緊急取調室 シーズン3 とは
「緊急取調室 シーズン3」とは、TV朝日系列で、2019年4月11日の毎週木曜、夜9時~同年6月20日まで放送されていたドラマです。
シーズン1、2以上にパワーアップした取り調べの中で、犯人のすべてが丸裸になっていきます。2年ぶりに捜査一課の専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」を舞台に、手ごわい犯人との一進一退の心理戦が繰り広げられます。
出演者は、シーズン1同様に天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、でんでん、小日向文世ら、などのおなじみキャストであり、その他、新キャストとして塚地武雅なども出演します。
ストーリー
先の読めない新時代を背景に、より狡猾な被疑者と、より卓越された取調官との真向勝負となる。
すべての取り調べの可視化により、一層厳しくなった取調室の中で、天海演じる真壁有希子が犯人のすべてを丸裸にしていく。
「緊急取調室 シーズン3」各話のあらすじとネタバレ
「緊急取調室 シーズン3」第1話「私が撃ちました」
被疑者への接し方を穏やかにするよう指導が行われていたが、真壁有希子(天海祐希)は被疑者を、激しい剣幕で一喝する。警視庁初の女性刑事部参事官・菊池玲子(浅野温子)から、しばらく取り調べを控えるよう命じられてしまう。
その矢先、傷害致死・死体遺棄事件で懲役12年の判決が確定し、護送中だった受刑者・野本雄太(淵上泰史)が逃走。主婦・藤沢さおり(市川由衣)を人質にして民家に立てこもった野本は、なぜか交渉役に玲子を指名する。しかも、この事件は期せずして、警視庁を揺るがす事態へと発展!
引用:TV朝日,https://www.tv-asahi.co.jp/
犯人の交渉役に選べばれた、女性刑事の菊池玲子が犯人を射殺してしまうというストーリーです。玲子は威嚇射撃を行わずして、2発発砲しています。これを疑問に思った有希子たちが、玲子を取り調べで丸裸にしていきます。
玲子は暴発してしまったと言いますが、故意に殺したのでした。
実は人質になったさおりが以前内川という人物を殺したのですが、野本が冤罪で捕まってしまいました。野本はさおりに自首させたかったために、説得に行ったのでした。
以前、玲子は冤罪のことを知っていましたが、再捜査に応じず、自分の昇進のことしか考えませんでした。それがバレたくなかったため野本を殺したという結末です。
1話からまるで最終話みたいに緊迫しています。みんなで円陣を組んで、「例え上に反発しても!飛ばされても取り調べをやりとげる!」と誓います。
第3シーズンは1話からすぐに引き込まれるような回となっています。
「緊急取調室 シーズン3」第2話「私が勝ちました」
女流棋戦の最終対局戦、対戦するのは20歳の新進女流棋士・橘日名子(松井珠理奈)とベテラン女流棋士・宗形あずさ(紺野まひる)。
この対局は世間の注目度も高い。ところが対局中、解説担当のスポンサー・大庭広夢(合田雅吏)が、体調を崩し、その後控室で絶命!
対局は急きょ延期となる。死因はお茶に毒キノコの粉末が混入したことによる中毒死だと判明。
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二人とも毒に関しては知らないと言いますが、取調官は日名子とあずさ、それぞれにカマをかけます。
あずさは「マタゴダケなんて入れていない」と自滅して落ちます。
松夫が、「逃げはあなたの戦いではない」という説得で日名子は落ちます。
大庭に八百長を促されていたのに嫌気がさした二人は、期せずして協力して殺してしまったという結末です。どちらも殺すつもりなく、少し体調不良にでもなってくれればいいという思いだったようです。日名子は下剤を強力なものにすり替え、あずさはマタゴダケをお茶に入れてしまったというストーリーですね。それぞれが致死量ではありませんが、下剤により、マタゴダケの毒性が強くなってしまったようです。
この回で面白いのは、日名子を揺さぶるために、目の前であえて菱本と有希子がメモにメッセージを書いてお互い交換し合うところです。何も書いていないメモなんですけどね。
以前の取り調べと比べて、より一層の策略を練るようになりましたね。
「緊急取調室 シーズン3」第3話「私が騙しました」
仮想通貨取引を意のままに操り、“5億稼ぐ女”と呼ばれるカリスマトレーダー・宝城理沙(筧美和子)が、自宅マンションで殺された。
死因は頭部をアタッシュケースで強打されたことによる脳挫傷。さっそく同じマンションに住む第一発見者・平井かすみ(仙道敦子)を逮捕する。
というのも、かすみは理沙に仮想通貨専用の口座を開設させ、裏で自分が売買取引を実行。そう…何を隠そう、“5億稼ぐ女”の正体は理沙ではなく、かすみだったのだ!
