フジテレビ系連続ドラマ「最後から二番目の恋」とは
「最後から二番目の恋」とは、2012年1月からフジテレビ系で木曜劇場の枠で放送されていたれないドラマです。主演は小泉今日子、その相手を中井貴一が務め大人の恋愛ドラマとして話題になりました。
「最後から二番目の恋」のストーリー
ストーリーは、小泉今日子演じる吉野千明は東京でテレビ局のプロデューサーをしているがわけあって鎌倉の古民家で1人暮らしをすることに。千明の隣の家には、自宅兼店舗の「カフェナガクラ」が。そこに中井貴一演じる鎌倉市観光課長の長倉和平、和平の弟でカフェオーナーの真平、和平の妹で引きこもりの万里子、和平の娘のえりなが住んでいました。和平は妻に先立たれ現在は独り身。
千秋は真平と仲良くなり長倉家へ出入りするようになり、長倉家の人たちと次第に打ち解けていきます。和平とはぶつかることが多く反りが合わないようにも見えましたが、次第に惹かれあっていき…。
といった内容で展開していきます。恋模様だけでなく、長倉家が抱える問題や仕事の悩みの解決を通じて人と人の絆が深まっていくようなホームドラマの部分もこのドラマのみどころとなっています。
「最後から二番目の恋」各話のあらすじとネタバレ
第1話「寂しくない大人なんていない」
神奈川・鎌倉を舞台に45歳独身女性と、妻と死別した50歳の男性の恋を描く。テレビ局で働き、仕事一筋で独身の千明(小泉今日子)は老後の不安を感じるようになる。老後ははやりの古民家で過ごしたいと考える千明は、鎌倉へ物件の下見に。そこで、市役所で働く和平(中井貴一)と出会う。
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吉野千秋45歳独身はテレビ局の敏腕プロデューサー。長倉和平50歳独身は鎌倉市観光推進課の課長。恋人もいない千明はクリスマスに同じく独身の女友達2人と女子会。
和平は、職場の飲み会を断り家路につきますが反抗期の娘からは冷たい対応。そんなそれぞれのクリスマスを過ごしていました。
ある日、千明は今人気のある美人脚本家の書いてきた台本に厳しくダメ出しをします。散々待たせたあげく面白くない台本を書いてきたからです。しかし、そのだめだしの最中に気持ちが悪くなり嘔吐し病院へ運ばれてしまいます…。しかし、どこが悪いわけでもなく更年期との診断。
千明はまた、いつの独身女子3人の女子会。体は元気になった千明ですが、病院に運ばれたとき自分に家族がいないことを実感し少し寂しくなっていました。そこで千明じゃ相手がいない女子3人で老後は鎌倉の古民家で一緒に暮らそうと提案。いい物件はすぐなくなるから早速見てくると言い出します。
次の休日、千明は早速鎌倉へ物件探しに出かけます。千明は古民家を散策し、人が住んでいる家でも構わず勝手に写メを撮ります。しかし、最近は私有地を勝手に写真を撮ることが問題になっていました。和平は住民からのそういった苦情を受け、勝手に写真を撮らないように張り紙をしてまわっていました。
そんななか、千明は気に入った物件を発見。張り紙していた不動産家に電話をかけるも繋がりません。そのとき、たまたま隣にカフェを見つけ寄ります。カフェラテを頼み待つ間、千明は友人2人にいい物件があったことを連絡しますが、鎌倉移住を本気にしていなかった2人は移住を断ります。
真平は千明に馴れ馴れしく隣に住みなよ!と言いますが、千明は一緒に住む予定の友達に裏切られたことを言います。
千明は帰り道、海を散策。そこでは和平たちが海岸のゴミ拾いをしていました。千明が「鎌倉っていいところですね、市役所の方なんですか?」と話しかけると、そばに和平がさっき張っていた私有地侵入禁止のポスターに気づきます。すると和平は「苦情があったんですよ。結婚をあきらめた独身の中年女性が人生変わるんじゃいかって鎌倉の古民家にやってきてトラブルを起こすケースが増えているですよ」と発言。ムッとした千明は「中年の独身女性のずいぶん偏見があるんですね」と嫌味を言います。
すると、和平のポケットからエロ本が落ちた。これはさっき和平が、苦情処理の先でばあさんにバレたからもらってくれと押し付けられたものでした。そこで千明の顔をよく見た和平はどこかで千明を見たことのあるような気持ちになり千明に聞きますが、千明は「遭ったことはないと思いますけど?見苦しいですよスケベなおっさんに言い訳」と言い放ち去っていきました。
そんななか、千明は1人で鎌倉へ移住。和平がカフェにいると、千明が引っ越しの挨拶にやってきて2人は再会します。そのとき、たまたま長倉家は嫁に行った和平の妹の典子も買ってきており、勢ぞろいしていました。
千明は典子に誘われてみんなと食事しながら家族を紹介してもらいます。長倉家は、和平のほかには、さきほど紹介した典子、自宅でカフェの経営をしている和平の弟の真平、引きこもりの妹万里子、娘のえりながいます。ちなみに真平と万里子は双子です。和平と千明はここでも嫌味を言い合い痴話げんかをします。
古民家はとっても冷える。寒さに耐えられなくなった千明はコンビニにホッカイロを買いに。戻るとねずみが…。千明の叫び声を聞いた真平がかけつけます。怖がる千明に真平は「怖いなら朝まで一緒にいてあげるよ」と言い、千明は「それってするってこと…?」と戸惑いますが、真平は「千明がしたいならしようよ!」と言い部屋に入ってきました。
というのが第1話でした。鎌倉素敵ですね!古民家素敵だな~ってまずは思いました。そんな古民家に家族みんなで住んでいる長倉家も素敵です。
一匹オオカミのごとく生きてきた千明は、長倉ファミリーと関わりながらどう変わっていくのか楽しみです!
