜矢子は美月にビンタ。教室を出て行こうとする美月に「萌が守ろうとしたのはあんたじゃない」と告げます。美月はその言葉に呆れていると、瞳が真相を話し始めます。どうやら、ロッカーの下敷きになった瞳は萌に「廃部になるのは嫌だ」と話しており、そんな瞳に萌は「私が駅伝部を守る」と話していたのです。そんな2人話に対し「思いやりとか寒いんですけど」と教室を去る美月。萌は「こんなはずじゃなかったのに」と泣き崩れます。

翌日、校長は「感動した」と北島の辞職と駅伝部の廃部を取り下げ、元通りに。どうやら、匿名で教育委員に通報があったのだそうです。

今回は部活内の絆が事件を解決しましたね。

美月は少し寂しい人間なのかもしれません。そんな美月のことも亜矢子は救えるのでしょうか?

何より、駅伝部が無事存続できて一安心です。

第7話「盗撮犯とオバサンの過去を学級裁判で暴け!!」

“ティーンコート(10代裁判)”の模擬導入が決まり、小泉(溝端淳平)は勢いで引き受けてしまう。

そんな中、美月(新川優愛)が優奈(北山詩織)に盗撮されたと訴え、盗撮をテーマに裁判することに。

美月は亜矢子(米倉涼子)を弁護人に選ぶが、亜矢子は優奈が犯人だという証拠がないと主張する。

ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000008657/7/

ティーンコートの実験校に指定された国木田高校。校長はティーンコートを行うクラスを募集します。すると、点数を稼ごうと考えた小泉が名乗りをあげ、3―Aでティーンコートを行うことに。しかし小泉はティーンコートのことを知らない様子。長峰に尋ね、10代の少年少女が陪審員になり10代の犯罪者をさばくアメリカの少年裁判だと教えられます。

小泉がクラスにティーンコートの説明しようとすると、美月が「盗撮をされていて怖い思いをしているから転校をしたい」と話し出します。それを聞いた土屋が「盗撮で裁判しようよ」と提案。小泉は必死にテーマを変えようとするが丁度よくチャイムがなり、教室から逃げ出します。

翌日、小泉が無難なテーマにしようとするも亜矢子が盗撮の話を蒸し返し、美月が「犯人は優奈だ」と告げたのです。優奈は「言いがかりはやめて」と否定するも、一軍男子が「裁判で決着をつけよう」と提案し、仕方なく盗撮に関する裁判をすることになってしまいました。

裁判が始まり、小泉が証拠を探しに女子更衣室へ行くとそこには不審な段ボールが。中を調べるとそこにはビデオカメラが入っており、美月を盗撮したカメラだと言うことが判明します。ビデオカメラの中には猫の動画があり、その猫はなんと優奈の家の猫。クラス中が犯人は優奈だという空気に包まれます。

しかし、亜矢子が「写真が送られてくるようになった時期にはこの段ボールはなかった」と指摘し、1ヶ月前に盗撮はできないはずだと証明します。亜矢子がみつきを追求すると「カメラを置いたのは自分だ」とあっさり白状する美月。「説明して」と美月に迫る亜矢子に、萌が「私が説明する」と話し始めます。

美月は今まで父親がIT社長で高級マンションに住んでいると話していました。しかし、それは全て嘘。美月が小さくて古い民家に入っていくところを優奈が見かけたのです。翌日、優奈はそのことを萌たちに話すと一軍から追放され三軍に。そして萌は「美月は一軍じゃないとこの学校に入れないと思って嘘をでっち上げたんだ」と証言します。萌の証言に対して美月は「その通りよ」と吐き捨てたのです。

美月の嘘がバレ三軍に転落すると、今までの仕返しのように美月に対するいじめが始まります。これ以上ティーンコートを続ける必要はないという蓮に対し、美月は「本当の極悪人が残っている」と話し始めます。なんと、美月は湯川と付き合っていたのだが優奈と浮気をしていた。追及したら蹴られたので土下座を要求する」と言うのだ。湯川は「悪いことはしてない」と帰ろうとするが、亜矢子は「悪いことをしてないなら裁判を受けなさい」と挑発。すると土屋が「裁判は受けるが、湯川無罪だったら亜矢子の過去を全て離せ」と条件を提示してきたのです。亜矢子は美月に「本気で謝罪してもらいたいんだよね?」と尋ね、頷いた美月を見た亜矢子はその条件を受け入れました。

