【結婚できない男】あらすじ・相関図・キャスト・ネタバレまとめ

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ヒューマン

結婚できない男 とは

「結婚できない男」とは、2006年7月からフジテレビで毎週火曜日10時の枠で放送されていた恋愛ドラマです。

主演は阿部寛、その相手役を夏川結衣が演じました。

主人公の桑野信介40歳は独身。一級建築士の桑野は、暮らしやすさを追求しキッチンを中心にした家づくりをモットーにしていますが、腕はいいのに、皮肉屋で偏屈な性格のため、お客やまわりのひとを怒らせたり困らせたりすることもしばしば。

そんな桑野は、体調不良で運ばれた病院で女医の早坂夏美と出会う。彼女もまた桑野と同じくおひとり様。2人は会うたびいつも憎まれ口をたたき合い喧嘩しますが、それでもまた会ってしまうという不思議な関係。

俺は結婚できないんじゃない、結婚しないんだと言う桑野だが夏美や、仕事仲間、隣人たちと触れ合っていくうちに考えが変わっていき…という流れになっています。

人付き合いが不器用な桑野が仕事や恋へ向き合っていく姿が魅力のラブストーリーです。今までとは違う阿部寛さんの魅力が詰まった作品になっていると思います。

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「結婚できない男」各話のあらすじとネタバレ

第1話「一人が好きで悪いか!!」

40歳の男が結婚について考えていく姿を描く。建築家の信介(阿部寛)は、頑固な一面があるものの、センスは一流。私生活では、堅物な性格が災いしてか独身を貫いていた。

ある日、腹痛に襲われた信介は、隣人のOL・みちる(国仲涼子)に付き添われ病院へ。信介は恥ずかしさから、夏美(夏川結衣)の治療を拒む。

https://thetv.jp/program/0000002995/1/

自宅でステーキを1人で焼き優雅に食事をする男性。彼の名前は桑野信介。一級建築士として事務所を構え働く53歳、独身です。

ナイフとフォークを使い焼いたステーキを味わっていると、携帯が鳴りました。空いては桑野の事務所で働く助手の栄治です。桑野は自分が招待されていたパーティーをうっかり忘れていていました。

栄治がパーティーで女性と話していると、そこに桑野が遅れて登場。その服装はちょっと、いやかなりださめ…。結局、女性は家の建築を考えていたものの、桑野の理屈っぽさとよく分からないウンチクに耐えられなくなり去っていってしまいました。

そんな桑野に栄治は「キャラ考え直さないと孤独になりますよ~」と言いますが、本人は「孤独?かまわん」と特に気にもしていない様子。

一方、女医で同じく独身の夏美夏美はお見合い?をしています。しかし、上から目線の相手へプライドが許さず嫌気がさしているよう。その帰り1人パチンコを楽しんでいます。こちらも何かこじらせている雰囲気。

ある日、ジャパン住宅プロデュース会社の摩耶が、桑野は設計した建築中の家を客に案内していると、またもや桑野はいつもの理屈っぽさと偏屈で客を困惑させ怒らせてしまいます。摩耶は「あの客他にまわすわよ!」と呆れて言いますが桑野は「どうぞご自由に」とちっとも気にしていません。

しかし、摩耶も栄治もこの桑野の性格には呆れているものの、その腕は認め、家作りへの考え方は尊敬しています。

その夜、1人でオムレツを作って食べる桑野。食事のあと、いつものように趣味のクラシックを聞いていると、となりから「もうやめて~けんちゃん!」という女性の声が。くらっしくに集中できず頭にきた桑野は音量をあげ、のりのりで1人で指揮をする。しかし途中から腹痛におそわれる…。

一方、隣の部屋に住んでいるのはOLの田村みちる。けんちゃんというのは彼氏ではなく、彼女の愛犬です。桑野の家から聞こえる大音量のクラシックにたびたび頭にきていたみちるは、桑野の家へ文句を言いに行きますが、家の中からうめき声が・・・。ドアがあくとうずくまる桑野の姿が。

桑野は、救急車で大学時代の友人が副院長を務める中川病院へ運ばれますが、あいにく友人は研修で不在。かわりに、美人女医の夏美が対応。顔色1つ変えずデキパキと問診しますが、おしりに器具を入れて検査されそうになると桑野はびびってしまい帰ろうとし、結局その日はとりあえず点滴で対処し検査入院することになりました。

翌日、体調がよくなった桑野は無理やり退院することに。外に出ると夏美がお見合いの断りの連絡を入れていました。夏美は、きちんと検査してから退院するように言いますが桑野は聞く耳をもちません。

仕事へ復帰した桑野。パソコンでライバルのインチキ建築家金田のブログをチェックしています。するとその夜、コンビニ帰りに外を歩いていると女性と密会する金田を目撃。栄治に言われ写真を撮ろうとするも、肝心なときに気が小さい桑野は車の写真しかとれませんでした。

一方、みちると夏美は漫画喫茶で偶然再会していました。

翌日、建築中の現場へ顔と出した桑野は大工と喧嘩しています。しかしこれはいつものこと。栄治と摩耶はあきれ気味。

その夜、桑野は中川とバーで飲んでいた。(桑野はウーロン茶)実は中川は桑野の妹の旦那。つまり義理の兄弟でした。この日は桑野の40歳の誕生日。自分でもすっかり忘れていました。早々に中川は帰ってしまったので、桑野は仕方なくコンビニで誕生日ケーキを買って帰ります。

部屋で1人寂しくケーキを食べていると、チャイムがなります。でると、みちるの友人が、みちると連絡がとれないと…。桑野はしぶしぶですがベランダをつたいみちるの部屋へ様子を見に行きます。

すると、そこには犬と…倒れているみちるの姿が…。みちるは飲み過ぎて倒れていました。みちるは彼氏と喧嘩してやけ酒していただけで寝ていただけでした。しかし、桑野が部屋へ戻ろうとするとみちるは再び倒れてしまいます。みちるは急性アルコール中毒だったのです。

桑野はみちるへ付き添い救急車で再び中川病院へ。担当医はまたしても夏美。幸い大事にはいたらず夏美と談笑するくらい元気があります。そこで、2人は桑野が今日誕生日なことに気が付きます。

病院からの帰り道、桑野が歩いていると、病院から電話が。夏美は「今日、お誕生日なんでしょ?お誕生会しません?ケーキがあるので」と誘いますが素直になれない桑野は断ります。そして、自分は結婚できないのではなくしないんだと主張。電話を切ろうとした瞬間、また桑野は腹痛に見舞われ、救急車へ運ばれるはめに。再び点滴で免れようとした桑野でしたが…。夏美に「少しは素直になりなさい」と喝を入れられ、泣く泣く処置されました…。

阿部寛さんの今までのダンディーな雰囲気とかけ離れた、なんか色々と残念な感じが哀愁ありましたね!初回から、とっても面白かったです。

こんな不器用でこじらせたおじさんが、どんな恋愛をしていくのか。全く予想できないのでこれからとても楽しみです。

第2話「好きなものを食って悪いか!!」

信介(阿部寛)は、夏美(夏川結衣)から食生活の改善を促される。しかし、全く意に介さず、仕事仲間の快気祝いの誘いに焼き肉をせがむ。

一方、みちる(国仲涼子)は信介の病気の件で懇意になった英治(塚本高史)とデート。だが、格安料理店へ連れていかれ不機嫌に。そんな中、夏美と話す機会を得たみちるは、夏美の過去を知る。

https://thetv.jp/program/0000002995/2/

救急車で運ばれてから数日後、診察に再び夏美のもとを訪れた桑野。経過は順調でしたが、コレステロールや中性脂肪、血圧が高いため、食生活を見直すように指導されますがここでも桑野は偏屈さを発揮します。

そんななか、摩耶の提案で桑野の全快祝いで焼肉を食べに行くことに。しかし、栄治の都合は悪くなり中止に…。栄治はこの日、みちるとデートの約束をしていたのでした。

桑野は仕方なく中川の誘いで実家で桑野の体を気遣った夕飯を食べることになります。そこで体のためにも早く結婚するようにみんなから言われ、相手に夏美はどうかという話も飛び出しますが桑野はきまづそうです。

