シグナル 長期未解決事件捜査班 とは
「シグナル 長期未解決事件捜査班」とは、フジテレビ系で2018年の4月10日から同年の6月12日の間、放送されていたドラマです。
毎週火曜日の21時から21時54分の時間帯で放送されていた、いわゆる火9枠のドラマで、主演は本作がテレビドラマ初主演となる坂口健太郎が演じています。
内容は、現代に生きる刑事・三枝健人と過去に生きる刑事・大山剛志が一台の謎の無線機によって繋がり、時空を超えたタッグで未解決事件を解き明かしていく物語です。
未だ未解決のままである、15年前に起きた女児誘拐殺人事件の犯人をプロファイリングで追っている三枝。
ある日、繋がるはずのない無線機から聞こえてきたのは、当時その事件の捜査中に姿を消した大山からの通信でした。
現在と過去で繋がる2人の刑事が協力し合い、様々な未解決事件に挑んでいきます。
- 「シグナル 長期未解決事件捜査班」各話のあらすじとネタバレ
- 【シグナル 長期未解決事件捜査班】 第1話「過去とつながる無線15年前の誘拐の謎!」
- 【シグナル 長期未解決事件捜査班】 第2話「時効成立20分前!極限の攻防戦新たな未解決事件!上」
- 【シグナル 長期未解決事件捜査班】第3話 「変化する過去!殺人の連鎖!再び動き出した凶悪犯」
- 【シグナル 長期未解決事件捜査班】 第4話「死のバス連続殺人衝撃の結末!時を超えた奇跡とは」
- 【シグナル 長期未解決事件捜査班】 第5話「刑事失踪の謎を追え!新たな事件発生!無線の悲劇」
- 【シグナル 長期未解決事件捜査班】第6話「衝撃の死極限のタイムリミット誘拐事件の謎を解け」
- 【シグナル 長期未解決事件捜査班】第7話「連続窃盗衝撃の真相!刑事の死最悪の事件が始まる」
- 【シグナル 長期未解決事件捜査班】第8話「最終章!18年の時を超えて今明かされる失踪の謎」
- 【シグナル 長期未解決事件捜査班】第9話「ついに今明かされる兄の死の謎運命狂わす真相とは」
- 【シグナル 長期未解決事件捜査班】第10話 「ついに今明かされる兄の死の謎運命狂わす真相とは」
- 【シグナル 長期未解決事件捜査班】人物相関図
- 【シグナル 長期未解決事件捜査班】の登場人物&キャスト紹介
「シグナル 長期未解決事件捜査班」各話のあらすじとネタバレ
【シグナル 長期未解決事件捜査班】 第1話「過去とつながる無線15年前の誘拐の謎!」
- 第1話 あらすじ
謎の無線機を通じて、現在と過去を生きる刑事が協力し未解決事件に挑むサスペンス。1995年、女子児童が誘拐、殺害される事件が発生。その後、犯人逮捕に至らず時効が迫っていた。警察官になった健人(坂口健太郎)は、廃棄処分の無線機から自分と同じ事件を追う刑事・大山剛志(北村一輝)の声を聞く。
*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000937173/1/
時効間近の未解決事件を追う三枝健人は、自分の名を呼びかける謎の無線機を発見します。
その声の主である、当時事件を捜査していた大山剛志から「真犯人は別にいる」と聞かされ、大山の証言をもとに急いで谷原記念病院に向かいます。
するとそこで、被疑者として断定されていた橋本の白骨化した遺体が見つかりました。
大勢のマスコミが集まる中、三枝は「真犯人は谷原記念病院にいた看護師だ」と叫び、真犯人の尻尾を掴もうとします。
有力な情報提供をもとに、真犯人であろう人物を特定し連行しますが、別人だと気づいた三枝は持ち前のプロファイリング技術で真犯人の行動パターンを予測します。
その予測は的中し、真犯人である吉本圭子を捕まえることに成功。
時効成立まで残りわずか、刑事たちと吉本の心理戦が始まります。
【シグナル 長期未解決事件捜査班】 第2話「時効成立20分前!極限の攻防戦新たな未解決事件!上」
- 第2話 あらすじ
「田代綾香誘拐殺人事件」の時効が迫る中、ある女が容疑者として挙がり、取り調べが始まる。だが、依然として否認を続ける容疑者に、美咲(吉瀬美智子)らは焦りだす。
科捜研に送っているDNA鑑定の結果が出ず、しびれを切らした健人(坂口健太郎)が強行手段に出るが、容疑者の態度は変わらない。
*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000937173/2/
真犯人である吉本圭子を連行し取り調べが行われる中、時効の時間が迫り焦る三枝たち。
真犯人を示す決定的な証拠がないことを知っていた吉本は否認を続け、ついに時効が成立してしまいます。
しかし、時効が成立したのは女児誘拐殺人事件のみで、橋本殺害容疑の時効にはまだ時間があったのです。