ティーンコートが終わり、判決は明日クラス全員の投票で行うことに。すると土屋は二軍と三軍を呼び出し、無罪に投票するよう圧をかけます。

しかし、翌日の投票では結川は有罪判決に。

投票前に行った綾子の演説に美月は「絆が欲しかっただけかも」と感謝をします。

ティーンコートは無事に終了するも、誰かがこの様子を投票しインターネット上に流出してしまったのです。

今回は見事、亜矢子が美月を助けました。

少しずつクラスの問題を解決していく亜矢子ですが、裏では何者かが動いている様子。

動画を流出させた犯人とは?一体その目的はなんなのでしょうか。

第8話「生徒との禁断の恋!?教師をダマす悪魔の罠!!」

1軍のひいきを続ける小泉(溝端淳平)に、他の生徒はいら立ちを募らせる。

そんな中、小泉は衛藤(森川葵)からストーカーに遭っていると相談され、一緒に帰ることに。だが翌日、二人の写真が学校の裏サイトに載り、大騒ぎに。

激怒する小泉に、亜矢子(米倉涼子)は小泉の過去に何かあると感じる。

ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000008657/8/

ある日、小泉は校長に「3年生は大事な時期だから、私生活に乱れがないか裏サイトをチェックするように」と伝えられます。なんでも、「前の学校に戻れるよう小泉先生に頼んでいる」とのこと。

その日の授業中、小泉は一軍に好きなタイプを尋ねられ「亜矢子」と答えます。その答えに盛り上がる一軍に対して亜矢子は冷たく返し、小泉は二軍に「教師を揶揄うな」と注意をします。一軍が始めたことなのに自分たちだけ注意された二軍は「なんで私たちだけ。小泉に思い知らせてやろう」と相談を始めます。

一方、小泉は瞳に「相談がある」と呼び止められるも「今忙しいんだ」と足早に去ってしまいます。その日の放課後、瞳は「ストーカーされているから恋人のフリをしてほしい」と小泉に頼み込みます。小泉な「なんで俺が」と呆れるも、瞳に「先生が好きなの」と言われ、瞳を送り届けることに。しかし瞳は「こっちの方が恋人に見える」と言い、わざとラブホテル街を通ります。翌日、裏サイトには小泉と瞳がベッドで抱き合っている写真が掲載され、3―A内で騒ぎに。小泉は「合成だ」と主張するも、湯川がホテル街を歩く2人の写真を見せます。その写真を見て「誰がやったんだ」と怒る小泉。

その日の昼休み、昨日のお礼と言って瞳は小泉に手作りのお弁当を渡しましたが、放課後、小泉は瞳と亜矢子を呼び出し「弁当は受け取れない。亜矢子が好きなんだ」と告げたのです。

小泉の言葉に瞳はその場を去ったのですが、裏サイトには「今夜、学校で死にます」と言う書き込みが。小泉は「イタズラだ」と主張するも真衣たちに批判され、構内を見回りすることに。

パトロールを終えた小泉が「騙された」愚痴をこぼしていると、そこへ麻衣たちが現れ、瞳と連絡が取れないと話し始めます。そして麻衣が2階の教室で首を吊ろうとする瞳を発見。小泉は急いで駆けつけ謝罪をすると瞳は小泉の元へ飛び込みます。

翌日、裏サイトには1年前に学校の屋上で小泉が女子生徒を抱きしめている動画と瞳を抱きしめる動画が公開されていたのです。

小泉はすぐさま教室に向かい、麻衣たちに「人を騙して面白いか」と暴れ出します。麻衣はそんな小泉に対して「担任なんてやるつもりなかったんですよね」と言い、小泉の小学生の頃の作文を読み上げました。小泉は麻衣たちの言動に対し「一番タチが悪いのはお前らだ」と叱ります。有紀が「研修センター送りにしますよ」と告げるも「こんなゴミクズしかいない学校に来るんじゃなかった」と教室を後にする小泉。