翌日、桑野が以前推していた設計案が採用になったことを摩耶が伝えにやってきました。すぐに修正案を頼むと、桑野は既に作成済みでした。さすが~!と驚く摩耶と栄治。今度こそ焼肉へ行こうとするも今日は摩耶の都合が悪くまたしてもお預けとなってしまいました。

その夜、どうしても焼肉を食べたい桑野は1人で焼肉を食べに行きました。丹念に1枚1枚焼いて肉を食べる桑野は満足そうです。

一方、漫画喫茶ではみちると夏美が偶然会い、一緒に野菜ラーメンを食べることに。夏美はかつて結婚を考えていた男性の話をします。その男性と別れて以来、結婚へは遠ざかってしまってしまったのでした。その帰り道2人で歩いていると、桑野が1人焼肉を楽しむ姿を目撃し唖然としました…。

翌日、桑野は建築中の現場で懸垂をしようとして手をケガし、中川記念病院へ。夏美は、付き添いできていた摩耶を桑野の彼女だと勘違いします。

摩耶は摩耶で、夏美を「思っていたよりきれいなひとだった」と言いました。手をケガした桑野を気遣い、摩耶は食事作りに部屋へ行こうかというも桑野は部屋に人を入れない主義だと言います。

その夜、桑野は栄治に買い物の荷物持ちをさせていました。そこでみちると夏美に遭遇します。みちるの部屋でごはんを作って2人で食べるつもりだったのです。そこに栄治も参加することに。

桑野は1人自室で自炊してごはんを食べますが片手が不自由なのでうまく料理できません。

一方、みちるの部屋では3人楽しく食事中。すると、また桑野の部屋からいつものように大音量のクラシックが…。栄治は桑野を気遣いこちらに参加するように誘います。なんだかんだ文句を言いながらも桑野は夏美とみちるの作ったごはんを食べます。

しかしそこで桑野はデリカシーのない言葉を夏美に言ってしまいます。夏美は「どうしてどんなこというんですか?私はさびついても腐ってもいません」と帰ってしまいます。

桑野は慌てて「歳より若く見えます」とフォローしますが火に油。追い変えて謝りに行くも、夏美は「もういいです」と突き放しますが桑野がおすすめのDVDをすすめると「かりよっかな!」と夏美は笑顔に。

それを家で見た夏美は「全然つまんない…」と呟きますが、桑野は今頃感動してるぞ~と目を輝かせるのでした。

どこまでもどこまでも不器用な男桑野が全面に出ていたと思います(笑)。こういう人いるよな~~と共感する反面で、ここまで人付き合い不器用なひともなかなかいないよなと思ったりもします。まさしくこじらせてます。

そんな桑野が、これからどう変わっていくのか?何も変わらないのか。次回も楽しみですね。

第3話「好きにお金を使って悪いか!!」

信介(阿部寛)の母・育代(草笛光子)が、患者として夏美(夏川結衣)の病院を訪問。夏美を気に入った育代は、わざと忘れ物をし、信介と夏美を会わせようと画策する。信介は意図を感じつつ、渋々夏美と待ち合わせをする。

そのころ、みちる(国仲涼子)は、マンションの管理費と修繕積立費の突然の請求に、頭を悩ませていた。

https://thetv.jp/program/0000002995/3/

ある日、レンタルビデオ店で桑野と夏美が遭遇。夏美はこの前、桑野に言われて借りたDVDを返却しにきていました。店員に続編を勧めれらると「ひとに言われて借りただけなんで」と断ります。それを聞いた桑野はあてつけのようにそのDVDを購入。「5回は見るな!」と言い放ちました。

その帰り道、夏美が不動産情報を見ているとそれを見た桑野は「2LDKなら1人でもいいし、万が一結婚してもいい」と言います。それを聞いた夏美は「万が一ってなんですか?」と言い返しました。

翌日、桑野の母育代が夏美のもとに診察へ訪れます。育代は、具合が悪いわけではなく夏美を見にやってきたのでした。夏美が気に入った育代は、夏美に手土産や息子の雑誌の切り抜きを渡してアピールしますが夏美は苦笑い。

一方、みちるは叔父が払ってくれていると思っていたマンションの修繕費を請求されピンチになっていました。そのことを偶然、マンションのエレベーターで一緒になった桑野にそのことを愚痴ります。

そんななか、みちるは栄治と栄治の恋人で摩耶の部下でもある沙織と3人で会うことに…。そこで沙織の誤解は解けますが、栄治はみちるの様子が気になります…。

その頃、桑野は夏美と会っていました。母育代が診察に来た際に忘れていった扇子を渡すためです。育代は2人が会うきっかけを作るためにわざと忘れていったのです。しかし、夏美は肝心の扇子を忘れてしまいます。それを知った桑野は用事がないなら育代の思うつぼになってしまうとすぐに帰ってしまいました。

するとそこに、みちるから電話が。夏美とみちるは合流しショッピングします。そこで偶然に帽子を物色する桑野を目撃。散々な変な防止を試着しつづけ、最終的には15,000円もする変な帽子を購入していました。

栄治は桑野に、みちるに何か困っていることがないか言ってなかったか聞きます。すると、桑野は「そういえば、管理費や修繕積立費がどうのって言ってたな」と答えます。みちるがお金に困っていることを知った栄治は、桑野にみちるにお金を貸してあげたら?と言いますが桑野は「犬なんか飼ってるからだ」と言います。

桑野は、予算が合わず契約を渋っていたお客様のためにコストカットした修正案を摩耶に提案します。その報告を受けて嬉しそうな摩耶。そのとき摩耶は、とあるマンションのモデルルームを見学していました。そこで同じく見学していた夏美に遭遇。2人は意気投合し一緒にお茶します。そこで夏美は、桑野の設計へのこだわりなど知らない一面を知ります。

その夜、桑野がいつものバーへいくとそこにはあの金田が。そこで金田は「お金で愛は買える。素敵なお金の使い方だ」と言います。それを聞いた桑野は渋い表情です。その帰り道、桑野はスナックでバイトするみちるを目撃。

翌日、桑野はみちるの部屋を訪れ、お金を渡します。しかし、スナックにはもっと若い女の方がいいだのなんのとまたしても失言をして逆にみちるを怒らせてしまい、不器用な桑野の優しさは伝わりませんでした。

桑野は、そのことを夏美に相談。夏美が桑野のかわりにみちるに話をしました。するとみちるに叔父から電話が。結局、今回は叔父がお金を払ってくれることになり、この件は一件落着となりました。

「どうせ私がお金に困っているって面白半分に言ってたんでしょ?」とみちるが言うと、夏美は「うーん…。そんな感じではなかったよ!あなたを心配してくれるひとが隣にいるってことじゃない」と言い、「でもあの人と結婚するとか想像できない!」と2人で笑い合い乾杯をしました。

桑野もそれをベランダ越しに聞いていました。

みちるへ渡したお金を1人拾い集めるシーンは、なんだか切なくなって、なんでそんな言い方するんだよ~~と思ってしまいましたが、夏美だけでも桑野の優しさに気づいているようだったのでよかったです。

言い方さえ変えれば不器用だけどいい人なのにな~と改めて思った回でした!

