まだ結婚できない男 とは
「まだ結婚できない男」は2006年にフジテレビで放送されていた「結婚できない男」の続編で2019年10月から放送された恋愛ドラマです。
主演は前作にひき続き阿部寛が務めました。
ストーリーは、前作では40歳だった桑野信介(阿部寛)の13年後を描いています。桑野は前作でいい感じになった夏美とは結局うまくいかず、独身のまま53歳に。相変わらず、偏屈で皮肉屋。むしろそれに更に磨きがかかっているようです。
仕事では、部下だった村上英治(塚本高史)が現在は共同営業者となり桑野のよきパートナーになっていました。
そんな桑野は、ネットでの誹謗中傷に腹をたて近所で事務所を構えている弁護士の吉田まどか(吉田羊)に相談にいきます。また桑野の隣にはなぞの女性が越してきて…。さらには、新しい出会いも!
おひとり様ライフを謳歌する桑野になぜかモテキが!?今度こそ桑野は結婚できるのか。前作同様にコミカルで面白いドラマになっています。
「まだ結婚できない男」各話のあらすじとネタバレ
第1話あらすじ「相変わらず一人が好きで悪いか!!」
2006年放送の前作から13年後、偏屈で皮肉屋の建築士・桑野(阿部寛)が独身生活を継続する様子を描く。
ある日、桑野はネットで自分を誹謗(ひぼう)中傷する者に憤る。弁護士のまどか(吉田羊)に相談するも、桑野は余計な発言を重ねて微妙な空気にしてしまう。
そんな折、桑野の隣室に早紀(深川麻衣)が引っ越してくる。
https://thetv.jp/program/0000962537/1/
白髪交じりになった桑野信介53歳は相変わらず独身生活を送っていました。偏屈で皮肉な口調で回りを困らせるのも変わらず健在です。
13年前は個人事務所だった桑野設計事務所ですが、栄治も独立し共同経営者となりアシスタントが2人、経理もいます。
桑野がエゴサーチしていると、「やっくんブログ」というサイトで自分がバッシングされていることを知り腹を立てます。しかも、一度や二度ではなく執拗なのです。内容は、桑野の仕事にたいする批判が主です。
桑野は栄治に言われ近所に法律事務所を構える弁護士の吉山まどかに相談しにいきます。まどかは実際にネットで桑野に対するバッシングを確認し、どれも誹謗中傷には当たらないと言われます。それどころか、まどかが独身だと知るとバカにしたような言い方するので「桑野さん、そういうのって敵をつくりやすいスタイルかもしれません。このひともあなたにそういう不愉快な思いをさせられた人かもしれません」と冷静に言われてしまいます。
しかし、納得のいかない桑野は、まどかの判断とは逆に損害賠償を求めることを希望し手続きを依頼しました。
桑野がその夜、帰宅する隣に早紀という女性が引っ越ししてきていました。しかし、その風貌はサングラスにマスクとかなり怪しげ。桑野が荷物にあった流しそうめん機が気になり早紀に声をかけますがかなり警戒心を持っているよう。何かわけありなのでしょうか。
桑野は、弁護士という仕事に興味を持ったのか、まどかの担当する裁判の傍聴にいきます。その裁判は、離婚協議裁判で夫が離婚請求するも妻有希江がそれに応じないというものでした。
裁判後、桑野がトイレにいくと、先ほどの夫が弁護士となにやらこそこそ話していて…。どうやら夫は、自分が婚姻費用を払いたくないために弁護士と和解へ持ち込もうとしているようなのです。
ロビーでは、まどかと有希江が和解へ応じる話をすすめていました。桑野は、2人に裁判を長引かせて婚姻費用を長く貰うほうが得策だと言います。しかし、有希江はお金より平穏な暮らしが早くしたいと言い戸惑います。
桑野がタクシーで帰っていると、有希江が泣きながら歩いているのを見つけ声をかけます。タクシーの中で、有希江にまどかについて聞いていみると、いい弁護士でこの裁判にも納得していると言います。
タクシーから降りる際に、有希江がカフェの店長であることを聞き、桑野は早速そのカフェを訪れます。桑野は何だか有希江が気に入ったようです…。
ある日、桑野が日課となったエゴサーチをしているとやっくんブログが7位に上昇。腹をたてた桑野が現場へ行くと、いつのものことですが棟梁と言い合いに。桑野は棟梁に「お前やっくんか!?」と掴みかかります。
すると、その横を有希江の夫が若い女と一緒に分譲マンションへ入っていくのを目撃。桑野は後を追います。男は桑野にお金を渡し口止めしようとしましたが桑野はそれを拒否しました。桑野はまどかの事務所へ行きそのことについて聞いてみようとします。すると、そこではちょうど有希江が和解手続きをしているところでした。
桑野は、一般論ですが…と前置きしたうえで、旦那に財産がもっとあれば有希江の取り分がもっと増えるのか聞きました。するとそこでまどかに夫が愛人とマンションに入ってく様子の写真が送られてきます。まどかも夫の財産が少ないことを疑問に思い調査していたのでした。
そしてその写真には桑野がお金を貰う様子も写っていて…。まどかは桑野を問い詰めますが、この後にシンポジウムを控える桑野は時間がありません。仕方ないのでまどかは桑野を現場まで車で送り車中で話をすることに。
愛人がいたショックでもういいと投げやりになる有希江にまどかは引き下がらず権利を主張するべきだと言います。目的地を間違いながらもなんとかシンポジウム会場へ到着。
講演の議題は「未来の建築について」です。
桑野は講演で「未来なんて誰にも分からない。人生はままならないことがいっぱい。人生100年に時代、その分不安も増大する可能性が高い。しかし、その分チャンスも増大するかもしれない。離婚したひとも、1人のままのひともいい出会いが訪れる可能性がないわけでもない。不安はあるけど希望もある。そういうことなんじゃないかと。」と前置きしたうえで「日本の住宅は結婚して子供ができる前提で作られている。人生100年時代、住宅も人のニーズに応じて多様化する必要がある。長い老後を1人でどう生きるか。結婚しても死別したり子供が独立して1人になることもある。私は、自分が住みたい家を作りたいのかもしれません。1人でも快適に暮らすことのできる家を。…人生100年。結婚してもしなくても必ずセカンドステージがやってくる。セカンドステージにそれは関係ない。人が家に合わせるなんてナンセンス。だから私は人間に寄り添った家を作っていきたい。以上です。」というと、会場は拍手に包まれました。
それを聞くまどかと有希江も拍手しました。
講演を終えたまどかは、ああいう言い方は敵を作るとまた言いましたが、有希江はいい話で元気が出たと感想を言いました。まどかも、それには賛同しましたが、桑野はまた皮肉を言うのでした。
その夜、桑野は1人流しそうめんを嬉しそうに堪能「50年くらい1人で大丈夫だな!」と独り言い笑いました。その頃、まどかは桑野の賠償請求の書類を作成していました。
帰ってきましたね!桑野の変わらなすぎるその存在になんだかうれしくなってしまいました。しかし、今回は初回から何だか感動しました。講演会での話がとてもよくて、心に響きました。
そして有希江にだけはあまり皮肉を言わないのも面白くて。桑野のあまり見ない一面を見た感じです!個人的には、桑野の発言に動じないクールなまどかが好きです。変わらないメンバーと新しいメンバーのミックスでどんな展開になっていくのか楽しみです!