どうやら小泉は前任の学校で女子生徒に告白され、断ったがその女子生徒は飛び降り自殺を図ったのだ。小泉が引き止めると女子生徒が小泉に抱き、その様子は全て撮影されていたらしい。なんと、全て生徒たちの罠だったのだ。そして国木田高校に飛ばされてしまった小泉。

瞳は「取り返しのつかないことをした」と小泉の元へやってくるが、小泉は瞳を無視。それを見た亜矢子は瞳の話を聞き出します。瞳はストーカーに悩まされていたが小泉は相談に乗ってくれず、落ち込んでいたところ下駄箱に「恋人のフリをして自殺未遂を起こせ」という指示が入っていたのだという。最初は先生を懲らしめようと思っていたらしいのだが、だんだん指示がエスカレートしてきたようで瞳は「ひどいことをした」と反省しているようでした。

しかし、動画に関しては瞳は知らなかった様子。「まさか先生が辞めることになるなんて」と泣き崩れました。

この話を盗み聞きしていた土屋は動画を公開した犯人探しを開始。

一方、亜矢子は小泉を追いかけ「生徒を信じる先生になりたかったんじゃない?」と血雨かけます。しかし小泉は「俺は変わったんだ」と答えます。そんな小泉に亜矢子は瞳が持っていた指示書を手渡すも「騙したことには変わりない」と突き放す小泉。その時、小泉の携帯に瞳からメールが届きます。小泉は「また騙されるだけだ」と言うも亜矢子に「騙されればいいんじゃない?」と背中を押し、瞳を助けに向かいました。

小泉が体育館倉庫へ着くとそこには一軍に縛り付けられる二軍三軍の姿が。しかしそこに瞳の姿はありません。瞳から届いたメールを確認すると、瞳は漁港から助けを求めているようでした。急いで漁港へ駆けつけると。ストーカーに連れられボートに乗せられそうになっている瞳の姿が。小泉は助けようとするも海で溺れてしまいます。亜矢子はその隙に波止場へ向かい、無事瞳を救出。その後、瞳と小泉はお互いに謝罪し、和解します。

翌日、小泉が「研修センターで根性を叩き直してくる」と話していると、校長が「先生を辞めさせないで」と言う嘆願書を持って現れます。その嘆願書により小泉は担任を続けられることに。

その日の放課後、阿佐田が亜矢子に電話をし「注目を集めているぞ。スクールカーストが支配していた君のクラスがどうなるのか。いよいよだ」と告げたのです。

今回は小泉の過去が明らかになりました。

2回も生徒に騙されるなんて、裏を返せば生徒思いの先生ということですよね。

それにしても阿佐田が亜矢子に話していた内容はどういうものなのでしょうか。

いよいよ謎が明らかになりそうです。

第9話「遂に最終章!!オバサン涙…サバイバル修学旅行」

生徒に自分を見詰め直させるため、小泉学級は2泊3日のキャンプをすることに。

小泉(溝端淳平)は携帯電話を没収し、自給自足のサバイバルを提案。

さらに、サバイバルに不必要な人間を投票ごとに追放すると決める。そんな中、1回目の投票が行われ、亜矢子(米倉涼子)が追放者に決定する。

ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000008657/9/

職員会議で突如校長が「必要なのは未来を思い描くことだ。生徒に10年後の自分へ手紙を書かせよう」と提案します。そうして、国木田高校は特別カリキュラムを実施し、自分を見つめ直し10年後の自分へ宛てた手紙を書くことに。この特別カリキュラムはくじ引きで、3―Aはわくわくキャンプ体験をすることになりました。

