【医龍】あらすじ・相関図・キャスト・ネタバレまとめ

スポンサーリンク
医療

医龍 とは

「医龍」とはフジテレビ系で2016年の4月13日から同年の6月29日の間、放送されていたドラマになります。

毎週木曜日の22時から22時54分の時間帯で放送されていた、いわゆる木曜劇場枠のドラマで、主演は坂口憲二が演じています。

内容は、教授を頂点とする大学病院の権威主義と戦いながら、患者に向かっていく天才外科医・朝田龍太郎が「チームドラゴン」に優秀なメンバーを集め、拡張型心筋症に対する左室形成術の一術式である”バチスタ手術”の成功に向けて戦う・・・といった流れのものになります。基本的には原作に忠実なストーリーとなっていますが、一部設定の変更などがなされており、ストーリーはドラマが放送開始するまでに連載された原作第11巻までの内容が基となっています。

スポンサーリンク

「医龍」各話のあらすじとネタバレ

【医龍】第1話「神の手を持つ男」

かつて難民キャンプで世界最高レベルの救命医療チームを指揮した天才外科医・朝田龍太郎(坂口憲二)。

今は医師を離れ、破滅的な生活を送っていた彼の元に、明真大学付属病院胸部心臓外科助教授・加藤晶(稲森いずみ)が訪れる。

次期教授の座を狙う彼女は教授選の武器となる論文のため、大学病院で最高峰の技術を要する心臓手術をしてみないかと持ちかける。

龍太郎はその手術の名を聞いて・・・。

*FODより引用
医龍 Team Medical Dragon #1 神の手を持つ男 | フジテレビの人気ドラマ・アニメ・映画が見放題<FOD> (fujitv.co.jp)

今回は一定層に根強い人気があります医療モノドラマ。その中の代表作ともいえる作品の一つ、医龍Team Medical Dragonを紹介していきたいと思います。

主人公の朝田龍太郎はかつて難民キャンプで、世界レベルの救命医療チーム「チーム・メディカル・ドラゴン Team Medical Dragon」のリーダーだった男。

抜群の腕を持つ天才外科医です。坂口憲二さん演じる朝田龍太郎がクールでかっこいいですね。そして舞台は腐敗した大学病院。権力との戦いに加え、医療モノでは人の命が関わるという、重いテーマが魅力ですね。

【医龍】第2話「神の手と悪魔の薬」

当直を務めていた朝田(坂口憲二)と伊集院(小池徹平)は、女性の激しいうめき声を聞き病室へ行く。

その患者・佐々木文子(加藤治子)は末期の肺癌患者で、抗癌剤のせいだという。その抗癌剤は、製薬会社が開発中の新薬の薬効データを収集するために利用しているらしい。

それを聞いた朝田は担当医に抗癌剤投与の中止を進言する。一方、国籍不明の外国人が交通事故で運ばれ・・・。

*FODより引用
医龍 Team Medical Dragon #2 神の手と悪魔の薬 | フジテレビの人気ドラマ・アニメ・映画が見放題<FOD> (fujitv.co.jp) 

今回は開発中の新薬である抗癌剤が問題となりました。

現代医療でも効果が確約されていない薬を患者に提供することがありますが、現実の製薬会社は真っ当に患者のことを考えて開発してくれていると願うほかないですね。 

患者は効果が不明確なものでも希望にすがってしまうものですから。その心理を利用するのは許せません。それにしても肺癌というのは致死率の高い病気なのでしょうか。

朝田が正しい判断をもち、患者の命を救ってくれてよかったですね。

【医龍】第3話「娘の心臓を守れ」

当直中の朝田龍太郎(坂口憲二)や伊集院登(小池徹平)のもとに、不整脈を起こして倒れた少年が運ばれてくる。

処置は無事に済むが、さらにそこへ2人の患者が不整脈で運ばれてきた。

一晩に3人も不整脈の患者が運ばれてきたことを不審に思った朝田が調べると、いずれも明真大学付属病院及び、系列病院で使われている同じ会社のペースメーカーを埋め込んでいることがわかる。