第2話あらすじ「婚活アプリで出会って悪いか!!」
桑野(阿部寛)はネットで自分を誹謗中傷してくる相手に訴状を出すため、まどか(吉田羊)の事務所を訪れる。
相談中、結婚の話題になると、桑野はまどかに嫌みを言って満足げになる。そんな折、仕事仲間たちは桑野を勝手に婚活アプリに登録していた。桑野はすぐに削除を頼むが、女性からメールが届く。
https://thetv.jp/program/0000962537/2/
まどかの元を訪れ、やっくんへの賠償請求手続きをする桑野。ここでも桑野は、自分からまどかに結婚に対する考え方の話題を振っておきながらも皮肉ばかりを言い、あげくのはてに「全然関係のない話で30分経ってしまった」とケチをつけました。呆れまたまどかは「相談料は結構です」と言い、桑野が帰ると部屋の邪気払いをします。
婚活アプリに興味を持った栄治たちは試しに桑野を登録してみます。桑野にばれてすぐに消そうとするも、桑野は意外にもノリノリでプロフィールを訂正しだします。
その夜、桑野が自宅で仕事をしていると隣から
「いいかげんにしてよ。あなたはいつものそうなのよ。自分がえらいと思って上から目線で。ひとのあらばかり探して。世界は自分が中心に回っていると思っているんでしょ。」という声が。桑野は壁に耳を当て「ひっどい男だな…」と呟きますが早紀はセリフの練習をしているだけでした。
そんななか、やっくんブログが5位に上昇。しかもリニューアルしていたのです。しかしそこで携帯がなります。見ると削除したはずのマッチングアプリに23件もメッセージがきていたのです。桑野はそこでヨガインストラクターをしているという女性が気になり、メッセージのやりとりをはじめます。
そんななか、事務所にまどかがやってきます。栄治がトラブル案件の相談を依頼していたのです。そこで桑野がまだ婚活アプリをしていることを知ると、みんなに会うことを勧められます。中川も有希江も会うことを勧められ桑野は会うことを決意。
街がハロウィンで盛り上がっている中、桑野はマッチングアプリの相手と会うためにホテルへ向かいます。栄治たちがホテルでこっそり桑野を見守ります。
しかし、いつまで経っても相手は現れません。そんななか、桑野は仕事の件で栄治に電話。見に来ていることがばれてしまいました。すると突然、桑野はスーツの男性2人に取り押さえられ警察に連行されました。
そこで何をしていたのかと問い詰められますが桑野は黙秘。そこにまどかが現れ桑野は釈放されました。最近、ホテルでお見合い女性に声をかけ外へ連れ出すという事件が頻発していて桑野も疑われたのでした。
桑野は、会う予定だった女性に帰ってしまったことを謝るメールを送ります。しかし女性は、マッチングアプリで別の男性からのプロポーズを受け結婚することになったというのです。桑野は「お幸せに」と返信しました。こうして桑野のマッチングアプリは終わりました。
一方、早紀は役を下され泣いていました。桑野は、泣いている早紀を見かけますが声を掛けず通り過ぎました。
部屋で泣く早紀。その隣には、桑野が好きなパグが!
今回は、マッチングアプリの相手を会う桑野のセンスに笑わせられましたね。意外にもマッチングアプリに乗りきな桑野が可愛らしかったですが、あのセンスはなしですね(笑)。早く桑野にも良縁が来ますように!