このキャンプは食糧を調達するサバイバルキャンプで、食事ごとに多数決で要らない人を決定するという独特なルール。初めは生徒たちも反対したものの、スクールカースト一軍の土屋が賛成したことで空気が一変し、サバイバルキャンプが行われることになりました。

キャンプでは亜矢子の活躍で無事美味しい食事をすることができたのですが、最初の投票で選ばれたのはなんと亜矢子だったのです。どうやら、土屋が二軍三軍の男子を脅し亜矢子に票を集めた様子。要らないと思った人で選ばれた亜矢子はキャンプ終了まで牢屋に閉じ込められてしまいました。

その後、2回目の投票が始まろうとしていますがそこには一軍の湯川の姿がありません。なんと、湯川は山の中で転落していました。しかし地面が陥没したのがちょうど亜矢子がいる牢屋の真上だったことで湯川は亜矢子と一緒に牢屋に入ることに。

亜矢子と湯川が牢屋で様々な話をする中で、湯川は「土屋に落とせって頼まれたんだ」と打ち明けますが、亜矢子はその言葉に「あなたの方がタチが悪い」と湯川を責めます。そして、「土屋は強引で横暴だが嫌われる覚悟がある。あなたは土屋の影に隠れて笑いをとっているだけの卑怯者」と続けると、湯川は何かを考え込んでいる様子で黙り込んでしまいました。

2人が話していると、小泉が土屋を連れてやってきます。2回目の投票で二軍と三軍の男子たちが手を組み土屋を落としたとのこと。

その翌日、キャンプでは米や水、生徒たちの携帯が何者かによって盗まれてします。明日のバスが来るまで残りの食材で過ごさなければいけなくなった生徒たち。そんな中、東が「次の投票から5人を落とし、牢屋にいる人は食事を減らそう」と提案します。生徒は反対したものの小泉はその案に賛成。その後、2回の投票が行われ、スクールカースト二軍の生徒10人が牢屋送りへとなりました。

すると生き残っている生徒を牢屋の前に集合させた小泉。なんと敗者復活戦を開催してほしいという意見があったようで、牢屋の中から2名選び始めることに。敗者復活戦に復活するのは土屋と亜矢子。しかし、敗者復活戦ですが2人は何かをするわけではなく、生き残っている生徒がどちらを助けたいかによって決まるようです。生徒たちは一軍の土屋に逆らうことができず、ほとんどが土屋のサポーターに。しかし、仲間割れが始まってしまいます。その様子を見た湯川は亜矢子に言われた「卑怯者」という言葉を思い出し、二軍たちを挑発するもボコボコにされてします。ですが湯川は吹っ切れたのかスッキリした様子で空を見上げます。結局、敗者復活戦は亜矢子の勝利。無事キャンプが終わり帰宅するバスの中で長峰は「スクールカーストは思っていたよりも脆いものなのかもしれませんね」と話をします。その後、生徒が書いた作文を読んでいた小泉は湯川の作文が面白いと読み上げ、それを聞いた長峰は「キャラじゃないですよね。何かあったんですかね?」と不思議そうな顔に。

その夜、自宅で18年前の自分へ手紙を書いている亜矢子の元へ阿佐田から電話が。阿佐田は「君に話さなければいけないことがあるんだ」と話を始めました。

今回はサバイバルキャンプでしたが、スクールカースト1位の土屋が落とされるのには驚きでしたね。普段とは違う環境下ではスクールカーストは意味をなさないのでしょうか?

それにしても小泉はなかなか破天荒なことを思いつきますよね。生徒が誰一人として賛同しないのもなかなか珍しいです。

最後に阿佐田が亜矢子に話そうとしたことはなんなのでしょうか?