第2話「ひとりって切ないくらい自由」
和平(中井貴一)の弟・真平(坂口憲二)に誘われた千明(小泉今日子)は中途半端なことをしないでと断るが動揺。千明は祥子(渡辺真起子)らにそのことを報告し、あきれられる。後日、何もなかったかのように真平に朝食を誘われた千明は、和平と再会。和平にいい印象がない千明は、和平が話すたびに突っ掛かる。
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千明は、真平に「嫌いなりたくないからバカにしないでね。私とおじいちゃん、おばあちゃんになるまで一緒にいれる?」と聞くと、真平は「それはできない。ボランティアが必要ならいつでも言って」と言い帰っていきました。
ある朝、千明が庭の植物に水をやりをしていると真平が朝ごはんを食べにおいでよと誘いにやってきます。なんで朝かた呼ぶんだと小言を言う和平。えりなは、千明に好きな歌手の話をします。和平も話題に入ってこようとするが「知らないでしょ?」と冷たくいいます。
千明が出社しようと駅に行くと万里子の姿が。万里子は携帯をみて、挙動不審に千明の予定を聞き携帯に入力しています。
出社した和平は、こないだの一条が見合いの話を持ってきていました。その気はないと断りますが、一条は強引に押し付けて帰っていきました。
仕事を切り上げて帰ろうとした千明は忘れ物に気づき引き返します。するとそこには、楽しそうに騒ぐ若手の部下たちの姿が…。なんとなく入りづらい雰囲気を感じてしまう。千明は、ストレス発散と若作りのためにショッピングをして服を買いまくります。買い物を終え、ベンチで休んでいると…バナナを持った謎の男性2人が「ゆうこちゃんだよね?」と話しかけてきます。どうやら出会い系に勝手に使われたようなのです。怖くなった千明は速攻で逃げますが、近くにいた万里子が何やら慌てている様子。
帰り道、千明にあった和平は何かあったのか聞きますが千明は別にと言います。そのとき、典子が万里子がまた引きこもったと慌てて呼びに来ます。その流れでなぜか千明も長倉家に。
万里子は自分で抱えきれないことがると引きこもる性質があり、今回も何かあったような様子。そこに典子の旦那の水谷広行もやってきます。実は、水谷はさきほどの様子を目撃していたので千明が優子では千明だということに驚いている様子。
千明は典子に頼まれて、ドア越しに万里子に話しかけます。そしてなぜだか過去の恋愛について話し始めてしまいます。千明の最後の恋は、年下の男の子。一緒に住もうという話になり暮らしはじめましたが、ある日帰ると「ごめん、無理」と書かれたポストイットが貼っておりもう彼の姿はありませんでした…。千明はこれが人生で最後の恋になっちゃいそうなんだよ…と呟きます。すると、万里子は部屋から出てきましたが、理由は言いませんでした。
千明が家へ帰ろうとすると、和平が忘れ物を届けにおいかけてきました。そして、「どんな終わりでもいいじゃないですか。好きだったんでしょ?ポストイット彼のこと。それに比べて私はだめです。妻に先立たれた男はだめですね…。私は妻との恋が最後なのかよくわからないんですよ。だからあなたが羨ましいです。それにまだ最後かは分からないですよ。」と言いました。
千明が1人でビールを飲んでゴロゴロしていると真平がご飯をつくりにやってきます。真平は、万里子とは心がシンクロしているから、万里子が不安定になったのはいつか俺がいなくなるかもしれないと心配したせいだと思うと言いますが、理由を聞いても答えませんでした。
和平は、夜にこっそりお見合い相手の写真を見ます。すると、そこに職場の部下の大橋がやってきます。そして一条が持ってきたお見合い相手は自分の母だと言い、自分も和平のお見合い相手に立候補すると言い出して!?
一方、真平とご飯を食べている千明は、真平に「まだ生きてる?」と聞いて…。
というところまでが第2話でした!万里子が千明に色々聞いていたのは千明のプロフィールを使いたかったからなんですね!でも、万里子はなんのためにそんなことをしたんでしょう?このあたりはまだよく分かりません。
そして、衝撃の最後。大橋も和平のことが好きだったのでしょうか?親子とお見合いなんてどうなっちゃうのか!?そして千明と真平はどうなるのか次回も目が離せませんね!
第3話「大人の青春を笑うな!」
千明(小泉今日子)は真平(坂口憲二)と一夜を共に過ごす。翌日、「ナガクラ」で和平(中井貴一)と顔を合わせた千明は気まずくなる。そんな中、典子(飯島直子)が夫・広行(浅野和之)を連れて「ナガクラ」を訪れ、なぜか引きこもり始めた万理子(内田有紀)を引きずり出し、引きこもりの原因は千明や広行にあるのではと問う。
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相変わらず部屋から出てこない万里子。
真平と一晩を共にした千明は翌朝も長倉家にやってきて朝から和平と痴話げんか。そこに典子が夫の水谷をひきつれてすごい剣幕でやってきます。典子は、万里子が引きこもったのには千明と水谷が関係していると言います。
実は、万里子は千明の写真を使って出会い系に登録していました。万里子は自分の外見の価値がどれくらいあるのか実験していて、その比べる対象として千明を使ってみたというのです。千明は、その実験面白いと言いますが、典子は怒っています。なぜなら千明に会いにやってきた男性の1人に旦那の水谷がいたからです…。怒った典子は、なんで結婚しないでチャラチャラしている千明なんだとご立腹。それを聞いていた千明も黙ってはいません。
2人は険悪ムードになってしまいます。
出社した和平は大橋に「昨日のことなんだけど…」と話しかけると大橋は「知美でいいです」と言い何だかいつもより笑顔が多く、和平は戸惑ってしまい、一条にお見合いを断りたいと申し出ます。
一方、千明は今回の万里子のやらかした出会い系でのことをネタにし部下に見せみると部下から好評。真平といい感じになった千明はみんなからそのことをつっこんでもらいたくて仕方ないようです。仕事帰り駅では真平が待ってくれていました。2人は仲良く手をつないで帰りました。
しかし真平は1人のひとだけを想うことはしないと言います。和平は、自分で決めたそのルールに囚われなくていいんじゃないか?と言いますが、真平はやんわりと拒否。逆に和平に「もういいんじゃない?もう自分のことを責めずに恋愛したら?」と言います。
翌日、千明の仕事場になぜか和平が菓子折りをもってやってきて「妹とその亭主が迷惑をかけて」と謝罪しました。もう全然気にしていない。むしろ今回の件は全てドラマのネタにさせてもらっとと千明が言うと、和平は強いな~と感心。元気のない和平に理由を聞くと、和平はお見合いの件を打ち明けます。それを聞いた千明は大笑いし、「してみればいいのに。面白いかもしれないのに。何もないより心が動くなにかがあったほうがいいと思う。」と言うと、珍しく素直にうなずきました。
翌朝、和平が自宅前で自転車の空気を入れていると、知美がやってきて「好きになっちゃいました」と告白をして帰っていきました。その後、和平が朝市で買い物をしているとお見合いする予定だった知美の母秀美と会います。秀美は、和平と同じく再婚する気はなかったが恋愛っぽいことをしてみたいなと思ってはしゃいでしまったと言います。すると和平は秀美をご飯誘います。