*FODより引用
医龍 Team Medical Dragon #3 娘の心臓を守れ | フジテレビの人気ドラマ・アニメ・映画が見放題<FOD> (fujitv.co.jp)

今回は心臓病、ではなく感染症で患者さんが亡くなってしまいました。

患者の家族に土下座する藤吉圭介が痛ましかったですね。病気を治すために病院に入院したのに、入院したせいで感染症にかかるというのは解せないでしょうね。

そしてエピソードのメインは藤吉の娘。亡くなった患者と同じく、心臓に疾患を抱えていました。医者が父親だと娘は心強いでしょうね

心置きなく手術も任せられそうです。父親からすれば気が気ではないかもしれませんが。

【医龍】第4話「教授が患者を殺す」

当直中の朝田龍太郎(坂口憲二)や伊集院登(小池徹平)のもとに、不整脈を起こして倒れた少年が運ばれてくる。

処置は無事に済むが、さらにそこへ2人の患者が不整脈で運ばれてきた。

一晩に3人も不整脈の患者が運ばれてきたことを不審に思った朝田が調べると、いずれも明真大学付属病院及び、系列病院で使われている同じ会社のペースメーカーを埋め込んでいることがわかる。

*FODより引用
医龍 Team Medical Dragon #4 教授が患者を殺す | フジテレビの人気ドラマ・アニメ・映画が見放題<FOD> (fujitv.co.jp)

今回も朝田と伊集院の当直中に事件が起こります。二人はいつも当直しているのでしょうか。

そして事件の中心となるのはある会社のペースメーカーです。心臓に異物を埋め込むというだけでも怖いですが、それによって一度でも不整脈が起こってしまうと、今後ペースメーカーを使うのが怖くなりますね。

医療器具を扱う会社には人の命を預かっているという自覚と責任感を持ってほしいものです。その気持ちを朝田が代弁してくれたようなラストがよかったです。

【医龍】第5話「バチスタ手術開始」

朝田龍太郎(坂口憲二)は、加藤晶(稲森いずみ)からバチスタ手術の患者の候補が決まったと告げられる。

ひとりは16歳の女子高生・村野里奈(東海林愛美)、もうひとりは55歳の主婦・奈良橋文代(江波杏子)。差し迫って手術が必要なのは文代なのだが、加藤は成功率の高い女子高生を選ぼうとする。

しかし文代は、かつて明真大学付属病院で看護師長を務めていた人物だった。

*FODより引用
医龍 Team Medical Dragon #5 バチスタ手術開始 | フジテレビの人気ドラマ・アニメ・映画が見放題<FOD> (fujitv.co.jp)

まず、バチスタ手術とは、心室の後側壁の一部を両乳頭筋の間で切除することにより左室容積を縮小する術式です。つまり心臓に直接メスを入れるわけですね。考えただけでも心臓が縮みそうです。

そしてその患者候補が二人いるというのが問題なのでした。成功率をとるか、必要性を選ぶか、本当はどちらを優先すべきなのか、難しいところですね。

今回も権力を振りかざして他人を顧みない行動をする悪役を朝田が一刀両断していて、みていて気持ちよかったです。

【医龍】第6話「バチスタ手術急転」

朝田龍太郎(坂口憲二)たちによるバチスタ手術が始まった。

人工心肺の装着が完了し、第一助手の加藤晶(稲森いずみ)は心停止液の注入を指示するが、朝田は心臓を止めずに手術すると宣言。

見学室から見つめる医師たちは、なぜそんな危険を伴う方法を取るのかと騒然となる。そしていよいよ変性部位の特定へ。ここで患者の心臓に手を当てたまま朝田の動きが止まった・・・。

*FODより引用
医龍 Team Medical Dragon #6 バチスタ手術急転 | フジテレビの人気ドラマ・アニメ・映画が見放題<FOD> (fujitv.co.jp)