第10話「魔女裁判…彼女が高校生になった目的を糾弾」

小泉学級のスクールカーストが崩壊し、生徒は分け隔てなく過ごせるように。

そんな中、亜矢子(米倉涼子)が阿佐田(渡哲也)の指令で高校に編入し、実験を行っていると告発文が出回り、生徒たちは亜矢子に疑惑の目を向ける。

一方、阿久津(山崎賢人)は、亜矢子に自分の目的と今までの罪を告白する。

ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000008657/10/

キャンプから戻った小泉はレポートを提出するも校長に「これは問題ですよ」と驚かれてしまいます。小泉は「校長から頂いた指示書通りにやったものです」と主張するも、校長は「そんな指示はしていない」と断罪。

一方、生徒たちが登校すると机の上にはキャンプで盗まれ、なくなったと思っていた携帯電話が置いてありました。さらに裏サイトに表示されていたスクールカーストが消え、みんな同じ評価になっていたのです。その頃、土屋が部室へ行くとそこには携帯電話と共に謎の黒い封筒が。中にはなんと「馬場亜矢子の遍歴」と記載される資料が入っていました。

その日、スクールカーストがなくなり仲良くお弁当を食べていた生徒たちですが、そこに一通のメールが届きます。メールには「真実は28番ロッカーにある」という文章が。愛がロッカーを開けるとそこには黒い封筒があり、中から告発文が出てきました。愛が告発文を読み上げると、亜矢子が編入してきた目的と阿佐田と密会している写真が入っていたのです。

放課後、亜矢子が阿佐田に電話をかけるか迷っていると阿久津からの着信。阿久津は「やっぱり阿佐田教育長は僕らを実験台にしている。全てを告白して救世主になろう」と告げました。亜矢子が電話を切り急いで帰宅する、自宅は何者かに荒らされノートが無くなっていました。

3―Aの騒動はすぐさま職員室に伝わり、職員の間でも亜矢子がスパイなのではないかという疑いが広まります。翌日、阿久津がテレビ番組で話した内容が自分たちのことではないかと騒ぎだす生徒たち。土屋が亜矢子の机を蹴り、東がベランダから投げ捨てるとクラスの空気が一変します。

そんな中、亜矢子は屋上で阿佐田に電話をかけると、そこへ阿久津が。亜矢子は阿久津に「告発文を入れたのはあなたよね」と尋ねると、阿久津は愛を階段から突き落としたり、痴漢の冤罪を仕立て上げたりなど、今までの犯行は全て自分がやったと打ち明けました。阿久津はスクールカーストがくだらないものだとわからせるために全てやったと話し「目的は果たした」と屋上から飛び降りようとします。しかし亜矢子は「あなたがやったことは許されることじゃないけど、いつかきっとやり直せる」と阿久津を引き止めました。

一方、3―Aでは亜矢子を裏切り者とするものと信じるもので分裂しています。そして、「国木田魔女裁判」と題して真実をはっきりとさせる場を設けることになりました。土屋は早速亜矢子に様々な問題を出します。亜矢子は土屋の問題に答えながら、自分の過去についての話を始めます。あまりにも壮絶な話に里奈が「何を根拠にこんな問題を出すわけ?」と止めようとしますが、土屋はその言葉を聞き亜矢子が大切にしていたノートを取り出し読み上げます。なんとそこには3―Aで起きた出来事が記載されていました。内容を知った生徒たちは動揺し、亜矢子は今まで築き上げてきた信頼を一気に失ってしまいます。そして、なんとこの様子は職員室のパソコンにも中継されており、小泉は亜矢子に騙されていたことを知ってしまったのです・

その頃、番組出演を終えた阿佐田は突如胸を押さえて苦しみ出し、病院へ搬送されていきました。

あのノートには3―Aの出来事が書いてあったようですが、なぜそのようなものが記載されていたのでしょうか。

3―Aや小泉は本当に亜矢子の掌で転がされていたのか…何か裏がありそうですね。

阿佐田が病院に搬送されたそうですが、阿佐田の容態も心配です。2人は何をしようとしていたのでしょう。

第11話「衝撃の2時間SP!!今夜全ての謎が明かされる!ノートの真実と亜矢子の失踪…卒業目前で生徒たちが職員室に立てこもり!?彼らはスクールカーストを乗り越えられるのか?」

