都市伝説の女 とは
『都市伝説の女』とは、テレビ朝日系２０１２年４月１３日から６月８日まで金曜２３時１５分から０時１５分で放送された刑事ドラマシリーズです。
都市伝説を信じてやまない都市伝説オタクの美人女刑・事音無月子（長澤まさみ）主演で、彼女に一目惚れした几帳面すぎる鑑識・勝浦（溝端淳平）を従えて、突飛な推理と珍妙な捜査で数々の難事件を解決していく１話完結型のコメディー・ミステリー。
月子は警視庁代々木警察署から異動。マイペースな性格の上、筋金入り都市伝説オタクで幅広い知識を持つ。
いろいろな事件に都市伝説が関わっているという考えから、表に現れていない不可思議な出来事を証明するため刑事を志望したと話す。
伝説に直面すると「来た」というのが口癖である。
「都市伝説の女」各話のあらすじとネタバレ
第1話「転落死・・・将門首塚の祟り！？」
新番組 都市伝説マニアの刑事・月子（長澤まさみ）の活躍を描く。
東京・大手町で商事会社社員の遺体が発見される。現場の状況から、刑事の丹内（竹中直人）は自殺だと推測。
しかし月子は、遺体の顔が”平将門の首塚”の方を向いていることから、事件には都市伝説が絡んでいるに違いないと捜査を始める。
＊ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000006844/1/
美しすぎる刑事・音無月子（長澤まさみ）が警視庁に着任した日、「ハギノ電工」の社員藤沢昌史の遺体が見つかる。
遺体が見つかった場所はハギノ電工のビルに隣接した路地裏。ビルの屋上には藤沢の靴も揃えられていたため自殺と思われていたが、月子はすぐに都市伝説を疑う。
ビルの屋上から見下ろせることができる”将門の首塚”。ハギノ電工の社員は藤沢の死を”将門の祟り”と噂されていました。
しかし実際はこの将門の祟りを装った殺人事件でした。藤沢はハギノ電工一族の乱脈経営を暴こうとして殺されたのでした。
藤沢の事件を立証したのは、藤沢の服についていたキキョウの花粉。
時期でもないのにキキョウが咲いていたことで、月子はキキョウの狂い咲は将門公のお陰だとやはり都市伝説と関りがある事を立証する。
第2話「女資産家殺人！４００年呪われたダイヤ」
大邸宅で女性の遺体が発見される。
被害者の帯留めを見た月子（長澤まさみ）は、世界的に有名な”呪いのホープダイヤモンド”だと断言。
しかし、丹内（竹中直人）はアリバイのない3兄弟と家政婦を含めた5人の中に犯人がいるとにらむ。納得できない月子は、勝浦（溝端淳平）を巻き込みダイヤを調べ始める。
＊ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000006844/2/
日本人形に囲まれた大邸宅内で、資産家・黒岩福子が後頭部を強打されて死んでいた。家政婦の佐々木松江（山村紅葉）が発見した。都市伝説オタクの刑事月子は「ホープダイヤモンド」の都市伝説が事件に関係していると説く。
ホープダイヤモンドとは、手にしたものに不幸をもたらすと言われる呪いのダイヤ。しかし福子にとって幸福をもたらすダイヤだった。奪われないために偽物のダイヤを帯留めに身につけていた福子。もう一人の家政婦臼井里美（ＭＥＧＵＭＩ）は１５歳も年下の福子の息子、功との仲を福子に責められた里美はとっさに福子を殺害したのだ。
このホープダイヤをはじめに持っていた功の叔父の増沢は盗品と分かっていてダイヤを買い、事故で片目を失ってダイヤを手放した。そのダイヤの元の持ち主は一家心中をしていたと…。丹内（竹中直人）は話す。だんだんと月子の言う”都市伝説”を疑い始める・・・。
第3話「消えた花嫁・・・同じ顔の人に会うと死ぬ！？」
結婚式場から、花嫁の美紀（釈由美子）が突然いなくなる事件が発生。
花嫁の控え室の鏡台の鏡は割れ、微量の血痕が残されていた。月子（長澤まさみ）は、美紀の友人が持っていた写真に美紀とそっくりな人物が写っていたことから、”ドッペルゲンガー”が原因なのではないかとにらみ、捜査を始める。