第4話「休日を一人で過ごして悪いか!!」

信介(阿部寛)は、摩耶(高島礼子)に、普段しないことをして潜在意識を活性化した方がいいと助言を受ける。そこで、信介は、はとバスツアーに参加。偶然、夏美(夏川結衣)と隣り合わせの席になり、一緒に行動することに。

一方、英治(塚本高史)は沙織(さくら)と出掛けた遊園地で、みちる(国仲涼子)と鉢合わせする。

https://thetv.jp/program/0000002995/4/

机に持ち物を1つ1つ綺麗に並べる。ベーコンと目玉焼きを焼き、トーストを食べながら新聞を読む。これが桑野の毎朝のルーティンです。

しかし、マンションを出た桑野は下で愛犬の散歩から戻ったみちるに会い「休日出勤ですか?」と声をかけられ今日が土曜日であることにきづき部屋に戻りました。

一方、中川病院では夏美が看護婦たちが夏休みについて話していました。今年も夏休みはとれなそうだと話す夏美に看護婦たちは「先生は休みの日何にしてるんですか?」聞きます。夏美が「本読んで、買い物して、その帰りにちょっとパチンコして、あと最近はまってるのは岩盤浴!」とこたえると「1人でできることばっかりじゃないですか!今度の土日だれか誘って出かけてみたらどうですか?」と言われてしまいます。

その頃、みちるは栄治に友達を誘い合ってどこか出かけようと提案していました。しかし、そこに摩耶がきて設計のやり直し事案が発生。休みなんて出かけたってしょうがない、涼しい事務所で仕事してる方がいいという桑野。仕事ならしょうがいないと予定をキャンセルしようとする栄治でしたが、「1人の方が足手まといしなくていいし、好きに音楽大音量でかけてやる」と申し出を断ります。これは休んでいいぞという不器用な桑野なりの気遣いです。栄治は、沙織にみちるからの提案を話しますが2人で出かけたいと言われてしまい予定はキャンセルになりました。

桑野は実家で遊園地のペアチケットを貰い、それをマンションの下で会ったみちるに渡しました。

日曜日、またもや腹痛で中川病院を受診する桑野。そこで夏美の机に花火大会のチラシを発見。行くのか尋ねると、夏美は「仕事が終われば行こうと思っている」と言います。それを聞き腹痛とは思えない様子で花火について熱く語りだす桑野に、夏美は呆れ気味。

一方、みちるは同僚で友人の千鶴と桑野がチケットをくれた遊園地へ来ていましたが、同じく来園していた栄治と沙織カップルに遭遇し、一緒に観覧車へ乗るはめに。

その頃、仕事を切り上げた桑野は「寅さんの故郷柴又と下町の旅」のはとバスツアーに参加しようとしバスにのると偶然夏美と隣の席になります。桑野はバスガイドそっちのけで自分の豆知識を披露し挙句のはてにはバスガイドを泣かせます。さらのは2人は夫婦に勘違いされ最後に夏美まで泣かせてしまいます。

後日、桑野は謝るために病気を理由に夏美の元を訪れます。桑野は、事務所の屋上から見えるからと夏美を花火に誘いますが、誘い方が不器用すぎて「みちるちゃんたちと見に行くから」と断られてしまいます。断られた桑野は1人の方が楽しいしと強がって出ていきました。

花火大会当日、栄治が帰ろうとすると桑野はまだ仕事をしていました。桑野は1人、事務所の屋上でワインを開けつまみを持参して花火を鑑賞します。するとそこに夏美がやってきてご一緒してもいいですか?と聞きます。桑野がそれを聞いてモジモジしていると、後ろからみちるや栄治などもついてきて、みんなで見ることに。

最初はムッとしていた桑野でしたが、みんなに感謝されるとまんざらでもなさそうです。

1人で準備して花火を楽しむ桑野が、つくづくらしいなぁと思いました(笑)。夏美への花火への誘いなど、色々な場面で素直に物を言えない桑野にもどかしさも感じますが、それが桑野らしく可愛いと思い始めました!

個人的には、毎回の一番最初の桑野の1人時間の過ごし方のシーンが大好きなので次回も楽しみです。

第5話「家に人を入れないで悪いか!!」

急ぎの仕事を引き受けた信介(阿部寛)は、食事や睡眠を削り、仕事に没頭していた。気遣う摩耶(高島礼子)も無視し続けた信介は、ついに倒れて入院。摩耶と英治(塚本高史)は信介に黙って仕事をほかの事務所に回す。

すると、その件を知った信介が激怒。「楽したかっただけだろ」と責められた英治は、辞める覚悟で信介の元を去る。

https://thetv.jp/program/0000002995/5/

家の掃除をすみずみまでする桑野。テーブルの裏面まで拭く徹底ぶりです。しかし必要な書類まで捨ててしまったようでゴミを漁るはめに…。

ある日、夏美が看護師たちと家事について話をしていると桑野が診察にやってきて家事が嫌いだなんて…と皮肉を言います。それをみちるが愚痴ると、栄治も読んで桑野をこき下ろす会を開催しようと盛り上がります。

その頃、事務所では摩耶が新しい案件を持ってきていました。スケジュール的に厳しいと躊躇する栄治でしたが桑野はやると言います。栄治も給料アップのためならと引き受けることに。そこからしばらかう仕事漬けの日々を送ります。そんななか、朝までのに終わらせなくてはいけない仕事があるにも関わらず桑野はキッチンの汚れが気になりそこから掃除を始めてしまいます。

すると、みちるの部屋で女子会中だった夏美からご飯が残ったからどうぞと電話が。届けにいくという夏美に、どうしても人を家にあげたくない桑野はそれを拒否し、1人寂しく素麺をすすりパソコンに向かいます。

そんな生活がつづくうち、桑野は過労で体調を崩し倒れてしまいます。病院へ運ばれた桑野は2.3日安静にするように診断されます。それでも仕事しようとする桑野に栄治は他のひとをピンチヒッターにお願いしたことを伝えると、勝手なことするなと怒り出し栄治を外へ追いやってしまいました。

その夜、栄治はみちると千鶴とバーで桑野をこきおろす会を開催。桑野への文句をぶちまける栄治でしたが気づくと桑野を褒めています。それを聞いたみちるは栄治にちゃんと仲直りしたら?と言います。

一方、桑野のもとに摩耶が見舞いにやってきます。そこで断ってしまった案件のお客さんが桑野の作るキッチンを楽しみにしていたと言うと、それを聞いた桑野は勝手に退院。その仕事をやっぱり自分がやると言います。

しかし、桑野はその仕事に必要なデータが入ったメモリースティックを病室へ忘れてきてしまいます。それを見つけた夏美は、桑野にこれを届ける代わりに診察させるように言います。

家にひとを入れたくない桑野は少し空いた隙間からメモリースティックを抜き取ると鍵を閉めてしまいました。

すると、今度は栄治が仕事を手伝いにきました。しかし桑野と電話がつながらず、とりあえず夏美も含め3人でみちるの部屋で待機することに。すると隣からガタガタッと物音が。まさか倒れたのではと心配する3人は、非常扉を打ち破りベランダから桑野の家へ侵入。

すると、そこには牛乳をこぼし椅子にもたれかかった桑野が…。しかし桑野は寝ていただけでした。夏美は桑野の部屋で診察を行いまたベランダから帰っていきました。

そうして出来上がった設計にお客さんは大満足。仕事をやり終えた桑野は、部屋で文句を言いながらも嬉しそうに、みちると夏美が作ったごはんをほうばりました。

具合悪くてもお客さんの気持ちに答えたいと仕事をする桑野は偉いなぁと率直に思いました。それを理解したうえでじぶんの立場で応援する夏美も素敵でしたね。

そんな桑野には、なんだかんだ助けてくれる仲間もいて実は幸せ者なのでは?と思い温かい気持ちになった回でした。

第6話「融通きかなくて悪いか!!」

建築の現場で、信介(阿部寛)が、お好み焼き店のオーナー・八木(乃木涼介)ともめた。謝罪するよう摩耶(高島礼子)は諭すが、信介は渋る。

後日、ストレスで胃を痛めた信介は病院へ。夏美(夏川結衣)と八木が顔見知りと知り、理由も言わず店に誘う。帰り道、信介は夏美に常識のなさを指摘され、二人は口論になる。

https://thetv.jp/program/0000002995/6/

いつものビデオショップきた桑野は見たいDVDがずっと貸出中なことで店員に文句を言っています。

ある日、患者さんが持ってきたお見合い話で看護婦と盛り上がる夏美。でも30過ぎて転職ばかり繰り返しているのが気になると断るつもりです。先生はどんなひとならいいんですか?と聞かれると、夏美は「常識があって、人の輪を大切にする人」と桑野とは全く反対なひとを言いました。