結局、吉本は橋本殺害の容疑者として逮捕されることとなりました。
後日、三枝は再び大山との通信を交わしますが、突然銃声が鳴り響き、そこで通信は途切れてしまいます。
その通信が再び繋がったのは、三枝が長期未解決事件捜査班に配属された後でした。
しかし、大山は三枝のことを覚えていないそぶりを見せ、三枝も不審に思います。
そんな中、三枝は大山が捜査中の事件に関する情報を提供し、事件を防ぐことに成功したのです。
【シグナル 長期未解決事件捜査班】第3話 「変化する過去!殺人の連鎖!再び動き出した凶悪犯」
健人(坂口健太郎)は、無線機で話す大山(北村一輝)が何者なのか疑う。
一方の大山も、健人が言った通りに連続殺人事件で6人目の犠牲者が出たことを不思議に思い始める。
そんな中、健人は過去の新聞記事に大山の名前を発見。大山が過去の人間であることを確信し、美咲(吉瀬美智子)に打ち明ける。
*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000937173/3/
三枝からの情報をもとに、犯行現場に駆けつけた大山は倒れている被害者を発見します。
逃げ去る犯人を追跡し、なんとか確保することができました。
しかし、その人物はまったくの別人だったのです。
落ち込む大山でしたが、日頃から面倒を見ていた北野みどりに励まされたことで立ち直り、謹慎中にも拘わらず1人で捜査を再開します。
その勝手な行動が同僚たちにバレてしまい、「これ以上勝手な行動はするな」と手錠を金具と繋がれて身動きが取れない状態に。
そんな時、三枝と無線が繋がります。
そこから聞こえてきたのは、次の被害者である北野みどりの名前でした。
【シグナル 長期未解決事件捜査班】 第4話「死のバス連続殺人衝撃の結末!時を超えた奇跡とは」
1997年の大山(北村一輝)は、健人(坂口健太郎)から無線で連続女性殺人事件の情報を聞き、事件を未然に防ごうと次なる被害者の元へ走る。
一方の健人は、大山に情報を提供することで現実が変わることを願う。
そんな中、健人と美咲(吉瀬美智子)は、連続殺人犯が同一人物ではない可能性について考える。
*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000937173/4/
次の被害者が北野みどりだと知った大山は、力尽くで手錠を外し、救出に向かいます。
しかし、駆けつけた時にはもう遅く、みどりは無残な姿で倒れていました。
一方、同事件を追っている三枝たちは、バス運転手の田中修一を有力な容疑者として追っていました。
調査を進めていくと、田中には溺愛する息子のヒトシがいることが判明。
三枝はプロファイリングによってヒトシが真犯人であると特定します。
そんな中、田中はヒトシを庇うために自首を試みましたが、三枝の必死の説得によりヒトシの犯行を自供。
さらに、ヒトシが犯人であることを示す証拠も見つかり、無事逮捕へと繋がりました。
実は、その証拠はみどりが付けていた髪留めで、誕生日に大山がプレゼントしたものでした。
そのことを三枝から聞いた大山は、みどりと一緒に観に行くはずだった映画を1人で観ながら号泣していました。
【シグナル 長期未解決事件捜査班】 第5話「刑事失踪の謎を追え!新たな事件発生!無線の悲劇」
健人(坂口健太郎)は、岩田(甲本雅裕)を待ち伏せし、城西署に勤務していた大山(北村一輝)について尋ねる。
岩田は大山が失踪していることを告げるも、健人はその理由に納得できないでいた。
そんな中、岩田から報告を受けた中本(渡部篤郎)が、接点があるはずのない健人と大山の関係性を疑う。
*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000937173/5/
三枝は、岩田から大山が行方不明になっていることを聞かされる。
その事実を確かめに行くも、以前無線機から銃声が聞こえてきたことなどから、大山の身に何かあったのではないかと考えます。
その行動が中本の目に留まり、目をつけられるようになります。
一方、連続窃盗事件を追っていた大山は捜査に行き詰っていました。
そこで大山は三枝に助けを求めます。
三枝から得たヒントをもとに捜査を進める大山でしたが、犯人として浮上したのはかつて窃盗罪で逮捕され、以来何かと気にかけていた工藤でした。
さらに、工藤の娘で、大山もよく面倒を見ていた和美が焼死する事件が新たに起こってしまいます。
現代の世界で出所した工藤は、その焼死事件に関与している大学研究員の娘を拉致し、冷凍庫に監禁します。
過去が変わったことで、新たな悲劇を生むことに…。