第3話あらすじ「若い女優とウワサになって悪いか!!」
桑野(阿部寛)は、隣人の早紀(深川麻衣)が殺人計画を話しているところを聞いたとまどか(吉田羊)に打ち明ける。事件への発展を恐れたまどかは、刑事に相談する。
一方、早紀の愛犬・タツオが散歩中に逃走。タツオを見つけた桑野が、かつての隣人の愛犬の名「ケン」と呼ぶと、不思議そうに桑野の元へ近づいてくる。
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桑野がいつものように部屋で自分時間を謳歌していると、隣の部屋から何やら怪しい声が…。「あいつを殺せっていうの!?そんなの私には無理!」桑野は驚いて壁に耳を近づけます。すると、なんと青酸カリを飲み物を明日の夜に入れるというではないですか。
桑野はまどかの話が芝居の練習であることを分かっていましたが、翌日まどかにからかうため隣人が殺人の計画をしているとわざと相談します。そこにたまたま刑事から電話が。本気にしているまどかは刑事にそのことを言います。まどかはからかったことに腹を立てる通り越し呆れ気味です。
まどかに事務所から送ってもらい降りと、そこに困っている早紀の姿が。愛犬のタツオが散歩中にいなくなってしまったというのです。桑野は早紀とまどかと3人でタツオを捜索し無事に見つけました。
桑野の隣人が女優だと知った栄治は興味津々で桑野をからいますが桑野もまんざらではなさそうに笑いました。ある日、桑野は夜にタツオの散歩中の早紀に会います。すると、そこに早紀の元カレの信吾が現れます。桑野を新しい彼氏と勘違いした信吾に、早紀も咄嗟に付き合っていると嘘をつきます。すると翌日その現場が週刊誌にスクープされてしまいます。
桑野はそれを肖像権の侵害だとまどかに相談にいきます。しかしまどかには、争っても負けるだけだと言われてしまいます。一方、栄治も顧客とのトラブルが発生し、まどかに相談していました。
その夜、桑野が自宅へ帰ると謝罪するために早紀が待っていました。そこで早紀に、お芝居の稽古の相手をお願いされます。2人は、練習するため週刊誌の目を気にしながら有希江のカフェの向かいます。するとちょうど、まどかと栄治がやってきました。
みんながいる前で練習するのを嫌がる桑野ですがしぶしぶ練習し始めますが、桑野は独自の演技論を語り始め、なぜか脚本の直しまではじめ、しまいには早紀を泣かせてしまいます。
早紀は自分には女優は向いていない、辞めたほうがいいと自分で言います。まどかや栄治はそんなことないと言いますが、桑野は「なら、辞めろ。そういってすぐに捨てられるぐらいの夢なら辞めた方がいい」と言います。
そして続けて「どんな仕事にだって辞めたいと思う時がくる。でもそこで踏みとどめられた、それが本当の第一歩なんだ。俺は若いそうだったから」と言い、店を出ていきました。
その言葉に、その場にいた全員が心打たれ、まどかは、桑野をおいかけ「たまにはいいこと言うんですね。見直しました。」と言います。栄治もお客さんともう一度きちんと話してみると決意。早紀ももう一回頑張ってみると笑顔になりました。
けんちゃ~ん!と思わず呼びたくなりましたが今回はタツオなんですね。ケンを思い出しタツオを愛でる桑野が可愛かったです。桑野にぜひ飼ってほしかったですが今回もつかずはなれずの距離ですね。
そして最後の愛のあるムチの言葉に心うたれましたね。そのあと、また憎まれ口をたたくのがまた桑野らしいですが、少しですが13年前よりも人付き合いが上手になっているのかなぁと感じました。
第4話あらすじ「母親とケンカして悪いか!!」
桑野(阿部寛)の部屋に、桑野の妹・圭子(三浦理恵子)とけんかをしたという母の育代(草笛光子)がやって来る。
育代と気まずくなった圭子は、桑野に数日後に迫る母の誕生日を祝ってほしいと依頼する。
悩む桑野は、バナナを持ってまどか(吉田羊)に渋々相談しに行くが、まどかは自分は親不孝な娘だと打ち明ける
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自宅で性格診断をすると、我が強くバランスが悪いと診断される桑野。そこに姪のゆみから電話が。育代の家が水漏れし圭子の家に居候していたが喧嘩して出て行ってしまったのだと言う。するとそこにインターホンが鳴り、育代が早速訪ねてきます。
桑野はしぶしぶ育代を家に入れ、かくまうことに。しかし、なるべく早く育代に帰って欲しい桑野は、育代をつれてまどかの元に相談にいきます。育代はまどかが独身だと知ると喜びます。まどかも後日、有希江のカフェで育代と話している時自分の母と話しているよりも居心地がいいと話します。
夜、桑野は家に帰ると育代の姿がなく、何故か隣の部屋にいるようです。ベランダから隣をみると、育代はゆみと一緒に早紀の部屋にいました。3人はやっくんブログを見ていました。
そこに圭子から育代が明後日誕生日だから、今年は桑野の部屋で誕生日を祝ってほしいというのです。プレゼントも用意するように言われ悩んだ桑野はまどかに相談します。そこで香水がいいのではないかとアドバイスされます。
しかし、そういった店に馴染のない桑野はなかなか店へ入ることができず、有希江に代わりに買ってもらいます。有希江は香水を買った代わりにお願いがあると言います。有希江は「オーナーから店の権利を買い取らないか」と言われていて迷っていました。「そうして僕に?」と言うと有希江は「桑野さんって、ときどき思いがけないことを言うじゃないですか。だから何か斬新な意見が聞けるかなと思って」と答えました。しかし、桑野は有希江の目をみつめると何も言えず「考えさせてください」と言うのでした。