その頃、建築中の現場で桑野が打ち合わせをしていると、ベランダにおがくずが飛んできたと隣のマンションの住人の八木がやってきていました。「おがくずくらいで。これがクレーマーっていうのか」と呟くと、それが八木に聞こえてしまいました。謝るように言う棟梁と喧嘩で揉み合いになった2人を八木がとめようと中に入ると、八木の顔に桑野の手がぶつかってしまいました。

摩耶は、八木がオーナーを務めるお好み焼き屋に改めて謝罪にいくように要求。摩耶の要求に気が重い桑野は胃痛になり、いつものように中川病院を受診。胃痛の原因がストレスだというので夏美は悩みがあるなら聞くと言います。桑野は、八木がオーナーを務めるお好み焼き屋のチラシをみせ、この店を知っているかと聞きます。すると、夏美は八木のことを知っていました。実は八木も夏美の患者だったのです。

それを知った桑野は、夏美を誘いそのお好み焼き屋に行きます。しかし、桑野はいつものうんちくで夏美のお好み焼の焼き方に文句をつけます。自身を失くした夏美は桑野に焼きを任せることに。桑野は几帳面にお好み焼きを焼きます。

そこに夏美に気づいた八木がやってきます。知り合いなんですか?と驚く夏美。モジモジする桑野ですが、夏美とのアシストもあり「今日のことなんですが…。申し訳ありませんでした。」と謝りました。

帰り道、要するに1人で謝るのが嫌で知り合いの私を連れていったんですねと言う夏美に桑野は応戦。またしても2人は言い合いになりますが、最後は桑野に「ごちそうさまでした」と言いました。

翌日、桑野がきちんと謝罪に行ったことを聞いた摩耶は、ごほうびだと新しい仕事を持ってきます。それは有名なイラストレーターの結のアトリエ兼自宅の建築でした。新築するにあたり一度桑野と顔を合わせるため結城主催のパーティーへ参加することに。女性も誘ってくるように言われたため、沙織やみちるも誘い一緒に向かいました。しかし、桑野は結城のセンスがイマイチ理解できません。しかも、家に求めるスタンスもまるで違います。そのためいざとりかかるもエンジンがかかりません。

そんなとき、夏美から電話がきて、この前は言い過ぎたと謝罪がありましたが、またしても売り言葉に買い言葉。最後は、仕事のストレスが会ったら心療内科を紹介するので連絡くださいと言われガチャンと電話を切られてしまいました。

その夜、いつものバーへ行くとインチキ建築家の金田と千鶴の姿が。千鶴は桑野にこのことはみちるには内緒にして欲しいと頼まれます。

その後、帰宅するとマンションの下で愛犬の散歩帰りのみちるに会います。そこで結城があれ以来、結城がしつこくみちるに連絡してることを知ります。すると翌日、桑野は元々の考え方が好きじゃないからやっぱりこの仕事は出来ないと言い出します。

今さら、桑野の独断で仕事を断ることはできないと言う栄治と摩耶に、桑野は違約金だってなんだって俺が払ってやると言います。

すると、その日みちるは、わたしのせいで仕事を降りたって聞いてと桑野のもとを訪れます。みちるのせいではなく、自分の気持ちに素直になっただけだと言う桑野に、みちるは「変なひと」と言いました。

摩耶はそのことを夏美に相談しにきました。摩耶は、桑野は夏美の言うことなら聞くと思い夏美に桑野が仕事をおりないように説得してほしいと頼みにきたのです。夏美は、桑野とまたお好み焼き屋に行き、結城の家の建築を断らないという方法はないのか聞きます。断れば困るひとがたくさんいるんでしょ?と聞くと、桑野は断るのは結城の考えが自分のポリシーに反するからだと言います。

夏美はが「医者は患者のポリシーに反しても治療を行う」と言うと、桑野は「自分が向き合っているのは家だ。僕はただいい家が作りたい。これだけは妥協できない。」と言います。

それを聞いた夏美は「そうですか。しょうがないひとですね、あなたは。」と言います。そう言っているうちにお好み焼きはすっかり焦げてしまいました。

翌日、摩耶が事務所にくると夏美から電話が。説得に失敗したことを伝えるようとすると、桑野が「俺その仕事やるわ」と言います。驚く摩耶に栄治は「今日になって急に結城さんに自分のポリシーをぶつけてみるって言いだしたんですよ」と言います。

摩耶は夏美に「あいつをうまく操縦するコツでもあるんですか?」と聞きお礼を言いました。

どうやら桑野は夏美の言葉が実は胸に響いていたようです。

頑固で偏ってはいますが、桑野の仕事への妥協を許さない姿勢だけはいつも感心します。面倒なことは嫌いな桑野も、人とぶつかってみようと思わせたのは夏美の存在があったからなんでしょう!

第7話「親戚づきあいがキライで悪いか!!」

桑野(阿部寛)は父親の三回忌に出席した。親せきから結婚の話をされ、桑野は終始愛想笑いを。そんな中、夏美(夏川結衣)の父・康雄(竜雷太)が上京。夏美は見合い話を持って来たと思い込み、逃げ回る。

診察で来院していた桑野が夏美の知り合いと分かり、康雄は夏美と会えるよう取り計らってほしいと桑野に頼む。

https://thetv.jp/program/0000002995/7/

慣れないネクタイ結びに苦戦する桑野。調べながら一生懸命ネクタイを結ぶもぜんぜんうまくいきません。この日は、父親の三回忌です。

法事を終え親戚と会食していると、桑野は結婚していないことを散々言われうんざりしました。

ある日、桑野は夏バテでいつものように中川病院を受診しいつものように憎まれ口をたたき合い、ロビーで会計を待っていました。そこに夏美が通りかかると、隣の年配の男性が立ち上がり話がしたいと迫ります。しかし、夏美はとっさに隣の桑野を連れ出し「検査の結果に問題が…」と言い、男性を避けました。夏美は桑野に謝罪し、その男性は父親だと説明しました。

その夜、夏美はみちるに泊めて欲しいと言います。父が自宅でも待ち伏せしていたのです。父は夏美に早く結婚してほしくて、お見合いの話を持ってきたり口うるさくいってきて、夏美はそれを疎ましく思っていました。

一方、桑野は夏美の父康雄でコンビニで遭遇。酒を買おうとする桑野に「病人が酒を買うのを見過ごすわけにいかない」と言ってきます。桑野は仕方なく外の自販機で買おうとしますが、康雄はそこにもついてきて健康の注意をします。しびれを切らした桑野は、ただの夏バテであることを言います。

すると、康雄は桑野の夏美との橋渡しを桑野に頼みます。

翌朝、桑野は夏美と会う約束をします。いつもとは違う様子の桑野にこれはデートなのか?と構えますが、後ろには父康雄の姿が…。こんなことしなくても…と呆れる夏美。なんで話をきかないんだと言う父に夏美はぶっきらぼうな態度をし、喧嘩になりきちんと話をすることができませんでした。

その夜、桑野はまたコンビニで康雄とでくわし、康雄がやってきた本当の理由を聞きます。

ある日の夜、栄治とみちる、夏美がビアガーデンで飲んでいると1人で来ていた桑野を発見。4人で一緒に飲むことに。そこで桑野は康雄がきた本当の理由はお見合い話ではないと言いますが、本当の理由は本人かた直接聞くように夏美に促します。

ある日、帰宅するとマンションの下に康雄が。2人が離しているとそこにお祭り帰りのみちると夏美が。康雄は慌てて隠れました。

翌日、食あたりで中川病院を受診する桑野。前日に食べた肉まんが原因だと言う桑野。それを康雄も食べたことを伝えると夏美は慌てて電話をかけます。しかしつながらず、点滴を持て父が宿泊するホテルを訪れ、父を診察。

すると、結婚式のパンフレットが。なんと康雄は自分が再婚することを伝えにきていたのでした。夏美は父に「おめでとう」と言い、2人は無事に仲直りし、桑野にお礼を言いました。

父の結婚式を終えた夏美は桑野の家を訪れ、父から頼まれた引き出物を届けに来ました。そこに散歩帰りのみちるがやってきて「夏美さんのお父さん桑野さんに似てません?そういうひとに縁があるんですね」と言うと夏美は違うと否定。そして「私待つわ!普通のひとと縁ができるまで!」と言いました。

まさか、話が自分の再婚話だったとは…。桑野が、常温で出したままにしていた肉まんを康雄に食べさせたのはきっと作戦だったのでしょうね。たまには?ナイスなことしてくれますね!