【シグナル 長期未解決事件捜査班】第6話「衝撃の死極限のタイムリミット誘拐事件の謎を解け」
健人(坂口健太郎)と1998年の大山(北村一輝)の交信により、現代で未解決事件扱いだった連続強盗事件の捜査資料に、工藤(平田満)という男の逮捕が記される。
当時の状況証拠から工藤の犯行に疑念を抱く健人は、美咲(吉瀬美智子)に再捜査を提言。
そんな中、出所した工藤が新たに誘拐事件を起こす。
*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000937173/6/
連続窃盗事件の容疑者として工藤が連行される際、娘の和美を身内に預けるためにバスに乗せます。
しかし、そのバスが事故によって炎上してしまいます。
和美はバスに取り残されて焼死してしまいました。
その際、大学研究員である矢部の娘・香織も同じバスに乗っており、矢部は和美よりも香織の救助を優先するよう救助隊に指示。
そのことを恨んでいた工藤は、復讐のため出所後に香織を拉致します。
香織の救出に向かっていた三枝と桜井は、香織が監禁されているであろう冷凍車を発見。
桜井は冷凍車の中に入り香織を探すも、姿はありません。
その時、桜井が電気配線に触れた瞬間に冷凍車が爆発。
危険を察知した三枝が桜井のもとに駆け寄るが、桜井は一瞬にして炎に包まれ、命を落とすことに。
【シグナル 長期未解決事件捜査班】第7話「連続窃盗衝撃の真相!刑事の死最悪の事件が始まる」
出所後の工藤(平田満)が起こした復讐劇により、美咲(吉瀬美智子)が犠牲に。
健人(坂口健太郎)は、工藤が新たな事件を起こすきっかけとなった1998年の事件の真犯人を追うため、無線機を通じ「決定的な証拠を探してほしい」と過去の大山(北村一輝)に協力を要請。
さらに、健人は工藤への聞き取りを行う。
*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000937173/7/
爆発に巻き込まれて殉職してしまった桜井。
三枝は「捜査員が1名殉職した」と大山に告げ、桜井を助けるためにも事件の解決を大山に託します。
工藤にも捜査に協力してもらえるよう頭を下げ、新たな手掛かりを見つけます。
そしてその情報を大山に伝え、真犯人である白石智弘を逮捕することに成功。
過去が変わったことで、桜井の死もなかったことに。
しかし、智弘は不起訴となってすぐに釈放されることになります。
そのことについて三枝と大山が無線機で会話していた際、偶然通りかかった岩田がその会話を聞いてひどく動揺します。
後日、岩田は三枝の兄が関与した事件の真相と大山の失踪についてを明かそうと三枝を呼び出しました。
三枝が待ち合わせ場所に着くと、そこには何者かに襲われた岩田の姿が…。
【シグナル 長期未解決事件捜査班】第8話「最終章!18年の時を超えて今明かされる失踪の謎」
岩田(甲本雅裕)から「兄貴のことも大山(北村一輝)のことも教える」と言われ、健人(坂口健太郎)は待ち合わせ場所へ。
しかし、そこで健人が目にしたのは腹部から血を流して倒れる岩田の姿だった。
一方、1999年の大山は、健人の兄・亮太(神尾楓珠)が主犯とされた集団暴行事件の捜査に当たる。
*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000937173/8/
意識が朦朧としている岩田は、大山を殺したことと集団暴行事件というワードを残して亡くなります。
その集団暴行事件とは、三枝の兄・亮太が主犯格として逮捕された事件でした。
三枝はこの事件の真相を知るために、大山に力を貸してもらえるよう頼みます。
大山は集団暴行事件の捜査に参加し、真相を突き止めるために事件を追っていました。
しかし、その事件は裏で中本が手を回しており、亮太が主犯だと仕立て上げられてしまいます。
さらに現代の世界では、三枝が岩田殺害の容疑者の1人として扱われ、未解決班は捜査から外されることに。
そんな中、独自で捜査していた未解決班のメンバーは、岩田が殺害される直前に別荘に立ち寄っていたことを突き止めます。
その別荘に向かった三枝と桜井が目にしたのは、白骨化した大山の遺体でした。
【シグナル 長期未解決事件捜査班】第9話「ついに今明かされる兄の死の謎運命狂わす真相とは」
理香(青野楓)による検視の結果、発見された遺体が大山(北村一輝)であることが判明する。
健人(坂口健太郎)は、兄の亮太(神尾楓珠)が主犯に仕立て上げられた暴行事件を追う1999年の大山と交信し、事件から手を引くように訴える。
しかし、大山は「三枝警部補の幸せを願っている」と捜査続行を誓う。