＊ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000006844/3/
今回のお話は「ドッペルベンガー」のお話。
結婚式直前、花嫁は自分と同じ顔をした黒い涙を流す黒い花嫁を見ます。
その後失踪現場には血痕なども残っていました。捜査中月子は花嫁美紀そっくりの人物を見かけ、気付きます。
花婿は、仕事で帰りも遅く一緒にいても安らげないという美紀の代わりに、顔がそっくりの瞳と出会い付き合うようになりました。
それで新郎と瞳は、ドッペルベンガーの都市伝説を装い殺害し池へ沈めたのでした。池に沈めたはずの遺体が出てこない…。
月子の思い過ごしだったと、謝るように丹内は言いますが、その池と地下でつながっていたもう一つの池で遺体が発見された…。
第4話「高尾山の伝説！！禁断の愛で死んだ教師」
月子（長澤まさみ）と勝浦（溝端淳平）が非番の日に高尾山を散策中、木の枝で首をつって死んでいる男性・大久保（三上市朗）を発見。
近くにいた大久保の息子・順（平松來馬）は、自分の名前などの記憶を失っていた。
月子は高尾山にまつわる”てんぐ”が順の記憶を消したものと思い込み、捜査を開始する。
＊ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000006844/4/
天狗たちが住んでいると言われる高尾山を訪れた月子と勝浦。林の中へ進むとポツンと佇む男の子・順と、木で首を吊って死んでいる男・大久保の姿を発見した。男の子の記憶が無くなっていると分かった月子は「天狗」の仕業だと断言します。
その男の子が入院している病院へ自殺したと思われる男性の妻・千明、元同僚・国枝が現れ子供の事を心配している。大久保は元高校教師で、その当時殺された女子高生と援助交際していたと疑われ、その殺人犯として疑われていた。
しかし女子高生が援助交際していたのを知っていた大久保はただ心配をして何度も何度もしつこく電話をしていただけで、それをストーカーしていたと間違われていたのだ。
彼女たちの将来の為に援助交際の事を警察にも言わなかった。実はこの女子高生と援助交際して、殺した犯人こそ記憶を無くした順を心配して駆けつけていた国枝。
殺人現場を子供に見られ、いつ記憶を取り戻すか心配して病院へ駆けつけていたのだ。天狗はあまりにもひどすぎる現場を見てしまった順君の心を守るために天狗は記憶を奪った…。
第5話「国会の伝説・・・ミニスカ議員は殺人犯！？」
国会議事堂で殺人事件が発生。
副総監の武（伊武雅刀）から、場所が中央塔内部の8階ホールと聞いた月子（長澤まさみ）は、都市伝説が絡んだ事件だと浮足立つ。
また、「自分が殺した」と連絡してきた参議院議員の大楠（山口紗弥加）が、「ドレスを着た女の霊のせい」と主張。月子は霊の存在を実証するべく捜査する。
＊ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000006844/5/
警視庁副総監の武重治が月子と丹内に極秘捜査を依頼してきた。
国会議事堂の中央塔８階にあるホールで新聞記者が刺殺された。月子はすぐに「あの有名な都市伝説の場所ですね」と食いつく。
そこは女の泣き声が聞こえるようになったため「開かずの間」として閉鎖されていると言われる。自首をしてきたという刺殺した容疑者は、国会議員の大楠桜議員。
殺害された新聞記者が握りしめていた布切れが、自分を捨てた母親華岡秋代のものだと分かった大楠桜は、母親をかばって自首したのだった。
しかしそれはすべて華岡秋代を守ろうと秘書の池添幹夫がしたことだった。
都市伝説の国会議事堂と首相官邸の間を結ぶ秘密通路を池添は利用して大楠桜の秘書も殺していた.…。
第6話「東京タワー＆スカイツリーの伝説！テレビ局殺人」