次回も桑野の変人っぷりに目が離せません。

第8話「犬がキライで悪いか!!」

みちる(国仲涼子)が急性虫垂炎になり入院を余儀なくされる。

英治(塚本高史)はみちるの飼い犬・ケンを預かるが、沙織(さくら)の嫉妬を買い、桑野(阿部寛)に世話を押し付ける。

一度は断った桑野だが、寂しそうな英治とケンを見て引き受けることに。桑野はケンが部屋を荒らしていないかが気になり、仕事に身が入らない。

https://thetv.jp/program/0000002995/8/

拡大鏡をのぞき、丁寧に丁寧に船の模型を作る桑野。完成しうっとりと満足気に眺めていると部品が1つ足りないことに気づくがみつからず「しょうがない、もう1セット買うか」と独り言を呟きます。

ある日、腹痛で中川病院を受診するみちるは、夏美に急性虫垂炎と診断され入院することになります。みちるは愛犬を栄治に預かってもらうことにします。しかし、みちるに親切にする栄治に沙織はヤキモチをやき険悪ムードに…。困った栄治は桑野の元を訪れ、代わりに預かって欲しいと言いますが「ありえない!」とドアを閉めます。

すると、預かってくれないなら二度と診察に来ないでと言われた桑野は動揺。一度はそのまま断りますが、最終的には「4日間だけですよ。犬にお愛想はしません。」としぶしぶ犬を預かることにします。

翌日、盲腸の手術を受けるみちるは、手術前に栄治に愛犬の様子を電話で聞こうとします。そこで愛犬が、今は桑野の元にいると知ると不安そうなみちる。

その頃、事務所では桑野が遠隔モニターで家にいる犬の様子を観察していました。すると、くくりつけていた紐がはずれ自由に動きまわる犬に様子が…。桑野は、仕事の打ち合わせ中もその動向が気になって仕方ないようです。仕事に集中してほしいがために摩耶が預かろうとしますが、犬恐怖症で断念。

帰宅すると、桑野を出迎える犬。ちょっとずつなついて心が通じ合ってきた様子です。夏美がやっぱろ私が預かると申し出るも「もうちょっとこいつを研究してみたくなって」と断ります。散歩も板についきて、犬も桑野家でくろいで過ごし、桑野も自分のステーキを分けてあげるほどに。

しかし、そんな矢先に桑野が作った船の模型を壊されてしまいます。「預かった恩を忘れやがって」と桑野は怒り、「もううんざりだ」と言って夏美に犬を預けました。しかし、その数日後に桑野が帰宅し窓を開けると、カーテンで再び模型が落下。この前船が落下したのは犬でせいではなかったということに気が付きます。

桑野は犬に様子が気になり、夏美に電話をします。するとその最中に犬が勝手にどこかへ行ってしまいいなきなってしまいます。急いで探す夏美。そこに桑野も慌ててかけつけ2人で犬を探します。すると前に散歩した川で何か浮いている影を発見。桑野は慌てて川に入り抱きあげるとそれはただの人形で、振り返るとけんは岸に座っていました。安心する2人。犬はキラキラした目で桑野をみつめます。

桑野が帰ると、夏美は犬に「あなたと桑野さん、目が似てる…」と呟き笑いました。

次の日、みちるは無事退院。犬はみちるの元に戻っていきました。一方、あれ以来犬の可愛さに気が付いた桑野はペットショップの犬を見ながら微笑んでいます。

犬嫌いだった桑野が、最終的にはみちるの愛犬のケンと心通わせているところがほっこりしましたね!動物好きなひとに悪いひとはいないので、ケンは桑野の不器用の中にある優しさを感じてたのかもしれません。

早く人間でも、桑野のそんな魅力に気づいてくれるひとが現れますように!

第9話「彼女ができて悪いか!!」

桑野(阿部寛)は、中川(尾美としのり)に頼まれ、キャバクラ嬢・由紀(三津谷葉子)との密会に付き合わされる。そこに、圭子(三浦理恵子)が現れるが、由紀は桑野の恋人だと言い、事なきを得る。

その“うそ”がきっかけで桑野と由紀は親密に。桑野はデートを成功させる方法をインターネットで調べるなど、由紀にひかれていく。

https://thetv.jp/program/0000002995/9/

ジムで体を鍛える桑野。独特なフォームでランニングマシンで早歩きしていると回りはニヤニヤ笑いました。

しかし、慣れない運動で脱水症状になり、いつものように中川病院を受診。なんのために鍛えるのか聞かれると「肉体美を追求している」と言い夏美を呆れさせます。

桑野が会計をしていると、中川に呼び止められ女性を紹介されます。その女性は由紀という名前で中川がいくキャバクラの子で、会う約束をすることが妻にばれてしまったというのです。そして話の流れで付き合っているという設定になってしまいます。その後、由紀は事務所まで車で送ってくれました。

しかし、それを見ていた沙織は事務所にくると「桑野さん、今の女のひとだれですか?」と聞きます。すると栄治と摩耶も興味津々。「もしかして彼女だったりして!」と冗談まじりに言うと桑野は否定せず「プライバシー」と言って答えをはぐらかします。栄治はそれをみちるに告げ口。みちるは「私が確かめる!」と言い出します。

夜買い物帰りに桑野を発見したみちるは桑野に「彼女できたんですか?」と聞きます。またも答えをはぐらかす桑野ですが、マンションの下でなんと由紀が待っていました。すると由紀は「今度の日曜空いてます?」と聞きました。

みちるは、夏美にもこのことを報告。夏美はいい人ができたならいんじゃない?と言いますが、みちるは自分達にいい人ができないのに桑野に先にいい人ができるなんて悔しいと言います。

一方、その桑野は部屋で日曜日にきる服を選んでいました。さらに髪の毛のセットまで練習する入念ぶりです。そして迎えた日曜日、桑野は由紀とオープンカフェで待ち合わせしていました。それを偶然、みちると夏美が目撃。

しかし、遠目から見ると由紀が泣き桑野が困っている様子…。実は、由紀は元カレにしつこく付きまとわれており、桑野に新しい彼氏のふりをして欲しいと頼んでいたのでした。結局、元カレは来ませんでしたが、由紀は「桑野さんのこと見せつけてやりたかった」と言い2人は笑い合いました。

用が済んだので2人はそれぞれ帰宅しますが、別れ際「じゃ元気で」と桑野が言うと由紀は「変なの。もう会わないみたい。新しい恋探さないと」と言います。それを聞いた桑野はドキッとします。

その夜、由紀からメールでまた会いませんか?と誘われます。メールについたハートマークと由紀の顔を重ねる桑野。翌日、いつものビデオショップでDVDを選んでいると由紀から再びメール。「どうして電話くれないの?」という言葉に戸惑っていると、偶然夏美に会います。

夏美が昨日彼女を見たことを伝え、あんなに若い子だなんて意外だった言います。すると桑野は「男はね、どんなに年下でも平気なんですよ」と返しあなたにも相手はみつかったらお祝いしますよと皮肉まじりに返しました。

部屋へ戻った桑野は思い切って由紀に電話をかけ、デートに誘います。一方、桑野に彼女ができたと信じている夏美は父から勧められてたお見合いをすることに!