しかも、かすみには犯行時刻のアリバイがない上に、理沙の部屋から指紋も多数検出されていた…。
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“5億稼ぐ女”は、宝城理沙ではなく第一発見者の平井かすみでした。宝城理沙を表舞台に立たせていた理由は、騙される人を見ていたい、人を騙したいという気持ちがあったからです。ですが、5億を稼ぐための元手は、高齢者からだまし取ったお金だったようです。かすみは、理沙と介護スタッフを使って母親が入居している施設から個人情報を盗み、それを利用して詐欺を行っていました。
そして理沙を殺したのは介護スタッフでした。個人情報を返してもらおうと思い理沙の家に行った際に、誤ってアタッシュケースを理沙の頭に落としてしまったようです。
取り調べの途中でかすみの母親を連れてきていたのですが、それはちょっと卑怯だなとは思いました。情に訴えかける古い作戦!とかすみは言っていたのですが、私もそうだよな…と思いましたよ。
ですが、実は介護スタッフを呼びたかったためでした。この回も、ひねりがある回で面白かったです。
「緊急取調室 シーズン3」第4話「私が誘拐しました」
女子高校生連続殺人事件の被疑者として、無職の男・樫村荘介(今井悠貴)が逮捕された。
その直後、捜査班は樫村の車から、2日前の夜に失踪した女子高校生・福永真希(若林薫)の携帯電話を発見。
しかも、防犯カメラで樫村の足取りを追ったところ、真希を尾行する様子が映っていた…!過去の被害者は監禁され衰弱死していたことから、残り30時間以内に真希を救出しなければいけない。
しかし、樫村は完全黙秘を貫き、時間だけがむなしく過ぎていく。そんな中、有希子がふと発した一言を受け、樫村が明らかに表情を変え…!?
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荘介のお姉さん(茜)に会った有希子は何かを感じ取ります。そして、本当は禁止されている家族同士を面会させるという暴挙にでます。荘介は茜が来て動揺しますが、黙秘します。ですが、茜が黙秘を促しているように感じる有希子でした。
もう時間がない中、有希子たちは最終手段として更なる暴挙に出ます。荘介をわざと釈放するのでした。
茜に、荘介が被害者の家族に狙われる可能性を示唆し、荘介を保護して欲しかったら人質のいる場所を言え!と脅すのでした。動揺した茜は子供のように泣いて、真実を話します。
真相は、家にいた認知症らしきおばあちゃんが真犯人でした。おばあちゃんが娘を亡くしたショックで、孫の二人に日常的にひどい態度を取っていたみたいです。そのため、荘介や茜はおかしくなってしまったんですね。おばあちゃんの娘の代わりに…という理由で若い女の子を誘拐していたんです。監禁・放置による殺害はおばあちゃんの指示みたいなものでした。
小さい頃から洗脳のように育てられていたんでしょうね。最初は茜がひどいやつだなと思っていましたが、最後にはひっくり返りました。かわいそうな回でした。
「緊急取調室 シーズン3」第5話「私が隠しました」
平凡な専業主婦である姑・山下昌子(真野響子)に頼まれ、夕食のスープに使うカボチャを買いに出かけた嫁・彩矢(国分佐智子)が行方をくらました。日付をまたいでも連絡が取れなかったため、彩矢の夫で弁護士の翔太(山崎樹範)は警察に行方不明者届を提出。
さっそく有希子は山下家のあるマンションへ向かい、涙ながらに嫁の安否を案じる昌子から話を聞くことに…。そんな中、大型スーツケースを運ぶコート姿の不審者が映った防犯カメラ映像を見た昌子から、重要な手がかりとなる証言が飛び出す。なんと約1カ月前、この不審者を息子夫婦の家の前でも見たというのだ!