真夜中のテレビ局で男性が殺害された。
現場のモニターで東京タワーとスカイツリーを見た月子（長澤まさみ）は、東京タワーが墓地のあった場所に建てられたことを思い出す。
東京タワーとスカイツリーの都市伝説が事件に関係していると考えた月子は、勝浦（溝端淳平）と共に捜査を開始する。
＊ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000006844/6/
テレビ局の局員・須貝修一が真夜中の局内で殺された。頭部には殴られた痕があるが、凶器も何もかも不明な事ばかり。
さっそく月子が現場を捜索し、修一が無くなっていた現場のテレビのモニターに映った東京タワーと東京スカイツリーを見てまたも都市伝説を疑う。
東京タワーはもともと墓地があったところに建てられたため都内でも有数のミステリースポットと知られていて、墓地に眠る死者の霊に足を引っ張られ、毎年少しずつ傾いているともいわれる…。
「東京タワーの明かりが消えるのを一緒に見たカップルは永遠の幸せを手に入れることができる」が亡くなった夫の口説き文句だったという妻須貝佐代子は何人もの女性と付き合っていたという。
佐代子のことを昔から好きだった弟の須貝博幸は兄のことを許せずとっさに部屋に並んだトロフィーで強打した。
モニタールームに戻った修一はのちに脳挫傷で亡くなった。多少のずれも気になる勝浦は、そのトロフィーの並びのずれで、凶器を発見できた。
第7話「座敷わらしは見た！？離婚夫婦の密室殺人」
ある夜、月子（長澤まさみ）の部屋に座敷童子らしき女の子が出現。
その直後、通り沿いの家に暮らす女性が、家に侵入した男に瓶で頭部を殴られる事件が発生。
現場には、家を守る座敷童子へのお供えに使っていた皿があり、月子は座敷童子が家から去ってしまったために事件が起きたと考える。
＊ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000006844/7/
ある夜突然のラップ音で目を覚ました月子。
目の前になんと「座敷わらし」らしき女の子が立っており、彼女が窓の外を指さした瞬間助けを求める女の悲鳴が聞こえてきた。
月子は家を飛び出し声のした家へ駆けつけると、祥子が頭から血を流して倒れていた。家に押し入ったのは、その家の娘の友達で泊まりに来ていた美夏にストーカーをしていた男だと…。
その家の祖母文江によれば、この家には座敷わらしが存在し家を守ってくれていた。月子は文江に、座敷わらしが石橋家に戻ってもらうようにしますと約束をする。
丹内が犯人と疑って取り調べしていた祥子の夫・学は、祥子が家で酒を飲みすぎて暴れていた事を知っていた。祥子は襲われたのではなく、娘の凛が暴れている母を止めようと誤って一升瓶が頭に当たり倒れてしまったのだった。
意識が戻った母に会いに、凛と文江は深々と月子たちにお礼を言います。座敷わらしも無事石橋家に帰ってきました。
第8話「満月の夜は事件が！！占い師連続殺人」
占い師が連続で襲われる事件が起きる。
全ての事件が満月の夜に起きていることから、月子（長澤まさみ）は”オオカミ男”の仕業だと推測。
自分の名前にもある”月”について、月子は喜々として調べ始める。さらに、唯一命を取り留めた4人目の被害者・美人占い師の千尋の元を訪れる。
＊ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000006844/8/
占い師の合田千尋がベランダから侵入した何者かに襲われた。
これで占い師ばかり襲われる事件は４件目。被害者はすべて千尋の師匠だった。月子は４人をつなぐ接点がそれだけでないことに気付く。
事件はすべて満月の夜に起きている。月子は満月の夜は月の引力が最も強くなるため神経が活性化し、攻撃的感情が高まり殺人や自殺が多いという。