亜矢子(米倉涼子)の過去を知った生徒たちは混乱。

一方、正光(菅田将暉)は追及を続け、今までの事件は亜矢子が仕組んだものだと言い放つ。隠し切れないと感じた亜矢子は、学校に来た理由やノートの正体を話し始める。

その後、亜矢子を呼び出した正光はもう一人の犯人を明かすよう詰め寄る。

ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000008657/11/

生徒たちは亜矢子に「納得できるように説明してくれ」と詰め寄ります。すると亜矢子は「あれは母の日記。私は母の日記を実現するためにこの学校へ来た」と事情を話し始めます。亜矢子はいじめにより引きこもりとなっていましたが、亡くなった母が綴っていた日記には亜矢子が生き生きと過ごす様子が描かれていました。そして阿佐田に「お母さんへの謝罪と供養のためにやり直さないか?」と提案され、高校生活をやり直すことにしたのです。そして亜矢子はあの日記の通りに行動していたのだそう。

しかし土屋は「騙されるな」と牽制し、亜矢子の話が本当だとしても阿佐田教育長はスパイとして送り込んだのかもしれないとクラスメイトを煽ります。

その後、土屋は亜矢子を屋上に呼び出し「裏に誰か居るんでしょ?教えてくれないならみんなを拷問する」と脅します。するとそこに阿久津が現れ「全部僕がやった」と土屋に打ち明けたのです。土屋が「やっぱりお前か」と笑うと阿久津は突如、土屋にナイフを向け「誤解を解いてあげる」と亜矢子と教室へ向かいました。教室へ入った阿久津は今までの黒幕は自分だと生徒たちに打ち明け、自身の過去を話し始めます。そして「土屋が退場することによってスクールカーストは崩壊する」と告げた阿久津の言葉を聞き、土屋は逃げ出しました。そんな土屋を刺そうとした阿久津ですが、亜矢子が土屋を庇ったことで亜矢子はお腹を刺されてしまいます。亜矢子はすぐに病院へ搬送され、阿久津は警察によって逮捕。

その後、亜矢子のお見舞いに来た小泉は同じ病院に入院している阿佐田と遭遇し、真相を聞かされることに。なんと、阿佐田に国木田高校の情報を報告していたのは長峰で、長峰は教育委員が正式に要請していた人物だったのです。1週間後、阿佐田は国木田高校に出向き「いじめ撲滅のためにクラス制度を廃止する」と申し出るも小泉が「高校はクラスメイトと共に過ごすべきだ」と反論します。一方、亜矢子は看護師の反対を押し切りいつの間にか退院していました。そして亜矢子は退学届を手渡していました。

数日後、国木田高校は教育委員からの通知によりクラス制度を廃止することに。小泉が3―Aに報告していると土屋が教室に飛び込み、亜矢子から手紙が届いたと報告します。小泉が代表して亜矢子の手紙を読み上げると、そこには謝罪と感謝が綴られていました。それを聞いた里奈は「クラスがなければ亜矢子に出会えなかった」とクラス制度の撤廃を反対し、他のクラスメイトと共に校長に直訴しに向かったのです。しかしもちろん訴えが許可されることはなく、3―Aは職員室を占領し立てこもりを開始。クラスの思い出話を始めた生徒たちですが、土屋が今までのことを謝罪したことで気持ちが一つになりより固い絆で結ばれたのです。その日の夜、教師たちは警察に通報し、警察が職員室に突入する事態に。刑事からは「このまま続けるのであれば拘束する」と告げられ、校長が「このままだと卒業できなくなる」と話すも生徒たちは「卒業できなくてもいい」と意思を貫きます。すると小泉が「お前らがやっていることを亜矢子が知ったらどう思う」と怒鳴り、その言葉にハッとした生徒たちは立てこもりをやめ事件は解決。

翌日、小泉は阿佐田に亜矢子の居場所を尋ねるも阿佐田は何も知りませんでした。半年後、卒業式を目前に少年刑務所を出所した阿久津を小泉が迎えに行き「お前も卒業式に出ろ」と告げます。亜矢子の居場所はいまだに分からないものの、美月が「一緒に卒業式に出よう」と提案したことで生徒たちは呼び戻すことを決意。とある作戦を決行します。