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翔太は妻が浮気をしていると母親に愚痴っていました。ですがそれは嘘で、浮気をしていたのは翔太で、更にその女性と結婚を考えていたため、茜が邪魔だったんです。そのため、母親にわざと嘘を付き、母親に自ら動いてもらえるようにしたんですね。
案の定母親は、衝動的ではありましたが、茜をかぼちゃで殴り殺そうとしました。
そして、死んだはずの茜を隣の部屋の冷蔵庫に隠した…というのが真相です。
ですが、実は彩矢は生きていたんですよね。
今回の面白いところは、彩矢が生きていたというところです。ですが、その真実を昌子や翔太にあえて説明せず、自供を促していったのがよかったですね。そして、普通の専業主婦の母親が、茜を冷蔵庫に入れたことを話したときに「腐ってないといいけど」と悪ぶれない様子で言い放ちます。カッコいいようで怖かったです。
「緊急取調室 シーズン3」第6話「私が守りました」
ある夜、4歳の保育園児・西崎凛(落井実結子)が自宅から誘拐された!
また、母親・西崎明日香(土居志央梨)が外出から帰ると、階段から転落したと思われる夫・康弘(向田翼)の死体を発見したという。
近所の人から提供されたスマホ映像に、ウサギの着ぐるみをまとった不審者が、凛を抱きかかえて歩く姿が映っていた!
まもなく、交番前にひとりでいる凛を警察官が発見し、身柄を保護する。
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真相は、康弘が死んだのは、間接的だとはいえ4歳の凛ちゃんのせいでした。凛ちゃんがそろばんをドアの前に置くいたずらを行い、それを踏んだ康弘は滑って転び後頭部を壁にぶつけたことによる即死でした。
たまたま家に訪問した、凛の担任保育士・柴田七海がそれを発見し、証拠を隠滅したため捜査が混乱してしまったんです。
七海は凛ちゃんが自分のせいでお父さんが死んだと思わないように、優しい嘘をついたという結末でした。
七海の気持ちはわかるような気もしますが、自分ならすぐに警察に連絡しますね。
そして、自分が母親なら、相当なショックだと思います。子供を許せるでしょうか。わからないですね。
「緊急取調室 シーズン3」第7話「私が試しました」
ある朝、通販会社の女子更衣室で、辣腕課長・立花理香(上野なつひ)の遺体が見つかる。
宝石販売会社の敏腕社長・伴佐知恵(大久保佳代子)が、別れた夫・坂本彰夫(尾崎右宗)を殺したと自首してきた。
さらに、取り調べを担当することになった真壁有希子(天海祐希)ら「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」に対し、神妙な面持ちで「悪いことをした以上、罪を償わなければ幸せになれないと思いました」と打ち明ける。
というのも、佐知恵は23歳も年下のイケメン販売員・若杉純(稲葉友)と再婚する予定なのだという。
しかも、若杉は殺人を犯したと知ってもなお、彼女のことを待つと誓ったというではないか!