そんななか、桑野はいつも事務で一緒になり男性の名前が「薬丸」であることを知り、彼がやっくんではないかと疑い始めます。
家へ帰ると、育代が夕食を作って待っていてくれました。しかし、カルパッチョにしようとしていた舌平目を煮つけにされたことに腹をたてた桑野は育代と口論になり、呆れた育代は家を出て行ってしまいます。
桑野は育代を探しますが見つかりません。圭子の家へいくと、ゆみが今からおばあちゃんの誕生日会に行くと言います。
育代は、偶然会った早紀の家でまどかや有希江、ゆみと誕生日会をすることになっていたのです。誕生日パーティーが終わると、育代はゆみと圭子の家に帰ることに。まどかがタクシーに乗り育代を見送ると、育代は「信介のこと人として付き合ってください。よろしくお願いします。」と言いハイタッチしました。
そこに桑野が「間に合わなかったか~」と走ってきました。その手にはまどかに言われて買った香水が。まぁいいやという桑野にまどかはまだ間に合うと背中を押します。桑野はタクシーを追いかけ、育代に「これ誕生日のあれ」と言ってプレゼントの香水を渡します。育代はとっても喜び「ありがとう」と言います。「こんなふうにお誕生日に物を貰えるにはあと何回かしら?いつまでもあなたのそばにいられるわけじゃないのよ。お世話になりました。」と言いタクシーへ戻りました。
見送る桑野は、少し切ない気持ちになりますが「やっとゆっくり寝れるな」と呟くのでした。
後日、まどかの元には育代からお礼のはがきが届きました。
相変わらずいいお母さんですよね。桑野も圭子に言われて嫌々ながらも誕生日プレゼントを渡すところも素敵でした。
そして、やっぱり有希江にだけは優しいですよね!でも桑野らしさが出るのはまどかかな?これから2人の関係がどうなっていくのか目が離せないですね。
第5話あらすじ「神様にお願いごとして悪いか!!」
まどか(吉田羊)は、大好きな鎌倉で仕事疲れを癒やそうと1泊旅行を思い付く。
まどかは有希江(稲森いずみ)と早紀(深川麻衣)を誘い、桑野(阿部寛)に「寂しく女だけで…」などと言われぬよう内緒で出掛ける。
すると、仕事で鎌倉に来ていた桑野を見掛け一度は隠れるまどからだが、宿泊先で出くわしてしまう。
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有希江からの相談に乗るために、飲食店の事業譲渡について熱心に調べる桑野。調べるうちに分からないことがあり、まどかに電話をします。どうしてそんなこと調べてるのかと聞いても、有希江のこととは言わずはぐらかしました。
仕事に疲れたまどかは、大好きな仏像を見に鎌倉へ有希江を誘って出かけることに。ちょうど、縁結びの神社の霊体祭もあると盛り上がっていると、桑野が登場。事業譲渡についてに資料を置いていきます。
そんななか、桑野と栄治は和風テイスト家コンペへ参加することに。
一方、まどかは有希江のほかに早紀も誘って鎌倉にいくことにしました。旅行先で神社を参拝していると、なぞか桑野が1人で旅行に来ていました。桑野は和風テイストについて学ぼうとしにきていたのです。しかし、3人は桑野に気づかれないようにこっそりその場を離れました。しかしその夜、旅館で食事を楽しみ館内を歩いているとまたしても桑野が!3人は隠れたものの結局遭遇してしまいます。
桑野は、3人に旅行の目的が縁結び神社の例大祭であることを当てると早朝からいかないと相当混むと言います。そして自分は、ガイドブックにのっていないとてもご利益のある神社に行くと言い去っていきました。
翌朝、3人は飲み過ぎたため早起きに失敗、縁結び神社に行こうとするも激込みだと分かり諦めることに。3人は桑野の後をつけ、昨日言っていた知る人ぞ知るご利益のある神社へ行こうとしますが、道中桑野に見つかってしまいます。
険しい山を登りやっと神社へつくと、桑野は参拝し得意のウンチクを語り「お先に」と言い帰っていきました。取り残された3人は道に迷いながらも山を下り、クタクタに。バス停でバスを待っていると、まどかは後輩のエリカと遭遇し一緒にお茶をすることに。
そこで、エリカは理想の結婚相手について語りますが、それが桑野にぴったりだと判明し紹介することにします。
一方、桑野は事務で薬丸と話をします。そこで他のメンバーとブログについて話してるのを聞きます。ますます薬丸がやっくんだと疑いを強めた桑野は事務所のメンバーに証拠をみつけてほしいと頼みます。
そこにまどかから電話がきて有希江のカフェに呼び出されます。まどかは、桑野にエリカを紹介します。まどかは桑野とエリカを2人きりにするため席を外します。
しかし、桑野はそこでも自身の結婚概念を語りだします。結婚のデメリットを熱弁するとエリカは泣きだして帰ってしまいます。まどかは桑野に「愛がない。そんなひとがお参りしたってご利益なんかない。」と言い放ち店を出ていきました。
翌日、エリカはまどかの元にやってきます。落ち込んでいるかと思ったエリカですか桑野の話を聞いて結婚観が変わったとケロっとしてむしろ感謝していました。
まどかは桑野に電話しエリカの件を報告。するとそのとき、まどかには大きな裁判の仕事が舞い込みました。早紀にはドラマでいい役が。有希江のカフェは近くにできた専門学校の生徒で大繁盛。桑野は和風テイストの邸宅のコンペを勝ち取ったいう報告が。
桑野が行ったあの神社は商売繁盛の神様がいる神社だったのです…。
外国人だけには愛想がよくなる桑野最高でした!個人的にもっと見たかったです(笑)。和風テイストを学ぶために旅行に行っちゃう桑野は真面目だなぁと思います。すごい変なひとなのに、なんだか可愛らしく見えてきてしまう桑野マジック。
今回は恋愛の進展はなかったので次回に期待したいですね!