翌日、桑野は仕事中もデートの作法について調べるなど入念に準備をしているようです。その夜、桑野は室内遊園地で由紀とデートしますが慣れない乗り物やゲームにクタクタに。しかし、なんとそこで由紀は元彼を結婚することにしたと言い出します。桑野は動揺しますが「おめでとう」と言います。こうして、桑野の短い恋?は終わりました…。

翌日、風邪をひいた桑野はまた中川病院を受診。桑野はそこで夏美にあれは彼女ではないと言います。すると「もう~~。もうお見合いすることにしちゃったじゃないですか」と夏美が言うと、桑野は「これと何の関係があるんです?」と言い夏美をハッとさせました。

夏美は由紀が桑野の彼女ではなかったことをすぐにみちるにも報告。桑野に彼女がいると知って悔しくて合コンしたみちるとお見合いを受けることにした夏美は2人で慰め合いました。

後日、約束通りお見合いをする夏美ですが、ただ結婚したいんではなく恋愛して結婚がしたいと言いその人と付き合うことはありませんでした。

お見合いの結果が気になっている桑野は、夏美に電話します。夏美はお見合いはうまくいったと桑野に嘘をつきます。動揺する桑野ですが、それはよかったですねと答えました。桑野はみちるに夏美の結婚のお祝いは何がいいか聞きます。

しかし、夏美はこの前の桑野に仕返ししただけでした。その頃、桑野のすでにみちるのアドバイス通りおすすめされたティーカップを購入しにきていました。お金を払おうとしたそのとき、夏美がその手を止めました。

夏美はお見合いはうまくいかなかったことを桑野に正直に言いますが、またもや2人にはくだらない言い合いになり夏美は怒り帰ってしまいました。

デート前にヘアセットを練習する様子やプレゼント素直に買いに行く桑野がなんだか可愛く思えてしまいました(笑)。すぐに終わってしまった桑野の恋ですが、次は変わりではなく本当の恋が来るといいなあと思います。

その頃、摩耶にはヘッドハンティングの声がかかっていて…。

第10話「女ごころがわからなくて悪いか!!」

沢崎(高島礼子)に大手住宅メーカーからの引き抜き話が持ち上がる。自分の仕事に欠かせない沢崎の話題に桑野(阿部寛)は動揺するが、つい強がって話を受けろと言ってしまう。

桑野が自分のことをどう思っているのか知りたい沢崎は、夏美(夏川結衣)に相談。夏美は話を受けることにして、桑野の本音を探るよう提案をする。

https://thetv.jp/program/0000002995/10/

パソコンでメールをチェックすると出会い系のメールばかりでうんざいりする桑野。

摩耶は、ヘッドハンティングへの返答を迫られていました。その時、栄治から電話。桑野が棟梁と揉めその仲裁を頼まれたのです。結局今回も摩耶のおかげで事は丸く収まりました。

栄治は、摩耶に頼ってばかりだと桑野に文句を言いますが、桑野は「家を作るのは共同作業んだ。あいつ(摩耶)がトラブルを処理して俺は設計に専念する。これを分業体制だ」と主張します。摩耶がもしいなくなったらどうするのかと聞かれると「そういう仮定の質問に答えても意味がない」と摩耶がいなくなるかもしれないことなど全く予想していない様子です。

しかし、摩耶がヘッドハンティングされていることを知ると桑野は焦り、みちると夏川と摩耶の女子会を訪れます。しかし、会社名を聞いて盛り上がる女子3人を前にすると肝心なことは何も伝えることができませんでした。

後日、立ち眩みでいつものように中川病院を受診した桑野。夏美は摩耶に転職してほしくないのでは?と言い素直に引き止めればいいのにと言いますが、桑野はいつものように強がって「あいつがいないとトラブル処理が困るから」などと言います。それに対して夏美は摩耶にとって転職するのが本当にいいのか考えてあげるべきだと言います。

そんななか、摩耶から祖母が亡くなり、打ち合わせに同席できないという連絡が。桑野は夏美からの言葉を思いだし「俺のことはいいから、引き抜きの件は受けたかったら受けろよ」と伝えます。

摩耶不在で行われた打ち合わせは散々でした。最初から喧嘩した状態でやってきた夫婦でしたが、桑野の発言でますます夫婦の溝は深まってしまい打ち合わせどころではなくなってしまいました…。

夜、みちるが愛犬の散歩から帰ってくるとマンションの下で桑野の母育代が息子を待っていました。そこに雨が降ってきてしまい、育代はみちるの部屋で待つことに。そこで桑野の嫁探しに悩む育代に摩耶を推薦します。

摩耶は祖母の通夜へ参列しにきてくれた夏美に、桑野が引き抜きを受けろと言ったことを話します。「あいつなりに私のこと考えてくれたのかなぁ、あいつ本音ではどう思ってるんだろ」と言う摩耶に、夏美は「桑野さんがどう言おうと最後には自分で決めることでしょ」と言い、引き抜きの件を承諾したと言って反応はみるのはどうか?と提案します。

そして同じく通夜に参列していたみちるは、摩耶に桑野の母にお嫁さん候補として摩耶を推薦したことを言います。その言葉に摩耶もまんざらでもないようでした。

摩耶は、桑野を事務所に送り、引き抜きを受けようと思うと言います。それを聞いた桑野は「お前の自由だしいいんじゃないか」と言いますが、自販機にお金が入れられないくらい動揺していました。

翌日、出社すると、この前来た夫婦から当分仲直り出来なそうなので新築の話は一旦白紙という連絡が来たと栄治が言います。摩耶なしでやっていけるのかと心配する栄治に、桑野は「どうせ変わりのひとがすぐ来るだろ」と言いますが、栄治にいたら紹介してくださいよと言われると「確かに」と呟きました。

摩耶は、夏美に電話し機能の件を報告。引き抜きを受けようと思っていると言い、夏美を驚かせます。そして続けて「仕事という形じゃなくてもあいつ(桑野)の傍にいるっていう方法もあるかなぁ」と思ってと言うと、それを聞いた夏美の笑顔は引きつりました。

摩耶の引き抜きの件で悩む桑野は、たちくらみがすると再度中川病院を受診します。そこで桑野は「自分の仕事には摩耶が必要なんだ」と言います。夏美は行ってほしくないないなら自分の口できちんと伝えるべきだと桑野に言います。そして夏美は、「摩耶は桑野のことが好きだと思う。自分のことは自分で決着をつけなさい。」と言い去っていきました。

その夜、みちるが犬の散歩をしていると犬が逃走。犬が向かった先には桑野がいました。みちるは「もういい!どいつもこいつも」と言い走って行ってしまいました。そこに栄治から桑野に電話がきて、明日摩耶がヘッドハンティングのひとと会う予定であると聞かされます。

桑野は、迷いますが、その場を訪れ、摩耶に行かないでくれと言います。うまく伝えられない桑野は「俺の起こしたトラブルを文句なしに処理してくれるのはお前しかいない。ベタベタもメソメソもしない、男女関係なく仕事だけで付き合える便利で都合のいいやつはお前しかいない。」と言うと摩耶は「わかった。これからもずっと仕事のパートナーとして付き合っていけばいいんでしょ?あなたのどうしようもない性格に我慢してあげてもいいわ。ただし仕事上の付き合いだけよ。これからもいい仲間でいましょうね」と言い、摩耶は戻っていきました。

摩耶は夏美にこのことを電話で伝えました。そこに育代が摩耶のことを聞きに訪れ、夏美は育代に「桑野さんは摩耶とは結婚しないと思います。仕事上の付き合いと決めたみたいです。」と言いました。

摩耶はどれくらい本気で桑野のことが好きだったのかなと思いました。摩耶はいつもクールなのでなかなか読み取りづらかったですが夏美の気持ちにきづいてあてつけだったのかもしれませんね。

第11話「花柄がキライで悪いか!!」

みちる(国仲涼子)は、連日来るストーカーからの迷惑メールに悩まされていた。夏美(夏川結衣)に頼まれ、桑野(阿部寛)はボディーガードをすることを渋々承諾。翌日からみちるの帰路とケンの散歩に付き添うことに。