一方、同じく朝市にきていた千明はその帰り道に真平が女性と腕を組んで歩いているところを目撃しショックを受ける…。
というのが第3話でした。万里子の謎が解けましたね!よくないけど面白いことしますね。そしてそれをネタにする千明もさすが!しかし、千明が彼氏ができるときづいてほしくてウズウズするのは意外でした。
どうして真平が特定の女性だけと付き合うことをしないと決めているのかが気になりますがこのあたりも次回解明されそうですね。
第4話「女が年取るってせつないよね」
真平(坂口憲二)が同級生のみどり(吉田羊)といるところを目撃した千明(小泉今日子)はショックを受ける。一方、和平(中井貴一)は知美(佐津川愛美)の母・秀子(美保純)とカフェに行くが、偶然入ってきた千明と万理子(内田有紀)に目撃され、気まずくなる。そんな中、そのカフェに真平とみどりも現れる。
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電車で帰宅中に真平が他の女性を歩いているのを目撃してしまった千明が呆然としていると、偶然同じ電車に万里子が乗っていました。万里子いわく、さっき真平が一緒に歩いていたのは同級生の畑中みどりだと教えてくれました。
一方、和平は秀美とお洒落なカフェに来ていました。するとそこに真平について話を聞くために一緒に来た千明と万里子がきて2組は鉢合わせてしまいますが、千明たちは2人に気を使い別の席に座りました。
秀美は和平に「時々いいですか?生きたいお店がいっぱいあるので」と言います。
千明と万里子が真平の話を聞いていると、そこに真平とみどりもやってきて…。夜、クリームシチューを作った千明は真平を自宅へ誘います。何も言わない千明に真平は「ありがとう。何も言わないんだね」と言い後ろから千明を抱きしめます。本当は心がモヤモヤしていた千明ですが「悲しいくらい大人だからね…。こちとら」と言いました。
翌朝、千明と駅で会った和平は心配して声をかけますが、千明は分かっていたから大丈夫と言い、昨日の3組の鉢合わせはなかなかファンキーだったと言って笑いましたがまたくだらないことで痴話げんかになり、千明が行ってみたいカフェに今度一緒に行くこと。
和平が会社へいくと、昼休みに一条にすぐに来てくれと電話が。急いでいくと、そこにはなぜか知美も。一条は、「困るな本当に。お見合いを断っておいて片っぽで逢引きするのは仁義に反する」と言います。知美は、なぜ私じゃなくて母なのかと和平にきくと「大橋さん。俺は嬉しいよ。一時的にでも君みたいな子にそう思ってもらえて。ありがとう。でも、君みたいな素敵な女性の相手は私ではない。君は早くにお父さんを失くしているから、俺のことをちょっとよく見えてるのかもしれないれど…。俺なんか全然だめ、大したことないんだよ」と言います。知美は「ありがとうございます。そんな和平さんがますます好きになりました。次のデートは私とお願いします!」と言い先に帰っていきました。
そこに、今度は秀美から電話が!シーラスというカフェに一緒に行きたいと誘われるのです。そのカフェは朝に千明と一緒に行くことを約束した店でした。和平は、そこに店ではなく、今度は私が行きたい店に付き合ってもらえませんかと誤魔化しました。
電話を切ると、和平は医師の門脇に会います。門脇は真平の主治医です。和平が真平の具合を聞くと、先生は「お兄さんは知らないんですね…」と言い…
一方、典子は久々に自宅へ戻っていました。典子がいなくなり困ってると思いきや、旦那と息子はゲームをして盛り上がっていました。典子が怒ると、息子は「くそばばあ」と言い自分の部屋へこもってしまった。典子が「私のこと、もう愛してないわけ?」と聞くと、水谷は「…かも」と答えました。典子はまた部屋を出ていきました。
その頃、いつみのメンバーでの飲み会に美人脚本家栗山はるかが参加。次回のドラマの参考にするため話を聞きたいというのです。おばさんたちの飲み会を馬鹿にする栗山に、あなたもいずれそうなると言うと、栗山は「知りませんでした?だって結婚してますもん私。4歳の子供もいるし」と言い、3人を撃沈させました。
精神的ダメージを受けた千明が家に帰ると、自宅に電気がついていました。真平だと思ってウキウキ家に入ると、そこには典子が正座をして待っていました。「しばらくここにおいてほしい」と涙を流して頼んできました。
千明と典子は2人でお酒を飲んで愚痴を言い合います。典子は、「喧嘩したりイライラするのもそれが家族でそれが人並に幸せな暮らしだと思っていた。一生に一緒に過ごせるひとがいるから駄目なところをさらけ出せるから怠けられるんじゃん。(水谷を)じじいと呼んでいたのだって愛情表現だった。(でもそれが水谷は嫌だった)」と言います。それを聞いた千明は「よく分からない自分が悲しい。でもどっちにしても、女が歳とるのって大変だよ、切なくなるよね」と言い2人で抱きしめ合いながら泣きました。
一方の長倉家では帰宅した真平に和平が話をします。和平は門脇からきちんと検査にいっていないことを聞き、心配していたのです。真平は大丈夫だと誤魔化そうとしますが和平は真平の腕をつかんで…。
というのが第4話でした。真平は何か大きな病気なんでしょうか?ちょっと気になりますね。和平も申告そうな顔だったし…。
悲しいほど大人だという千明の言葉もなんだかズシッと心にきましたね。もっと若かったら怒ったり泣いたりして気持ちをぶつけられたのに、大人になりそれができなくなってしまったということなのでしょうか。和平にはなんでも言える千明も真平には言えないようですね。
そして典子もなんか可哀そうになってしまいました。喧嘩したり、嫌味言い合っててもどこかでそれが家族だと思っているという気持ちよく分かるし、水谷の気持ちも分からあなくないです。でもこのまま終わってしまうのは悲しすぎる…。どうにか仲直りできるといいなぁと思います。
第5話「人生最後の恋って何だろう」
真平(坂口憲二)が定期検査に行かなかったことを知った和平(中井貴一)は激怒。そんな中、典子(飯島直子)が夫の広行(浅野和之)が登録していた出会い系サイトに自分も登録すると言い始める。和平は反対するが、典子や真平らは正論しか言わない和平につまらないと反発。だが、千明(小泉今日子)は和平の肩を持つ。
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和平と病気のことで言い合いになった真平。和平が「なんで逃げるんだ?」と言うと、真平は「逃げられはしないよ。運命なんだから。やめようと思って。せっかく自分でいつどうなってもいいように覚悟してるのに検査のたびにドキドキして。終わると涙が出るほど安心して次の検査を待つんだ。そうやって後ろ向きな気持ちになるのが嫌なんだ。」と言います。それでも行くべきだと言う和平に真平は「兄貴には分からないよ」と言い部屋を出ていきました。
よく朝、海岸で桜貝を集めるえりなは和平に「お母さんも死ぬとき怖かったのかな?事故だったから怖かったのはほんの少しの時間だけだとね」と言います。和平は「そうだな。」と答えました。えりなは真平のことを心配していたのでした。
翌朝、典子と千明は長倉家に朝ごはんを食べに。また戻って気とのかと和平と揉める典子は、万里子に出会い系のやり方を聞きます。水谷に対抗しようとしていたのです。それを見た和平はやめろと言いますが、そんな和平に典子は「お兄ちゃんは正しいことばかり言うからつまらない」と言います。それを聞いていた千明は「お兄さんの言っていることがすごく真っ当。つまらないけど必要な言葉だと思う。必要な言葉はつまらないんですよ、きっと…」と言います。