今回は緊迫感あふれる手術シーンが長かったですね。思わず息を止めて見守ってしまいました。

そして朝田の神の手が発揮されましたね。なんと心停止液を注入せず、心臓を動かしたまま手術を開始するというのですから、驚きです。

専門知識がないので実際どれだけ非常識な方法なのかわかりませんが、メスを入れている時に心臓が動くと切ってはいけない部分を切ってしまいそうな気がしますよね。

 しかしそんな心配も必要なく、無事手術を成功させた朝田は流石でした。

【医龍】第7話「絶対許せない男」

朝田龍太郎(坂口憲二)や加藤晶(稲森いずみ)たちのチームによるバチスタ手術は成功。

だが、翌日の新聞の紙面を飾ったのは霧島軍司(北村一輝)が北日本大学でアメリカとドイツの名医を助手にバチスタ手術を成功させたという記事だった。

医局では朝田もバチスタチームももう終わりだと噂され、そんな中加藤は、里原ミキ(水川あさみ)と霧島とのある関係について聞かされ・・・。

*FODより引用
医龍 Team Medical Dragon #7 絶対許せない男 | フジテレビの人気ドラマ・アニメ・映画が見放題<FOD> (fujitv.co.jp)

さて今回は前回のバチスタ手術の成功という素晴らしい功績を霧島軍司に横取りされてしまいました。

霧島を演じるのは北村一輝さんですが、彼はあくどい役が似合いますね(笑)。それにしても、霧島はもしバチスタ手術の依頼が来たらどうするのかと思いますよね。

できるかわからないのに承諾するのか、何かと理由をつけて断るのか、それとも朝田にやらせればいいとでも思っているのでしょうか。

そしてここにきてなんだか人間関係がごちゃごちゃしてきたような感じですね。次回以降どうなって行くのか楽しみです。

【医龍】第8話「奇跡を起こす医師」

朝田龍太郎(坂口憲二)はバチスタチームに加える臨床工学士と会うためにホテルに出向き、そこで霧島軍司(北村一輝)と偶然再会する。

その頃明真大学付属病院では、バチスタ手術を巡る失態で加藤晶(稲森いずみ)が野口教授(岸部一徳)から次期教授に指名されないという噂が流れる。

伊集院登(小池徹平)は荒瀬門次(阿部サダヲ)がバチスタチームに加わることに反対して・・・。

*フジテレビより引用
ストーリー・第8話『美のカリスマ編』 | コンフィデンスマンJP – フジテレビ (fujitv.co.jp)

明真大学附属病院には大人しくしていてほしいものですが、そうはいきませんね。

加藤が次期教授に指名されないとのうわさが流れましたが、噂が出るからにはそれなりの原因となる出来事がありそうです。おそらく、というかほぼ確実に加藤に非のない理由なのでしょうが。

そして阿部サダヲさん、どの作品でも存在感と演技が抜群で好きなんですが、今回はヘアスタイルの主張が激しいですね。

伊集院にはバチスタチームへの加入を反対されてしまいましたが、彼には活躍していただきたいです。

【医龍】第9話「バチスタ手術断念」

朝田龍太郎(坂口憲二)たちのチームによる第2回バチスタ手術が始まった。

加藤晶(稲森いずみ)は、野口教授(岸部一徳)が霧島軍司(北村一輝)を次期教授候補に推薦したことで、教授選に立候補すらできなくなるのでは、と噂される。

荒瀬門次(阿部サダヲ)が加わったバチスタチームは、スムーズに手術を進行。そんな各メンバーの姿を見て、加藤はある決心をする。

*フジテレビより引用
医龍 Team Medical Dragon #9 バチスタ手術断念 | フジテレビの人気ドラマ・アニメ・映画が見放題<FOD> (fujitv.co.jp

阿部サダヲさん演じる荒瀬が無事バチスタチームに加わることができてよかったですね。

吸入麻酔を故意に吸い込むという危ないクセを持ってはいますが、高額な報酬で雇われる麻酔のプロですから、活躍間違いなしです。

そして新たなメンバーが加わり手術の進行はますますスムーズに。まさに最強チームと相成りましたね。

そんな順調なようすのチームを他所に、加藤の次期教授候補問題は相変わらず雲行きが怪しいままでしたね。次回がいよいよ最終回ですが、どのようなラストを迎えるのか注目です。