そんな中、みちるは、メールが来るようになったのが遊園地で携帯電話を落としてからだと思い出す。

https://thetv.jp/program/0000002995/11/

ある夜、桑野は部屋に鍵を忘れたままゴミをだしにきてします。オートロックのため締め出されてしまい柵を乗り越えて入ろうとしていると、見回り中のお回りさんに職務質問されてしまいます。不審者扱いされる桑野ですが、たまたま通りかかったみちるのおかげでこの危機は免れましたが最近ここらへんでは不審者が出没しているとのこと。

翌日、事務所では設計中の家の壁紙を花柄にしたいとお客さんが要望してきたと摩耶がやってきました。しかし、花柄が大嫌いな桑野は断固拒否します。

一方、みちるは知らないひとからくる不気味なメールに悩まされていることを夏美に相談していました。夜道を1人帰るのが怖いというみちるをなつみが送って帰ると、桑野もちょうど帰ってきました。夏美は桑野にみちるがストーカー被害に遭っていることを話し、みちると一緒に帰ってくれるようにお願いします。拒否したように見えた桑野でしたが、一度締めたドアを開け、「で、何時にどこで待ち合わせする?決めとこ」と言いました。

摩耶はお客さんを説得し、なんとか全面ではなく一部に花柄を入れることで了承を得たと桑野に報告。「注文に応じるのも建築家の仕事でしょ。」と言われた桑野は、花柄の入れ方を研究するために街を散歩に出かけます。

その後、みちると合流して帰宅する桑野。ボディーガードの意味がよく分からない桑野は、後ろ向きで歩いたり挙動不審、さらにはメールが来るだけなのにストーカーなんて大げさだなどと言います。

犬の散歩にも同行した桑野は、公園に捨てられていた自転車に乗って遊んでいると、それが盗難車だったらしくまたしても職務質問されてしまいます。すぐに容疑は晴れますが、そこで桑野はお巡りさんにみちるとストーカー被害を相談。しかし、メールだけですか?と全く取り合ってくれません。桑野は「女性がどんな気持ちでいるか分かるんですか?夜道ですぐに110番できるよに携帯握りしめて歩いてるんですよ?」と怒ります。それを聞いたみちるは、なんだか少しうれしくなりました。

部屋へ戻ったみちるにまた例のストーカーからメールが。「その男はなんだ。君には似合わない」と桑野といるところを見られたような内容が書いてあり、怖くなるみちる。

翌日、花柄案を終えた桑野は胃痛でいつのように中川病院を受診。夏美は、昨日のおまわりさんに掛け合ってくれたことでみちるが喜んでいたことを言います。すると桑野は自分で言えばいいのにといい夏美にお節介だと言いました、

その夜、桑野が中川家に顔だし夕食を食べていると、妹の圭子が母育代と暮らすためにこの家を増築したいと言い出します。育代は世話にはならないと言いますが圭子には桑野が結婚さえしてればと責められます。

そこにみちるから電話が。迎えにいくという桑野に、みちるは栄治たちと飲んでいるから今日はタクシーで帰るという連絡でした。桑野が「でも犬の散歩もあるだろ」と言うと、みちるは「そうですね。じゃあ、帰ったら連絡します」と言いました。

みちるは、栄治たちとの飲み会でいつからメールが来るようになったか考えます。すると、日曜日に千鶴と言ったお化け屋敷で携帯を落として中でミイラ役をしていた男性が拾ってくれたことを思い出します。ほんの数分だけど、携帯が他のひとの手に渡ったことでアドレスがばれたのではないかと推測しました。

桑野は夏美と一緒に次の穂、そのミイラ男にストーカーをやめるように言いにいくことに。お化け屋敷に入った2人は、ミイラ男を発見し話を聞きますが、その人ではないことが分かります。

その報告をするため、桑野と夏美がみちるの職場を訪れますが、そこでまたもや夏美と口論になってしまいます。怒った「夏美はみちるちゃんは今夜から私が送ります。」と言いかえってしまい、みちるもそんな桑野をみてがっかりしてしまいます。

そんななか、桑野がデザインした花柄の部屋の図案がネットに流出。そのことで栄治と言い合いになり喧嘩してしまいます。それを見た摩耶にも「こんなことしてたら誰もそばにいなくなる」と言われてしまいます。

結局、犯人は内装業社で栄治は話を聞きに行き口論になり怪我をしてしまいます。病院へ駆けつけた桑野は何してるんだと怒ります。栄治は、桑野に自分がコピーをとらせたことがミスだったと謝ります。「自分のポリシーを曲げて花柄を入れることが桑野にとってどんな嫌だったのか分かる。自分は桑野の部下で味方。だから俺のこといなくていいなんて思わないでください。」と言います。それを聞いた桑野は、嬉しくて涙が。恥ずかしさを隠すために部屋を出ました。

待合室で摩耶と沙織が待っているとそこに夏美が通りかかります。すると摩耶は、みちるのボディーガードを桑野に頼んだことに触れます。「この前は私を桑野とくっつけようとするし不思議なひと。気持ちとは逆のことをしているように見える」と言います。それを聞いた夏美は動揺し何かいいかけますが、そこにみちるから電話が。

すると夏美との待ち合わせ場所のカフェで待っていたら、近くにあのミイラ男がいるというのです。慌ててみちるの元へ向かう夏美。桑野もそれを見ていました。

夏美がカフェにつくとそこには怯えたみちるが。私が話にいくと夏美が立ち上がると、そこに桑野が登場。

桑野はミイラ男に「結局あんたか」と言います。しらばっくれるミイラ男に桑野は「あの子に近づかないでもらえますか?あの子は俺のお隣さんです。これまでにも色々世話になってるもんですから。怖い思いさせたくないんですよ。二度とあの子のに近づくな。メールも出すな」と言うと、ミイラ男は汗を拭きだし、言い訳をしようとします。しあかし桑野が再び「あの子に近づくな」と言うと、ミイラ男は「すいませんでした」と言い店を出ていきました。

役目を終えた桑野は栄治を送っていかなきゃないのでと夏美とみちるに言い去っていきました。帰り道、みちるは早坂に「困ったことになったかも。あたし、桑野さんのこと好きになっちゃったかも」と言います。

それを聞いた夏美は驚きますが、みちるもそんな気持ちに驚き戸惑っている様子。そんなことに奈ていることを知らない桑野は家で1人で指揮をしています。そこにインターホンが鳴って…。

今回の桑野はかっこよかったです。みちるの気持ちに大共感しました。いつもは、文句ばかりで決して男らしくない桑野が、みちるのためにお巡りさんやミイラ男に伝えるところでは、普段とは違う様子にドキドキしてしまいました。

次回最終回、桑野がどんな答えを出すのか楽しみですね。

第12話最終回「幸せになって悪いか!?」

みちる(国仲涼子)は桑野(阿部寛)の優しい一面に触れ、桑野のことを好きになってしまった。みちるは「好きだ」と伝えるが、桑野はそれがケンの気持ちだと勘違いする。

後日、夏美(夏川結衣)はみちるの思いが桑野に伝わっていないことを知る。みちるに話した夏美は、気持ちを伝えてほしいと頼まれ、複雑な心境になる。

https://thetv.jp/program/0000002995/12/

1人で寿司パーティーを開催する桑野。すだれを使って海苔巻きをつくり、ワインを飲みます。そこにまたインターホンが。相手は新聞の勧誘です。「夕べも来ましたよね。間に合ってます。」と言うとたまたま通りかかったみちるに代わりに勧誘に行くように言います。

そのまま契約させられてしまったみちるは、文句を言いにきます。そして「昨日はありがとうございました。」と言います。そんなに好きかと、手に持ってたキュウリを見つめる犬に桑野が言うと、勘違いしたみちるは「どうして分かるんですか。最初はあんまり好きじゃなかったというか…。今は逆っていうか。好きかもしれません…。それじゃぁ」と言い帰っていきました。

告白したと勘違いしているみちるは、夏美に「言っちゃいました。桑野さんに好きって」と電話します。夏美は「そう。桑野さんは何て?」と聞きます。しかし、みちるはリアクション見るの忘れた~と言います。そんな乙女たちの複雑など知らない桑野は今日も軽快に指揮をしてます…。