その時、千明の電話が鳴ります。栗山が脚本が書けず悩んでいるという連絡が三井から入ったのです。栗山に会った千明は、「子育てをしながら第一線で活躍していると知って正直尊敬した。だから、お願いだから家のことは理由しないで。カッコ悪い。あなたが書かないと何も始まらない。スタッフやキャスト、その家族の人生を背負ってる。あなたの仕事はそれくらいの仕事など。私は意見言ったり文句は言えるけど書けないから先生にお願いするしかないの。お願いします。」と言います。それを聞いた栗山は元気を取り戻しました。それから3時間後、脚本が届きました。スッタフ一同喜んだのもつかの間、それはライバル局の脚本だったのです…。
その脚本を読んだ千明は「面白い。絶対当たるね。私との相性が悪いんだなこれは…」と落ち込みました。
その夜、和平が帰宅していると「偶然ですね~!」と知美がやってきます。そこに、部下の田所がやってきて見合いがあるので日曜日の遠足よろしくお願いしますと言い、知美も頑張りましょうと笑顔で腕を組んできます。
日曜日、千明はいつもの女子会メンバーを鎌倉へよび、「みんなの鎌倉遠足」へ参加。集合場所にいくとそこには旗を持った和平が…。日曜日の遠足とはこのイベントだったのです。この遠足では鎌倉の名所を徒歩で練り歩き名所を巡ります。しかし、昼ご飯の予約が取れていないことが発覚。急遽、カフェナガクラで食事をすることに。千明は、厨房に入り真平を手伝うと、パートの主婦とアルバイトみたいと友人たちはからかいますが似合ってるとちゃかしました。
一方、駅前では典子と万里子が出会い系で出会ったひとと待ち合わせをしていましたがそこに水谷が来て「みっともないマネはやめろ」と言い去っていきました。その後も待ち続けるもやってくるのはイケテない男性ばかり。がっかりした2人が帰ろうとすると…
その夜、和平は真平に「お前の気持ちは分からないでもない。でも検査のことはしっかり考えろよ」と言います。そして、千明といると真平の顔が明るいと言います。真平は「でも恋愛したことないから分からないんだよね~。でも本当に仲がいいっていうのは違うと思うよ。例えば、兄貴と千明みたいに言いたいことをポンポンいうような。ああいうのが仲がいいって言うんじゃない?」と言いました。
隣の家では千明が友人たちと乾杯していました。
というのが第5話でした!みどりも真平の事情を知って付き合っていたのですね。真平はいつか自分が死んだとき、相手に悲しんでほしくないという思いから1人の女性に絞ることをしていなかったということなんですね。妻に先立たれた和平も見ているので余計にそういう考えになっているのかもしれませんね。
そして、和平と千明のような関係を羨ましく思っているんだなと思いました。今のところ2人には何も芽生えていないようですが、いつそういう展開になってくるのかちょっと楽しみです!
第6話「今迄のどんな恋にも似てない」
仕事がうまくいかずイライラが募る千明(小泉今日子)は、偶然会った和平(中井貴一)を誘い、食事へ。二人はお互いに言いたいことを言い、盛り上がるが、家の前で二人に遭遇した真平(坂口憲二)は複雑な気持ちになる。一方、帰宅した千明は、家に来ていた典子(飯島直子)や万理子(内田有紀)から人生相談を受ける。
https://thetv.jp/program/0000006651/6/
ライバル局と脚本家がかぶったあげく、そっちの方が面白く仕上がっていることイラつきを募らせる千明。仕事は早く切り上げスーパーに夜と和平に会います。そこでこの前約束していた「サイラス」というレストランへ行くことに。
千明は老眼でメニューが見えずらそうにしていたので和平はつっこみを入れると、またまた痴話げんかになり、お店からは静かにするように注意されます。和平は千明のものも注文すと言いますが、そういう場合は大概女性にとっては食べたいものとは違うと言い拒否します。しかし、実際に注文したものは千明が食べたいものと全く一緒でした。
その頃、典子は出会い系サイトで会ったフミヤという男性に会っていました。なぜか万里子も一緒です。
ご飯を食べ終えて、帰宅した千明と和平。帰り道もくだらない話で盛り上がります。その様子は見た真平は複雑な気持ちになります。真平は、和平に「2人をみてカチンときた。嫉妬したんだよね。はじめて。これって恋だよね?わるくないね。俺、ちゃんと千明と付き合ってみようかな。振られるかもしれないけどね」と言います。和平は、嬉しそうに「失恋も恋愛のうちだよ。」と言いました。真平は天使を廃業するならやらなきゃならないことがあると外に出ていきました。
一方、千明の家では典子、万里子、えりなと女性陣勢ぞろいで盛り上がっていました。そこで典子は、フミヤのことを相談します。フミヤ芸術の道に進もうとしていましたが母親から反対されておりそのことを典子に相談していましたがいいアドバイスが思いつかず悩んでいました。
するとえりなが、親子でも和平は私のことよく分からないし、自分も和平のことをよく知らないといいます。そこからヒントを得て、千明は「家族だからって無理に分かり合うこともないし、家族だからこうじゃなきゃいけないって思う必要ないよ。お母さんは女性だし、あなたは男性だし感じ方が違っても当たり前。むしろ分かり合えないほうが自然じゃない?」
と、得意の脚色でアドバイス。典子はそれもメモにとりました。
その頃、真平は千明と真剣に恋愛するためにみどりに別れを告げていました。みどりは最後に聞いて欲しいお願いがあるといいます…。
真平は翌朝千明に「俺千明のこと好きみたい。だから天使は廃業することにした。帰ってきたらちゃんと付き合ってくれない?」と告白。千明は正座してありがとうと言いました。そして真平は最後の天使のお勤めをしにいくと出かけていきました。
和平は秀子と前約束した食事に。そこで和平は、前に秀子が行きたいといっていたお店(サイラス)は、違うひとと行く約束をしていたので、秀子に失礼かと思ってと正直に理由を言います。すると秀子は「誠実なひとなんですね」としたうえで、結婚するんじゃないからそういう誠実キャラはキャンセルでと言われてしまいます。
その頃、典子はこの前のアドバイス通り、フミヤへアドバイス。すると、フミヤは「ありがとうございます。典子さんにあってよかった。これからもよろしくお願いします。なにかお礼させてください」と言います。その現場を水谷が目撃し驚いていました。
翌朝、通勤していると知美が和平を待ち伏せ。今度は私の番ですよねと食事に誘います。なんとそこは「サイラス」…。
翌朝、真平がいない中、長倉家でご飯を食べていると、和平が千明に真平の病気の話をしようとします。てっきり千明ももう知っていると思っていた和平でしたが、千明は何もまだ聞いていなかったので驚きます…。
というのが第6話でした。ついに真平は1人の女性と向き合う決意をしました。真平の心境の変化に親代わりとも言える真平はとても嬉しそうな顔していましたね。
でも、和平と千明のほうがお似合いだと個人的には思います!なんだかんだいっても、頼むメニューが自然とかぶっちゃうあたり気が合うな~と思ってみていました。
次回、最後のお勤めから帰った真平と千明の恋がどうなっていくのかますます目が離せないですね!