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佐知恵が罪を告白しているのですが、イケメン販売員の純がそれでも結婚しようとするのがおかしいと、皆が疑問に感じます。
取り調べの結果、佐知恵も殴ったのですが、殺したのは純でした。
実は純は他の女性とも同じように結婚の約束をしており、お金も借りていたようです。また、彰夫と協力して佐知恵からお金を取ろうとしていたのですが、彰夫が邪魔に感じたため、殺そうと決めたみたいです。そして、自分の罪を隠すためにも、佐知恵との結婚話を継続させたということです。
大久保さんが犯人役です。パッとしない感じの彼女が実は敏腕社長というギャップも面白いです。ですが演技が上手なので引き込まれますね。
誰からも愛されなかった佐知恵が、自分が純の身代わりになれば愛されるかもしれないと考えたために行った悲しい結末でした。
「緊急取調室 シーズン3」第8話「私が作りました」
あろうことか平日の昼休みに、ネット広告会社の社長・宇佐美友香(霧島れいか)が社長室で殺された!
しかも、凶器だと思われるパソコンとIDカードは、いずれも現場から消えていた…。 その矢先、友香が事件前日に叱責した社員、営業部の橋下拓海(入江甚儀)の情報が舞い込んだ!
橋下は事件当日の昼休みはアーカイブ室でずっと、アーカイブ室長の木崎勝則(橋本じゅん)と2人きりだったと証言し…。
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有希子らは仲の良かった木崎、梅田、橋下の3人が共謀したのではないかと考察します。そのため、一番怪しい木崎に取り調べを行います。有希子の説得で木崎は簡単に落ちます。
真相は、友香に使えない人間とバカにされた木崎は、衝動的に殺してしまったのでした。木崎は自首しようとしたのですが、翌日退職予定だったため、梅田と橋本が木崎をかばって、なんとか退職金を木崎に渡せるように隠ぺいしたというのが結末です。
比較的ひねりがなくスムーズな展開な回だったと思います。被害者以外、登場のメイン人物が全員男だったので、全体的に重たい雰囲気に感じました。
「緊急取調室 シーズン3」第9話「私が救いました」
かつて「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」が取り調べを却下された事件が再び動き出した!
それは、医大生・藤井卓生(坂東龍汰)が同級生を刺殺したと目される事件。藤井が容疑を否認し続けたため、取り調べが中止された事件だった。
だがその後、事件発生時に「やめろ、藤井」という被害者の声を聞いた人物の存在が明るみになり、警視庁は藤井の逮捕を決定。
キントリに対し、彼を48時間以内に落として送検するよう命じる。
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キントリが自供を引き出せなかった連続殺人事件の被告人・北山未亜(吉川愛)と、藤井はSNSで連絡を取り合っていたことが判明しました。実は、2人はキャンプ場で土砂崩れにあい、九死に一生を得たのでした。そのとき助けてくれたのは、地元中学の校長・染谷巌(吉田鋼太郎)でした。調べの結果、事故後2人はキャンプ場に行った形跡がありました。また、その日に校長の染谷が崖から滑り落ちて怪我をしています。
染谷が崖から落ちたのも、足を滑らせた染谷に追い打ちをかけるように藤井に突き飛ばされたからだったのですが、染谷は2人には会っていないと嘘をつきました。
美亜の取り調べは難航します。
ドラマの最後に、染谷に会いに行った管理官が、帰る際に染谷の車に乗って駅まで行くシーンがあります。
う~んこれは、染谷が何かやらかしそうですよね。染谷が関わっていそうですから、このまま染谷を無事に返すような気がしません。次回最終話です。楽しみですね。
「緊急取調室 シーズン3」第10話「私がやりました」
同窓会で同級生らを毒殺した罪で起訴された被告人・北山未亜(吉川愛)と、医大キャンパスで起こった同級生刺殺事件の被疑者・藤井卓生(坂東龍汰)。
山のキャンプ場を襲った土砂崩れから二人を救出した地元中学の元校長・染谷巌(吉田鋼太郎)。
3人の間に一体、何があったのか…。