第6話あらすじ「見た目で判断して悪いか!!」
自分を誹謗中傷するブログが検索順位を上げたことに憤る桑野(阿部寛)は、まどか(吉田羊)に再び相談するため事務所へ。
そこで桑野は、弁護士志望のまどかのいとこ・亮介(磯村勇斗)と出会う。
まどかの彼氏の有無などを詮索する亮介がやって来た理由は、まどかに長野の実家に帰るよう勧めるためだった。
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やっくんブログはついに3位までランキングを上げてきました。桑野は、まどかに一体いつまで野放しにしてるんだと相談にいきますが、裁判所の訴状診査を待っている段階だと言われます。
焦る桑野は、やっくんらしき人がジムにいると薬丸の存在を報告。ブログをやっている薬丸に嘘情報を流しブログにアップされるか検証するのはどうかとまどかに話します。そのときちょうど、まどかのいとこで弁護士死亡の亮介が入ってきます。まどかの手伝いをしにきているとのこと。
桑野は、有希江のカフェで亮介を再会します。亮介はそこで、まどかの母に頼まれて、地元へ戻るように説得して欲しいと言われてきたと言います。実はまどかの、母親は弁護士で地元で事務所を構えていました。母は、まどかにその後をついでほしいと考えていたのです。
ある日、1人北京ダックを作る桑野。そこにまどかと有希江と女子会をしていた早紀がおすそ分けにきました。文句を言いつつ差し入れを受け取った桑野は、そのお礼に北京ダックを持っていきました。
母について語るまどかに、桑野は「母親像を大仏に求めているから鎌倉が好きなんだ」と言いまどかを怒らせます。
翌日、「なんでこんなことになっちまったんだ…」とブツブツ言いながら出勤する桑野。一方、まどかは亮介と母とのことをきちんと話すため有希江のカフェへ。そこには桑野もいました…。桑野は昨日のことをまどかに謝ります。そして、何も言わないという条件でまどかは母とのことを話します。
まどかは、「父が早くに亡くなったこともあり母親のいいなりになって過ごしてきた。弁護士になって結果としてはよかったけれど、心のどこかでこれでいいのかと思っていた。27の時、母の元で働いているときに結婚相手を紹介された。いい人だったけど、このままでは一生母から逃れられないと思ったことや、他にすきなひとがいたので断った。お母さんは当然怒ったけど、そのうちに好きな人と結婚すればいいと折れた。でも結婚の準備をしているうちに相手が詐欺で逮捕されてしまった。私はそのひとの弁護をして執行猶予になったけど、それっきり会っていない。そういうわけで母と気まづくなって…。」と言いました。
それで東京へ?と有希江が聞くと、「東京にでるきっかけは冷蔵庫のプリンを母に食べられて大喧嘩になってというささいなことだった。母と喧嘩して家を出るきっかけを探していたのかもしれない。」と言いました。せっかく仲直りした桑野とまどかでしたが、最後にはまた喧嘩してしまい落ち込む桑野でした。
翌日、事務所へいくと栄治がやっくんの手がかりとして腕時計が写っている写真を発見していました。桑野は夜、ジムへ行き薬丸の腕時計をこっそり撮影し栄治に送信。それを見た栄治は「間違いないです!」と返信。
桑野はサウナに入っている薬丸を問い詰めますが、薬丸は怖がって逃げてしまいます。諦めて自宅へ戻るとそこには亮介の姿が。亮介は、桑野にまどかに自分と向き合い納得いく結論を出せるよう説得するように頼みにきたのでした。
その翌日、まどかからやっくんの正体が分かったという連絡が。慌てて弁護士事務所へいくと、やっくんは「大和高史」という人物だと知らされます。大和高史は、まどかの事務所へやってきて桑野へ謝罪しもうブログを書かないと誓約書を書き、桑野も彼を許しました。
桑野は、薬丸へ謝罪。そのことをまどかにも報告しました。
桑野が「人っていうのはみかけでは分からないですね」というと、まどかは「あなたがうわべだけでしかものを見ないからでは?でも私もひとのことは言えない。母にお謝ろうかな、そのうち」と言うと、桑野は「そのうちって言ったらしないんじゃないですか?そういうことだから人間関係が充実しないんじゃないんですか?」とまどかを煽ります。むきになったまどかはその場で母親に電話し東京でまだ頑張りたいと宣言します。
まどかと亮介は桑野にお礼を言いました。
いつもの皮肉か!と思いきや、今回はそれがナイスでしたね。これは作戦だったのか偶然だったのか…。
まどかが「正論だからムカつく」と言っていましたが、妙に納得しちゃいました!
第7話あらすじ「カフェが好きで悪いか!!」
桑野(阿部寛)は飲食店の内装デザインを依頼される。「商売をする場所に興味はない」と邪険にする桑野だったが、その報酬の高さに引き受けることに。
一方、有希江(稲森いずみ)は雇われ店長を任されるカフェを突然辞めろと言われ、まどか(吉田羊)に相談する。その後、桑野は依頼先の飲食店の場所を知り、驚く。
https://thetv.jp/program/0000962537/7/
ある日、事務所では桑野に店舗デザインという新しい仕事が舞い込みます。商業施設に興味のない桑野は断ってくれと言いますが、報酬がいいと聞いて引き受けることにします。依頼主の大島は桑野のデザインのファンで、予算もたっぷりあるということを聞き、桑野は一気にやる気を出します。
一方、有希江はカフェ譲渡の話が会社の急な意向変更でなくなり、店長をやめさせられそうになり、まどかに相談に来ていました。会社のなかで対立がおき、専務が店舗を作り変えようとしているのだといます。しかし、実は桑野が依頼されている案件こそが有希江の店舗の後にできるものだったのです。桑野はそれに気づいてしまいます。
桑野はすぐに有希江のカフェにいき話を聞こうとしますが、中で有希江たちが女子会をしていたのでなかなか話を切り出すことができません。帰ろうとする桑野に有希江は「何かお話があったんじゃないですか?」と聞きますが、桑野が「それはまた今度」と言い去っていきました。
後日、有希江の店に大島がやってきて退去費用を出すので早く出て行ってほしいと言います。しかし、有希江は「ここを出るつもりはない。裁判になっても戦うつもりだ」と宣言。有希江とまどかは大島が店に置いていった次の店の店舗デザインを見ますが、デザイナーが桑野であることに気づきます。驚いた2人はすぐに桑野を呼び出して話を聞くことに。
有希江の店とは知らずにこの件を受けてしまった桑野は、仕事を断ることにします。桑野は大島に断りに行きますが、大島は報酬を5割増しで払うと言い出します。しかし、そのうち3割りはキックバックしてほしいと…。桑野は、結局なにも言えず検討しますと言い一旦持ち帰りました。
そんななか、現場へ行くと棟梁が週刊誌で大島のページを見ていました。そして、前に一緒に仕事したが嫌な奴だったと言います。桑野は、大島のキックバックの件を了承。そして
棟梁から聞いた振り込み口座と照合すると、それは会社の口座とは別口座だったのです。大島は以前から、この手法を使い報酬の一部を使い込んでいたでした。
桑野のこのことを大島へ追求し、有希江の店がなくなると困ると大島からの依頼を断りました。桑野は匿名でこのことを会社へ告発。会社で大島は処分されることになり、有希江は無事に店の譲渡ができることになりました。
全てを知っている桑野ですが、有希江とまどかからの報告を聞くと「そうですか」と言いました。有希江は新しい店を純粋という意味の「purute」にすると言います。
桑野はこの新しい看板を作り有希江に送りました。有希江は「嬉しいです」と言い、またお店にきてくださいと言いました。
栄治は桑野に桜子との結婚を報告。桑野はするのは自由だと言いますが。「本当にいいのか?」と意味ありげに呟き去っていきました。
一方、いつものように有希江のカフェでまどかと早紀が女子会をしていると、「桑野さんって悪い人ではないじゃない?好き同士になれたら意外と幸せなんじゃないかな?」と言います。そんな人いるのかと言うまどかと早紀に有希江は「難しいか!」と言いながら、桑野が作ってくれた看板を見つめました。
桑野が確実にいい人になってきている!と感じた会でした。いや、有希江のためだからなのか?有希江も桑野が気になっているようなので次回から何か発展があるのか楽しみです!