第7話「恋ってどうすれば良いんだ?」
千明(小泉今日子)は和平(中井貴一)に真平(坂口憲二)の病気を聞こうとするが、和平はためらう。だが、典子(飯島直子)らに説得され、真平には脳に腫瘍があり、幼少期に手術はしたが再発の可能性があると教える。一方、真平は千明が病気のことを知ったと聞いて、「兄貴が話してくれてよかった」と明かす。
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千明は和平から真平の病気の話をききます。真平は11歳のとき、脳に腫瘍が見つかり手術をうけましたが、腫瘍を全部取り除くことができませんでした。そのため、再発の可能性があったのです。しかも再発した場合、助かる可能性が低いと…。真平は自分の病気のことを分かって、いつ自分がいなくなっても困らないように、迷惑をかけないように生きてきました。だから、1人の女性を好きにならないようにしてきたのです。
和平は真平は1人の女性と向き合おうとしたことがとても嬉しかったと言い、千明に「あいつのそばにいてyったください」と言います。千明は「でもそんなのはみんあ一緒ですよね。あなただって明日事故に遭うかもしれないし…二股の親子に刺されるかもしれないし」と言うと、典子が「二股なんてきいてないわよ!変態!」と言いました。そこに真平が「ただいま~!」と元気よく帰ってきました。
真平は、仕事へいく千明を駅まで送ります。千明が「じゃあ恋人ってことでよろしくお願いします!」と言いました。真平は「はじめてだから恋愛関係ってわからなくて、どうしたらいい?」と言うと、千明は「あれ?恋愛ってどうだっけ?」とどっちもどっちな感じになってしまいました。
長倉家では和平の二股疑惑の話題で持ち切り。典子、万里子、えりながチクチクと和平を攻撃します。そこに、なぜか知美が来店。急な仕事で、携帯を鳴らしても出ないので直接迎えにきたのです。感のいい典子は知美が二股の相手の1人であることを感づき、根ほり葉ほり聞きます。和平の家族にお近づきになりたい知美はグイグイいきますが、女性陣は塩対応でした。
その夜、仕事を終えた和平は一人でバーにより、たまたま典子の旦那の水谷に遭遇。一人で飲みたい気分だった和平は拒否しましが酔った水谷がグイグイきます。水谷が「男として終わりたくないんだ~」とくだをまき、和平が手を焼いていました。
一方、典子はフミヤにホテルに呼び出され万里子を連れてウキウキ出かけます。しかし、そこにいたのはフミヤだけではなくフミヤの父も!?フミヤの父は、フミヤが典子にお世話になっているのでお礼がしたいと言います。しかし、フミヤが電話で席を外すと「出会い系ですよね?息子は勘弁してください。歳も違い過ぎるし。あいつ(フミヤ)には同い年の彼女もいるんです。でもあなたの気持ちは分かります。私もそういう気持ちになることがあります。」と言い、泊っているホテルの鍵を差し出しました。典子は「バカにするな!」と怒ってその場を去りました。
ベロベロに酔っぱらった和平が水谷を介抱しているとたまたま千明に会います。水谷を家を送り届けると2人は飲み直すことに。和平は自分の気持ちを吐きます。千明は「恋愛って頑張ってするものじゃないですよね?私たちみたいに長く恋愛から離れていたひとがそうなると、すごくパワー使いじゃないですか?でも私は真平くんのことをもっと知ってみようかなと思います。そのお見合い母と娘のことちゃんと知ってます?ちゃんと知ってからでいいんじゃないですか?」と言い、和平はその場で知美に電話をすることに。
千明が家に帰ると、タオルケットかぶり落ち込む典子が…。千明は笑って「こんなときこそ笑うんだよ!笑い話にするんだよ。そうしないと心に傷が残るでしょ?だってその状況おかしいでしょ?」と言います。すると典子も笑いました。続けて万里子も笑いました。
一方、帰宅した和平は、真平に「俺は50だ。しんどいぞ50は。そのしんどさを味あわないなんて絶対許さないぞ。お前も50まで生きろ」と言います。真平は「わかった。もっと生きる気がしてきた。恋をしたからかな?」と答え2人で笑い合いました。
翌日、和平は知美を誘いデートします。和平からの誘いに喜ぶ知美ですが、出店で買い食いしてると父親に間違われるのでした…。
一方、千明も真平とデートしていました。
というのが第7話でした。ふみやの父親、下衆でしたね…。最低です。でもそんな典子にかけた千明の言葉がとても心に響きました。辛いときほど笑えというのはよく聞きますが。傷にならないようにするっていうのがなんかよかったなぁと思いました。
きちんと相手と向き合うことを決めた千明と和平が、これからどうなっていくのか次回も楽しみです。
第8話「大人のキスは切なくて笑える」
和平(中井貴一)は知美(佐津川愛美)とデート中、親子に間違われる。気にする知美に和平は、自分は気にしていないと言う。一方、真平(坂口憲二)と付き合うことにした千明(小泉今日子)は、真平がたばこが好きではないと思い、禁煙を決意。和平はそんな千明を、「続かなそうだけど頑張って」と応援する。
https://thetv.jp/program/0000006651/8/
千明とデートとしている真平は、カフェのテラス席でお茶をします。真平は千明に「どんな男の人に恋をしてきたわけ?」と聞きますが、いばらの道を歩んできた千明は「それを語るには、この場所とか時間とか飲み物がちょっと…」と答えをはぐらかしました。
一方、知美とデート中の和平は知美に勧められた洋服を購入。またしても店員に父親に間違われるが、そんなことは気にしなくていいと知美に言います。知美は一緒に写メを撮ろうと言い出し、和平の頬にキスをし、その瞬間シャッターを押しました。
その後、知美は亡くなった父親について話し出しました。知美の父は、会社を倒産させ借金を作り、その後体調を崩し亡くなってしまいました。そこから、母と子の2人となった知美は忙しくても何でも話し合ってきたので今でも何でも話さないと落ち着かないというのでした。それを聞いた和平は「素敵な親子じゃない」と言いました。すると知美は「私ってファザコンなのかな?