ある日、桑野は人気番組にコメンテーターとしてテレビ出演することになります。プレッシャーで胃が痛くなった桑野はいつものように中川病院を受診します。胃痛の原因がみちるだと思った夏美は、桑野にそのことを聞きます。しかし、桑野には全く何も伝わっていないことを知ります。それを知り、夏美は何だか安心した表情になりますが、テレビに出るのにそのシャツが変だと指摘。

慌てて家に帰ると、桑野はシャツを選び直し写真付きのメールで夏美に何度も何度も意見を聞いてきます。「これで全国の視聴者に不評だったらあなたのせいですからね」という桑野でしたが、自分でも「悪くない」と納得したようです。

夏美は、みちるに桑野が勘違いしていて、告白が伝わっていなかったことを報告。それを聞いたみちるは、夏美に代わりに思いを伝えてほしいと頼みます。夏美は渋々オッケーしますが、その心は複雑です。そんななか、みちるは部屋を貸してくれていた叔父さんが帰国するために部屋を出ることになります。

その夜、中川家では家族そろって桑野のテレビ出演を見ます。しかし、思ったよりもかなりカットされており出演は一瞬でした。すると急に育代は胸が痛いと呻きだします。病院へ運ばれた育代でしたが、一過性の不整脈との診断。大事には至りませんでした。育代は病室のベットで「これで死ぬかと思ったら、やっぱりあなたの(桑野)ことが気になった。あなたは本当の1人を知らない。私が死んだら、あなたを本当に心配するひとがいなくなってしまう…」と息子へ思いを吐露しました。

夏美は、育代の病状を聞きに来た桑野にみちるの気持ちを伝えようとしますが言えませんでした。夏美はみちるにやっぱり自分で伝えるべきだと言います。

そんななか、みちるが引っ越しする前に部屋に集まることに!しかし、みちるの気持ちを知った栄治達は気を利かせてドタキャンしますが、そこに夏美がやってきて3人で飲むことに。

いつものようにいがみ合う夏美と桑野。それを目の当たりしたみちるは、机をバンと叩き「人の家で痴話げんかしないでください。どう見ても恋人か夫婦の痴話げんかです。」言い怒り出し、帰ってくれと2人に言いますが、桑野はどうして怒っているか分からなくて困惑します。

翌日、夏美はみちるの元を訪れ昨日のことを謝ります。するとみちるは「夏美さんも好きなんでしょ?桑野さんのこと。」言います。そう言われて夏美は困った顔します。みちるは、新しい出会いを探すと言い、夏美がうまくいくことを願いました。

夏美は、病院へ戻ると、育代が退院するところで桑野も一緒に来ていました。育代をタクシーに乗せ帰ろうとする桑野を夏美は引き止めて「この前、テレビでカットされたところは何て言ってたんですか?」と聞きます。

すると桑野は「家は建築家の個性が発揮されてはじめていい家になる。僕はキッチンを重視した家作りをしている。それが住むひとの幸せにつながりと信じている。とまぁこんな感じです」。それを聞いた夏美は「そんなとこカットされたら腹が立ちますよね。この前はすみません。わたしも家作ってもらおうかな?」と言います。珍しく素直は夏美に桑野は一瞬戸惑いますが、理想の家について夏美は言うといつものように皮肉を言います。

夏美は「考えてみれば私たちの会話はキャッチボールではなく、ドッヂボールばかり。あたしは、キャッチボールがしてみたいです。あなたと。ボールは投げました。」とまっすぐ桑野を見て病院へ入っていきました。桑野は、その言葉の意味を考えていました。

そんななか、みちるは引っ越しをしていってしまいました。桑野は、そんなみちるに犬への餞別だと手作りのキュウリと犬の模型を渡しました。みちるはタクシーの中でそれを見ながらそっくりだねと笑いました。

その夜、桑野はいつものように1人焼肉をして家に帰り、ベランダへ出ると隣には誰ももう住んでいないことを感じふと寂しくなります。そこで夏美からの言葉を思い出し、桑野は何かを書き始めます。朝まで何回も何回も書き直し、向かった先は中川病院。

桑野は夏美に「キャッチボールしにきたんです。夕べ、ずっとあなたの住みたいと言う家を設計しようとしたが出来なかった。」と言います。夏美はどうして?と聞きます。すると「僕はこれまで他人の住む家ばかりを設計してきました。自分や自分の大事に想っているひとの家を設計することがどうしても出来なかった。明るくて開放的でいろんなひとが集まるような家で自分が暮らしているところを想像できなくて…」と。

「自分が住むっていいました?」と夏美がおどろいて聞くと、桑野は「僕はずっと結婚なんかしないって思ってきました。1人のほうがいいって。でもあなたと出会って話し相手がいつもそばにいるのもいいのかなって。要するに僕はあなたが好きなんじゃないかな。だめかな、僕じゃ」と言います。すると夏美は目に涙をためて「いいかもしれません。」と言い微笑みました。

桑野はそれを聞いて「嬉しいな」と言いますが「結果的には結婚できないんですよね」と言います。それを聞いた夏美の涙も吹き飛んでしまいますが理由を聞きます。

すると桑野は「自分や自分の大事なひとと暮らす家のイメージがわかない。さっきそう言ったでしょ?」と言います。夏美はそれを聞いて「家なんてどうでもいい。いらない。そんなの賃貸でもいいじゃないですか!」といいいつものように言い合いに。せっかくのいい雰囲気はどこかへ行ってしまいました。桑野は「ややこしい女だ」と呟きながら帰ります。

ある夜、買い物をして帰る桑野と夏美はばったりと会います。別れ際、桑野は夏美に「圧力なべあります?ぼくんちにありますよ。ロールキャベツなら10分で出来ます」と夏美を家に誘います。夏美は「あなたがどうしてもって言うなら行ってもいいですよ」と言うと桑野は「じゃあ来てください。どうしても」と言い笑いました。

というのが最終回でした。なんだかほっこりとする終わり方でしたね。まっすぐに想いをぶつけた夏美も素敵だったし、不器用な桑野が出した答えも心にジーンとくるものがありましたね。

なんだかんだいっても、桑野のまわりは温かい人ばかりだし、桑野本人も変人ではありますがその中には人を思う心がきちんとあると感じました。ぜひ、このまま夏美と幸せになってほしいですし、その様子も見て見たいなと思いました。

【結婚できない男】人物相関図

【結婚できない男】の登場人物&キャスト紹介

桑野信介(阿部寛)

おひとり様ライフを謳歌する40歳独身男性。趣味はクラシック鑑賞をして一人指揮をすること。有能な建築家で独立し事務所も構えているが、偏屈で皮肉屋なことからお客さんや現場と揉めることも多い。

しかし、本当は優しい一面を秘めているにも関わらず不器用すぎてなかなか伝わりにくいという側面がある。女医の夏美と出会い、喧嘩しながらもぶつかっていくうちに最終的に好きだと気が付く。

早坂夏美(夏川結衣)

中川病院の内科に努める女医。40歳目前で独身。休日は、漫画喫茶、パチンコ、岩盤浴に1人行き、最後は野菜ラーメンで占めるのがお決まり。桑野と違い、社交性や人への気遣いもできるか何故か結婚とは縁がない。

急患で運ばれてきたことで桑野と出会う。たびたび、大したことない症状を口実に会いに来る桑野とはいつも売り言葉に買い言葉で喧嘩をするが、最終的にはそんな不器用な桑野を好きになる。

村上英二(塚本高史)

桑野の事務所で働いている助手。桑野と違い女性にはモテる。いつも桑野の偏屈さには呆れているものの、仕事に関しては尊敬している。

田村みちる(国仲涼子)

桑野の隣人。犬のケンを飼っている。

桑野の病院に付き添ったことで夏美と知り合い、それ以来たびたび食事したり相談する仲になる。新しい出会いをいつも求めている。

初めは桑野のことをあまり好きではなかったが、ストーカー事件で守ってくれてことがきっかけで桑野を好きになる。

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*この記事の情報は2021年6月29日現在のものとなります。

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