引用:TV朝日,https://www.tv-asahi
未亜は有希子に土下座すれば真実を話してやると言いますが、有希子はそれを拒否します。また、有希子が藤井が逮捕されたことも未亜に話します。すると未亜は感情的になり、藤井に毒を作らせたこと、校長に警告のために同級生に毒を飲ませたことを話します。その後、染谷は取り調べを受けますが、それにより藤井の同級生殺害に使われた凶器もみつかりました。事件発生時に「やめろ、藤井」という声は、実は「やめろ、じじい」だったんですね。
管理官については、不在を不審に思っていた有希子たちに助けられます。管理官が染谷の家から重要な証拠を見つけてしまったため、染谷が崖から突き落としていたのでした。
真相は…染谷が昔キャンプで2人を助けた際に、自分の奥さんと更に不倫関係にあった女性を亡くしてしまいました。二人に不倫関係を知られてしまい、口封じのためにも先に助けたんです。そのため、奥さんたちの救出が遅れてしまいます。せめて二人にはまっとうに生きて欲しいと思っていたのに、二人は犯罪者になってしまい、自分がケリをつけねばと思い、藤井を殺そうとしたんですね。ですので、同級生殺しは藤井は犯人ではありません。
未亜は、同級生たちに無視されていたことや、校長の不倫を汚らしく思っていたこともあり、染谷の家の近くに自生しているキョウチクトウという毒花を使って同級生を殺害したのでした。
藤井は、毒を作って殺人を手伝った罪、染井を突き落とした罪、未亜は、同級生を殺害した罪、染井は、藤井と間違って殺害を犯した罪…と色々な罪が折り重なる事件となりました。今回でキントリは最後かと思いきや、またシーズン4があるようなフラグも経っていました。次回にも期待ですね。
【緊急取調室 シーズン3】人物相関図
【緊急取調室 シーズン3】の登場人物&キャスト紹介
真壁有希子(演:天海祐希)
警視庁捜査第一課に配属後、特殊犯捜査(SIT)女性初の第3係長の主任に就任。
ところが、バスジャック事件で交渉に失敗。犯人に発砲するという失態を招き、取り調べ専門チームである捜査第一課緊急事案対応取調班(通称・キントリ)に配属される。
以前は一匹狼タイプだったが、キントリで働くうちに、チームで動くことの重要性を感じ、連帯感を覚え、チームの一員としての役割を大切にするようになる。今ではキントリになくてはならない存在。
梶山勝利(演:田中哲司)
捜査第一課緊急事案対応取調班(通称・キントリ)を統括する管理官。
冷徹な判断力と要領の良さで出世を重ねてきた。昔なじみであり、かつての戦友という理由で真壁をキントリメンバーに抜擢。
真壁には大事な仲間としての特別な思い入れがある。決断力で部下を引っ張る男。出世も目論む中間管理職。
渡辺鉄次(演:速水もこみち)
警視庁・刑事部捜査一課、殺人捜査第一係の刑事。ルックスなら署内ピカイチであり、上司の命令ならばどんなことも従う。
係長である監物大二郎とコンビを組んでおり、監物に大きな信頼を寄せている。
周囲から「もつなべコンビ」と呼ばれ、特に慕っている。
女性や子供受けがよく、他の捜査員なら拒否される案件も渡辺ならスムーズに進むこともある。合理的な面も垣間見える優秀な刑事。
堅物大二郎(演:鈴木浩介)
警視庁・刑事部捜査第一課の殺人捜査第一係長。部下の渡辺鉄次とコンビを組んでおり、周囲から「もつなべコンビ」と呼ばれる。
短期ですぐ物に当たり、渡辺にも強めに当たることもあるが慕われている。緊急事案対応取調班(通称・キントリ)に対して敵意を抱いていたが、その実力を認めつつある。「
俺たちはパシリじゃねぇ」が口癖。
玉垣松夫(演:塚地武雅)
警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」の刑事。
キントリに所属していた刑事・中田善次郎が退職したことを受け、警視庁・捜査支援分析センターから異動してきた。画像から人の心理状態なども瞬時に読み取ることができる“画像解析のエキスパート”。
その容姿から周りにいじられたりもする。愛称は「タマちゃん」。大の将棋好きで、中田とは警視庁・将棋部で親しくしていた。
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