一方、亜矢子は小さな漁村で働いていました。すると仲良くなった女子高生が「これって馬場さんのことじゃない?」と駆け寄ってきます。差し出されたスマートフォンには3―Aから亜矢子へのメッセージが書かれていたのです。そして3―Aはテレビに出演したり、様々にサイトに書き込んだりして亜矢子へメッセージを送り続けました。そんな中、亜矢子の前に阿久津が現れます。阿久津は亜矢子が仲良くなった女子高生のつぶやきを偶然見つけ、それを頼りに探しにきていたのです。

国木田高校卒業式当日。3―Aの生徒たちはいまだに現れない亜矢子に「メッセージが届かなかったのかな」と落ち込みます。すると突然、体育館に亜矢子と阿久津が現れました。そして亜矢子は「クラスメイトのおかげで私はここにいます。クラス撤廃を検討し直してください」と頭を下げました。無事亜矢子が現れ教室に戻った生徒たちですが、小泉は「馬場亜矢子と阿久津涼は出席日数が足りない。春休みに補講だ」と卒業証書を預かることに。すると里奈が「卒業証書の代わりってわけじゃないけど」と亜矢子に一冊のノートを手渡します。そこには「馬場亜矢子の高校日記」と書かれ、身に覚えのない日記が続かれていました。亜矢子が驚いていると「みんなで馬場ちゃんとやりたいことを書いたから叶えよう」と告げられ、亜矢子はクラスメイトと実現する日々を過ごします。

そんなある日、亜矢子と阿佐田は亜矢子の母の墓を訪れ、亜矢子は母親に「もうすぐ卒業できるからね」と話しています。ノートを墓に供えた亜矢子に阿佐田が「クラス制度に撤廃を考え直すことにする」と告げるとクラスを守り抜いたことに喜ぶ亜矢子。

そして亜矢子と阿久津は無事補修を終え、クラスメイトと共に高校生活を終了。

亜矢子は母親の願いであり、自分の願いでもあった高校生活を無事終えることができたのです。

亜矢子は最後まで自分の意思を貫き通しましたね。

自分を犠牲にしてもクラスメイトを守る亜矢子の意思はとてもかっこよかったですね。

最初はスクールカーストに怯え、バラバラだった3―Aですが最後には気持ちを一つに固い絆が結ばれています。これも全部亜矢子が成し遂げたことなんですよね。

いじめやスクールカーストは現代の学生にとって一番大きいと言っても過言ではないほどの問題です。

試行錯誤しながら全てを解決していった亜矢子の行動には考えさせるものがたくさんありました。

【35歳の高校生】人物相関

【35歳の高校生】の登場人物&キャスト紹介

馬場亜矢子(米倉涼子)

いじめなどの事情から高校を中退するが、母が残したノートに記されていた理想の高校生活を叶えるために35歳で高校生となる。

入学後、担任の小泉から目標を聞かれた際に「友達を100人作ること」と明言。クラスメイトからは、おばさん・馬場さん・ババアなどと呼ばれている。

小泉純一(溝端淳平)

3―Aの担任。以前は有名進学校に勤めていたが、教え子の告白を断ったことで教え子たちに罠に嵌められ、国木田高校へ異動になった。

生徒が危険にあっているとわかると勇敢に立ち向かう、生徒思いの教師。しかし、教え子に嵌められてことがトラウマとなっている。

自分より年上の教え子である亜矢子への接し方に困惑している。

工藤美月(新川優愛)

クールカースト3位。女子のリーダー格。

女子駅伝部のエースだが、大学へのスポーツ推薦のために部活動をしているため思い入れはない。

他の一軍女子には見栄を張って父親が社長だと話しているが、実は貧乏人の娘である。

土屋正光(菅田将暉)

スクールカースト1位。男子のリーダー格。

強引で横暴な性格だが、臆病な一面もある。

亜矢子のことが気に入らず、敵愾心を剥き出しにしている。

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hulu

*こちらの情報は2021年6月21日に作成されたものになります

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