【医龍】第10話「この命は必ず守る」

朝田龍太郎(坂口憲二)たちのもとに3人目のバチスタ患者として連れてこられたのは、生後9カ月の子供。

朝田でさえも手術が困難な状態で、医局内では今度こそバチスタチームは解散だろうと噂される。

一方、鬼頭教授(夏木マリ)が提出した教授選の改革案について、臨時教授会が開かれることに・・・

*FODより引用
医龍 Team Medical Dragon #10 この命は必ず守る | フジテレビの人気ドラマ・アニメ・映画が見放題<FOD> (fujitv.co.jp)

最終回のバチスタ手術はまさに最後を飾るのに相応しい、生後九か月という小さな命を救う高難易度のバチスタ手術でした。

それに加え霧島が転落事故で運ばれてくるという非常事態。彼は朝田でないと助けられないほど重症でした。朝田はもちろん霧島のことも助けるわけですが、患者がどんな人間でも助けるというのが医者の鏡という感じがしましたね。

赤ちゃんのバチスタ手術も霧島の手術も無事成功し、ハッピーエンドで最終回が迎えられてよかったです。非常に見ごたえのある作品でした。

【医龍】第11話「最後のカード!!新バチスタ手術」

【医龍】人物相関図

【医龍】の登場人物&キャスト紹介

朝田龍太郎(演:坂口憲二)

かつては医療支援NGOで「医龍」と呼ばれた医療チームを率いていた、天才的な腕を持つ心臓外科医。

人の命を救うためなら手段を選ばず、規則やルールを破ることもある。

また、政治的な手腕についても非常に高いセンスを持ち、奇策を用いて加藤の危機を救い野口を出し抜く程。

加藤晶(演:稲森いずみ)

明真大学助教授にして、明真大学付属病院胸部心臓外科医。朝田が来るまでの胸部心臓外科のエース。自分の野心(バチスタ手術論文による教授昇進)のために朝田をスカウトする。

出世街道をひたはしり窮地を政治力で乗り切ってきたキャリアウーマンだが、女らしい繊細な面や弱さも持ち合わせ、医師になりたてのころは当時の婦長だった奈良橋に自身の弱さを吐露する場面もあった。

当初はスタッフを信用せず、独りよがりに手術をしていた。

伊集院登(演:小池徹平)

心臓外科の研修医。現在の医局に嫌気がさしながらも、医局内での保身に腐心し、何事も無く過ごしていくことを第一に思うことなかれ主義だった。

医局のやり方に合わない朝田に反発するも、彼の厳しい指導の下で腕を磨いていく。

性格が手伝ってか、繊細な作業を得意とし加藤もその技術を認めている。中盤まではいつもストレスからか胃痛を抱えていて胃薬を常用していた。

霧島軍司(演:北村一輝)

北日本大学心臓外科医北日本大学時代の朝田の先輩。

加藤に対立する教授候補として明真大学に赴任する。政治的手腕に長けており、野口に警戒心を呼び起こさせるほど。かつては北日本大学心臓外科の若手のリーダーであった。

当時朝田も無愛想ながらも霧島に信頼と期待を寄せていたが、一方で霧島は朝田に対して無自覚な嫉妬を抱えていた。

荒瀬門司(演:阿部サダヲ)

明真大学付属病院救急救命部麻酔医で全身管理を司る麻酔のプロ。

明真大学付属病院救急救命部に「手術一回につき100万円」という高額な報酬で雇われている。

吸入麻酔を故意に吸い込み、酩酊状態になって遊ぶ悪癖を持っているが、その仕事ぶりは如何なる患者でも「ゆっくり数えて7つ」で麻酔を効かせ、的確な判断で生体肝移植のドナーの術中死を未然に食い止めるほどの腕前。

『医龍』が今なら無料で見れる!?

\  今なら2週間無料!/

コメント

タイトルとURLをコピーしました