と和平に聞きました。和平が「別に悪いことじゃない」と答えると知美は「じゃあ和平さんはロリコンになってください」と言ったので和平はジュースを噴き出してしまいました。
一方、真平と海岸を散歩していた千明は桜貝をみつけ「お兄さん桜貝集めてるよね?」と聞きます。真平は「姉さん失くして以来かな?」と答えました。
翌朝、海岸でゴミ拾いをしている和平に千明は「奥さんが集めてたんですってね桜貝。なんかロマンチックでいいですね」と話しかけます。和平は妻がなんで桜貝を集めていたか理由をきけないまま死んでしまったと言います。
千明は真平のために禁煙すると言いますが、和平はどうせ続かないと言いレストランで食事を賭けることになりました。
一方、万里子は千明の夢をみていたようで…。これが恋なのか…?と戸惑っていました。
和平が知美と田所とハワイ風のカフェへランチにいくと、そこにはミニスカートの制服を着た典子が…。しかも、そこには学校が休みだったえりなが男の子と来ていました。典子が彼氏だってよと言うと和平は動揺しました…。
和平が仕事から帰ると、その少年とえりなが家のまでキスをしていました。そしてその少年は「こんばんは」とあいさつをして平然として帰っていき、和平はたちくらみをおこしてしまいました。
典子と万里子が千明の家にいると、そこに千明が帰宅。夢にみて以来千明を意識しだした万里子は、急いで帰ろうとしよろけ誓いに抱きかかられます。すると「今朝ほどは失礼しました」と謎のお礼を言い去っていき、千明と典子はキョトンとしました。家帰った万里子はまたもや自室へこもります。心配した真平と和平が扉越しに話しかけると「今回はいつもとは違うので!」と言いました。
そうしていると、えりながさきほどの少年と電話をしている声が…。「私べたべたするの嫌いなんだよね。チューしたくらいで俺の女よばわりしないで」という話声を聞いた和平はまた立ち眩みをおこしてしいますが、真平が支え「信じよう!」と言いました。
そこに今度は、あの大橋親子がやってきます。ご飯を食べにやってきたのでした。夜はカフェはやってないと和平は言いますが、真平が簡単なものでよければ作りますよと言い招き入れてしまいました。そこに千明と典子も参戦。
流れでお酒を飲もう!ということになります。お酒を飲むといつものにまして面倒になる和平と千明はまたしても痴話げんかを始めますが気が付くと意気投合しています。宴会はやがてお開きになりますが、2人の様子を見ていた秀子は帰り道「私もあんな風に男の人と喧嘩してみたい」と言い、知美は「私もこんど挑んでみようかな」と言いました。
酔っぱらった千明は、禁煙していたはずなのにタバコを吸ってしまいます。禁煙できるかかけをしていた和平は「ごちそうさま!」と言い盛り上がり、そのままソファーで眠ってしまいました。
翌朝、上から起きてきた万里子が千明の寝顔を見ていると、寝ぼけた千明が万里子のキスをします。それを真平は見ていて…
というのが第8話でした。
えーーーーー!万里子は千明が好きだったのか!?とびっくりしました。双子の兄、真平の気持ちとシンクロしたからなのか、なんなのか…。
そして、和平とグダグダ言っているときが一番千明がいきいきしてるなぁと思いました。気づけば意気投合していたり、酔っぱらって一緒に寝ちゃったり。お似合いだと思います!笑
大橋親子はちょっとひいていましたが、2人を羨ましく思う気持ちよく分かります。
そして、えりなには圧巻!いまどきは小学生でもカフェでデートして帰り際キスとかしちゃうのでしょうか。それは、驚いて立ち眩みもしますね!和平パパ、どんまいです…。
第9話「キスは口ほどにものを言う!」
千明(小泉今日子)を意識するようになった万理子(内田有紀)は、偶然千明とキスをしてしまい、ますます意識するようになってしまう。だが、千明はまったく覚えておらず、万理子は複雑な思いを抱えたまま日々を過ごす。そんな中、万理子はライバルである真平(坂口憲二)と本音を語り合うことになる。
https://thetv.jp/program/0000006651/9/
泥酔して長倉家のソファーで一緒に寝てしまった千明。千明は寝ぼけて万里子とキスをしたことを全く覚えていませんが、誰かとキスしたようなかすかな記憶がだけは残っていました。千明は近くに寝ていた和平に酔っぱらってチューしませんでした?と言い和平は動揺します。
千明が家へ戻ると、典子が居間でメールをしていました。出会い系で気の合うひとがいて、一晩中メールをしていたというのです。
万里子は真平に「恋してるみたいです。千明さんに…。ただし性的な興味はないようです…。千明さんそのものに恋をしているようです。悲しいくらい双子ですね…」と打ち明けると真平は「そうだね…」と言いました。そこに千明から電話で呼び出されます。
一方、和平は田所に典子のバイトするカフェに誘われますが二日酔いのため断り、知美と蕎麦を食べます。知美は、昨日の千明との関係に憧れて、喧嘩をふっかけてみますがうまくいかず膨れました。
万里子は千明に頼まれてテレビ局でバイトすることに。「短い間にまると思いましがよろしくお願いします」という万里子に千明は「自分から辞めたいというまでクビにはしないわよ~」と言いました。
和平は、打ち合わせのために典子のバイト先を訪れます。するとちょうどそこに不良グループが入ってきて、そのなかに典子の息子の翔の姿が。典子を見つけた翔は、「みっともねえ恰好。絶対話しかけてくんなよ」と言います。典子は男の子にはそういうとこあるからしょうがないよと言いました。
典子はその少年グループに注文されたものを運びますが、バランスを崩しひっくり返してしまいます。さらには慌てて拭くものをとりにいこうとして転んでしまいます。それを見た少年たちは「おばさんのくせにそんなの着てるからだろ」とバカにします。すると、翔は「うるせえ。お前らの親もそんなもんだろ?」と言い典子を庇い「大丈夫か?」と声を掛けました。
それを見ていた和平は、帰り際「なかなか翔はいいやつじゃないか。旦那のことはさておき、翔のためにも少しは帰ってやれよ。旦那への意地もあるのかもしれないけど無理して出会い系とか(しなくても)いいんじゃないか?俺らも親なんだし。ここんとこ俺ら無理してたからな。とにかくまぁ無理すんな!」と言うと典子は「お兄ちゃんありがとう」と言いました。
しかし、夜に自宅へ典子が帰ると、部屋で女性と裸でいる翔の姿が…。翔は「出てったんじゃねえのかよ!」と典子に本を投げつけます。典子は思わず「ごめん…」とドアを閉めました…。
一方、万里子は台本の中で矛盾する部分を発見し指摘します。確認した千明は「確かに」と言い訂正するように指示。「またネットで叩かれるとこだった~~」と喜び、万里子を抱きしめます。家へ帰った万里子は、仕事で褒められたと嬉しそうに報告。それを聞いた和平と真平も喜びました。
その後、買い出しに行った真平はベンチで1人寂しそう座っている女性を発見。声を掛けるとそれは知美でした。知美は「なんぱですか?いやらしい、最低。気持ち悪い」と言います。真平は「いいかんげんにしろガキのくせに。自分のこと子供っぽくていや大人になりたいって思てるんでしょ?でもそういうひとにかぎって自分のこと好きだったりするよね~。大人っぽくなりたかったらその前髪どうにかすれば~」と言い合いをします。
その頃、千明の家に和平と典子が。さっきのことでショックをうけた典子は、事情を聞いて笑う和平と典子をよそに部屋へひきこもってしまいます。千明は自分にまかせてと言い、典子の部屋へ。典子は「千明みたいな仕事ができてちゃんとしてる女ってさぁ、旦那にも息子にも相手にされない私みたいな女軽蔑してるんじゃないかなって…。」と言います。千明は「まぁお互い偏見はあるよね。同窓会とか行くと主婦のひとたちは旦那とか子供の話しかしなくてお前らもっと面白い話ないのかよとか思うし。でも主婦サイドはさ、私たちをみて自由に楽しそうにやってるけど、結局最後に寂しいのはそっちだろって思ってるわけじゃい。だからお互い様だね。でもさ、そんなこと感じてるのって女だけだよね。結婚してるしてないで、どうしてこんないがみ合わなきゃないんだろうね。私さ、あんたのこと案外好きだよ。全然違うし理解できないこともあるけどね。もし、あなたの中学校や高校のただの女の子だったころに出会ったらすぐに仲良くなっただろうね」と言いました。
千明が居間へ降りると、そこには万里子が。万里子はあらたまった形で「わたし、あの仕事好きです。なのでなんだか隠し事をもったまま仕事するのは心苦しいので…」と言い、千明にキスしたのは私だと打ち明けます。和平は自分じゃなかったのかと安心し笑います。すると万里子はいきなり「千明さんに恋をしてるみたいです。好きです!」と告白。
千明は「嬉しい。男に告白されるよりも嬉しいかも」と返事。万里子は嬉しくて泣き「明日も一生懸命がんばります」と言い帰っていきました。
その一部始終を聞いていた和平は固まり、どういう意味なんだと混乱しますが、千明になだめられまた一緒にお酒を飲みます。再びべろんべろんになった2人は、お互い褒め合い盛り上がりなぜかキスをしてしまいます…。
というのが第9話でした。
いや~~千明、男前でしたね!普通は和平のように動揺すると思いますが、普通に受け入れる千明が人がなんだかかっこよかったです。
そしてそして、なぜだかキスした2人。ふいだったのでびっくりしましたが、なぜかキスしたくなったのはお互い惹かれてるからなのか、お酒のせいなのか。今度はちゃんと記憶に残っているのかが気になります。
真平と知美もなんかありそうで注目ですね!