第8話あらすじ「結婚を祝わなくて悪いか!!」
中川(尾美としのり)と圭子(三浦理恵子)夫婦が桑野(阿部寛)を呼び出し、「ゆみ(平祐奈)がメイドカフェで働いていることを説教してほしい」と頼む。
桑野は英治(塚本高史)から自分たちの結婚式に出てほしいという話も受けて、多忙に。
そんな中、英治は桑野にスピーチを頼もうとするが、周囲から反対される。
https://thetv.jp/program/0000962537/8/
桑野に結婚を報告した栄治と桜子は、結婚式の準備を進めていました。栄治は桑野にも式へ参加してほしいと栄治が言うと近場なら前向きに検討すると言います。
ある日、帰宅すると早紀がタツオの元気がないと桑野に相談します。すると桑野は「(タツオが)何か心に秘めている顔をしているな」と呟きます。実は、タツオは最近よく散歩ですれ違うメスのバグに恋をしていたのでした…。それに気が付いていない早紀は、そのパグの飼い主が強面で、この前追いかけかけられたため散歩へ行くのが怖いということを相談。桑野は、早紀の代わりにタツオの散歩へいきます。すると、早紀の言う男と遭遇。桑野はタツオと共に草陰に隠れ「確かに怖い…」と呟きました。
翌日、桑野は妹夫妻に相談があると呼び出されます。娘のゆみがメイドカフェで親に内緒でバイトしていることが分かり、桑野に辞めるように説得してほしいというのです。最初は面倒くさそうな桑野でしたが、ゆみは親である圭子と中川よりも桑野に心を開いている気がすると言われるとしぶしぶオッケーします。
桑野はゆみが働くメイドカフェへ行き話をします。すると、ゆみはアメリカで経済学の勉強をするためのお金を貯めるためにバイトをしていると言います。桑野はこのことをすぐに中川へ報告。それを聞いた中川は「まずは安心した。けど、メイドカフェってのはなぁ…」と言います。すると桑野は「別に変な仕事じゃないよ。楽しかったし。」と言い、後は自分達で話し合うように伝えます。そして最後に「ゆみは、いい子だ」と言い去っていきました。
後日、ゆみは電話で、「留学を認めてもらうことができた。バイトは辞める。」という連絡がきました。ゆみは桑野に感謝を伝えました。
桑野が事務所へ戻ると、栄治が結婚式での主賓挨拶をお願いしたいと言います。栄治は周りには桑野に挨拶を頼むことを反対されたものの、今の自分がいるのは今までお世話になった桑野がいたからだと考えていたのです。しかし、桑野はいい返事をせず、栄治はがっかりします。
栄治の気持ちを察したまどかは桑野を呼びだします。すると桑野は、結婚をいいと思っていないのにスピーチすれば上辺だけになると言いますが、まどかが原稿を書きそれを読むという約束をしてしまいます。
しかし、桑野はまどかの作った原稿に月並みだと駄目だしをします。まどかは原稿を作りなおしますが、そこにはまどかの栄治と桜子への思いが書かれていました。それを読んだ桑野は「これはあなたの気持ちじゃないですか?」と言い、結局桑野は、自分で原稿を書くことにします。
結婚式当日、まだスピーチが完成していない桑野は、披露宴直前に栄治と桜子に「内容のあるスピーチをするには2人のことをよく知る必要がある」と言い、結婚を決めた理由などを聞きますが、栄治の返答に桜子が怒ってしまいインタビューは途中で終わってしまいます。桑野はスピーチの材料が足りないと焦ります。
直前まで原稿案を練る桑野ですが、いざスピーチになり立ち上がると、その原稿を落としてしまい、完全にアドリブで話すしかなくなってしまいます。
桑野は最初はボソボソと「本日はお日柄もよく…」と話し始めます。そして「人生っていうのは全く何が起きるのか分かりませんね。その時々で対応していかなくてはならない。つい結婚するはめになったときそうだ。離婚することになってもそこにいい弁護士がいます」といつもの偏屈さを発揮し、新郎新婦やまどかたちを呆れさせます。
しかし、「(栄治は)15年前僕のとこにはじめてやってきて。何もできなくて、だめだめだった栄治ですが、ただ1つ。彼はどんな辛いことも逃げなかった。逃げずに僕と一緒にここまで…。僕もダメな人間ですが、彼の力もあってここまでやってこれた。そんな栄治のことだから、結婚生活で辛いことがあっても、絶対に逃げないでしょう。桜子さん、それは僕が保障します。僕との間に絆が出来たんですから、桜子さんとの間にはもっと…。まぁそういうわけで栄治をお願いします。栄治おめでとう」とスピーチ、栄治を会場は感動につつまれ拍手が起こりました。
というのが第8話でした。今回も感動してしまいました。どんどん桑野がいい男に見えてきてしまいますね。これは、栄治も感動したでしょうね。口では、いつも皮肉ばかりですが、彼の周りに人が集まってくるのは本当はいい人だからですよね。
次回、有希江と何かありそうなので楽しみですね!