しかしこれは”月の力に惑わされた犯罪”だった。初めの襲われた占い師３人の被害者だった千尋は同棲しているオーナーの戸崎をに暗示をかけ狼男に仕立て上げていた。
千尋は「結局あんなに憎んでいた３人の占い師と同じようなことをしていた…」と落胆する。
そして千尋は警察に連行されようとしていた時、月子へ「１週間以内に死ぬ」と言われてしまう。
第９話「さよなら月子・・・徳川埋蔵金殺人！！」
月子（長澤まさみ）は、占い師から1週間後に死ぬと言われながらもあっけらかんといつも通りの生活を送っていた。
そんな中、男性の撲殺死体が発見され、ダイイングメッセージを見た月子は、徳川埋蔵金に絡んだ事件とにらむ。
その後、月子は被害者が本当に埋蔵金探しをしていたという情報をつかむ。
＊ザテレビジョンより引用
https://thetv.jp/program/0000006844/9/
あなたは１週間以内に死にますと言われた月子。
それから月子はたびたび危ない目に遭うようになる。そんな中、上野の公園で会社員新堀さんの他殺体が見つかった。ダイイングメッセージは「つるか」。
月子は容疑者成田の元へ事情を探りに行くと「真実を話す」と…。成田は事業に失敗し、月子と同じく新堀が徳川の埋蔵金を手にしたと勘違いした新堀を襲っていたのだ。
月子は成田に襲われそうになった時、勝浦が二人の間に立ちふさがり成田の持っていたナイフが勝浦に…。しかし骨折していた腕の添え木にナイフが刺さりピンチから逃れられた。
月子は予想通り埋蔵金の在りかを見つけ出した。しかし副総監にバレてしまい…。
月子はアメリカのＦＢＩとの人事好感研修に推薦され、突如みんなの前から姿を消した…。
アメリカにいる月子に久しぶりにあの春樹から電話。「ニューヨークの下水道には巨大化したワニが住んでいるらしい…」。月子は英語で「都市伝説来たー」と叫んだ。
【都市伝説の女】人物相関
【都市伝説の女】の登場人物＆キャスト紹介
音無月子（演：長澤まさみ）
警視庁捜査一課丹内藩の新人刑事。
警視庁代々木警察署から異動。マイペースな性格の上、筋金入りの都市伝説オタクで幅広い知識を持つ。
都市伝説の中には本物の史実を示す事実があり色々な事件に都市伝説が関わっているという考えから、表に現れていない不可思議な出来事を証明するため刑事を志望した。
主に都市伝説を証明することに重きを置いた捜査をしている。
勝浦洋人（演：溝端淳平）
警視庁鑑識課。
初対面で月子に一目惚れしアプローチするが気にも留めてもらえず、月子の捜査の協力をする。
「散らかっている」「順番が乱れている」などの状態が気になって仕方がない。
とても几帳面な性格の持ち主。また整頓する前の状態を完璧に覚えられるほどの記憶力を持つ。
丹内市生（演：竹中直人）
部下が３人しかいない警視庁捜査一課第七係丹内班主任。
「鬼の丹内」と言われている昔気質の刑事。学生時代は歴史研究部に所属していた。
月子の言動には終始青筋を立て起こっている。
「都市伝説」など全く信じていない丹内だが徐々にその存在を信じ始める。
柴山俊也（演：平山浩行）
警視庁捜査一課第七係丹内班刑事。
丹内に従順で心酔している。
彼が最も嫌っている怪奇現象である座敷わらしが見えてしまい、丹内同様月子の言う都市伝説を信じつつある。
学生時代は山岳部に所属していた。
武重治（演：伊武雅刀）
警視庁副総監。
月子とは互いに「月」ちゃん「武ちゃん」と呼び合う仲で、月子に魅了されている。
月子に極秘捜査を依頼してきたり何かと月子を信頼し頼っている。
徳川の埋蔵金の在りかなども知っているのか…。
正体不明の小栗という男性とともに都市伝説のカギを握る。
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＊こちらの記事の情報は2021年6月19日のものになります。
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