第10話「大人の未来だって、輝いてる」
千明(小泉今日子)とキスをしたという誤解が無事解けて安心した和平(中井貴一)。だが、万理子(内田有紀)が千明に告白する姿に動揺し、酔っ払って本当に千明とキスをしてしまう。翌日から二人は気まずい雰囲気に。一方、典子(飯島直子)は出会い系で知り合った男性とメールのやりとりを続ける。
https://thetv.jp/program/0000006651/10/
今度は本当にキスしてしまった2人…。翌朝、目覚めた千明がキスを思い出しボーっとしていると、和平は寝言で「冬美…」と呟きます。千明は仕事へいく準備をしなきゃと和平を起こし、「しちゃいましたね…」と言うと和平は家へ帰っていきました。
典子はこの現場を目撃していて、朝食の場でみんなの前で2人がキスしていたことをばらします。動揺する和平に千明は「奥さんと勘違いしてたみたい。何度も冬美って寝言で言ってましたもん」と言います。しかし、和平の亡くなった妻は冬美ではなく、冬美がだれかは和平含め誰も分かりませでした。
その後、和平が出勤し仕事をしていると1人の太ったおばさんが和平のことをよびます。和平はだれか分からずきょとんとしますがその女性は「私よ私!太ったからわからない?
初キッスの相手の冬美よ」と言います。そうです、冬美とは彼女のことだったのでした…。
和平はその後、知美と外回りへ行きますが知美はなんだか期限が悪い…。和平がおそるおそる理由をきくと、知美は和平と千明のように言い合いたいとも文句を言います。
その頃真平は病院へいき検査を受けていました。医師にどうして検査を受ける気になったのかと聞かれると真平は恋人ができたからと言います。
一方、千明は脚本の打ち合わせをしていました。栗山が、話の中で涙を誘うため人が死ぬ設定にしたいと言うと、千明はそういうのは好きじゃないと言います。千明は「ドラマの中で死を扱うとどうしても悲しくなってしまう。わたしはいろんなひとのいろんな気持ちをドラマにしたい。だから恋愛ドラマを作ってるの。恋愛ってなんかおかしいでしょ。恥ずかしいみっともないし人間っぽいじゃない。悲しいけどやっぱおかしいみたいな。私はそういうのが好きなの。だから私は安易にひとを殺さないの」といいます。それを聞いた万里子の目からは自然と涙がこぼれました。
和平は、秀子に呼び出しをうけ会うことに。秀子はなんだか話しにくそうに「私好きなひとができました」と打ち明けます。秀子は長倉と恋愛ごっこをしているうちに、みんなにも綺麗なったと言われるようになり、年下のいいなと思っていた男性に告白されたというのです。秀子は和平のおかげだと言い、嬉しそうに写真を見せました。
千明が誕生日の前祝いをいつもの女子会でしている頃、典子は旦那の水谷に呼び出され
会うことになり和平を仲裁人として連れて会っていました。水谷は典子に帰ってほしいわけではなく離婚を考えていて息子の翔にもすでに話をしていると言います。典子は、「もういい。私いま本気で好きなひとがいるから」と応戦。しかし、水谷は「君が憎いわけじゃないからさ。君が幸せなら嬉しいよ」となぜか嬉しそう。そして「自分も好きなひとができたんだ」と言いだします。それを聞いた典子は出て行ってしまいました。
典子は家に入る前に、和平に「お兄ちゃん…」と悲しそうに言います。和平はよしよしとしと典子の頭をわしゃわしゃし、あったかくして寝ろよと言いました。
翌日、千明46歳のサプライズ誕生日パーティーが開催されます。両親を早くに亡くした長倉家は誕生日パーティーだけは盛大に行いしきたりなのです。そこへ46本ローソクが立てられた真平手作りのケーキが。ローソクは和平の担当なので千明はもっと可愛いローソクがありじゃないかと文句を言います。それに対して和平は「なんではずかしいんですか?誕生日にはお祝いすることが2つあるんです。1つはあなたがこの世にうまれてきたこと。2つ目は今あなたが元気で生きていること。だからもう誕生日を祝う歳じゃないんですとかいうひとがいますけど絶対におかしいんです。むしろ逆で歳をとればとるほどめでたいことなんです。胸はってくださいよ。このローソクの本数はこれまであなたが頑張ってきたあかしなんです。だから10年を太い1本なんてそんなおおざっぱなことできません。それが長倉家の誕生日です。」と言います。千明は目をうるませ、悔しいけど今日のところは負けを認めますと言い、みんなでローソクを消しました。
真平は、千明と和平みたいに言い合えないのは俺の病気のことがあるから?と聞きます。千明は考えないようにはしてるけど全くないとはいえないかなと答えます。真平はそっか…と言い、検査を無事クリアしたことを報告。千明も安心し真平の頭をなでました。
翌朝、和平と千明は電車であいます。和平は千明に知美が自分たちの言い合いを羨ましいちと言っていることを言うと、千明も心配に同じことを言われたと言います。千明は「でもこんな感じで一緒にいたらつかれちゃいますよね」と言い、和平も「20キロくらい痩せちゃう」と言い、これからはお互い控えようということに。すると電車の窓から、真平と知美が言い合っているところをみかけます。2人は目を合わせ「ファンキー…ですね…」と言いました。
というのが第10話でした。今回は和平の誕生日のときに千明に言った言葉が胸にジーンと響きました。誕生日は歳ととるとそんなめでたくないと私もそう思っていました。でも、今健康で生きていることがおめでたいから歳ととればとるほどおめでたいのいうのがいいなぁと思いました。
次回最終回ですが、千明と和平の関係にここから変化があるのか楽しみですね。個人的にはあってほしいなあと期待しています。
最終話「まだ恋は終わらない〜最終回」
千明(小泉今日子)は和平(中井貴一)と顔を合わせると、言い合いばかりしてしまう日々が続いていた。千明の恋人・真平(坂口憲二)はそんな二人の関係をうらやましく思うが、千明の前だとどうしてもぎこちなくなってしまう。一方、離婚話が浮上した典子(飯島直子)と広行(浅野和之)夫婦の関係にも進展がある。
https://thetv.jp/program/0000006651/11/
ある日、帰宅途中で会った千明と和平。千明がロケの交渉時に役所への対応が面倒だと文句を言うと、和平は役所だって大変なんだと反論しますが鎌倉ではロケしませんからと答えます。