第9話あらすじ「偏屈男が素直になって悪いか!!」
桑野(阿部寛)が腹痛を訴え、救急車で運ばれる。
中川(尾美としのり)は、桑野に急性胃腸炎の診断を下す。心配して病室に駆け付けたまどか(吉田羊)と有希江(稲森いずみ)、早紀(深川麻衣)は、普段より素直な桑野の態度に驚く。
その後の女子会で、まどかは有希江に「桑野さんに厳し過ぎ」と言われ、意識してしまう。
https://thetv.jp/program/0000962537/9/
車いすに乗り、バリアフリーのトイレ設計について考える桑野。なんだかお腹の調子が悪い様子。事務所へ戻った桑野は、再び腹痛がひどくなり、救急車で搬送されます。幸い、ただの急性胃腸炎で大したことはありませんでした。
そんな桑野の元に、まどかと有希江と早紀がお見舞いにやってきます。心配してくれるひとがいるのはいいことだと中川に言われ、いつになく素直な桑野に3人は驚きます。
桑野が心を入れ替えた思ったまどかは、体にいいという黒丹茶を桑野に渡します。すると、桑野はチケットを持っているからとまどかを映画に誘います。まどかは、桑野が誘ってくれるなんて…と喜びますが、その映画のストーリーは複雑だと言います。そんなまどかに、桑野が予習タイムと復習タイムを作って解説すると説得します。しかし、まどかは映画はもっと気楽に楽しみたいと言い、結局はいつもの言い合いになります。まどかは一瞬でも桑野が優しくなったと思った自分がバカだったと言い去っていきました。
早紀は、舞台の練習に励んでいました。早紀はチケットをまどかと有希江にチケットを配ります。あと、チケットが1枚あったため、桑野を誘おうかとしますが、以前桑野に演技の駄目出しをされたことを思い出し渋っていました。
一方、事務所では、離婚するので1人暮らし用の家を設計してほしいという木村がやってきます。木村は、人生100年時代という話をした桑野のシンポジウムでの講和をネットで読み、ぜひ設計を頼みたいのだといいます。桑野は1人暮らしの楽しさを伝えたいと張り切ります。
早紀の舞台当日、まどかは大事な打ち合わせがあったことを思い出し変わりに行けるひとを探していました。そこにたまたま桑野がやってきます。困っているまどかを見て
「今夜は空いているなぁ」と行く気満々に…。まどかは有希江に電話し、自分の代わりに桑野が行くことえを伝え、酷評などをして早紀を傷つけないように見張っててほしいとお願いします。
開演前、舞台袖から観客の様子を見た早紀は、桑野が有希江ときていることに気づき動揺します。演技中も桑野の目線が気になり集中できません。
舞台観劇後、桑野と有希江はもんじゃ焼きを一緒に食べに行きます。桑野はここでもいつものうんちくを語り、こだわりの作り方を披露しましす。しかし、有希江は「違う…。これはもんじゃじゃない」と言い、桑野が作ったもんじゃを崩します。桑野は、怒ることなく「勉強になります」と素直に有希江に従いました。
仕事を終えたまどかは、有希江のカフェを訪れ「(桑野と2人で)大丈夫だった?」と聞きますが、有希江は「楽しかった。また行こうかな」と言います。それに対して、むきになって桑野の悪口を言うまどかに「わざわざ今夜のことを聞きにくるなんて、桑野さんのこと気になってるんじゃない?」と言います。否定をしたまどかでしたが、少しドキッとした顔をしました。
その頃、早紀はタツオの散歩中にまたサングラスをかけた強面の男に追いかけられます。「通報しますよ」という早紀に男は「このうんち袋あなたのですよね?よかった~やっと
返せた~」と言いサングラスを外しました。その目はとても優しく、いい人でした。
ある日、事務所に木村がやってきて、妻に訴えられたので家の設計をストップしてほしいと言います。木村の妻は木村が家を建てようとしている土地は自分に権利があると弁護士を立てて主張してきたのだと言います。桑野は、木村が持ってきた妻からの内容証明を見ると、そこには弁護士としてまどかの名前が。
桑野は、まどかの元にいき、木村が裁判になっても争うつもりだと言っていることをと伝えました。
有希江といい感じでしたね!やっぱり有希江には桑野は甘いなぁと思いました。前作で夏美とお好み焼きへ行ったときはあんなに素直じゃなかったですし、個人的にはお似合いだと思っています(笑)。
しかし、有希江に桑野への気持ちを指摘されたときにまどかの表情も何か意味ありげだったので、やはりこっちとくっつくのか。はたまた、結局またおひとり様ライフを続行するのか最終回まで目が離せませんね!