*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000937173/9/
遺体として発見された大山。
その大山の遺品から、三枝は昔よく通っていた焼き鳥屋の名刺を見つけます。
三枝は久しぶりに訪れたその店の店員から、当時大山が孤独だった三枝を陰ながら見守っていたことを聞かされます。
「ずっと1人だと思っていたが、そうじゃなかった」と胸を熱くする三枝。
大山の思いを知った三枝は、危険が及ぶから集団暴行事件の捜査から手を引いてほしいと告げるも、大山は事件の捜査をやめませんでした。
やがて出所した亮太から「真犯人の証拠がある」と連絡をもらう大山だったが、岩田によって足止めされてしまいます。
一方、兄の死の真相へと徐々に近づいていく三枝。
「兄を助けてください」と大山に告げる三枝の側には、大山の声に驚く桜井がいました。
【シグナル 長期未解決事件捜査班】第10話 「ついに今明かされる兄の死の謎運命狂わす真相とは」
健人(坂口健太郎)は美咲(吉瀬美智子)へ「殺される前の大山(北村一輝)と話をした」と打ち明け、美咲の前で大山との交信を開始。
驚く美咲をよそに、健人は2000年の亮太(神尾楓珠)が殺害された日の大山に、「兄を助けてくれ」と訴える。
そんな中、健人に対し岩田(甲本雅裕)殺害の証拠が挙がる。
*ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000937173/1
亮太を助けるために自宅に向かう大山。
しかし、すでに亮太は中本の手によって殺されており、助けることはできませんでした。
そのことを三枝に伝えようとしますが、三枝は岩田殺害の容疑で警察に追われており、代わりに桜井が無線を取りました。
桜井は涙ながらに大山の死のことを伝えます。
一方、三枝は大山の死の真相を知るため、暴力団員の岡本と会うことに。
その際、突然現れた男たちによって、桜井を庇った三枝は射殺されてしまいます。
その頃、大山は桜井から知らされた谷原記念病院へと向かい、そこで中本、岩田、岡本に拘束されていました。
しかし、桜井の忠告を聞いていたおかげで命が助かることに。
大山が生き延びたことで未来が変わり、三枝の命も助かりました。
こうして死を免れた大山でしたが、中本殺害容疑をかけられ、その後逃亡しています。
最後のシーンでは、大山が生きていることは明らかとなりましたが、三枝や桜井とは会えていないようです。
【シグナル 長期未解決事件捜査班】人物相関図
【シグナル 長期未解決事件捜査班】の登場人物&キャスト紹介
三枝健人(演:坂口健太郎)
警視庁長期未解決事件捜査班の刑事。
冷静な判断力と観察力、優れたプロファイリング技術を持っている。
15年前に起きた女児誘拐殺人事件の犯人の情報を知っていながらもそのことを上手く伝えられなかったことや、濡れ衣を着せられ自殺した兄が関与していた事件によって心に深い傷を負っている。
過去を生きる大山と無線を通して情報を共有し合い、協力しながら未解決事件の解決へと挑む。
大山剛志(演:北村一輝)
過去に生きる城西警察署の刑事。
諦めの悪い熱血漢。
周りの刑事たちからは時に疎まれ、反発を買うことも多々あるが、絶対に曲げられない信念を貫き通して己の道を突っ走る。
ある日突然、収賄容疑をかけられてしまう。
それを機に行方不明となっていたが、現代の世界で白骨化した遺体となって発見されることに。
桜井美咲(演:吉瀬美智子)
警視庁長期未解決事件捜査班の刑事で、班長を務めている。
新人時代は大山の下で指導を受けており、事件解決にかける熱い思いをしっかりと受け継いでいる。
大山が失踪してから18年もの間、ずっと行方を探し続けている。
物語の終盤では三枝と大山を繋ぐ無線機の存在を知り、過去と未来を変えることに大きく貢献した。
中本慎之助(演:渡部篤郎)
警視庁の刑事部長。
衆議院議員である野沢と裏で繋がっており、数々の汚職に関する隠蔽工作を行ってきた。
弱みを握っている岩田を脅し、自分の思うがままに操る。
事件の真相へと迫る大山と対立しており、大山の失踪に深く関わっている。
岩田一夫(演:甲本雅裕)
警視庁捜査一課の係長。
白血病を患う娘を抱えており、その治療費を肩代わりしてもらう代わりに中本に手を貸す。
中本の指示で三枝と桜井を監視していたが、娘の死をきっかけに中本から離れることを決意。
三枝に兄が関与した事件と大山の失踪についての真相を伝えようとするが、口封じのために殺されてしまう。
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