しかし後日、ロケで使う予定だった神社での撮影がだめになり万里子の提案で鎌倉で急遽撮影することになってしまいます。こないだの和平との話から鎌倉だけは避けたかった千明ですが、しぶしぶ和平の頭を下げます。すると和平は「鎌倉市民のご依頼とあれば」とテキパキと仲間に指示し撮影交渉をし、無事許可が下りました。
撮影当日、長倉家が総出で見学に。そこで俳優陣が遅れているということで真平と知美が代役で恋人役のカメラテストとすることに。そこでいつものように言い合いする真平と知美を見た千明と真平は「モテ期終了ですね、お互い」と言います。
その夜、千明は真平を、和平は知美をよびだしそれぞれ別れ話をします。知美がうなだれて帰ってると、ベンチに座る真平に会います。知美に気づいた真平が「悪いけど喧嘩する気分じゃないんだよね」と言うと知美は「私も…」と呟き隣に座りました。
千明が家に帰ると、典子が一生懸命服を選んでいました。翌日、市役所に離婚届を出しに行き、その後に出会い系で出会ったひととバーで会う約束をしているというのです。しかし、お互いはじめて会うから友達を連れて行こうという約束なので千明についてきてほしいと頼みます…。
翌日、典子は水谷とともに市役所へ行き離婚届けを提出しました。その後、典子と千明がバーで待っていると、そこにはなぜか水谷と和平が。そうです。出会い系の相手はなんと水谷だったのです…。典子と水谷は仲良く帰宅し久々に激しく乱れました…。残された千明と和平はそのままバーで飲みます。
千明は、真平と別れたことを和平に打ち明けます。千明は「鎌倉へきて先が見えなくて不安で寂しかったときに真平が恋人になってくれると言ってくれてすごく嬉しかったし一緒にいてすごく楽しかった。だからずっとこのままでいいかなと思ったけど、自分のずるさに気づいてしまった。たぶん、素敵な恋人がいるという状況をキープしてしまっていた。本当に最低。そのことを真平と知美をみて自分が嫌になってしまった。」と言います。和平は「真平はなんて?」と聞くと、千明は「失恋も恋愛のうち。失恋させてありがとうって。天使ですよね、あいつは、本物の」と答えました。和平は実は自分も2人を見て全くおなじことを思い、知美にもう2人で会ったりするのはやめようと言い知美に「好きでいることを断られることはおかしい。自分の気持ちは自分で決める
と怒られたと言います。2人は駄目なおじさんとおばさんだと笑いお酒を飲みました。
真平と別れた千明は、長倉家に入り浸ることをやめ自分の家で過ごす時間が増えました。
そんなある日、千明が朝ゴロゴロしていると真平が中庭から千明を呼びます。この日は長倉家恒例のピクニック。それに千明も誘いにやってきたのです。
バーベキューを手伝う千明と和平に典子は「もうおじさんとおばさんでぴったりなんじゃない?
と言います。和平は千明に「いいじゃない?元カレの家族とバーベキューをするなんてファンキー!あなたらしいじゃないですか」と言い、いつもの言い合いに。そこに真平から食べようよ!と声がかかったので続きはまた後ですることに。
寂しくない大人なんていない。人生はいつか終わってしまうことに大人は気づいているから…その終わりは誰とも分かち合えないから。だから楽しいときには思いっきり笑いたい。悲しいときにも思いっきり泣きたい。どちらも大切な時間だから。寂しくない大人なんていない。だからこそ寂しさを埋めるため恋をするのはやめよう。恋がなくたって素敵な人生は絶対にあるはずだ…。月並みな言葉だけど前を向こう。ちゃんと生きていることが一番大事なんだ。そう思う。人生って自分の未来に恋することなのかもしれない。自分の未来に恋していればきっと楽しく生きていける。46歳独身、人生への恋はまだ終わらない。もしこれから誰かと恋をするならばそれを最後の恋だと思うのはやめよう。次の恋は最後から2番目の恋だ。その方がファンキーだ。(千明のナレーション)
今日もいつものように帰宅時に和平と遭遇する千明。いつものようにくだらない言い合いをしながら家路につく。千明が「大体いつもなんで私に突っかかってくるんですか?私のこと嫌いだからですか?」と嫌味を言うと和平は答えに困る。千明は「私は結構好きですけどね!」と言うと和平は「なんでそんなこと、こんな場所でさらっというんですか?」と言いまたいつも痴話げんかが続くのでした…。
というのが最終回でした!結局みんながハッピーな終わりでしたね!個人的には千明と和平がもうちょっとくっついたとこら見たかったですが2人らしい終わり方だったなと思いました。
恋愛だけでなく家族の絆だったり見てて心地のいいドラマだったと思います。
【最後から二番目の恋】の登場人物&キャスト紹介
吉野千明(小泉今日子)
テレビ局に勤務するプロデューサー。仕事のできはよく、姉御肌で部下からの慕われていますが、かなりの毒舌キャラで口が悪いのが難点。仕事へのめり込むあまり、婚期を逃し独り身。独身生活へ寂しさを感じた千明は友人と鎌倉の古民家へ一緒に住む計画をするが土壇場で友人から裏切られ1人で住むことに。
長倉和平(中井貴一)
鎌倉市観光推進課課長で千明の隣人。妻に先立たれ独り身だが自宅でカフェを営む弟の真平、引きこもりの妹万里子、娘のえりなと4人で暮らしている。性格はいたって真面目、理屈っぽいところがある。両親が早く亡くなったこともあり、兄弟の母親役でもあった和平は自分が家族の大黒柱として責任を全うするべく真面目に生きてきたが千明と出会い気持ちをぶつけあっていくうちに惹かれていく。
水谷典子(飯島直子)
長倉家長女で和平の妹。マイペースでなんでもノリに任せててしまう部分があり回りを振り回すタイプ。夫とは熟年離婚をし、長倉家へ出戻り、なぜか千明の家へ転がり込んでくる。
長倉万里子(内田有紀)
長倉家の次女で和平の妹。人見知りで感情を出すのが苦手。そのため仕事も長続きせず、引きこり状態が続いている。弟の真平とは双子で2人は気持ちがシンクロする不思議な現象が。千明との出会いで生活が変わってく。
長倉新平(坂口憲二)
長倉家の次男で和平の弟。万里子とは双子。自宅で「カフェナガクラ」を営んでいる。イケメンで優しくお客さんからも人気。真平自体も一人の女性だけを愛さないというフェミニスト。そんな真平に千明も最初ひっかかるが、真平は実は深刻な病気を抱えている。
長倉えりな(白本彩奈)
和平の亡き妻との一人娘。性格はクールで大人びているので和平にはたびたび厳しくあたる。その一方、千明と真平のことは慕っている。
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