第10話最終回あらすじ「幸せになりたくて悪いか!!」
熟年離婚した元夫婦の夫が家を建てる計画を立てるが、妻は設計担当の桑野(阿部寛)に建築の差し止めを訴えてくる。
妻側の弁護士・まどか(吉田羊)とけん制し合う中、桑野が夫側の証人として出廷し、まどかと対決することに。
桑野にぎゃふんと言わせたいまどかに対し、桑野は夫の居住計画を細かく証言する。
https://thetv.jp/program/0000962537/10/
桑野は、木村と妻の裁判に証人として出廷し、家作りのいきさつなどを話すことになります。裁判当日、桑野の証人尋問に興味を持ち、有希江や早紀、栄治も傍聴しにやってきました。裁判では、木村は女性と暮らすために新しい家を建てようとしてるのではないかとまどかが桑野に追求します。桑野はそれに対して、設計図を見せながら1人暮らし用の家であることを説明します。
木村は、昔から鉄道模型が趣味でしたが、そのことを妻には隠していました。新しい家ではその趣味を堪能できるように家中を鉄道模型を走らせることができるように壁に小さいな穴を空けた設計がされていました。
桑野はまどかに「あなたは、一緒に暮らす男性が鉄道模型を走らせるために家中の壁に穴をあけたいと言ったらオッケーしますか?人は必ず誰かと一緒に暮らしたいに決まっているという固定観念は捨てるべきだ」と主張。桑野の発言にまどかは興奮して反論。裁判官に冷静になるように言われます。
まどかは、「奥さんだって寂しかったんですよ。1人でいても寂しいのに、2人でいてももっと寂しいなんて…。お互いがほんの少しもでも心開いてお互いの立場に立てば…」と言うと、それ以上は何も言いませんでした。
その夜、桑野が家にいると早紀がやってきます。早紀はこの前の一件から、散歩中にいつも会う強面男性の工藤と仲良くなっており、一緒に映画を見に行くので、お互いの愛犬を桑野に預かってほしいのだといいます。桑野はこころよく快諾。桑野は、まどかの言葉を思い出し、木村の家を2人でも暮らすことのできる家へ設計をし直します。すると、預かっているタツオと工藤の愛犬おもちが仲良く登場。桑野は「お前ら…」と呟きました。
一方、まどかは母の具合が悪く、長野に戻ることを悩んでいました。それを聞いた有希江は「桑野にも相談してみたら?」とアドバイスします。まどかはそれを面倒くさがり「有希江さんの方が桑野さんといい感じに話せるし」と言うと、有希江は「それは、合わせているだけ。この前の発言も(まどかを)焚きつけるため。桑野さんとあんなに喧嘩できるのはまどかしかいない。それはちゃんと向き合っているからだ」と言いました。
まどかが事務所に戻ると、そこには桑野が待っていました。桑野は木村夫婦がどうなりそうか聞きます。まどかが「和解案が出ているので、もう一度話し合うことになると思う」と告げると、桑野はまどかに作り直した木村の家の設計案を見せ、まどかから木村夫婦に提案して欲しいと言います。
後日、まどかは桑野に木村夫婦がやり直すことになってことを伝えます。そのきっかけになったのは桑野のあの設計図でした。まどかは「家ってすごい力があるんですね。」と言いました。そしてまどかは長野へ帰り母の事務所を継ぐことにしたと桑野に言います。桑野は「お母さん、お大事に」と言い帰ろうとしますが、ショックを受けているようでした。
その後、コンビニにで2人はばったり出会います。桑野は「長野に帰るのはいつですか?」と聞きます。まどかは、それはまだ色々片付いたらと答えます。すると、桑野は「それはいつ帰るのか分からないということですか?それとも、帰るかどうか分からないということですか?」と聞くと、まどかは「そう言われると…どっちなんでしょうか…。有希江や早紀、桑野とも仲良くなれたし…。誰かが行かないで欲しいって言ってくれたら…そんな感じです」と答えました。
ある夜、桑野はまどかを呼び出します。桑野はまどかに「やっぱり、長野に帰るのはどうなんでしょう?長野に帰れば仕事の心配もないし、結婚もできるかもしれない。でも、その反面で一から人間関係を築いていかなくてはいけない。完全のあっちに帰らなくても、新幹線で一時間ちょっとであれば行き来して仕事することもできる。まぁそういうわけで…長野に帰るのはやめたほうがいいっていうことです。あなたがいないと、つまらないし寂しくなるんで…」と言います。
それを聞いたまどかは目に涙を溜めて「男性のそういうこと言われるって嬉しいものでうね。桑野さんがそこまで言うなら仕方ないですね。帰るのやめます」と言います。
桑野は、そうですか!と笑いますが、「次、本番で!リハーサルはうまくいったんで。夕べずっと言う事を考えていたんですよ!大事なとこで噛んじゃったし。」と言うと、まどかは怒って帰ってしまいました。
そこから、数日桑野とまどかはずっと不機嫌でしたが、偶然にもいつものコンビニで遭遇。まどかは「いい加減仲直りしませんか?」と言うと、桑野は「そっちがそんなに言うなら」と一応仲直り。
2人は公園のベンチで一緒にスナック菓子を食べながら話をします。あれから、まどかは
母を気遣いこまめに連絡をとり実家へも時々帰っていると言います。桑野は、まどかをアクション映画へ誘います。まどかは桑野の解説つきならと一緒にいくことにします。
というのが最終回でした!まどかといい感じというところで終わりましたね。前作と同じく、結婚というところまでは行きつきませんでしたが、今後2人が末永く仲良くいられたらいいなと思います。
もう、桑野の日常が見れないのが寂しいですが、つい毎週見てしまうような面白いドラマでした。不器用なりにも、人を思い行動する桑野が何だか人間味があって大好きでしたし、その桑野がたまにいう言いことが何だかじんわりと心に響く作品でした。
【まだ結婚できない男】人物相関図
【まだ結婚できない男】の登場人物&キャスト紹介
桑野信介(阿部寛)
一級建築士で、栄治と一緒に設計事務所を営んでいる。前作でかかりつけ医の夏美といい感じになったものの破局。理屈っぽく、皮肉ばかり言う性格が災いし53歳になった今も独身生活を貫いている。
今作では、弁護士のまどかとカフェオーナーの有希江、隣人で女優の早紀という新しい3人の女性が桑野も前に現れますが、その中でもいつも喧嘩してばかりのまどかと恋に発展していきます。
吉山まどか(吉田羊)
吉山法律事務所を構える弁護士。その仕事ぶりは優秀であるが桑野と同じく独身。母親も弁護士で地元長野で事務所を持っているが、過去の確執から音信不通になっていました。
桑野とは、桑野がネットでの誹謗中傷について相談にきたことから知り合います。いつも口論ばかりする2人ですが段々と距離を縮めていきます。
岡野有希江(稲森いずみ)
「BROWN CLOVER」というカフェの雇われ店長だったが、店の権利の譲渡を受け「purute」をオープンする。
桑野とは、まどかが有希江の離婚調停裁判を担当していたことがきっかけで出会います。いつもの物腰穏やかな有希江は桑野の話も優しく受け止めることが多く、桑野の方も有希江には優しく、カフェも足しげく通う常連になります
村上英治(塚本高史)
前作では桑野の部下だったが、現在は共同経営者。
桑野の性格を理解し、時には喧嘩しながらも仕事に関しては桑野を尊敬している。
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*この記事の情報は2021年6月29日現在のものとなります。
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